法人向け安いカーリース比較!メリット・デメリット。社用車・相場・注意点も解説

安い法人向けカーリースを検討している方の中には

「法人でお得に利用できるカーリースはどれ?」

「法人でカーリースを利用するメリットは何?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

社用車が必要な際には、少しでも安い費用で車に乗れる方法を選びたいですよね。

そこで今回は、費用の安い法人向けのおすすめ業者やカーリースを利用するメリット、リースに向いている法人の特徴を解説します。

法人向け安いカーリース比較!相場より安いベンツやレクサスもOK。社用車

法人におすすめの安いカーリース業者は、以下の5社です。定額料金が安く、豊富な車種から選べるので、仕事内容や用途に合わせて最適な車が見つかるでしょう。

  • 定額カルモくん
  • KINTO
  • MOTAカーリース
  • ニコノリ
  • SOMPOで乗ーる

業者によってはベンツやレクサスなどの高級車をリースできる場合もあるので、それぞれの業者の特徴を見比べてみてください。

定額カルモくん:安い金額で短期〜長期契約できる

出典:定額カルモくん

カーリースでは数年単位での契約が一般的ですが、「定額カルモくん」では1年単位での契約が可能です。

最長11年までの間で必要な期間だけ利用できるので、契約期間に無駄がありません。

定額カルモくんは、メディア露出の多い大手リース会社ということもあり、選べる車種が豊富なことが強みです。

色やグレードなども細かく選べるため、会社のイメージにぴったりな車が見つかるでしょう。

また7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入でき、契約満了時には乗っていた車をそのまま譲り受けることが可能です。

月々500円の追加料金が必要になるものの、ゆくゆくは法人名義の車を所有できます。

契約期間1〜11年
月額料金11,220円〜
走行距離制限7年契約以上でなし
カスタム制限もらえるオプションで制限なし
取り扱い車種国産主要メーカー

定額カルモくんの詳細はこちらから

KINTO:レクサスも選べる

出典:KINTO

「KINTO」は、トヨタの車を法人車として利用したい方におすすめの車のサブスクリプションサービスです。

トヨタの主要車種だけでなくレクサスもリース可能なので、お手頃価格でフォーマルなシーンでも利用できます。

「解約金フリープラン」は3年契約になるものの、利用しなくなったタイミングで解約金なしで契約解除が可能です。

また、3年の契約期間が満了した場合でも同じ車両で再契約できるため、期間を気にせず気に入った車種に乗り続けられます。

KINTOの月額料金には任意保険も含まれているので、万が一事故が起こった際にも補償が使えて安心です。

一般的なカーリースに任意保険は含まれていないため、KINTO独自の強みと言えるでしょう。

契約期間3年・5年・7年(レクサス・モリゾウセレクション3年)
月額料金(ボーナス併用払い)14,740円〜
走行距離制限1500km×リース月数
カスタム制限あり
取り扱い車種トヨタ車

KINTOの詳細はこちらから

MOTAカーリース:契約満了で車がもらえる

出典:MOTAカーリース
まとまった出費を抑えながら法人名義の車を手に入れたいと思っている方は、「MOTAカーリース」を利用するとよいでしょう。

MOTAカーリースは、どのプランを選んだ場合でもリース期間満了時に車がもらえることが大きな特徴です。

7年からと長期契約を専門に取り扱っていることから、月々の支払額を抑えられます。また、最終的に車を譲渡することを前提としているので、リース中に走行距離を気にする必要がありません。

社用車として気兼ねなく車を業務に利用したい方は、取り扱い車種の豊富なMOTAカーリースを検討してみてください。

契約期間7年・9年・11年
月額料金(ボーナス併用払い)6,270円~
走行距離制限なし
カスタム制限なし
取り扱い車種レクサス以外の国産メーカー全種類

MOTAカーリースの詳細はこちらから

ニコノリ:中古車もリーズナブルに契約

出典:ニコノリ中古車

「ニコノリ」は新車だけでなく、中古車のカーリースも行っていることが特徴です。中古車カーリースは月々5,500円~と料金がかなり安くなるため、車の維持費を抑えられます。

また全車種1年間の中古車保証が付いており、期間内であれば回数無制限で利用できるので安心です。

ニコノリ中古車では、ほとんどの車が7年以上での契約になっており、契約終了時には車をもらえます。

多少使用感があっても、1万円以下の手頃な価格でリース契約を結びたい方には、特におすすめなカーリースと言えるでしょう。

契約期間1〜7年
月額料金(ボーナス併用払い)5,500円~
走行距離制限保証期間内はなし
カスタム制限なし(返却の場合は原状回復費用が必要)
取り扱い車種国産メーカー全種類

ニコノリ中古車の詳細はこちらから

SOMPOで乗ーる:外車もOK

出典:SOMPOで乗ーる

「SOMPOで乗ーる」は、国産主要メーカーの他にベンツやフォルクスワーゲンなど多種の輸入車をリースできることが特徴です。

「中途解約オプション」を付けておけば、契約満了前に途中解約したとしたとしても違約金が発生しません。

必要なくなったタイミングでいつでも解約できるので、気軽にリース契約を結べるでしょう。

また、契約満了時には新契約だけでなく同じ車両で再契約も可能な他、月々1,100円の「もらえるオプション」で車をもらう選択も可能です。

さまざまな利用方法に柔軟に対応できるのも、SOMPOで乗ーるの魅力と言えるでしょう。

契約期間1〜9年
月額料金(ボーナス併用払い)11,990円〜
走行距離制限月間1,000〜3,000kmまで選択可能
カスタム制限あり
取り扱い車種国産主要メーカーベンツ・アウディ・ジープ・フォルクスワーゲン

SOMPOで乗ーるの詳細はこちらから

法人でカーリースを利用するメリット!購入より安い?

