ANAマイルの使い道11選!使い方がわからない人にお得な交換先を紹介

「ANAマイルって何に使えるの?」
「お得にANAマイルを使う方法は?」

ANAマイルを貯めようと考えている人や、ANAをよく利用する人の中には、このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、ANAマイルのおすすめな使い道を全部で11選紹介します。

そのほか、貯め方や注意点も解説しているので、ANAマイルの使い道に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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※本記事の情報は、2024年4月時点のものです。

ANAマイルとは?

引用:ANA公式

ANAマイルとは、ANA(全日本空輸)が運営する「ANAマイレージクラブ」というポイントプログラムで貯まるポイントのことです。ANAマイルはフライトや普段のお買い物など、さまざまな方法で貯められます。

なお、ANAマイルを貯めたり使ったりするには、ANAマイレージクラブへの入会が必須です。ANAマイレージクラブは入会費・年会費が無料で、年齢問わず誰でも入会できますよ。

ANAマイルの使い道は特典航空券への交換がお得

ANAマイルの使い道として、もっともお得なのが特典航空券への交換です。特典航空券とはANAマイルで交換できる航空券のこと。特典航空券との交換に必要なマイル数は、出発地・目的地・搭乗クラス・シーズンによって変動します。

また、ANAの国内線・国際線に加え、スターアライアンス加盟航空会社やエアドロミティといった提携航空会社の航空券とも交換できます。ただし、提携航空会社の航空券に必要な最低マイル数は往復15,000マイルで、片道の利用はできません。

特典航空券の申込みはANAウェブサイトまたは電話から可能です。ウェブサイトの場合は、「ANA国内線/ANA国際線/提携航空会社特典航空券の新規予約・申し込み」のいずれかから、ANAマイレージクラブの会員ページにログインの上、手続きしましょう。

ここからは、ANA国内線・国際線特典航空券への交換についてもう少し詳しく説明します。

ANA国内線特典航空券への交換について

ANAマイルの使い道は特典航空券への交換がお得

ANA国内線特典航空券への交換に必要なマイル数を表にまとめました。

表右の「L・R・H」はシーズンを表しています。(L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン)

0~300マイル区間

対象路線必要マイル数
東京秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪1区間(片道)
L:5,000
R:6,000
H:7,500

2区間(往復)
L:10,000
R:12,000
H:15,000
大阪萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎
名古屋新潟、松山
札幌利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田
仙台小松
福岡対馬、五島福江、宮崎
長崎壱岐、五島福江、対馬
沖縄宮古、石垣
出典:ANA|シーズン・必要マイルチャート

301~800マイル区間

対象路線必要マイル数
下記以外の発着区間

・0~300マイル区間
・801~1,000マイル区間
・1,001~2,000マイル区間
1区間(片道)
L:6,000
R:7,500 
H:9,000

2区間(往復)
L:12,000
R:15,000
H:18,000
出典:ANA|シーズン・必要マイルチャート

801~1,000マイル区間

対象路線必要マイル数
東京沖縄1区間(片道)
L:7,000
R:9,000
H:10,500

2区間(往復)
L:14,000
R:18,000
H:21,000
大阪石垣、宮古
静岡沖縄
名古屋沖縄、宮古
札幌福岡
出典:ANA|シーズン・必要マイルチャート

1,001~2,000マイル区間

対象路線必要マイル数
東京石垣、宮古1区間(片道)
L:8,500
R:10,000
H:11,500

2区間(往復)
L:17,000
R:20,000
H:23,000
名古屋石垣
札幌沖縄
沖縄仙台、新潟
出典:ANA|シーズン・必要マイルチャート

例として、ハイシーズンに東京から沖縄に行く場合を紹介します。マイルの価値は以下の通りです。

  • 発着区間:東京→沖縄
  • 必要なマイル数:10,500マイル
  • 現金購入の場合:55,710円
  • マイルの価値:1マイル=約5.3円

「今週のトクたびマイル」でもっとお得に交換!

