あなたは、クレジットカードを何枚所持していますか?
クレジットカードは複数持ちがお得であることは間違いがありません。ですが、多く持ちすぎても財布がパンパンになり邪魔になります。
今回の記事では、クレジットカードは何枚持ちが便利か?そして複数所持する際の注意点について解説していきます。
クレジットカードの複数持ちのメリット
クレジットカードは何枚まで持てる?
クレジットカードは、1人当たり何枚まで所有することができるのでしょう?
答えは、「クレジットカードの所有数は枚数に上限なし」です。クレジットカードの発行審査に通過すれば、1人当たり何枚でもクレジットカードを持つことができます。
クレジットカードの平均所有枚数は?
では、実際に国内において1人当たり何枚クレジットカードを所有しているのでしょうか?
一般社団法人日本クレジット協会の試算によると、1人当たりおよそ2.8枚所有しているとのことです。
もちろん、全く所有していない方もいるでしょうから、多い方はもっと所持しているのでしょう。作成したけれど、眠っているというカードも多くありそうですね。
クレジットカードの複数持ちはどんなメリットがあるの?
クレジットカードの複数持ちには、どのようなメリットがあるのでしょう?
- カード毎の特典や割引サービスを受けられる
- 店舗(ECサイト)によって国際ブランドを使い分けることができる
- カードが破損しても、代わりのカードがある
- 付帯保険の金額を合算できる
クレジットカードには、ポイントサービスや付帯サービスなど、それぞれに強みがあります。複数枚のカードを所持していれば、店舗毎にお得なカードを選択することができます。
また、訪れた店舗で、利用したい国際ブランド(VISA、JCB、mastercardなど)が対応できない場合に、「カード決済ができない」ということがありますが、カードの複数持ちで国際ブランドを使い分けることができます。
反対にクレジットカード複数持ちのデメリットは?
カードを複数持つことのメリットもあれば、デメリットも忘れてはいけません。
デメリットは以下の通りです。
- ポイントや暗証番号の管理が複雑になる
- 年会費の負担が増える
- 盗難や紛失などのリスクが増える
- 多くのカードを所持して財布がパンパンになる
複数カードを所持することで、カードの数だけポイントサービスが存在することになります。そのため、ポイントが分散して使いづらいということが発生します。
また、暗証番号の管理や盗難のリスクが増すのは当然のことでしょう。今では、ナンバーレスのカードも増えてきましたが、それでも自身で暗証番号の管理は欠かせません。
クレジットカードは2~3枚持ちがオススメ
カード複数持ちのメリット・デメリットを理解したところで、結論「クレジットカードは2~3枚の所持がオススメ」です。
多すぎず少なすぎず、ご自身の管理出来る範囲で、2~3枚所持するのが良いでしょう。
作成できる年齢になったら、最低1枚は早めに持っておこう
クレジットカードを1枚も持っていない現金主義の方もいるでしょう。その場合、上記のように、本来受けられるはずのサービスや特典を受けずに損していると考えられます。さらに、長年カードを作成しなければ、いざクレジットカードを作ろうと思ったときに「信用取引の履歴が一切蓄積されておらず、与信の判断がつきにくい」と判断され、審査に通過しない可能性もあります。ご注意ください。
クレジットカード複数持ちの際の留意点とは?
