引越しの見積もりの相場は、世帯人数や時期だけでなく、業者によって費用が変動することがあります。
相場がわからないし、ぼったくられたらどうしよう…。
引越しの見積もりを取る前に、相場を把握して損しないようにしておきたいですよね。
本記事では、引越しを10回経験した筆者が以下の点について解説します。
費用を抑えるだけでなく、引越しでさらに得する「ポイントタウン」についても紹介するので、引越しが決まった方は要チェックですよ!
【世帯・時期別】引越しの見積もりの相場
早速、引越しの見積もり相場を見ていきましょう。まず、料金は時期によって次のように変動します。
- 平均的(通常期):5月~1月
- 料金が高い(繁忙期):2月~4月
入学・就職などの新生活を控えた2月~4月は、単身・家族世帯にかかわらず引越しをする人が増えるため料金が高くなります。
逆に、1月や12月は異動や転勤などのイベントも少なく、引越し料金は比較的安いです。
可能なら、引越し日を1月・12月あたりに調整するのがおすすめだよ。
以下では、世帯別により詳しく相場を解説します。
単身
通常期で都道府県をまたぐ引越しでなければ、ほとんどの場合3万円~4万円で引越しが可能です。
しかし、単身でも繁忙期に長距離の引越しとなると、料金は倍以上になってしまいます。
また、単身者といっても荷物の量は人によって異なるでしょう。荷物が増えると、それだけ料金も高くなります。
- 荷物が少ない:1Rや1Kに住んでいて、段ボール箱10~15箱程度に収まる
- 荷物が多い:1DKや1LDKに住んでいて、段ボール箱16~20箱程度が必要
引越しの時期も距離も同じなのに、荷物の量が違うだけで2万円以上差が出ることも…。
見積もりを取る前に、荷物をできるだけ減らしておきましょう。
通常期(5月~1月)
荷物【少】 | 荷物【多】 | |
---|---|---|
~15km未満(同市区町村内) | 31,600円 | 40,200円 |
~50km未満(同都道府県内) | 34,200円 | 42,200円 |
~200km未満(同一地方内) | 43,800円 | 57,300円 |
~500km未満(近隣地方) | 54,500円 | 75,000円 |
500km以上(遠距離地方) | 65,200円 | 94,700円 |
全平均 | 45,860円 | 61,880円 |
繁忙期(2月~4月)
荷物【少】 | 荷物【多】 | |
---|---|---|
~15km未満(同市区町村内) | 38,600円 | 51,000円 |
~50km未満(同都道府県内) | 45,500円 | 58,400円 |
~200km未満(同一地方内) | 55,800円 | 81,600円 |
~500km未満(近隣地方) | 73,800円 | 105,300円 |
500km以上(遠距離地方) | 84,300円 | 128,900円 |
全平均 | 59,600円 | 85,040円 |
家族
2人以上で引っ越す場合は、単身よりも全体的に相場が高くなります。
家族で引越しをすると、通常期と繁忙期で10万円程度も差が開いてしまう場合がある点は見逃せません。
そんなに差があるの…!?
