ライフカードデポジットは、事前のデポジットが必要なクレジットカードです。しかし、デポジットと聞いてもあまりしっくりこない方も多いでしょう。この記事では、ライフカードデポジットの特徴から申し込み方法、審査までを徹底解説します。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
ライフカードデポジットは無職でも申し込み可能!
ライフカードデジポット | 詳細 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard JCB |
申し込み対象 | 20歳以上 |
ライフカードデポジットは年会費永年無料で持てるクレジットカード。デポジット型のクレジットカードとして、付帯特典が最低限に絞られた使い勝手の良い1枚です。
とにかくポイントを貯める点に優れており、誕生月はポイントが3倍になったり、年間利用額に応じて翌年のポイント還元率が2倍になったりと高還元率なのが特徴。
過度な付帯特典やサービスに不安を持っており、とにかくシンプルにクレジットカードを使いたい方におすすめです。
申し込みハードルが低く、審査落ちの評判も少ないため、多くの方が使いこなせます。
ライフカードデポジットの特徴
まずは、ライフカードデポジットの特徴を紹介します。
デポジット型のクレジットカード
ライフカードデポジットは、どうしてもクレジットカードが必要な方に向けて作られたデポジット型のクレジットカード。
事前にデポジット(保証金)を預けておく仕組みで、プリペイドカードのような都度チャージ不要で使えます。
事前にデポジットしている金額が限度額となるため、使いすぎを心配する必要もありません。
クレジットカードを持つとついつい使いすぎてしまう方や、初めてのクレジットカードにおすすめです。
事前にデポジット(補償金)を預けておくため、クレジットカード会社からの審査が通りやすくなります。
年会費は5,500円
ライフカードデポジットの年会費は5,500円(税込)です。初年度の年会費は、カード受け取りの際に代金引換となる点に注意してください。
2年目以降は、登録している金融機関口座から自動振替となります。
ETCカードも発行可能
ライフカードデポジットはETCカードも無料で発行できます。ただし、カードの限度額を10万円に設定した場合のみが対象。
限度額5万円の場合、ETCカードは発行できないので注意してください。
ETCカードは本カード受け取り後、1週間程度で会員サイトである「LIFE-Web Desk」より申し込めます。申し込みから2週間程度で自宅に届きます。
国際ブランドは3種類から選べる
ライフカードデポジットの国際ブランドは、以下の3種類から選べます。
- Visa
- Mastercard
- JCB
基本的にはどれを選んでも問題ありませんが、海外でも利用する機会がある方はVisaかMastercardを選びましょう。JCBは国内有数の国際ブランドですが、海外では加盟店数がVisaやMastercardに比べて少ないためです。
一方で、国内のみで利用する場合はMastercardよりもJCBの方が加盟店数が多い結果となっています。
国際ブランドは、カード利用するのが国内か海外かで決めましょう。
限度額は2種類から選べる
ライフカードデポジットの限度額は、5万円または10万円の2種類から選べます。いずれにしても、事前のデポジットが必要であるため、自分の経済状況を考慮した上でしっかり検討しましょう。
しかし、限度額を超える利用はできないため、限度額10万円のライフカードデポジットを選択するのがおすすめです。限度額10万円のタイプは、ETCカードが無料で発行できる利点もあります。
付帯保険や特典も充実
申し込みハードルが低いにもかかわらず、ライフカードデポジットは付帯保険や特典が充実しています。詳細は以下の通りです。
- 国内・海外旅行傷害保険
- シートベルト傷害保険
- 弁護士無料相談サービス
- カード会員保証制度
- LIFE DESK(日本語サービス)
- 会員限定の各種優待割引サービス
特にメリットと言えるのが旅行傷害保険と弁護士無料相談サービスです。ライフカードデポジットは、持っているだけで国内・海外旅行傷害保険が自動付帯します。補償額は、海外では最高2,000万円、国内では最高1,000万円です。
