オリコカードはポイントが貯めやすいうえに、ETCカードや家族カードも無料で発行できる人気のクレジットカードです。この記事では特におすすめな4種類のオリコカードについて徹底解説。他社カードとの比較もしているので、自分に合った1枚を選べます。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
オリコカードのおすすめ4種類はコレ!
オリコカードは基本還元率が1.0%と高く、ポイントを貯めやすい点に定評があります。いくつか種類があるオリコカードですが、特におすすめなのは以下の4枚です。
- Orico Card THE POINT
(オリコカードザポイント) - Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
(オリコカードザポイントプレミアムゴールド) - Orico Card THE GOLD PRIME
(オリコカードザゴールドプライム) - Orico Card THE PLATINUM
(オリコカードザプラチナ)
年会費無料カードから、ステータスカードまで幅広く用意されているため、自分の用途に合わせた1枚を見つけられます。さっそく4枚のオリコカードの特徴から見ていきましょう。
①Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)
Orico Card THE POINT | 詳細 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
Orico Card THE POINTは、年会費無料なうえに基本還元率が1.0%と高還元なクレジットカードです。オリコカードの中でも最もベーシックな1枚であるため、最初に持つならOrico Card THE POINTが良いでしょう。
入会後6ヶ月間はポイント還元率も2.0%にアップし、ポイントを貯めるにも最適です。
はじめてクレジットカードを持つ方や、年会費が気になる方はOrico Card THE POINTを申し込みましょう。
②Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカードザポイントプレミアムゴールド)
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD | 詳細 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 満20歳以上で安定した収入がある方 |
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDは、基本還元率が1.0%でオリコポイントが貯まる高還元なゴールドカードです。入会後6ヶ月間は還元率が2.0%とお得に使えるだけではなく、国内外の宿泊施設や飲食店などで優待を受けられるのも特徴です。
原則として、20歳以上で安定した収入がある方であれば申し込めるため、はじめてのゴールドカードにも適しています。
年会費も1,986円と、ゴールドカードの中でもコストパフォーマンスに優れているため、年会費を抑えながらもゴールドカードを持ちたい方はOrico Card THE POINT PREMIUM GOLDを申し込みましょう。
③Orico Card THE GOLD PRIME(オリコカードザゴールドプライム)
Orico Card THE GOLD PRIME | 詳細 |
---|---|
年会費 | 初年度無料 次年度:11,000円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
申し込み対象 | 満20歳以上で安定した収入がある方 |
Orico Card THE GOLD PRIMEは、基本還元率が1.0%のゴールドカードです。Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDとは異なり、初年度は年会費無料で発行できます。
2年目以降は年会費が11,000円かかりますが、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDと比べ空港ラウンジサービスやオリコマイドクター24Hなど、旅行特典が充実しています。
海外旅行が好きな方や、出張などで飛行機に乗る機会が多い方におすすめの1枚です。ワンランク上のサービスが付帯されたゴールドカードを持ちたい方は、Orico Card THE GOLD PRIMEを申し込みましょう。
④Orico Card THE PLATINUM(オリコカードザプラチナ)
Orico Card THE PLATINUM | 詳細 |
---|---|
年会費 | 20,370円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
申し込み対象 | 満20歳以上で安定した収入がある方 |
Orico Card THE PLATINUMは、オリコカードの中で最もステータス性に優れた1枚です。基本還元率が1.0%と安定しているだけではなく、誕生月は2.0%と最高のパフォーマンスを発揮します。
24時間365日対応してくれるコンシェルジュサービスや、無料空港ラウンジサービス、手荷物宅配など、プラチナカードならではの特典を使いこなしたい方におすすめです。
最高峰のオリコカードを持ちたい方は、Orico Card THE PLATINUMを申し込みましょう。
オリコカードを使うメリットは5つ
ここでは、オリコカードを使うメリットを5つ紹介します。
- 入会後半年はポイント還元率が2倍
- 電子マネーと連携できる
- 申し込みハードルが低い
- 年会費が無料
- ポイントの使い道が豊富
特筆すべきは、年会費無料で持てるカードが多いうえにポイント還元率が高い点。
もっともベーシックな1枚であるOrico Card THE POINTは、上記の5つのメリットをすべて体感できます。
オリコカードを持つならまずはOrico Card THE POINTを申し込めば間違いないですよ。
①入会後半年はポイント還元率が2倍
オリコカードは基本還元率が1.0%と高い還元率を誇りますが、入会後半年は2.0%とさらに高い還元率でポイントを貯められます。還元率で恩恵を受けられるのがメリットです。
貯まるポイントは最大5,000ポイントまでと上限があるため、50万円までの決済が対象ですが、還元率2倍のキャンペーンは他社カードにはない魅力です。
高めな買い物をしたい方は、最初の6か月が狙い目です!