今週のトクたびマイル
引用:ANA公式

通常、ANA国内線特典航空券への交換に必要なANAマイル数は、片道で最低5,000マイルです。しかし、「今週のトクたびマイル」を利用すれば、対象路線が片道3,000マイルから交換できます。

「今週のトクたびマイル」とは、対象期間中&対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券が利用できるキャンペーンのこと。詳細は以下のとおりです。

対象搭乗期間毎週木曜日〜翌週の水曜日
対象路線の発表毎週火曜日の12:00
予約・発券期間毎週水曜日〜翌週の火曜日

ANA国際線特典航空券への交換について

ANA国際線特典航空券へ交換する場合に必要なマイル数を表にまとめました。

なお、出発地は日本、座先のアルファベットはシートクラスを表しています。(Y=エコノミー、PY=プレミアムエコノミー、C=ビジネスクラス、F=ファーストクラス)

目的地座席ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
韓国・ロシア1Y12,00015,00018,000
PY設定なし設定なし設定なし
C25,00030,00033,000
F設定なし設定なし設定なし
アジア1Y17,00020,00023,000
PY30,00033,00036,000
C35,00040,00043,000
F設定なし設定なし設定なし
アジア2Y30,00035,00038,000
PY46,00051,00054,000
C55,00060,00063,000
F105,000105,000114,000
ハワイY35,00040,00043,000
PY53,00058,00061,000
C80,00085,00090,000
F120,000       140,000160,000
欧州・ロシア2Y45,00055,00060,000
PY67,00077,00082,000
C110,000115,000120,000
F165,000190,000220,000
オセアニアY37,00045,00050,000
PY54,00062,00067,000
C65,00075,00080,000
F設定なし設定なし設定なし
出典:ANA|シーズン・必要マイルチャート

ANA国際線特典航空券への交換に必要なANAマイル数は、往復で最低12,000マイルです。国際線だと片道の利用はできないので注意してください。

例として、ハイシーズンにエコノミークラスで日本からハワイに行く場合を紹介します。マイルの価値は以下の通りです。

  • 発着区間:日本→ハワイ
  • 必要なマイル数:43,000マイル
  • 現金購入の場合:576,730円
  • マイルの価値:1マイル=約13.4円

ANAマイルの使い道11選

ANAマイルの使い道11選

ANAマイルは特典航空券への交換以外にも、さまざまな使い道があります。ここからは、そんなANAマイルの使い道を11選紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

使い道①国際線の座席のアップグレードに使う

ANAマイルを使って、ANA国際線の座席をアップグレードすることができます。最低限必要なマイル数は片道(1区間)9,000マイル。必要なANAマイル数は片道の距離と搭乗クラスによって異なります。なお、ANA国際線特典航空券と座席アップグレードの併用はできないので注意してください。

座席アップグレードの申込みは、航空券番号が205の数字から始まる場合はANAウェブサイトから、それ以外は電話から可能です。また、申込みは搭乗便出発時刻の24時間前まで受け付けており、空きがない場合は空席待ちすることもできます。

使い道②ANA国際線超過手荷物料金の支払いに使う

ANAマイルは、ANA国際線の超過手荷物料金の支払いに充当することもできます。国際線に持ち込む手荷物は一定量まで無料ですが、決められた量を超えると超過手荷物料金がかかるのです。必要なマイル数は、目的地や荷物がどのぐらい超過しているかによって変動します。

手続き方法はシンプルです。搭乗当日にチェックインカウンターもしくは手荷物カウンターに荷物を預け、ANAカードもしくはANAマイレージクラブカードを提示の上、空港の係員に「超過手荷物料金をマイルで支払いたい」と伝えれば、係員が手続きを進めてくれますよ。

使い道③ANA SKY コインに交換する

ANAマイルはANA SKY コインとも交換できます。ANA SKY コインとは、ANAウェブサイトで航空券や旅行商品の支払いに利用できる電子クーポンのこと。ANA SKY コインは、10コイン単位(10円相当)で利用できます。