カップルの場合だと、荷物がそれほど多くないこともあるでしょう。
どちらか1人でも日程の融通が利くなら、引越し当日の対応は1人が行い、準備や荷ほどきは2人で協力するなどして繁忙期を避けるのがおすすめです。
通常期(5月~1月)
2人 | 3人 | 4人 | 5人以上 | |
---|---|---|---|---|
~15km未満(同市区町村内) | 67,400円 | 74,900円 | 86,000円 | 110,700円 |
~50km未満(同都道府県内) | 68,400円 | 84,600円 | 108,900円 | 134,000円 |
~200km未満(同一地方内) | 91,700円 | 102,600円 | 117,500円 | 147,800円 |
~500km未満(近隣地方) | 124,800円 | 154,200円 | 179,900円 | 216,400円 |
500km以上(遠距離地方) | 168,500円 | 208,300円 | 238,300円 | 302,300円 |
全平均 | 104,160円 | 124,920円 | 146,120円 | 182,240円 |
繁忙期(2月~4月)
2人 | 3人 | 4人 | 5人以上 | |
---|---|---|---|---|
~15km未満(同市区町村内) | 78,600円 | 99,300円 | 112,300円 | 126,900円 |
~50km未満(同都道府県内) | 91,800円 | 114,700円 | 144,600円 | 176,900円 |
~200km未満(同一地方内) | 130,100円 | 162,000円 | 188,400円 | 237,700円 |
~500km未満(近隣地方) | 174,500円 | 226,400円 | 249,800円 | 331,700円 |
500km以上(遠距離地方) | 255,300円 | 295,800円 | 326,000円 | 362,900円 |
全平均 | 146,060円 | 179,640円 | 204,220円 | 247,220円 |
引越しの見積もりの内訳
引越しの見積もりはいろいろな項目が書かれているので、中身がよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
引越しの見積もりは、大きく分けて以下の3つから成り立っています。
- 基本運賃
- 実費
- オプションサービス代
基本運賃
基本運賃は、以下の項目で構成されています。
- 引越しの距離
- 荷量
- 作業時間
国土交通省の「標準引越運送約款」にもとづき、各引越し業者が独自に定める料金表から算出しています。
実費
実費は、実際の引越し作業で発生する料金のことです。例えば、以下の費用が含まれています。
- スタッフの人件費
- 車両費
- 段ボールやテープなどの梱包資材費
- ガソリン代や高速道路代などの交通費
段ボールはスーパーに行くと無料で譲ってもらえることがあるし、最近は梱包資材を無料で提供してくれる業者が多いよ!
安く抑えたいなら梱包資材費もよく見ておかなきゃ!
オプションサービス代
オプションサービスは、一般的な引っ越し作業以外に必要な作業があれば追加料金で対応してくれるサービスのことです。
例えば、エアコンの取り外しや設置、ピアノの運搬、耐震グッズの施工などが挙げられます。
引越しの料金を安く抑える5つの方法
引越しは新居の礼金や敷金、新しい家具家電などの購入でただでさえお金がかかります。
そのため、引越し業者に支払う料金を少しでも抑えられると嬉しいですよね。
ここでは、引越しの見積もり料金を安くする方法を5つ解説します。
- 相見積もりを取る
- 単身パックを利用する
- 不用品を処分して荷物を減らす
- 閑散期を狙う
- 利用する便を工夫する
相見積もりを取る
引越し業者を決める際には、相見積もりを取るのがベストです。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを出してもらって料金やサービス内容を比較することだよ。
見積もりを依頼する際「他社は○○円でやってくれるそうなんですが…」と言うだけで、見積もり価格が安くなりやすいです。
しかし、こんな風に思いませんか?
引っ越し業者をピックアップして一社ずつ見積もり依頼するのって大変じゃない…?
こんな方におすすめなのが、引越し見積もりサイト!
名前、現住所と引越し先の住所など簡単な情報を入力するだけで、引越し業者に一括で見積もり依頼ができます。
こちらで無料で利用できる引越し見積もりサイト「DOOR引っ越し見積もり」について解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
単身パックを利用する
単身で引越しをする人におすすめなのが単身パックです。
単身パックとは、サイズの決まった専用のボックスで荷物を運ぶプランのこと。
訪問見積もりが不要なことや作業員が少なく済むことから、通常のプランよりも安く収まる傾向にあります。
ただ、単身パックでは段ボールを無料で支給してもらえないケースがほとんどだから、自分で用意しなくちゃいけないんだよね…。
じゃあ段ボール代によっては高くついちゃうこともあるの…?
そこでぜひチェックしてほしいのが「単身引越しナビ」。
単身パックのように引越し料金が定額で、段ボールが20枚無料でもらえます!
詳細はこちらで解説しているので、確認してみてくださいね。
不用品を処分して荷物を減らす
荷物の量が多いと引越し料金は高くなってしまいます。
そのため、できるだけ不要なものは処分してから新居に向かうのが吉。
引っ越し先での荷ほどきも楽になるよ!
不用品を処分する際は、ポイントタウンを経由するとお得です。
例えば食器なら、ポイントタウンを経由して「バイセル」に売るだけで2,700円分のポイントがもらえちゃいます。
詳細は以下の記事で解説しています。
閑散期を狙う
先ほども少し見たように、時期によって大幅に見積もり価格が変わってしまうのが引越しです。
1月と12月が引越しの閑散期だと言われているので、調整が可能な方はこのあたりを狙うのがおすすめ。
ただし、年末年始は料金が上がる傾向にあるから注意してね!