②電子マネーと連携できる
オリコカードでは、電子マネーの「ID」と「QUICPay」が利用できます。電子マネーとは、手持ちのクレジットカードをスマートフォンに登録することで、カード要らずで決済ができる機能です。
対象店舗ではスマートフォンのみでの決済が可能となるため、クレジットカードを持ち歩く必要がありません。暗証番号の入力なくスムーズに決済できるのがメリットです。
レジ前で店員に、「クイックペイで。」というと、スマホをかざすだけで支払いができます。
③申し込みハードルが低い
Orico Card THE POINTは、18歳以上の方であれば申し込みができます。また、ステータス性に優れたゴールドカードやプラチナカードでも、満20歳以上で安定した収入があれば申し込め、発行できる可能性もあります。
まとめると、Orico Card THE POINTの申し込み対象は年齢のみの記載であるため、収入の少ない学生などでも発行できる可能性があるというわけです。
Orico Card THE POINTは収入に関する記載がないため、比較的申し込みハードルは低めだと言えます。
数年の安定した収入があれば、発行できる可能性がアップします。
④年会費が無料
年会費無料であるにも関わらず、高還元を受けられるのもオリコカードのメリットです。前章で紹介したオリコカードの中で年会費無料なのはOrico Card THE POINTのみですが、その他の3枚も他社カードと比較すると年会費は安めです。
また、ETC・家族カードも無料で発行できるため、より効率的にポイントが貯められるでしょう。
Oricoカードのポイント還元率は1%と高いので、年会費が安いのと合わせてコスパがいいクレジットカードです。
⑤ポイントの使い道が豊富
オリコカードは、ポイントの使い道が豊富です。一例を紹介します。
- amazonギフト券やnanacoギフトへ交換
- TポイントやWAONポイントへの移行
- 商品券
貯めたポイントは、500ポイント単位からすぐに交換できます。ポイントが貯まりやすいだけではなく、使い道も豊富であるため使い道に困ることがないでしょう。
Amazonやイオンなど、日常生活でよく使う場所でお得に買い物ができますよ!
オリコカードの評判・口コミ
ここでは、実際にオリコカードを愛用する方の評判・口コミについて紹介します。
セキュリティが安心
オリコカードはセキュリティが安心という声が見受けられました。不正利用をいち早く察知し、確認の電話からその後の対応までがスムーズです。
クレジットカードを安心して利用したいなら、オリコカードはおすすめです。
クレジットカード会社にとって、利用者からの信用を得ることは非常に大事。Oricoカードは一般カードのOrico Card The Pointでもしっかりとしたセキュリティが保たれています。
ポイントがよく貯まる
高還元なうえにポイントの使い道も豊富という声も見受けられました。最もベーシックで年会費無料のOrico Card THE POINTでも基本還元率は1.0%と高いのが特徴です。
一般的に、1.0%を超えるクレジットカードは高還元だと言われています。銀行系の大手カード会社が発行するクレジットカードは還元率0.5%程度です。
オリコカードの悪い評判は?
