欧米やヨーロッパなど海外留学するときはクレジットカードを持って行きましょう。当記事では海外留学におすすめのクレジットカードを5枚紹介してます。マイルが貯まりやすいカード、ポイント還元率が大きいカード、自分に合ったカードを見つけてください。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
海外留学にクレジットカードを持って行くべき3つの理由
そもそもなぜ海外留学にクレジットカードを持って行くべきなのか、クレジットカードを持って行くべき理由は以下3つです。
- 事故、病気の補償あり
- 現金を持ち歩かないでいい
- 現金を引き出しが簡単
1つずつ紹介していきます。
➀事故、病気の補償あり
海外で事故にあったり、病気になったりして病院に行くと日本とは異なり、多額の費用がかかることになります。例えば海外では救急車を呼ぶのにお金がかかりますし、病院の初診料はアメリカは日本の約5倍、フランスでは3~4倍です。
そんな時クレジットカードを持っていれば一定の金額までクレジットカード会社が補償してくれます。補償額はカードによって変わってきますが、最大で3000万円まで補償してくれるカードもあります。
日本に比べトラブルに巻き込まれる可能性が高い海外では、事故にあった時や、病気になった時の補償があると安心です。
➁現金を持ち歩かないでいい
現金を持ち歩かなくていいというのは、日本でも海外でも変わらずのクレジットカードのメリットです。現金を持ち歩かないことで盗難に対するリスクを低くできます。
③現金の引き出しが簡単
海外では日本でのように、簡単に口座からお金を引き出せない場合があります。特に日本の口座からお金を引き出そうとすると、多くの時間がかかる場合も。
ですが、クレジットカードがあればキャッシング機能を使うことですぐに簡単に現地通貨を引き出せます。
留学生必見!おすすめクレジットカード5選
ここでは海外留学にオススメのクレジットカードを5枚紹介します。
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード
- 三井住友カード(NL)
- 学生専用ライフカード
- JALカードnavi
- ANAカード<学生用>
それぞれのカードに違う特徴があるので自分に合うカードを探してみてください。
留学クレジットカード
カード名 | セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード | 三井住友カード(NL) | 学生専用ライフカード | JALカード navi | ANA JCBカード(学生用) |
年会費 (税込) | ○ 3,300円 | ◎ 無料 | ◎ 無料 | ◎ 無料 | ◎ 無料 |
基本還元率 | ○ 0.5% | ○ 0.5% | ○ 0.5% | ◎ 1.0% | ◎ 0.5% |
カードの特徴 | ・26歳まで年会費無料 ・西友・リヴィン・サニーで5%OFF | ・対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元※ ・ナンバーレスで番号盗難の心配なし | 海外での利用で3%キャッシュバック | ・在学期間中は、マイルの有効期限が無期限 ・卒業後、JALカードの継続で2,000マイルプレゼント | ・ANA搭乗時に10%のボーナスマイル ・年会費無料なのに旅行傷害保険1,000万円・国内航空傷害保険1,000万円 |
国際 ブランド | Amex | Visa Mastercard | Visa・Mastercard・JCB | Visa・Mastercard・JCB | JCB |
①セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード
セゾンブルー・アメリカン・ エキスプレスカード | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 初年度無料(2年目以降税込み 3,300円)※26歳までは無料 |
入会資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | American Express |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードでは海外旅行傷害保険が充実しているのが特徴です。例えば傷害死亡・後遺障害の場合最高で3,000万円、また傷害治療費用、疫病治療費用はそれぞれ最大300万円まで補償されます。
還元率は0.5%と決して高いわけではありませんが、海外で利用すると2倍貯まるのでまさに海外留学の向けのカードです。
②三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL) | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 満18歳以上(高校生を除く) |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
三井住友カード(NL)の本会員は満18歳以上(高校生を除く)からしか持てませんが、家族カードは高校生でも持てます。
家族カードとは本会員のカードと結び付けて発行でき、機能やサービスは本カードと同じです。保険についても本会員と同じ保証が国内や海外で受けることができます。本会員の家族なら、だれでも発行できます。
違いとしては支払いが結び付けた本会員の口座からの引き落としになり、ポイントは本会員カードにまとめて付与されます。そのため、高校生で留学に行くという方にはおすすめのカードです。
また、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元されるため、普段使いのクレジットカードとしてもおすすめです。対象店舗をよく利用する方は高還元率の三井住友カード(NL)を検討しましょう。
最大7%ポイント 対象店舗一覧 | ・セイコーマート ・セブン‐イレブン ・ポプラ ・ミニストップ ・ローソン ・マクドナルド ・モスバーガー ・サイゼリヤ ・ガスト ・バーミヤン ・しゃぶ葉 ・ジョナサン ・夢庵 ・その他すかいらーくグループ飲食店※ ・ドトールコーヒーショップ ・エクセルシオール カフェ ・かっぱ寿司 |
---|
※ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
三井住友カード(NL)のキャンペーン情報
- 新規入会&条件達成で最大3,000円分プレゼント
(VポイントPayギフト)
条件:新規入会&スマホのタッチ決済3回利用
期間:2024/4/22~
③学生専用ライフカード
学生専用ライフカード | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 無料 |
