「お金を貯めたいのに貯まらない」
「同じ収入なのに貯めてる人との差って何だろう?」
上記のようなお金に関する悩みを抱えている人は、多いのではないでしょうか。
お金は生きていく上で大切なものですが、子供の貯金や老後資金、留学や旅行などに使用するためには貯蓄する必要があります。しかし、あまり使っていないのにお金が貯まらない、お金の貯め方が分からないとお金が貯まる仕組みを理解できていない人もいるでしょう。
本記事では、お金が貯まらない人の悪い習慣や特徴、お金の貯め方について解説しています。この記事を読むと、お金が貯まらない要因が分かり、すぐにでも貯められる生活ができるようになります。ぜひ、参考にしてください。
お金が貯まらない人の特徴とは?4つの悪い習慣
お金が貯まらない人の悪い習慣や特徴は、以下の通りです。
- 無駄買いや衝動買いが多い
- 収支を把握できていない
- お金を使う時の判断基準が明確でない
- リボ払いやローンを組んでいる
お金が貯まらない人は、お金の管理やお金をためるための意識が低い傾向にあります。悪い習慣や特徴について、以下で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
無駄買いや衝動買いが多い
お金が貯まらない人は、無駄買いや衝動買いが多い傾向にあります。特にコンビニをよく利用する人は、ペットボトルやお菓子、惣菜などを無駄に購入しがちです。
無駄買いや衝動買いは、どのようなものにお金を使っているか把握しにくく、不必要なものを購入している可能性が高くなります。そのため、支出を把握できず、現金払いにしていない場合は気が付かないうちにクレジットカードの請求が膨らんでいるという事態になりかねないのです。
節約を意識しすぎるのではなく、頑張ったご褒美など目的を持った上で購入するように心がけましょう。
収支を把握できていない
お金を貯められない人の特徴として、収支を把握できていないことが挙げられます。収入は給与明細を確認すれば把握できますが、支出を把握していない場合、お金の出処が分からず、どのように対処してよいかわからなくなります。
お金の収支を把握するためには、レシートやクレジットカードの明細書は処分してはいけません。レシートやクレジットの明細書をノートに貼って保管する、もしくはレシートアプリで管理するのもよいでしょう。
お金を使う時の判断基準が明確でない
お金を使う時の判断基準が明確でない場合も、お金が貯まらない人の特徴といえます。
お金を使う際は、目的を持って使用する場合がほとんどです。しかし、見栄のためやなんとなく外食をするなど目的のない使い方をすると、お金が貯まらない習慣に陥ってしまいます。
一度に使う量が数千円と多くない場合でも、積み重なると数万円〜数十万円かかってしまうこともあるのです。仕事やプライベートの付き合いも大事ですが、必要な場合を除き、極力お金は使わないように心がけましょう。
リボ払いやローンを組んでいる
リボ払いやローンを組んでいる人は、お金が貯まらない傾向にあります。
ローンは、マイホームや車を購入するなど大きな買い物の際に利用することが多い支払い方法です。一方、リボ払いは通常の買い物時にも利用でき、返済額が一定になる支払い方法のことをいいます。
リボ払いの特徴は、以下の通りです。
- 月々の支払いは事前に設定した一定額
- 定額方式と残高スライド方式の2種類が代表的な支払い方法
- 支払い残高の金額で支払う期間や手数料の負担が変わる
- リボ払いの利息の相場は15%
リボ払いは利息が高く、元金を返すよりも利息を返す期間が長いため支払いがなかなか終わりません。そのため、支払いに追われ貯蓄どころではなくなるのです。貯蓄をするためには、リボ払いやローンは極力利用しないようにしましょう。
すでに、リボ払いやローンがある人は貯蓄をするよりも繰り上げ返済などを行い、早急に返済する必要があります。
貯金はどれくらいあればいい?年代別の平均貯金額
貯金はしたいものの、どのくらいの金額を目標に貯めればよいのかわからない人もいます。また、同世代の人にどのくらい貯金があるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、20代・30代・40代の年齢別の平均貯金額を紹介します。
20代はどのくらい貯金してる?
20代の平均貯金額は、以下の通りです。
世帯形態 | 金融資産保有額 | 金融資産保有額 (資産を保有していない人も含む) |
単身世帯 | 307万円 | 176万円 |
2人以上世帯 | 339万円 | 214万円 |
20代の貯金額は、他の年代よりも少ないのが特徴です。しかし、20代はライフイベントにかかる費用が少ない世代なため、貯蓄をしやすい世代ともいえるでしょう。
30代はどのくらい貯金してる?
