
ハリネズミ用ケージは、ハリネズミを飼育するためのスペースを確保するための重要なグッズです。 おしゃれな木製タイプや、中の様子がしっかり見えるアクリル製など、さまざまな種類があります。また、掃除がしやすい水槽型や、パーツを分解できるタイプも人気 です。
今回は、ハリネズミ用ケージの選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介 します。ぜひ、愛ハリにぴったりのケージを選ぶ際の参考にしてみてください。
ハリネズミ用ケージの選び方
ハリネズミ用ケージを選ぶ際に重要な4つのポイント を詳しく解説します。
サイズは「60×90cm」がベスト

個体差はありますが、ハリネズミは成長すると体長約14~20cm になります。そのため、成長したハリネズミが快適に過ごせるケージの理想サイズは60×90cm とされています。
トイレや小屋だけでなく、回し車や給水器などを配置するスペースも確保できる広さ を意識しましょう。ハリネズミは網をよじ登ることはほとんどない ため、高さよりも床面積の広さを重視 して選ぶのがポイントです。
金網や水槽など、飼育環境によってタイプを選ぼう
ハリネズミ用ケージには「金網」タイプと「水槽」タイプ の2種類があります。それぞれの特徴を紹介します。
通気性のよい「金網」タイプ

金網タイプは湿気がこもりにくく、通気性が良い ため、特に暑い季節に適している ケージです。さらに、ワイヤー部分に給水器や回し車を取り付けることができる ため、自由にレイアウトを変更できるのも魅力です。
ただし、冬場は冷えやすいため、ヒーターや保温対策をしっかり行うことが重要。また、折りたたんで収納できるタイプもあり、使わないときの省スペース性にも優れています。
温度管理しやすい「水槽」タイプ

ガラスやアクリル製の水槽型ケージは、中の様子が確認しやすいのが最大のメリットです。保温性が高く、寒い季節でも温度管理がしやすい ため、冬場の飼育には適しています。
ただし、暑い季節は熱や湿気がこもりやすいため、クーラーなどで温度管理を行う必要がある 点に注意しましょう。また、ダニ対策のためにも湿気の管理が重要 です。上部が開放されている水槽タイプは、脱走防止のためにカバーをつける ことも検討しましょう。
大きさはレイアウトをイメージして選ぼう

ハリネズミ用ケージはさまざまなサイズが展開されている ため、購入前に回し車や給水器をどのように配置するかをイメージする ことが大切です。
スペースや予算に余裕がある場合は、成長後も考慮して大きめのケージを選ぶと安心 です。ハリネズミが快適に動き回れる広さを確保しましょう。
「安全性」は要チェック!ステンレス製や底に金網がないものを選ぶ
ハリネズミ用ケージは、安全性をしっかり確認して選ぶことが大切 です。それぞれのポイントを詳しく解説します。
噛むことを考慮して「塗装のないもの」や「ステンレス製」を選ぼう

ハリネズミは金網をかじることがある ため、塗装が剥がれると飲み込んでしまう可能性 があります。特に、亜鉛メッキが施されたケージは中毒を引き起こすリスクがある ため、購入時は注意しましょう。
その点、ステンレス製のケージは耐久性が高く、サビにくいため安心して使用できるというメリットがあります。ハリネズミの習性をよく理解したうえで、安全なケージを選びましょう。
ケガを未然に防ぐためにも、底に金網がないものを選ぼう

金網の底はハリネズミの爪や足が引っかかりやすく、ケガの原因になる ことがあります。そのため、底網がないタイプのケージを選ぶのがベスト です。
もし底網付きのケージを購入した場合は、網を外すか、ペットシーツなどを敷いてハリネズミが直接金網に触れないように工夫する と、安全に飼育できます。
アクリル製など掃除しやすいケージが便利

ハリネズミの飼育では掃除のしやすさも重要なポイント です。ガラスやアクリル製のケージは水洗いできるため、掃除が簡単 で、衛生的に保ちやすいのがメリットです。金網タイプでも、パーツを分解できるものなら掃除の手間が軽減 されます。
ただし、木製のケージはフンや尿が付着すると染み込みやすく、水洗いすると乾燥に時間がかかる ため、注意が必要です。掃除のしやすさを考慮して選びましょう。
2階建てタイプは運動する様子が見られてかわいい