基本は1マイル=1コイン相当であり、1マイルからANA SKY コインに交換が可能です。ただし、1万マイル以上で交換する場合は、ANAマイレージクラブの会員ステイタス・所有しているANAカードの種類などに応じて、交換率が1.2倍~1.7倍に変動します。

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2023.06.09

使い道④ツアーやホテルの宿泊代に使う

ANAマイルは、「ANAトラベラーズアクティビティ」が提供する国内・海外のオプショナルツアーの支払いに充当できます。オプショナルツアーに利用する場合は全額マイル決済となり、一部利用はできないので注意してください。

さらに、ANAマイルは国内外のホテル宿泊代に利用することも可能です。世界各国150万軒以上の宿泊施設を予約できる「ANAワールドホテル」や、ANA厳選のホテルを集めた予約サイト「ANAトラベラーズホテル」などで利用できます。どちらも1マイル(1円相当)から利用できますよ。

使い道⑤レンタカー代に使う

ANAマイルは国内外のレンタカー代に利用できます。「ANAワールドレンタカー」では、世界各国のレンタカーを予約する際にマイル決済が可能です。1マイル(1円相当)から利用でき、クレジットカードとマイルの併用もできますよ。

また、ANAマイルをANAデジタルクーポン(電子クーポン)に交換すれば、全国のニッポンレンタカーの支払いに利用することも可能。ANAデジタルクーポンについては後ほど説明するので、そちらも目を通してみてくださいね。

使い道⑥ANA Payで使う

ANA Payとは、ANAマイレージクラブアプリで使える、スマートフォン決済サービスです。ANAマイルを1マイル=1円相当としてチャージすれば、日常の買い物で利用できます。ANA Payが使える店舗は公式サイトの「使えるお店」ページで確認してみてください。

なお、チャージには上限があります。本人確認済みの場合は1日または1回に1万マイルまで、1ヵ月では5万マイルが上限です。ただし、本人確認が済んでいない場合は1日または1回に5,000マイルまで、1ヵ月では3万マイルが上限なので注意しましょう。

使い道⑦ANAショッピング A-styleで使う

ANAショッピング A-styleとは、ANAマイレージクラブの会員であればANAマイルを使って買い物できる、ANAのオンラインショッピングサービス。1マイル(1円相当)から利用でき、ANAマイルと現金またはクレジットカードの併用が可能です。

ANAショッピング A-styleは品揃えも豊富です。旅行グッズやANAオリジナル商品、ファッションや食品なども購入できますよ。利用するには、ANAショッピング A-styleのウェブサイトから会員登録する必要があります。

使い道⑧ANAセレクション特典の商品と交換する

ANAセレクション特典とは、ANAが厳選するおすすめ商品とANAマイルを交換できるサービスです。ANAオリジナル商品・おしゃれ家電・グルメ・ワインなどがありますよ。「ANAマイルをフライトに使う予定がない」「マイルの有効期限が切れそう…」というときにおすすめの使い道です。

ANAウェブサイト「ANAセレクション」から交換可能で、5,000マイルから利用できます。利用するには、ANAショッピング A-styleへの会員登録が必須です。

使い道⑨提携サービスのクーポンと交換する

ANAマイルはクーポンと交換することもできます。クーポンには、ANAグループや提携パートナーでのサービス利用に1,000円単位で利用できる「ANAデジタルクーポン」や、11種類あるコースから好きな商品が選べる「ANAバラエティクーポン」があります。

ANAデジタルクーポンやANAバラエティクーポンと交換すれば、空港免税商品やレストラン、ヘアサロンやリラクゼーション施設などで利用することも可能です。

また、ANAマイルは1,000マイルにつき、1,000円のANA FESTAクーポン(eギフトカード)にも交換できます。ANA FESTAクーポンは全国展開しているANA FESTAのギフトショップとフードショップで利用が可能です。