メインカード、サブカードを使い分けよう
クレジットカードが多い程、使い分けが複雑になってきます。そのため、ご自身のよくつかう“メインカード”と、適所で使い分ける“サブカード”を使い分けましょう。
筆者の場合は、楽天経済圏のサービスを多用するため、メインカードは「楽天カード」としています。そして、実店舗はイオンでお買い物をするため、サブカードは「イオンカード」と使い分けを図っています。
異なる国際ブランドのカードを所持しよう
前述のように、店舗毎に使用可能な国際ブランドが異なる場合があります。コンビニなどは複数の国際ブランドを使用できますが、個人経営の店舗などは、1種類に限られていることも多いです。
そのため、複数の国際ブランドを意識的に所持すると利便性が高まります。
筆者の場合は、楽天カードは「JCB」ブランド。イオンカードは「Visa」ブランドと、使い分けています。
年会費を確認しよう
多くのクレジットカードは年会費無料ですが、“有料”なものや“2年目以降有料”となるものも少なくありません。
カード複数持ちとなると、年会費は極力抑えたいもの。年会費を必ずチェックして、メリットに見合うだけの出費で抑えるようにしましょう。
筆者は楽天カード、イオンカードともに年会費無料となっており、所持するメリットしかありません。
クレジットカードの利用状況をこまめに確認する
クレジットカードを複数持つと、どのカードでどれだけ利用したかを管理するのが複雑になります。結果「自身の考えていたよりも出費が多くなってしまった」ということを避けなければいけません。
各カード会社が、専用アプリやブラウザで利用状況を確認できるサイトを設けていますので、適宜確認するようにしましょう。
また、カード利用から反映までの日数も把握しておくと管理しやすいでしょう。
紛失や盗難に備えよう
クレジットカードの所有枚数が増えるほど、紛失や盗難のリスクが高くなります。カードを複数枚所有する場合は、いっそう紛失や盗難に注意すべきです。
間隔を空けてカードを作成しよう
前述の「信用情報」には支払い記録だけでなく、クレジットカード、カードローンへの申込み情報も記録されます。そのため、短期間でたくさんのクレジットカードを作成していると、「ポイント目当てで作成しているのかも、」「自社のクレジットカードは使ってもらえないだろう」と考えられ、審査に落ちる可能性が高まります。
カード作成は十分な間隔(少なくとも6か月間)を空けて作成しましょう。
メインカードとサブカードの選び方
メインカードの選び方
では、メインカードの選び方を見ていきましょう。
第一に経済圏を意識しよう
今は、様々な店舗がポイントサービス含む“経済圏”を意識してブランディングしています。楽天経済圏、PayPay経済圏、au経済圏、LINE経済圏など多くの経済圏が存在しており、その経済圏を上手に活用するのが重要です。
筆者の場合は、楽天市場、楽天トラベル、楽天銀行、Rakuten Fashion、楽天ブックスといった楽天経済圏を早い頃から利用し始めましたので、「楽天カード」をメインカードとして利用しています。
ポイント還元率の高さ
メインカードは使用する機会が多いので、ポイント還元率の高さを重要視しなければなりません。
一般的に、還元率が1%以上であれば高還元率と言われているので、クレジットカードを選ぶときの基準にすると良いでしょう。
ご自身がよく利用する店舗での利便性
ご自身がよく利用する店舗の国際ブランドを知って、利用しやすいかどうか判断するのも重要です。
もしカードと提携している店舗であれば、「ポイント2倍」などのキャンペーンを開催する場合もあるので、ショッピング利用が多い方は、普段通う店舗をチェックしてみてください。
サブカードの選び方
メインカードとは異なる国際ブランドを選択する
前述の通り、メインカードとサブカードは異なる国際ブランドを選択した方が、お得にカードを利用できます。サブカードを選択する際には、メインカードで選択しなかった国際ブランドを選択しましょう。
年会費が無料
クレジットカードを所持する際には、年会費が有料のカードは1枚までに決めておいた方がお得に利用できます。複数枚、有料カードを持つと、年会費で損をすることになります。
つまり、メインカードを年会費ありにするならば、サブカードは年会費なしを選択しましょう。
付帯保険が充実しているか
旅行系の保険内容が多いですが、他にもショッピング保険、盗難保険、自動車保険などまで充実しているカードなど、多種多様です。ご自身の用途に応じたカードを選択しましょう。
メインカードにない独自の特典がある
ポイント還元率も付帯保険も含めて、サブカードはメインカードの特典で足りない内容を補うことができるものを選択しましょう。利用用途によってポイント還元率がアップするものをサブカードにするのがおすすめです。
メインカードにオススメのクレジットカード
では、筆者がメインカードにオススメしたいクレジットカードを3つ紹介しましょう。
楽天カード
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、JCB、MasterCard、AmericanExpress |
ポイント還元率 | 1% |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
