JCB一般カードは、プロパーカードを持ちたい&年会費を安くしたい人におすすめの1枚です。クレジットカードを作る時はメリット・デメリットの他に審査が気になりますよね。本記事ではカードの基本スペックと審査に通るコツを紹介します。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
JCB一般カードの魅力的な特徴を解説!
安心安全のセキュリティーが強みのJCB一般カード。
年会費やポイント還元率など、絶対に知っておきたい基本情報を紹介します!
カード名 | JCB一般カード |
---|---|
年会費 | 1,375円(税込)/ オンラインで入会申し込みの場合、初年度年会費無料 |
申し込み対象 (本会員) | 18歳以上&本人か配偶者が安定収入 (高校生を除く18歳以上) |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
旅行傷害保険 | 海外:最高3,000万円(利用付帯) 国内:最高3,000万円(利用付帯) |
ショッピングカード 保険 | 海外:最高100万円 国内:― |
特典 | Oki Dokiポイント |
追加可能なカード | ETC、QUICPay、家族カード |
WEBサービス | MyJCB MyJチェック |
Apple Pay | 設定可 |
Google Pay(TM) | 設定可 |
JCB一般カードでは、もしもの時の保険が充実しています。
年会費が安いうえに保険が充実しているのは、JCB一般カードの魅力の一つです。
そしてなんといっても、カードのデザインがシンプルでかっこいい!カードの見た目を気にする方はぜひ候補の一つにいかがですか?
専業主婦の方でも、配偶者の収入が安定していれば申し込めますね!
JCB一般カードはポイントが貯まりやすい!4つメリットを紹介
ここからはJCB一般カードが持つ4つのメリットを紹介します。
- 提携店ではポイント還元率がアップ
- Oki Dokiポイントが貯まる
- 旅行傷害保険が付いてくる
- 海外での利用でOki Dokiポイント2倍
それでは詳しく見ていきましょう。
①提携店ではポイント還元率がアップ
JCB一般カードを持っていると、提携店でポイントがお得に貯まります!
スターバックスやアマゾン、セブンイレブンなど日常的に使うお店が多く、気づいたらポイントが貯まっていますね。
▼( )は月・年の利用額シミュレーション
通常ポイント(1倍) | JCB一般カード会員 | |
---|---|---|
スターバックス (利用金額 4,500円/月 54,000円/年) | 24ポイント | 240ポイント |
セブンイレブン (利用金額 2,000円/月 24,000円/年) | 24ポイント | 72ポイント |
Amazon (利用金額 10,000円/月 120,000円/年) | 120ポイント | 360ポイント |
僕はよくスターバックスに行くから、ポイントが10倍なのは嬉しい!
②Oki Dokiポイントが貯まる
JCB一般カードでは、Oki Dokiポイントが貯まります。毎月の利用合計金額1,000円(税込み)ごとにOki Dokiポイントが1ポイント。
1回のご利用が1,000円未満でも、毎月の合計金額でポイント換算されるので、無理して買い物する必要なし。
③旅行傷害保険が付いてくる
JCB一般カードは、国内・海外旅行保険の両方が付帯されています。
JCBが直々に発行しているカードなのに、年会費が1,375円(税込)と格安なうえ、国内外旅行保険の最高額が3,000万円(利用付帯)というのは優れた特典ですね。
年会費が安いのに保険最高額が3,000万円(利用付帯)だから、安心感とお得さが欲しい人にとっては最高のカード!
④海外での利用でOki Dokiポイント2倍
JCB一般カードを持っている方は、JCBのWEB明細サービス「MyJチェック」の登録をすると海外加盟店で買い物をしたとき自動的にポイントが2倍になります。
このポイントはカード利用時の支払い・スターバックス・Amazonなどで利用可能。日常的に使いやすくて便利ですね。
JCB一般カード3つのデメリット
JCB一般カードにはどんなデメリットがあるのか知りたいですよね。ここからは5つのメリットの他にある3つのデメリットを紹介します。
- 基本のポイント還元率は低め
- 2年目以降は年会費がかかる
- 海外での利用に弱い
それでは詳しく見ていきましょう。
①基本のポイント還元率は低め
JCB一般カードの基本還元率は0.5%と平均的なので、高還元率クレジットカードではありません。
しかしOkiDokiポイント優待店を積極的に利用するとデメリットを解消できます。
OkiDokiポイント優待店を頻繁に利用する人に向いているカードですね!
②2年目以降は年会費がかかる
JCB一般カードは、オンラインで入会申し込みの場合、初年度年会費無料。2年目以降からは基本的に年会費1,375円(税込)がかかります。
しかし以下の2つの条件を満たすと、2年目の年会費が無料!
- MyJチェックの登録
- 年間合計50万円(税込み)以上のショッピングの利用
「MyJチェック」とは、JCBのWEB明細サービスのことです。
毎月支払い内容が確定した際に、登録しているアドレスにて利用代金の明細がメールでお知らせされます。
年間合計50万円ということは…1ヶ月に4万円以上ショッピングする人は、MyJチェックの登録をするだけで2年目の年会費が無料に!
③海外での利用に弱い
JCB一般カードは、海外では使えない場合があります。
JCBは国際ブランドとされていますが日本発のカードであるため、海外でのシェア率は低いという特徴があります。
日本ではJCBが広く認知されているので、国内であれば心配無用です!
海外シェア率は低いけど、ハワイ旅行ではワイキキトロリーの乗車賃が無料になるというお得な特典がありますね!