使い道⑩お取り寄せで使う

ANAマイルを使って国内外の本格料理や食材をお取り寄せすることが可能です。世界各国の本格料理なら「世界のGOHAN」、日本各地の郷土料理や地方の名物なら「日本の美味しいを宅配」サービスで楽しめますよ。

どちらも必要なANAマイル数は商品によって異なり、全額マイル決済にのみ対応しています。「世界のGOHAN」と「日本の美味しいを宅配」の申込みは、ウェブサイト「ANAトラベラーズ アクティビティ」から可能です。

使い道⑪提携ポイントに交換する

ANAマイルをANA提携パートナーの各種ポイントに交換できます。提携パートナーはさまざまで、スターバックス・ヤマダデンキ・楽天ポイント・Tポイントなどが対象です。さらに、PeachAviation(ANAグループの格安航空会社)で利用可能なピーチポイントにも交換できますよ。

基本的に1万マイルごとに1万円分のポイントに交換できるところが多いです。ピーチポイントは500マイルから交換可能ですが、500マイル=450ポイントと交換レートが下がるので注意してください。ポイントへの交換は、ANAウェブサイトの「会員専用機能」からできますよ。

ANAマイルの貯め方

ANAマイルの貯め方

ここまでANAマイルの使い道を紹介してきましたが、ここではANAマイルの貯め方を簡単に紹介します。

①ANAやANA提携の飛行機に乗る
フライト1回ごとに利用区間や運賃に応じて貯まります。

②提携サービスを利用する
ANAが提供するツアー・ホテル・レンタカーの利用額に応じて貯まります。

③ANAカードを利用する
入会キャンペーンや毎年の継続ボーナス、カードの利用などで貯まります。

④提携レストランを予約する
ANA提携レストランは全国約4万店舗もあります。

⑤ふるさと納税に寄付する
ANAマイレージクラブ会員専用の「ANAのふるさと納税」がマイル付与の対象です。

⑥他社ポイントと交換する
ホテル宿泊ポイント・クレジットカードポイント・共通ポイントなどから交換可能です。

他にもANAマイルの貯め方はいくつかありますが、上記は比較的貯めやすい方法なのでぜひ参考にしてみてください。また、お得にANAポイントを貯めたい方はこちらも要チェックですよ。

ANAマイルを使うときは有効期限に注意

ANAマイルの有効期限は付与月から3年後です。所持しているANAマイルの有効期限はANAマイレージクラブの「ご利用実績照会」から確認できます。もし、期限内に使いきれないときは、以下の方法で期限を延長することも可能です。

  • ANA Skyコインに交換する
    ANA Skyコインの有効期限1年分が延長される
  • ダイヤモンドメンバーになる
    マイルの有効期限が延長され、失効しない
  • ANAカードで「都度移行コース」に設定する
    カードポイントの有効期限2年分も合わせて、最長5年まで延長される

ANAマイルを効率よく貯めるならポイントタウンがおすすめ!

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ANAマイルの使い道は特典航空券への交換のみならず、オンラインショッピングでの利用や提携ポイントへの交換などさまざまです。飛行機に乗る機会が少ない方も、ぜひ日常生活で利用してみてくださいね。

また、そんなANAマイルを効率よく貯めるなら、ポイントタウンを活用するのがおすすめです。ポイントタウンではネットショッピングや対象サービスの利用、アンケート回答やゲームで遊ぶだけでも簡単にポイントを獲得できます。

そして、ポイントタウンで貯めたポイントは、手数料無料でANAマイルに交換が可能です。ポイントタウンは、登録料や利用料は一切かからず簡単に始められるので、ぜひ会員登録してみて下さい!

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この記事を書いた人

クロちゃん

Webライター兼編集者。金融系から不動産系、ライフハックまで多様なジャンルの記事を執筆しています。記事をとおして、読む人の暮らしが少しでも明るくなるような情報をお届けできれば幸いです。

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