また、弁護士無料相談サービスが付帯されていることで、もしも事故や事件に巻き込まれても心強いサポートが受けられます。他社のクレジットカードに付帯されていない弁護士無料相談サービスは、ライフカードデポジット独自の強みです。
他にも充実した特典や詳しい補償額は、公式サイトで確認できるので気になる方はアクセスしてみましょう。
ライフカードデポジットの審査
ここでは、ライフカードデポジットの審査について紹介します。
申し込み対象は20歳以上
申し込み対象は20歳以上です。公式サイトには具体的に、以下の記載があります。
日本国内にお住いの20歳以上で、電話連絡が可能な方
他社カードとは異なり、収入に関する記載がないことから申し込みハードルは低めだと判断できます。たとえば、他社カードには「20歳以上で安定継続収入のある方」など、収入に関する記載があるものもあります。
この点から分かるのは、20歳以上で最低でも数年は安定した収入を得ている必要があるということ。勤続年数も審査のポイントとして見られている可能性があります。
その点、ライフカードデポジットは国内に住んでおり、20歳以上であれば申し込め、審査通過の可能性があるというわけです。
審査で収入に関する記載がないため、無職の方でも審査に通る可能性が十分にあります。
審査難易度はあまり高くないと評判
ここでライフカードデポジットの審査に関する、SNSの口コミを見てみましょう。ライフカードデポジットの審査通過の声が、多く見受けられました。
口コミから分かるように、ライフカードデポジットは過去に延滞がある方や信用情報に不安がある方でも発行できると言われています。また、公式サイトにも以下の記載があることから、審査難易度も低めであると判断できるわけです。
- 過去に延滞がある方
- 初めてクレジットカードを作る方
- 審査に不安がある方
上記の方におすすめだと記載されています。
また、審査ハードルが低い理由としては、事前デポジットの有無が考えられます。事前にデポジットを入金しておくことで、延滞の場合にもカード会社はデポジットから延滞分を回収できます。
カード会社としても貸し倒れのリスクが防げるため、ライフカードデポジットは比較的発行しやすいというわけです。
ライフカードデポジットでも審査落ちするのか?
申し込みハードル、審査難易度が低めなライフカードデポジットですが、100%審査に通るとは断言できません。中には、審査落ちする場合もあります。
実際の審査落ちに関する情報は見受けられませんでしたが、必ず審査に通るわけではないので油断は禁物です。
ライフカードデポジットはこんな人におすすめ!
ライフカードデポジットは、特に以下のような方におすすめのクレジットカードです。
こんな方におすすめ
- クレヒスに問題がある
- クレジットカードの審査が不安
- はじめてクレジットカードを作る
クレヒスとは、金融機関の過去の支払い状況や利用実績のこと。クレジットカードの審査では、このクレヒスも重要なポイントであり、クレヒスに問題がある方は審査に通りづらいと言われています。
しかし、ライフカードデポジットは審査難易度があまり高くないことから、このクレヒスに問題がある方や審査に不安がある方におすすめのクレジットカードです。
「どうしてもクレジットカードが必要な方に朗報!」と公式サイトに謳い文句があることからも、審査難易度の低さが伺えます。
他社のカード審査に落ちてしまった人は、ぜひ1度申し込んでみてください。
限度額を増額したいならライフカードゴールドがおすすめ
ライフカードデポジットの一般カードは、最大でも限度額が10万円と決まっています。限度額を増やしたい場合は、ライフカード ゴールドの発行を検討してみてください。
ライフカード ゴールドは、年会費が11,000円・22,000円と2種類ありますが、それぞれ限度額を高く設定できます。
- ライフカード ゴールド(年会費11,000円):限度額20〜90万円
- ライフカード ゴールド(年会費22,000円):限度額100〜190万円
こちらも事前のデポジットは必要ですが、限度額を増額したいならライフカード ゴールドを申し込んでみましょう。限度額が増える他にも、空港ラウンジが無料で使えたり、キャッシング機能が利用できたりとメリットが多くあります。