オリコカードの評判・口コミについて調査すると、一部悪い評判も見受けられました。ここでは、オリコカードのデメリットを紹介します。
デメリットまでしっかり把握し、自分に合うカードなのか見極めましょう。
電話営業がたまにくる
週末でも電話営業がくるとの声がも多くありました。しかし、一方で電話営業の電話はオリコカードの有無に関係なくかかってくるとのことです。
オリコカードの有無にかかわらず、営業の電話がかかってくるということは、オリコカードの問題ではないのでデメリットとは言えないでしょう。
カード会社から情報を抜き取って、他の会社から営業の電話をかけることはほぼゼロに等しいですよ。
明細書がわかりにくい
オリコカードの明細書が見にくいとの声が見受けられました。明細書は書面の他にも、Webサイトで簡単に確認できます。
主に、明細書では以下の項目が表示されます。
- 利用日
- 利用先(〇〇電力、〇〇ガスなど)
- 利用金額
- 支払開始年月
- 支払回数
- 当月請求額
利用先では、店名やサービス名までしか表示されないため、詳細を確認したい方にとっては物足りないこともあるでしょう。たとえば、コンビニで飲料水を買ったとしても、明細書に表示されるのは「コンビニエンスストア」までです。
金額は確認できるため問題ないと言えますが、細かく記録したいという方は購入物をその都度覚えておく必要があります。
タッチ決済に対応しているのは一部
すべてのオリコカードがタッチ決済に対応しているわけではありません。タッチ決済とは、クレジットカードを専用の端末機にかざすだけで決済が完了する仕組みです。
前述し4枚のうち、タッチ決済に対応しているのは「Orico Card THE GOLD PRIME」と「Orico Card THE PLATINUM」だけです。オリコカードの中でも、ステータス性の高いカードがタッチ決済に対応しています。
残念ながら、Orico Card THE POINTではタッチ決済ができません。
Orico Card THE POINTはカード本体のタッチ決済を利用できませんが、スマホに登録するとQUICPAYやID支払いができますよ。
オリコカードを他社カードと比較
最後に、オリコカードを他社の一般カードと比較します。ここではオリコカードの中でも、最もベーシックなOrico Card THE POINTを扱います。
- 楽天カードと比較
- dカードと比較
- JCB CARD Wと比較
どのカードも高還元、年会費無料のクレジットカードなので、Oricoカードと似ています。どちらのカードの方がお得なのでしょうか。
➀楽天カードと比較
名称 | 楽天カード | Orico Card THE POINT |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express | Mastercard JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上 (高校生は除く) | 満18歳以上 (高校生は除く) |
Oricoカードと、楽天カードにおいては、年会費やポイント還元率、申し込み対象などの特典に大きな違いはありません。
楽天カードは年会費無料で持てるうえにポイント還元率も高い、言わずと知れた人気カードです。Orico Card THE POINTよりも選べる国際ブランドが多いのが特徴です。
Oricoカードは楽天カードと比べても、特典において差があまりないので、スペックの高さがうかがえます!
楽天関連サービスを利用するなら楽天カード
Orico Card THE POINTの利点は、ETCカードが無料発行できる点です。楽天カードはETCカードの年会費が550円かかりますが、Orico Card THE POINTは無料で持てます。
楽天サービスをよく利用する方は楽天カードの方が向いています。一方で、楽天関係のサービスを利用されない方は、Oricoカードを発行しても楽天カードを発行してもあまり違いがありません。
➁dカードと比較
名称 | dカード | Orico Card THE POINT |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard | Mastercard JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上 (高校生は除く) | 満18歳以上 (高校生は除く) |
dカードは、ドコモが発行するクレジットカードです。年会費無料でポイント還元率も1.0%と高い還元率を誇ります。
基本スペックにあまり違いはありませんが、dカードもETCカード年会費が550円かかります。高速道路を利用する方で、ETCカードを使って割引を受けながらポイントを貯めたい場合はOrico Card THE POINTを申し込むと良いでしょう。
また、入会後半年間はポイント還元率が2倍になるのもOrico Card THE POINTの強みです。高額な買い物を控えている場合もOrico Card THE POINTを使えば、より多くのポイントが獲得できます。
Oricoカードで発行できるETCカードは、特に汎用性が高いです。
③JCB CARD Wと比較
名称 | JCB CARD W | Orico Card THE POINT |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
国際ブランド | JCB | Mastercard JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) | 満18歳以上(高校生は除く) |
JCB CARD Wは、総合力に優れた人気のクレジットカード。基本スペックはOrico Card THE POINTと同様に年会費無料、ポイント還元率1.0%です。
しかし、ポイントの有効期限はJCB CARD Wは2年と、Orico Card THE POINTの1年に比べて長めです。長期的にポイントを貯めて、大きく使いたい方はJCB CARD Wの方が向いています。
また、JCB CARD Wはセブンイレブンやamazon、スターバックスが特約店であるため、この3社ではポイント還元率が2.0〜5.5%にアップします。普段の生活で使う機会が多い方には嬉しい特典です。
特約店で還元率アップを狙えるJCB CARD Wか、入会後半年間ならどこでも2.0%の還元率となるOrico Card THE POINTのどちらが自分に合っているか見極めましょう。
迷ったらオリコカードザポイントがおすすめ
今回は、オリコカードの種類について徹底解説しました。オリコカードのおすすめは4種類ありますが、どれを発行するか迷っているならOrico Card THE POINTが特におすすめです。
年会費無料なうえにポイント還元率も高く、オリコカードの基本的な特典がすべて受けられるため、発行して損することがない。18歳以上であれば申し込めることから、申し込みハードルも低い1枚だと言えます。
さらに、Orico Card THE POINTは他社の人気カードと比較しても同等かそれ以上の魅力があります。はじめてのクレジットカードにもおすすめできるため、多くの方が使いこなせるでしょう。
詳細が気になる方は、さっそく公式サイトを確認してみましょう。