30代の平均貯金額は、以下の通りです。
世帯形態 | 金融資産保有額 | 金融資産保有額 (資産を保有していない人も含む) |
単身世帯 | 741万円 | 494万円 |
2人以上世帯 | 697万円 | 526万円 |
30代は、20代と比較すると貯金をしている人が増加します。しかし、30代は結婚や出産、住宅購入などさまざまなライフイベントでお金が必要になるため、出費が多い世代ともいえるでしょう。
40代はどのくらい貯金してる?
40代の平均貯金額は、以下の通りです。
世帯形態 | 金融資産保有額 | 金融資産保有額 (資産を保有していない人も含む) |
単身世帯 | 1,045万円 | 657万円 |
2人以上世帯 | 1,132万円 | 825万円 |
40代は、20代や30代よりも貯蓄が多く、年収も高くなる傾向があります。しかし、老後資金や子供の教育資金などまだまだお金を必要とする世代です。そのため、単身世帯か子供あり世帯とでは貯金額も大きく異なります。
お金が貯まらない人におすすめ!お金を貯める方法7選
ここでは、お金が貯まらない人がお金を貯めるためにおすすめの方法を7つ紹介します。
- お金を貯める目標を明確にする
- 固定費を見直す
- 先取り貯金をする
- ポイントアプリを活用する
- お金を貯められる時期を把握する
- つみたてNISAや積立貯金を利用する
- 家計簿をつける
お金を貯めるためには、まず収支を把握し、貯金の仕組みを理解する必要があります。それぞれの貯め方について、詳しく解説していきます。
お金を貯める目標を明確にする
お金を貯める目標を明確にすると、貯め体質に変化させることが可能です。
例えば、「海外旅行に行きたいから100万円を1年後までに貯めたい」と目標を持つとどのくらいの金額を毎月貯めれば良いのか明確になります。
さらに、目標を持って貯めることで貯金へのモチベーションが上がり、貯金をすることを苦に思わなくなります。なぜなら、お金を貯める目標がなければ、貯める意味を見い出せないので貯蓄をしようとは思えないからです。
お金を貯めるモチベーションを保つことも、貯蓄を行う上で大切と言えるでしょう。
固定費を見直す
固定費の見直しをすることも、貯蓄する上で重要です。
固定費とは、家賃や水道光熱費、保険料など毎月必ずかかる費用のことを言います。毎月変動する食費や交際費とは異なり、固定費を見直すと毎月の支出が削減され、長期的な節約となるのです。
さらに、固定費の大半を占める住居費を見直すと、大幅な支出削減になることもあります。賃貸に住んでいる人であれば、収入にあった家賃であるのかを確認します。一方、購入している人であれば住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済などを利用すると削減できる可能性が高くなるでしょう。
また、水道光熱費は乗り換えを検討する、保険料は保険料見直しサービスを利用し、適切なプランに変更すると固定費は削減できます。
先取り貯金をする
先取り貯金とは、月々のお給与から決まった額を先に貯金に回し、残った金額で生活をする貯金方法です。
先取り貯金を行うと、貯金をしているつもりがなくても、知らず知らずのうちに貯金を増やすことができます。また、「お金を使い過ぎて今月も貯金ができなかった…」など後悔をせずに済み、貯金に対するストレスを感じることもないのです。
先取り貯金の方法として、財形貯蓄が挙げられます。財形貯蓄とは、毎月の給料から決まったお金が天引きされ、定額預金などに積み立てられる制度です。
勤務先で財形貯蓄をおこなっていることも多いため、事前に確認しておくとスムーズに手続きできるでしょう。
ポイントを貯めて活用する
ポイントアプリを活用すると、お得に買い物ができるだけでなく、あらたに収入を得ることもできます。ポイントアプリは、アプリのダウンロードや口座開設、ネットショッピングをする前にサイトを経由することでポイントが得られる仕組みです。
おすすめのポイントアプリは、以下の通りです。
ポイントアプリ | 特徴 |
ポイントタウン | ・上場企業が運営するポイントタウンは、20年以上の実績あり ・累計会員数850万人を突破 ・アプリ累計ダウンロード数は250万人 |
モッピー | ・モッピーは上場企業である株式会社セレスが運営 ・運営実績は15年以上 ・ポイントが貯まる無料コンテンツが15種類ある |
ポイントインカム | ・ポイントインカムは「信頼できるポイントサイト」「人気のポイントサイト」「ユーザー満足度」において3冠を達成 ・ポイント交換先は30種類以上 |
サイトの仕組みとして、クレジットカードの発行や銀行口座を開設をする前に該当の案件を見つけ、ポイントサイトから申込みを行います。