2階建てタイプのケージは、ハリネズミが上下に動きながら運動する姿を観察できるため、見ていて楽しい のが魅力です。
また、スペースの確保が難しい場合でも、縦の空間を活用できるため、運動不足を防ぎやすい のもポイントです。ハリネズミの可愛い動きが見たい方や、コンパクトなケージを探している方におすすめ です。
ハリネズミ用ケージのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、以上の選び方のポイントを踏まえて、おすすめのハリネズミ用ケージをランキング形式でご紹介 します。ご自身の飼育環境に合ったケージを選ぶ際の参考にしてください。
1位 マルカン CASA マルチケージ690 MLP-07

詳細情報
- サイズ :ー
- 重量:1kg
- ドア数:1
- 材質:合金鋼
- 原材料:ー
出し入れしやすい出入り口付きで室内の散歩にもおすすめ
正面に扉が付いた大型サイズのハリネズミ用ケージ です。さらに、天面にも扉があるため、回し車や給水器の設置が簡単に行えます。
天面からケージ内に手を入れられる設計なので、パーツを分解せずに掃除できるのも便利 です。十分なスペースが確保されているため、レイアウトを自由に変更でき、ハリネズミが快適に過ごせる環境を作りやすい のも魅力です。
2位 三晃商会 シャトルマルチ R70 C202

詳細情報
- サイズ :71×44×41.5cm
- 重量 :3.7kg
- ドア数 :1
- 材質 :合金鋼
- 原材料:スチール、PP樹脂
使い勝手のよいシンプル設計
軽量・コンパクトでシンプルな設計が魅力のハリネズミ用ケージです。天面には持ち運びしやすい取っ手が付いており、移動もスムーズ。さらに、サイドフックで上部ワイヤーと本体をしっかり固定できる のも特徴です。
飼育グッズのレイアウトも自由に調整できるため、いろいろ試しながら理想の環境を作りたい方にもおすすめ。ベーシックなケージを探している方は、ぜひ検討してみてください。
3位 三晃商会 ルーミィ

詳細情報
- サイズ : 47×27.5×32cm
- 重量 :1.7kg
- ドア数 :1
- 材質 :ポリプロピレン, 合金鋼
- 原材料:スチール PS PP
かわいい隠れ家風ケージ
上下で取り外し可能なお手入れが簡単なプラスチック製ケージ です。回し車や給水ボトルが初期装備されているため、追加で買い足す手間が少なく、すぐに飼育を始められる のが魅力です。
また、ステージの下が隠れ家仕様 になっており、くつろぐハリネズミのかわいい姿を楽しめるのもポイント。おしゃれでかわいいケージを探している方にぴったり のアイテムです。
4位 ジェックス アクリルルーム 510Low

詳細情報
- サイズ :52×43×40.5cm
- 重量 :8.1kg
- ドア数 :1
- 材質 :アクリル
- 原材料:天板・側板・前扉・トレイ・棚板
給水器と遊具がセットになっていておトク
アクリル製で掃除しやすいハリネズミ用ケージ です。透明なデザインで中の様子がよく見えるため、ハリネズミのかわいい姿を写真に収めたい方にもおすすめです。
また、前面には前開きの扉が付いており、お世話やレイアウト変更がしやすい設計になっています。さらに、給水器とぶら下がり遊具がセット になっているため、設置後すぐに使用できるのも便利なポイントです。
5位 ジェックス ハビんぐ グラスハーモニー マルチ600

詳細情報
- サイズ :58×39.2×32cm
- 重量 :4.4kg
- ドア数 :2
- 材質 :ガラス
- 原材料:ガラス、PS、PP、ABS
全面扉が大きく開いてお世話しやすい
全面クリアガラス仕様 で、どの角度からでもハリネズミの様子を確認できるケージ です。前面扉が大きく開く設計 になっており、正面からお世話がしやすい のが特徴。ハリネズミとの距離が縮まり、自然と人に慣れやすい環境を作ることができます。
また、扉を半分閉めて脱走防止対策 も可能。さらに、通気口が2箇所付いているため風通しも良く、快適な環境を維持しやすい のもポイントです。
6位 マルカン マルチプレイス MLP-06