事前デポジットでまとまった現金を用意できる方におすすめです。
ライフカードデポジットの申し込み方法
ここでは、ライフカードデポジットの申し込み方法を紹介します。
発行までの手順は以下の3ステップです。
- 公式サイトより申し込む
- 審査
- カードを受け取る
順番に詳しく見ていきましょう。
①公式サイトより申し込む
まずは公式サイトよりライフカードデポジットを申し込みます。個人情報を入力し、規約に同意すれば申し込みは完了です。
申込内容にミスがあると正しく審査が行われないこともあるため、正確に入力しましょう。
②審査
次が入会審査です。審査結果はメールで送られてきます。
公式サイトによると、審査は最短即日で終わることがあるとの記載もあるので、あまり待たされずに結果が分かるでしょう。
③カードを受け取る
最後がカードの受け取りです。インターネットで特定の金融機関を支払口座に指定すると、申し込みから最短3営業日でカードが発行されます。
最短3日で発行されるので、すぐにカードが欲しい方にもおすすめです。
ライフカードデポジットの3つの注意点
ここでは、ライフカードデポジットの3つの注意点を紹介します。一部デメリットとも言える点もあるため、申し込み前の最終確認としても参考にしてください。
- カードの受け取りには保証金と年会費が必要
- 支払い方法は一括のみ
- キャッシング機能は付帯されていない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
①カードの受け取りには保証金と年会費が必要
ライフカードデポジットを受け取る際には、保証金と年会費の支払いが必要です。支払いは現金のみとなるため、事前に準備しておきましょう。
保証金は、一定期間利用代金を支払わなかった場合に、利用代金等に充当されることがあります。しかし、毎月の利用代金を問題なく支払っていれば、保証金を使われることはありません。ライフカードデポジットを退会する際に返還されます。
返還のタイミングは退会日より2ヶ月後が目安です。なかなか返還されない場合も、安心してください。
2ヶ月経ってそこからさらに待っても返還されない場合は、1度問い合わせましょう。
②支払い方法は一括のみ
ライフカードデポジットの支払い方法は、一括のみです。分割払いは選択できないので、注意しましょう。
③キャッシング機能は付帯されていない
デポジット型のクレジットカードであるため、キャッシング機能は付帯されていません。ライフカードデポジットと共にキャッシュカードを持ち歩くか、キャッシング機能が付帯したサブカードを発行するなどして対策しましょう。
ライフカードデポジットでよくある質問
最後に、ライフカードデポジットに関するよくある質問をまとめます。
審査が否決されることもある?
ライフカードデポジットは申込ハードルが低く、審査難易度が低めだと言われていますが、審査が否決になることも十分に考えられます。必ず審査に通るわけではないので、注意しましょう。
とは言え、審査落ちの口コミは確認できなかったため、可能性は低めだと言えます。
不安な方は、重複申し込みはしないようにしてください。
カード発行後にも限度額は増額できる?
ライフカードデポジットはカードを発行する際に限度額が選べますが、発行後の増額はできません。また、一般カードからゴールドカードへの切替もできない点に注意してください。
どうしても増額したい場合は、もう1枚別のライフカードデポジットを発行してください。複数枚発行できるため、限度額の高いカードを選んで申し込みましょう。
ライフカードデポジットは審査が不安な方に特におすすめ!
ライフカードデポジットは通常の還元率が0.5%であるものの、ポイントアップの機会も多くあるため、使い勝手の良いクレジットカードです。
申し込みハードルが低く、審査落ちの口コミも少ないことから、審査に不安のある方やクレヒスに多少の傷がある方でも安心して申し込めます。
特典は最小限の付帯ですが、旅行傷害保険や弁護士無料相談サービスなど、もしもの際に強い味方となるサポートが受けられるのが特徴です。クレジットカードがどうしても必要な方は、早速申し込んでみましょう。