利用する便を工夫する
引越しにはいくつか便の種類があり、どの便を利用するか考慮するだけでも見積もり料金が変わります。
以下は通常便よりも比較的料金を抑えられる便なので、利用できそうなものはないかチェックしてみましょう。
安くなる便の種類 | おすすめな人 | 便の説明 |
---|---|---|
午後便 | 翌日が休日など引越し作業が遅くなってもかまわない人 | 人気の高い朝を避けて午後に移動する便 |
フリー便 | 引越し時間を気にしない人 | 時間帯を指定しない便 |
混載便 | 荷物の少ない人や単身の人 | 同じ方面に引っ越す他の利用者の荷物を一緒に載せて移動する便 |
帰り便 | 引越しの日程が業者指定でもかまわない人 | 他の利用者の引越しを済ませて出発地へ戻る便。片道の料金だけで済む |
コンテナ便 | 長距離の引越しの人 | コンテナ(箱型の容器)に荷物を積み、貨物列車で駅まで運搬したのちトラックで新居へ向かう |
コンテナ便は対応していない業者もあるから、使いたい人は必ず確認してね。
見積もり価格が相場より安くなる!?おすすめサービス
ここでは、引越しの料金が料金が安くなりやすいうえに見積もりも楽になる便利なサービスを2つご紹介します。
DOOR引越し見積もり
「DOOR引越し見積もり」は、複数社に一括で見積もりができる見積もりサイトです。
効率よくお得に引越し見積もりができることで高評価を得ています。
大手の見積もりサイトではなかなか取り扱いのない赤帽グループも採用。
全国に対応し、幅広いニーズに合った引越しスタイルを提案しているのが特徴です。
DOOR引越しが取り扱う引越し会社はなんと130社以上にのぼります。大手引越し業者から、地域密着型の業者にいたるまで全国の引越しに対応していますよ。
お客様情報を入力すると、おすすめの引越し業者を数件ピックアップしてくれるよ。その中から見積もり依頼する業者を選択すればOK!
価格面だけでなく、多様なサービスから自分にあったものを検討したい方には、DOOR引越し見積もりがおすすめ。
引越し業者の選択もできるので、単身から家族まで、利用者の状況とニーズにあわせて引っ越しサービスを選ぶことができます。
さらに、ポイントタウンを経由してDOOR引越し見積もりを利用すると、650円分のポイントがもらえてお得に。
ポイントタウンについて、詳しくはこちらをご覧ください。
単身引越しナビ
「単身引越しナビ」は、単身で引越しをしたい人と引越し業者をマッチングしてくれるサービスです。
料金は引越しの時期ごとに定額制となっていて、安い時期だと29,480円で引越しが可能!
大手の引越し業者と比べると、最大で67%も安くなります。
そして、段ボールはなんと20枚まで無料で支給。
一人暮らしだと、荷物が多い人でも段ボール20枚あればすべての荷物をつめられることがほとんどだよ。
使い方はカンタン。住所・家財情報・引越し希望日などを入力して、マッチングを待つだけ。
マッチングしたら支払い情報を入力し、正式に申し込みとなります。
ただでさえお得に楽々引越しができる単身引越しナビですが、ポイントタウンを経由すればなんと2,125円分のポイントをもらえます。
実質2,125円割引ってこと!?ラッキー!
ポイントタウンについて、詳しくはこちらをご覧ください。
引越しの見積もりはポイントタウンでお得!
引越しの見積もり料金の相場は、引越し時期や荷物の量で変動します。
今回お伝えした点をおさらいしましょう。
- 1月・12月は料金が安く、2月~4月は料金が高い傾向にある
- 引越しの見積もりは「基本運賃」「実費」「オプションサービス代」で構成されている
- DOOR引越し見積もりや単身引越しナビを使えば見積もり楽々、料金も安くなる可能性がある
さらに、DOOR引越し見積もりや単身引越しナビをポイントタウン経由で利用すれば、ポイントがもらえてとてもお得です。
ポイントタウンは引越しサービス以外にも、ゲームや散歩をするだけでポイントがゲットできるので、引越し後もずっと使えますよ。
お得すぎるポイントタウンの詳細は、以下をご覧ください!