ポイントアプリ側は、広告を宣伝することで広告主に広告料を支払ってもらいます。一方、ポイントアプリ側は広告料の1部を申込者に還元することでポイントサイトの運営ができるのです。また、ポイントアプリには歩くだけでポイントがたまるものや仮想通貨がもらえるポイントアプリなどもあります。
ポイントアプリは、歩きながらや休憩しながらなど「ながら作業」できるのがポイントです。そのため、忙しい人でもスマホ片手にスキマ時間で行えるため手間もかかりません。ポイントアプリが気になる人は、登録を済ませればすぐに貯められるのもメリットと言えるでしょう。
以下の記事でも、ポイ活について詳しく解説してるので、ぜひ参考にしてみてください。
お金を貯めやすい時期を把握する
お金を貯められる時期を把握できると、貯蓄体制を整えることができます。
お金を貯められる時期は、以下の3回あると言われています。
お金を貯めやすい時期 | 特徴 |
結婚するまでの独身時代 | 就職してから結婚するまでは自分にお金が必要なだけで貯蓄に回せる余裕がある |
結婚から子どもが小学生の間 | ・結婚をして子どもを授かるまでは共働きで働ける場合が多いため余裕がでやすい ・子どもが小さいうちは教育資金が莫大ではない ・中学校から子どもが独立するまでは教育資金などがかさみ貯蓄に回す余裕がなくなる |
子どもが独立してから定年を迎えるまで | 子どもが独立すると教育資金がかからなくなるため、老後資金として貯蓄に回す余裕がでる |
上記の期間は、含まれない時期よりも支出が少ないため貯蓄に最適な期間です。
現在は、晩婚化や少子化の影響によりすべての人に当てはまる時期とは言えませんが、支出が少ない時にどれだけ貯蓄できるかが重要になります。そのため、支出をおさえられる時期に、なるべく貯蓄に回すようにしましょう。
つみたてNISAや積立貯金を利用する
つみたてNISAや積立貯金を利用すると、少ない額の貯金でも確実に貯蓄ができるようになります。積立貯金とは、お給料が入った際に事前にお金を引き、残ったお金で生活する貯蓄方法です。
一方、つみたてNISAは老後の資金を貯蓄するために作られた制度で、少額から積み立てができます。年間40万円までは積み立てたお金に税金はかからない非課税制度が設けられており、最長20年間は税金がかかりません。
通常のNISAでは、投資をして得た利益に約20%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAでは投資をして得た利益に税金がかからないため、利益分全ての受け取りが可能です。
また、売買の必要もないため、誰でも気軽に利用できます。資金の引き出しもいつでも自由に行えるため、少ないリスクではじめられるのも利点でしょう。
家計簿をつける
家計簿をつけることで、お金が貯まりやすい環境を整えることが可能です。
家計簿では、毎月のお金の流れが把握でき、不要な支出を見直すことができます。そのため、どの項目にお金を使っているかが一目で分かり対策をとりやすくなるのです。また、家計簿は紙で書くタイプだけでなく、アプリで管理できるものもあるため手軽に導入できるのも魅力と言えるでしょう。
お金を貯めるには「支出=収入−貯金」を意識することが重要
お金を貯めるためには、「支出=収入−貯金」を意識して、貯蓄するようにしましょう。
お金を貯める際に、収入から支出を差し引いて余った分を貯蓄に回そうと考える場合があります。しかし、収入から支出を差し引いた場合、お金が余らなければ貯蓄に回すことができません。使い過ぎてしまう月があると、マイナスになることもあるのです。
そうならないために、収入から先に貯蓄分を差し引いておき、余ったお金でやりくりするようにしましょう。手元にお金がなければ、使うこともなく、仮に使い過ぎてしまっても後悔することがありません。
お金が貯められない人でも「支出=収入−貯金」を意識するだけで、知らず知らずのうちに貯蓄に成功しています。
お金を貯めるならまずは気軽に始められるポイ活から!
本記事では、お金が貯まらない人の悪い習慣や特徴、お金を貯めるための方法について解説しました。お金が貯まらない人は、収支の管理ができていないことが多く、お金の流れが把握できていません。一方、お金が貯まる人は自分がどのようにお金を使用し、無駄な出費がないか把握できているのです。
お金をためる手段として、まずは手軽に始められるポイ活から始めてみるのがおすすめです。中でも、初心者はポイントサイトを利用すると良いでしょう。上場企業が運営する実績20年以上のポイントタウンなら、登録無料で気軽に始められます。実績と信頼度が高く、初心者でも安心して利用できるため、興味がある方はぜひ無料の会員登録をしてみましょう。