JCB一般カードの限度額は会社が決める
JCB一般カードの限度額は、収入の安定性や職業によって決められるので個人差があります。
申し込みの際に希望金額は設定できますが、希望通りにならない場合もあるでしょう。
ここではJCB一般カードの限度額を確認したい方・引き上げたい方に向けて、その方法を紹介します!
限度額を確認する方法
JCB一般カードの限度額を確認するには、MyJCBにログインします。
現時点の利用可能枠・利用可能額・利用残高もMyJCBから確認可能です。
限度額を引き上げる方法
JCB一般カードの限度額を引き上げるには、以下の2種類の方法があります。
- 継続的に増やす
- 一時的に増やす
限度額引き上げの申し込みは、MyJCBから可能です。
限度額は利用者の雇用形態や年収、勤続年数、年齢、家族構成、ローンによって慎重に判断されるよね!
JCB一般カードの審査を確実に通過できるポイントを紹介
クレジットカードの発行が初めての方は、審査がどのように進むのか分からないですよね。そんな方に、JCB一般カードの取得方法から審査に通るコツまでをサクっとお伝えします!
JCB一般カード取得までの流れ
JCB一般カードを取得するには、2つの方法があります。
インターネットのみで申し込む場合
- 本人情報を入力する
- 本人確認方法を選択する
- 入会審査・カード発行
- クレジットカード郵送
インターネット&郵送で申し込む場合
- 本人情報の入力&本人確認方法を選択
- 書類&本人確認書類を郵送
- 入会審査・カード発行
- クレジットカード郵送
早く欲しい方は、インターネットのみでの申し込みをおすすめします。
本人確認方法を設定する際、「インターネットでお支払い口座を設定」もしくは「カードをお届け時に運転免許証で本人確認」を選択すると最短翌日に受け取り可能です。
JCB一般カードの審査に通るコツとは
クレジットカードを取得するには、必ず審査に通る必要があります。
JCB一般カードの審査は、以下の3つのポイントを押さえればスムーズに通過できますよ。
- 多重申し込みをしない
- キャッシング枠0円で申し込む
- 利用実績を積み重ねる
それでは、3つのポイントを詳しく見ていきましょう。
多重申し込みをしない
多重申し込みとは、短期間に複数のクレジットカードを申し込むことです。
クレジット契約はお金を立て替える仕組み。審査では、申し込み者に支払い能力があるかどうかが判断されます。クレジットカードが多くなればなるほど年会費など支払いの負担が増えるため、審査がより慎重に!
多重申し込みをしないだけで、審査の通過率は格段に上がるね!
キャッシング枠0円で申し込む
キャッシングとは、急に現金が必要になった時に借りられる機能です。
キャッシング限度額が高いほど貸し倒しのリスクが高いと会社から判断されてしまうことがあるので、普段から現金を持ち歩く方は「0」にするといいでしょう。
利用実績を積み重ねる
クレジットカードの審査では、申し込み者の過去数年間分の履歴が確認されます。これまでの利用実績が重視されるので、支払い遅延・延滞などには注意が必要。
クレジットカードを初めて作る方は、できるだけ年齢が若いうちに作るべきです!利用実績は慎重に見られるポイントなので、早いうちから積み重ねると信用につながります。
利用実績がない人は、年齢が上がるほど審査に通りにくくなる傾向があるね。
18歳~39歳はJCBカードWがおすすめ
JCB一般カードとは異なり年齢制限がある「JCBカードW」。18歳~39歳の方にとってもおすすめなクレジットカードです。
①JCB一般カードとJCBカードWの比較
JCB一般カードとJCBカードWの大きな違いは年会費が無料であることです。
項目 | JCB一般カード | JCBカードW |
---|---|---|
年会費 (本会員) | 1,375円(税込) | 無料 |
年会費 (家族会員) | 440円(税込) | 無料 |
対象 (本会員) | 18歳以上 (高校生を除く) | 18歳以上39歳以下 (高校生を除く) |
還元率 | 0.5%〜5.0% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 1.0%〜5.5% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
旅行傷害保険 | 海外:3,000万円(利用付帯) 国内:3,000万円(利用付帯) | 海外:2,000万円(利用付帯) 国内:ー |
年会費が無料なのに、Oki DokiポイントやWEBサービスはJCB一般カードと同等の特典が受けられます!39歳以下の方はJCB一般カードよりもJCBカードWがおすすめです。
39歳以下の人しか申し込めないのは特別感がすごい!しかも年会費無料なのはありがたいね。
②JCBカードWがおすすめな人の特徴
JCBカードWは、このような方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 若い層の人(特に学生)
- 年会費無料で、ポイント高還元率を望む人
JCBカードWは年齢制限が設けられているので、初めてクレジットカードを作る若年層の方におすすめしています。年齢制限を設けて若年層向けになっているので、年会費やポイント還元率がお得!
還元率がJCB一般カードよりも高いため、高還元率を求める方に人気のカードです。39歳以下の方は、ぜひJCBカードWをチェックしてみてくださいね。
お得にJCB一般カードを使いこなそう
JCB一般カードは、18歳以上でプロパーカードを持ちたい方におすすめなクレジットカード。
年会費が安いことに加えて、伝統やステータス性の高いクレジットカードなので、かっこよさもお得さも兼ね備えているとっておきの一枚です。
39歳以下の方は、JCB一般カードよりも特別感のあるJCBカードWの方がお得に利用できるので、ぜひそちらにお申し込みください!