詳細情報
- サイズ :ー
- 重量 :ー
- ドア数 :1
- 材質 :プラスチック
- 原材料:ー
保温性が高くベビーにおすすめ
給水器とエサ皿がセットになった、コスパの良いハリネズミ用ケージ です。保温性が高く、さらにヒーターの設置が可能なので、寒い季節でも快適な環境を作りやすい のが特徴です。
フタがクリア素材 になっており、上からハリネズミの様子を観察しやすい設計 も魅力。ベビー期のハリネズミや、小柄な個体を飼育している方に特におすすめです。
7位 三晃商会 パンテオン ホワイト WH6045

詳細情報
- サイズ :65.5×50.5×19.5cm
- 重量 :13.4kg
- ドア数 :ー
- 材質 :アルミ
- 原材料:ー
ガラスケースで耐久性◎
メタルの支柱で支えられた、組み立て式のガラスケージ です。組み立て式ながらも、スライドパネルを差し込むだけの簡単設計 で、手間がかからずスムーズに設置できます。
また、パッケージをコンパクトにまとめられるため、折りたたんで運びたい方にもおすすめ。さらに、天面にはコード穴付き で、ヒーターなどの設置がしやすく、寒い季節の温度管理にも便利です。
8位 みどり商会 ケースバイケース 60M

詳細情報
- サイズ :60.8×30.5×35.5cm
- 重量 :8.7kg
- ドア数 :ー
- 材質 :ガラス
- 原材料:ー
温度調節しやすくオールシーズン使える
中の様子が見やすい小動物用のガラスケージ です。底面にヒーターを設置できる設計 になっているため、寒い季節でも快適な環境を維持できる のが魅力です。
さらに、側面と背面のガラス部分は網板と入れ替え可能 で、暑さや湿度対策も柔軟に対応 できます。オールシーズン快適に使えるケージを探している方におすすめ です。
9位 はりねずみんみん共和国 オリジナルハリネズミウッドケージ ハリネズミ用

詳細情報
- サイズ :85×33.5×41cm
- 重量 :ー
- ドア数 :ー
- 材質 :木製
- 原材料:ー
組み立て済みが嬉しい木製ハウス
横幅85cmの大型サイズながら、組み立て済みで手間がかからない ハリネズミ用ケージです。木製のナチュラルなデザイン なので、お部屋のインテリアにも馴染みやすい のが魅力です。
さらに、隠れ家スペースや電源コード穴も備えた使いやすい設計で、細かい配慮が行き届いています。価格はやや高めですが、「せっかく飼育するならケージにもこだわりたい」という方におすすめ です。
10位 三晃商会 シャトルマルチ R60 C201

詳細情報
- サイズ :61×36.5×34cm
- 重量 :2.4kg
- ドア数 :1
- 材質 :合金鋼
- 原材料:スチール、PP樹脂
使いやすいシンプル設計
組み立て式のワイヤーケージ「シャトルシリーズ」 です。壁面が床と垂直になっているため、ボトルやホイールなどのレイアウトがしやすい のが特徴。さらに、使わないときはコンパクトに折りたためる ため、収納にも便利です。
ただし、全面格子のため、寒い時期には温度が下がりやすい のが難点。冬場は毛布やカバーでしっかり保温対策をするのがマスト です。
ケージは衣装ケースで代用できる?保温性も高くて安い!

ハリネズミを飼育する際に、衣装ケースをケージとして使用している方も多くいます。衣装ケースは比較的安価でありながら、保温性が高く、汚れた際には丸洗いできるため、ケージとして十分に活用可能 です。
また、サイズや種類が豊富 なため、飼育スペースやハリネズミの成長に合わせて柔軟に買い替えられる のも魅力。ただし、上部のフタを開けっ放しにすると脱走の原因 になり、閉めたままだと湿気がこもりやすい ため、フタをメッシュにするなどの工夫が必要 です。
まとめ
ハリネズミ用ケージには、さまざまな機能や特徴 があります。見た目のデザインだけでなく、飼育に適したサイズや素材をしっかりチェック することが大切です。特に、ハリネズミがかじっても安全な素材 を選ぶと安心して使用できます。
ここまで、掃除しやすいケージやかわいいデザインのもの など、さまざまな種類を紹介しました。ぜひこの記事を参考に、ご自身の環境や飼育スタイルにぴったりのハリネズミ用ケージを見つけてくださいね。