楽天ETCカードは、各種楽天カードを保有していれば発行可能。他社にもETCカードを発行できるクレジットカードはありますが、ポイントを貯める面では楽天ETCカードがおすすめです。この記事では、年会費や還元率などの基本情報から評判まで、解説していきます。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
楽天ETCカードはポイント還元率の高さが魅力!
楽天カードは、楽天カード株式会社が発行する人気のクレジットカードです。付帯特典としてETCカードが発行できますが、通常だと550円の年会費がかかります。
しかし、特定の条件を満たすことで、ETCカードは無料で発行が可能。次章では、楽天ETCカードの特徴から年会費無料で発行する方法について解説します。
さっそく楽天ETCカードを持ちたいという方は、下のリンクから楽天カードの公式サイトに飛んでみてください。
楽天ETCカードの基本情報
楽天ETCカードの基本情報について見ていきましょう。楽天ETCカードは通常のETCカードと同様に車載器に差し込むことで利用可能。
高速道路通行の際に、わざわざ現金を提示することなくゲート通過できるため、スムーズに進むことができます。また、ETCカードの利用で一部割引が受けられるのも特徴です。
年会費は550円
楽天ETCカードの年会費は550円です。楽天カードは年会費無料で持てますが、ETCカードは年会費が発生する点に注意してください。
年会費はETCカード入会月の翌月に請求されます。ただし、初年度のみ請求が、入会月の翌々月となる点に中止しましょう。
例えば、初年度にETCカードを4月に発行すると請求は6月27日です。次年度からは毎年5月27日に引き落とされるというわけです。
条件を満たせば無料
通常だと550円の年会費がかかるETCカードですが、以下の条件を満たせば無料で持つことができます。
- 楽天ゴールドカード以上を持つ
- 楽天PointClub会員ランクがプラチナ以上
それぞれの条件を詳しく見ていきましょう。
楽天ゴールドカード以上を持つ
ETCカードは、楽天ゴールドカード以上のカードを持つことで年会費が無料になります。以下の3枚がゴールドカード以上のカードです。
カード名 | カード年会費(税込) |
---|---|
楽天ゴールドカード | 2,200円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 |
楽天ブラックカード | 33,000円 |
本カード自体に年会費がかかりますが、ETCカードは無料で発行可能。他にも空港ラウンジの無料利用や、旅行保険などカード独自のサービスが付帯します。
「楽天ETCカードを持ちたいけど、年会費が気になる」という方は、カードの特典を加味したうえで、楽天ゴールドカード以上を検討してはいかがでしょうか。
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楽天PointClub会員ランクがプラチナ以上
楽天PointClub会員ランクがプラチナ以上の場合にも、ETCカードが無料で発行できます。楽天PointClub会員ランクとは、楽天ポイントの獲得数と獲得回数によって決まるステータスのこと。
▼会員ランクとランクアップの条件
ETCカードが無料発行できるプラチナランク以上になるには、「過去6ヶ月で楽天ポイントを15回以上かつ、2,000ポイント以上獲得すること」が条件。
100円につき1ポイント貯まる楽天カードを、6ヶ月間で20万円以上利用すればプラチナランクになれます。
楽天カードはポイントが貯まりやすいため、ハードルはあまり高くないと言えます。
引き落としは本カードと同じ口座
楽天ETCカードの引き落としは、本カードと同じ口座です。
毎年、ETCカードを発行した翌月の27日に引き落とされます。初年度だけは引き落としが翌々月である点に注意してください。
発行できるのは1枚まで
楽天ETCカードは、クレジットカード1枚に対して1枚のみ発行できます。楽天ETCカードが2枚欲しい方は、2枚目の楽天カードを作成すれば追加発行が可能です。
ただし、楽天ビジネスカードは法人向けのクレジットカードであるため、複数枚の発行も可能です。
ETCカードを発行できる楽天カードを4枚紹介!