カーリースの料金は経費として計上できる他、購入時のようにまとまった金額が発生する心配がありません。月々安定した料金で気軽に利用できるでしょう。

また、他にも以下のようなメリットがあります。

  • 経費の処理が簡単
  • メンテナンスがしやすい
  • 節税できる

1つずく詳しく解説するので、参考にしてみてください。

経費の処理が簡単

カーリースで法人契約を結んだ場合、経費の処理が簡単になります。なぜなら減価償却をする必要がないためです。

車を購入した場合は、自社の固定資産となるため経費を計上する際に減価償却(価値が下がった分を費用として計上する処理)を行わなければなりません。

また、車検費用や保険料、税金なども別途帳簿に計上する必要があるので、車の経費処理にはその都度さまざまな名目で処理する手間がかかります。

しかし、カーリースの場合は減価償却を行う必要がない上に、保険料や税金などの諸費用を月額料金として一括で計上可能です。

細かい経費管理をする手間が省けるので、業務負担が軽減できるでしょう。

メンテナンスがしやすい

カーリースを利用すると、メンテナンスしやすくなることもメリットです。

メンテナンス費用や点検費用なども月額料金に含まれていることから、急に支払いが増える心配もなく、資金計画を立てやすくなるでしょう。

適切な時期にメンテナンスを受けやすくなるため、車をより安全な状態で維持できます。また、リース業者ごとに提携している整備工場があるので、1から自分で探す手間もかかりません。

節税できる

法人でカーリースを利用すると、月々の支払額を全て経費として計上することが可能です。そのため、高い節税効果を得られるでしょう。

一般的に車をローンで購入した場合、経費として計上できるのは利息分のみです。残りは借入金扱いとなるため、支払い額を全て経費とすることはできません。

カーリースの場合は全額経費として計上できるため、節税につなげることが可能です。

法人で安いカーリースを利用する際の注意点やデメリット

法人で安いカーリースを利用する際には、以下の注意点を踏まえた上で検討するようにしてください。

  • 走行距離制限がある
  • 傷や汚れに注意
  • 社名のステッカーを貼るなどカスタマイズ不可

走行距離制限がある

カーリースには走行距離制限があるので、制限の範囲で利用することが大切です。

せっかく安いカーリースで契約できたとしても、走行距離制限を超過した場合は契約満了日に追加料金を支払わなければならなくなります。

なぜならカーリースの月額料金は、残存価格を元に決められているためです。

残存価格とはリース契約満了時に予想される車の価値のことで、月額料金は元の車両価格から残存価格を差し引いて算出されています。

走行距離制限があるのも、車の残存価値を契約時の予想と同等にするための施策と言えるでしょう。

傷や汚れに注意

法人でカーリースを利用する場合は、傷や汚れ等にも注意が必要です。

カーリースではリース終了時に原状回復が求められるため、なるべく契約を結んだ当時と同じ状態に近づけて返却しなければなりません。

多少の使用感が残ることは仕方ないにしても、明らかな傷や汚れがある場合は残存価値が大きく下がってしまいます。

そのため、契約終了時に追加費用の支払いを求められるでしょう。

社名のステッカーを貼るなどカスタマイズ不可

カーリースで利用している車に、社名のステッカーを貼るなどのカスタマイズはできません。前述でもお伝えした通り、リース車は契約終了時に原状回復を求められるためです。

一般的なカーリースではカスタマイズ制限が設けられています。どうしても社名のステッカーを貼りたい場合は、マグネットにするなどして綺麗にはがれるようにしておきましょう。

また、もらえるカーリースを利用することで、リース期間中でもカスタマイズが可能になる場合があります。

定額カルモくん」では7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入しておくことで、契約満了時に車をもらえます。

リース期間中でもステッカーなどで自由にカスタマイズできるため、リース車をカスタマイズして利用したい方にもおすすめです。

定額カルモくんの詳細はこちらから

カーリースが向いている法人の特徴

カーリースが向いている法人の特徴は、以下の通りです。

  • 車にかかる諸費用を経費で計上したい
  • 経費管理の手間を省きたい
  • メンテナンスの負担を減らしたい

カーリースを選んだ場合、月額料金を全て経費で落とせるため、大きな節税効果を得られます。また、税金や保険料なども月額料金に含まれていることから、新たに計上する手間がかかりません。

メンテナンス時もリース会社が整備工場を案内してくれるため、自分で探す必要がなくスムーズに行えるでしょう。

車の維持管理にかかる手間を極力減らし、費用の負担を減らしたい法人にはカーリースがおすすめです。

まとめ

法人向けの安いカーリースを利用したい方は、それぞれのリース会社のプランなどをよく比較しながら検討することが大切です。

中古車や、もらえるカーリースなどもあるため、価格や乗り換え予定などにも考慮して選びましょう。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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