入会資格 | 満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の方 ※進学予定の高校生であれば、卒業年の1月1日~3月31日までの期間で申し込み可能 |
還元率 | 0.5%~1.5% |
国際ブランド | JCB,Visa, Mastercard |
学生専用ライフカードは学生の方しか利用できないカードで、事前申し込みをすることで海外での買い物で利用すると総額の3%にあたる現金が登録口座にキャッシュバックされます。
留学先で生活用品をそろえる予定の方や、たくさん買い物する予定の方におすすめです。
④JALカードnavi
JALカードnavi | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 無料 |
入会資格 | 満18歳以上満30歳以下で、大学・大学 院・短期大学・専門学校に在学中の方 |
還元率 | 1% |
国際ブランド | JCB,Visa, Mastercard |
JALカードnaviはJALマイルを貯めたいという方には特におすすめのカードです。一般のカードだと200円で1マイルですが、JALカードnaviを使うと2倍の100円で1マイルとなります。
さらに入会時に2,000マイル、Visaのタッチ決済を使うと500マイル、などJALカードnaviだけの特典も多くありお手軽にマイルを貯められます。
貯まったマイルは航空券やAmazonのギフト券などとも交換可能なので旅行好きの方にオススメです。
⑤ANAカード<学生用>
ANAカード<学生用> | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 在学期間中無料 |
入会資格 | 満18歳以上、大学・大学院・ 短期大学・専門学校に在学中の方 |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB,Visa,Mastercard |
ANAカード<学生用>の最大の特徴は何もしなくても毎年1,000ANAマイル貯まることです。また定期的にキャンペーンもやっており、入会時に大量のマイルをゲットできます。
ANAをよく利用する方や、留学を機にクレジットカード作るけどそれ以降はとくに使う予定はないという方におすすめのカードです。
高校生の留学にはデビットカードが便利
高校生で留学を検討している方もいるでしょう。高校生ではクレジットカードを持つことができないので、おすすめなのがデビットカードです。
デビットカードはクレジットカードと同じように買い物などで使えますが、支払と同時に口座から引き落とされるので口座にある以上のお金を使うことはできません。そのため審査が不要でお金の使い過ぎを防止できるというメリットがあります。
ただ、公共料金や家賃の支払いはできないというデメリットもあるので注意が必要です。
留学に持って行くクレジットカード選びの5つのポイント
ここでは留学に持って行くクレジットカードを選ぶ上での、ポイントを5つ紹介します。
- 傷害保険付帯かどうか
- キャッシング枠が利用出来るか
- 国際ブランドは何か
- 年会費はどのくらいか
- 盗難の補償はついてるか
以上の5つのポイントを考えて自分に合うクレジットカードを選んでください。
①傷害保険付帯かどうか
海外で病気になったときや、事故にあった時のために海外旅行傷害保険があります。海外旅行傷害保険だけに加入することもできますが、クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているものがあります。
留学先で何があるか分からないので海外旅行傷害保険が付帯しているカードを選ぶようにしましょう。
海外旅行傷害保険の内容はカードごとに条件や限度額が変わってくるので、どうなった時にいくらまで補償が出るのかきちんと確認しておいてください。
②キャッシング枠が利用出来るか
キャッシング枠がついてるカードを選びましょう。海外でクレジットカード払いができないお店もあります。
カードが使えないときは現金で支払うことになりますが、クレジットカードのキャッシング機能を使えばATMから簡単に現地通貨を引き出すことができます。
ただカードによってキャッシング枠がないものもありますし、限度額も変わってくるのでキャッシング枠がいくらまであるか確認するようにしましょう。
③国際ブランドは何か
おすすめブランドは世界的に最も利用できるブランドであるVisaとMastercardの2つです。国際ブランドによって留学先でそのクレジットカードが使えるかどうかが決まります。
マイナーなブランドだと留学先で買い物しようとしたとき、カードが使えないなんてことも。他にもJCB、American Express、Diners ClubはVisaとMastercardと合わせて5大ブランドと呼ばれており多くの店舗で利用できます。
自分の留学先も考慮してブランドはしっかり確認しておきましょう。
④年会費はどのくらいか
留学用ならば年会費無料のカードがおすすめです。クレジットカードには年会費が無料のカードや、数千円するカードも。
年会費が高いものほど還元率が高くなったり、特典が豪華になったりしますが、無料でも十分補償や高い還元率がつくカードもあります。
⑤盗難の補償はついているか
留学先でクレジットカードが盗まれたときの補償も重要です。盗難補償がついているカードを選ぶようにしましょう。
もしクレジットカードを盗まれて不正利用された場合でも盗難補償が付帯していれば、その盗まれた分のお金がちゃんと返ってきます。
留学中のクレジットカード利用の注意点と対処法
海外留学にクレジットカードを持って行くと便利で楽ですが、使用する上で注意することがあります。ここでは注意点と対処法を紹介します。
- パスポートの提示あり
- 有効期限と利用限度額に注意
1つずつ紹介します。
①パスポートの提示あり
海外で高額の買い物をクレジットカードでしようとすると、パスポートの提示を求められる場合があります。高額の買い物をするときはパスポートを持っていくようにしましょう。
②有効期限と利用限度額に注意
クレジットカードには有効期限があります。留学の途中に有効期限が切れると、手続きにとても手間と時間がかかります。留学期間中に有効期限が切れないように早めに更新しておきましょう。
また利用限度額にも注意しましょう。学生用のクレジットカードだと限度額が低いことも多く、特に留学したてのころは予想外の出費などもあるので限度額を超えないように注意しましょう。
海外留学にはクレジットカードを持って行こう
結論として海外留学にはやはりクレジットカードを必ず持って行きましょう!
審査などは少し手間がかかりますが、それ以上に保険が付いたり現金を持ち歩かなくてよくなったりなどのメリットが多くあります。自分に合ったクレジットカードを持って行って素敵な海外留学にしてください。