ひとえに楽天カードと言っても、さまざまな種類があります。ここでは、ETCカードが発行できる楽天カードを4枚紹介します。
- 楽天カード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天マイレージクラブカード
それぞれ見ていきましょう。
①楽天カード
楽天カード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB・Amex |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
楽天カードは、楽天の一般カードとして非常に人気のクレジットカードです。ETCカードも発行には、550円の年会費がかかります。
楽天カードは、日本版顧客満足度指数調査において、2009年度から12年連続で、クレジットカード業種顧客満足の第1位になっています。
ETCカード目的だけではなく、他の用途でも満足度の高い楽天カードは、発行して損しない1枚だと言えるでしょう。
楽天グループでのポイントアップ特典が豊富なので、楽天ユーザーは必須級のカードなのです。
②楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 2,200円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 20歳以上 |
楽天ゴールドカードは、年会費わずか2,200円で手軽に持てるゴールドカードです。貯まったポイントはマイルと交換できたり、ETCカードが年会費無料で持てたりと魅力十分。
利用限度額が最高200万円と、決済の幅にもゆとりが生まれるため「楽天カードの限度額では足りない」という方にもおすすめです。
楽天ゴールドカードは最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯するので、海外旅行中のケガや病気にも対応してくれます。
③楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB・Amex |
申し込み対象 | 原則として20歳以上の 安定収入のある方 |
楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスも付帯され、国内外の空港ラウンジ利用に加えて、海外トラベルデスクと各種保険でさらなる快適さと安心を得られるステータスカードです。楽天プレミアムカードを持っている方は、ETCカードも無料で発行できます。もちろん楽天サービスの利用でも特典を受けられるので、多くのメリットを感じることは間違いありません。
プライオリティパスとは、世界148カ国600以上の都市や地域で、1300カ所以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービスです。
④楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANA マイレージクラブカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 初年度無料 2年目以降は年1回のご利用で 550円(税込み)が無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードとANAが提携発行するクレジットカードです。カード機能や電子マネー、Rポイント、ANAマイレージクラブの4つの機能が1つとなっているため、複数のカードを持つ必要がありません。
ETCカードも発行できますが、年会費が550円かかります。楽天カードを使いながらマイルをお得に貯めたい方におすすめです。
楽天ETCカードの3つのメリット
続いて、楽天ETCカードを使う3つのメリットを解説します。
- 楽天ポイントが貯まる
- 無料で持つこともできる
- 高速道路料金の割引も受けられる
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①楽天ポイントが貯まる
楽天ETCカードの利用でも楽天ポイントが貯まります。通行料金100円で1ポイントが貯まるので、現金払いよりもお得です。
楽天ポイントは使い道も豊富にあるため、ポイントをムダにすることもないでしょう。
②無料で持つことができる
楽天ETCカードは通常500円の年会費がかかりますが、条件を満たせば無料で持つことができます。前述した条件を振り返ります。
楽天ETCカードを無料で持つ方法
- 楽天ゴールドカード以上のカードを持つ
- 楽天PointClub会員ランクがプラチナ以上
条件を満たすのに最も簡単なのが、楽天ゴールドカードの発行と言えます。年会費がゴールドカードにしては2,200円と格安なので、お得ですよね。
ETCカードの年会費550円と相殺すれば、実質1,700円で持てる計算です。
③高速道路料金の割引も受けられる
ETCカードは、有料道路の料金所をスムーズに通過できるうえに、休日割引や深夜割引などの各種割引も受けられるため、高速道路の利用が多い方は1枚持っておくべきカードです。
高速道路の深夜割引や休日割引では、通常料金から30%の割引が一般的。休日に2,000円の区間を利用すると、現金払いだと2,000円を支払う必要がありますが、ETCカードは1,400円で通過できます。
年に数回の利用だけでも、楽天ETCカード550円の年会費の元が取れるのです。
楽天ETCカードの評判
次に、楽天ETCカードの評判について見ていきましょう。
券面が赤でかっこいい
楽天ETCカードの赤の券面がかっこいいとの声があります。見た目の印象がいいのも、ポイントですね。
また、条件を満たした場合は年会費無料で持てることに関するクチコミも多くありました。やはり、年会費がかからないのは好印象のようです。
楽天ETCカードに審査はあるのか?
ここまで楽天ETCカードの基本情報や評判についてまとめましたが、いざETCカードを発行するとなればカードの審査について気になりますよね。
楽天ETCカードにも審査があります。申し込みハードルはあまり高くありませんが、多額の借入やリボ払い残高がある場合は審査に落ちてしまうことも考えられます。
楽天ETCカードの申し込み方法
審査については、カード会社のみぞ知る情報であるため不透明な点が多くあります。しかし、楽天ETCカードの審査に落ちたという声は見受けられなかったため、申し込みハードルはあまり高くないと言えます。
申し込む際は、以下の手順を参考にしてください。
▼楽天ETCカード申し込み手順
- 楽天e-NAVIにログイン
- 「各種お申し込み」を選択
- 登録情報を確認して申し込み
楽天ETCカードは、申し込みから約2週間ほどで手元に到着します。
楽天ETCカードのよくある質問
最後に、楽天ETCカードに関するよくある質問をまとめます。
ETCカードをなくした場合、再発行はできる?
たとえETCカードをなくしてしまった場合でも、再発行ができます。再発行の際は、楽天カード裏面の番号へ電話するのがもっともスムーズでしょう。
通常1週間から10日程度で新たなカードが発行されます。
ETCカードの口座のみ変えることはできる?
ETCカードの口座のみ変えることは不可能です。楽天カードと紐付けされている口座からの引き落としとなります。
ETCカードが届かないときの対応は?
申し込んだカードの発行状況は、24時間いつでも専用のWebページより見ることができます。Webページにログインのうえ、以下の情報を入力するだけです。
- カード申し込み受付ID
- 生年月日
- 電話番号の下4桁
楽天ETCカードが届くまでの期間は約2週間!
今回は、楽天ETCカードの基本情報やメリットについて解説しました。通常だと550円の年会費がかかりますが、条件を満たせば無料で持てます。
年会費無料の楽天カードを発行するか、楽天ゴールドカードを発行してETCカードを無料発行するか、さまざまな選択肢が考えられます。自分に合った使い道を検討しましょう。
楽天PointClub会員ランクがプラチナ以上の場合でもETCカードは年会費無料で持てるので「6ヶ月間で20万円以上の決済をするか」という点を判断軸とするのも1つの手です。
6ヶ月間で20万円以上決済をする方は、楽天カードを発行すればクレジットカードとETCカードのどちらも年会費無料で持つことができるのです。
楽天ETCカードを使いこなして、高速道路料金で割引を受けながらお得にポイントを貯めましょう。