特長 | ・楽天市場での利用で常時ポイント3倍 ・楽天市場で“0と5の付く日”に利用でポイント5倍 ※Rakuten Fashionは楽天市場と同様の取り扱い ・エントリーと楽天市場で月間2万円利用で、 街(ネット以外)でのお買い物がポイント2倍 ・楽天トラベルの利用で常時ポイント2倍 ・楽天ブックスの利用で常時ポイント2倍 |
楽天カードはユーザー数も顧客満足度も№1のクレジットカードです。上記のように、楽天市場だけでなく、Rakuten Fashion、楽天トラベル、楽天ブックスなど楽天経済圏の各ECサイトでもとてもお得になるカードです。
特に楽天市場の定例セール(楽天スーパーセール、楽天お買い物マラソン)では、楽天カード、楽天銀行など楽天ブランドのサービスの利用(SPU)とショップ買い回りを上手に利用すれば、毎回ポイント10倍以上は簡単です。
イオンカード
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、JCB、MasterCard |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントサービス | WAON POINT |
特長 | ・イオン関連店舗ならポイント2倍 ・20日、30日は「お客様感謝デー」で5%オフ ・月間1~2回「イオンカードでおトク」キャンペーンを開催され、 ポイントが10倍(実質5%オフ) ・イオンシネマが割引 ・利用金額が年間100万円以上で、ゴールドカード(年会費無料)の インビテーションが届く |
筆者のように主に郊外に居住する方にとって、実店舗で一番お得なのは「イオン」という方も多いでしょう。イオンカードでは、イオンやマックスバリュ、ダイエーなどで利用すると常時ポイント2倍。さらに20日、30日の「お客様感謝デー」や毎月1~2回開催される「イオンカードでおトク」キャンペーンで、実質5%オフになります。食料品や生活必需品がこの還元率になるというのは嬉しいですね。
三井住友カード(ナンバーレス)
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントサービス | Vポイント |
特長 | ・コンビニ各社(セブンイレブン、ローソンなど)、 マクドナルドでの利用でポイント5%還元 ・家族で三井住友カードを所持すると家族ポイントが付加されて、 さらにポイント+5%還元(最大10%還元) |
三井住友カード(ナンバーレス)は驚異の還元率を誇るクレジットカードです。コンビニ各社とマクドナルドでの利用で最大ポイント10%還元になるのは、他を見回しても(キャンペーン等を除くと)このカード以外ないでしょう。
よくコンビニやマクドナルドを利用する、年齢が若い方にとっては重宝するカードです。
年会費5,500円の支払いに余裕がある方は、国内旅行傷害保険や年間300万円までのお買物安心保険が付いた、三井住友カード ゴールド(ナンバーレス)もオススメです。年会費は、年間100万円以上利用で、翌年以降の年会費が永年無料となります。
【まとめ】クレジットカードはポイントタウン経由で作成しよう
ここまで読んでいただいた結論として、以下のようにまとめます。
- クレジットカードは2~3枚持ちがお得
- メインカードとサブカードに分けて利用しよう
- メインカードはポイント還元率で選択しよう
- メインカードには、楽天カード、イオンカード、三井住友カード(ナンバーレス)がオススメ
- カード複数持ちでは、紛失や盗難、ポイント管理に気を付けよう
- カードを作成する際には、前回作成より6か月以上空けて作成しよう
筆者はこれらのことをオススメします。
最後に、クレジットカードを作成する際には、確実にWeb上で作成するようにしましょう。多くのカードが店頭で作成できますが、せっかくもらえるポイントがもらえず、損をします。
さらにWeb上で、ポイントサイト「ポイントタウン」を経由して作成すると、クレジットカードのキャンペーン特典に加えて、ポイントタウンのポイントまでもらえて、2重にお得にカードを作成できます。
ポイントタウンのWeb上で、クレジットカードの検索方法は2種類あります。
ツールバーからの検索
ポイントタウンのサイトの最上部から、お好きなクレジットカードを検索して作成しましょう。
クレジットカード徹底検索
ポイントタウンの「サービスで貯める」から「クレジットカード検索」を選択します。クレジットカード徹底検索というコンテンツがありますので、そこからランキング形式や様々な条件に絞ってカードを探すことができます。
ポイントタウンの新規登録はここからどうぞ
ポイントタウンは、ポイントサイトの中でも多くのカードでポイント獲得数が上位にありますので、カード作成はポイントタウンを強くオススメします。
これからポイントタウンを新規登録してカード作成する方には、注意点が2つあります。
- 友達紹介バナーを経由して登録する
- 登録後にミッションクリア
ポイントタウンに新規登録者にした方が、「友達紹介経由で新規登録後、登録翌々月末までに100,000pt(5,000円分)以上のポイントを貯める」ミッションを達成すれば、40,000pt(2,000円分)のポイントがもらえる特典があります。
ポイントタウンでは多くのクレジットカードが、ポイントは2ヶ月以内に承認されますので、新規登録後にカード作成をすれば簡単にミッションクリアとなります。
友達紹介経由の登録は至って簡単。下記バナーをクリックして、そのまま登録手続きを進めるだけです。