ANAカードはフライトのボーナスマイルはもちろん、日常利用でもお得にマイルが貯まります。そんなANAカードは、カードランクによって審査基準が異なることを知っていましたか?この記事ではランク別にANAカードの審査をわかりやすく解説します。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
ANAカードは種類によって審査難易度が異なる
ひとことにANAカードの審査と言えど、審査難易度はカードの種類によって異なります。主なANAカードは以下の5種類です。
- 学生カード
- 一般カード
- ワイドカード
- ゴールドカード
- プレミアムカード
カードのランクが上がるにつれ審査難易度は高くなるため、どうしても審査が不安な方は学生カードや一般カードから申し込みましょう。
ANAカード(学生用)は比較的申し込みやすい
ANAカード(学生用)は、学生でも申し込めるクレジットカードなので申し込みハードルが最も低いと考えられます。ANAカード(学生用)は在学中年会費無料で持てるため、維持コストがかからないのも特徴です。
ANAカード(学生用)には以下の3種類があります。
ANAカード(学生用)の種類
- ANAカード(学生用)VISAカード
- ANAカード(学生用)マスターカード
- ANAカード(学生用)JCBカード
ポイント還元率や特典は変わらず、国際ブランドの違いとなります。学生の方は、年会費無料で持てるANAカード(学生用)から試してみてはいかがでしょうか。
社会人の方は、次章で解説する一般カード・ワイドカードが最も審査ハードルの低いANAカードとなります。
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ANAの一般・ワイドカードは審査に自信がない人にもおすすめ!
社会人向けのANAカードの中で最も審査ハードルが低いのは、ANAの一般カード・ワイドカードです。ANAカード(一般カード)、ANAワイドカードにはそれぞれたくさんの種類が存在します。以下が主な人気カードです。
ANAの一般カードの種類
- ANAカード(一般カード)
- ANA JCB一般カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・カード(一般)
- ANA JCBカード ZERO
- ANA VISA Suicaカード
ANAのワイドカードの種類
- ANAカード(一般カード)
- ANA JCBワイドカード
ANAの一般カードとANAのワイドカードの主な違いは、特典や年会費です。一般カードの年会費2,200円(税込)に比べ、ワイドカードは年会費7,975円(税込)と高く設定されていますが、その分マイルが貯まりやすく海外旅行保険なども充実しています。
例えば、一般カードの旅行保険の補償額は最大1,000万円ですが、ワイドカードでは5倍の5,000万円に。他にも、カード継続ボーナスが2倍になったり、フライトボーナスが25%にアップしたりとマイルが貯まる仕組みが豊富です。
審査難易度に関しては、大きな違いはないと言われているので、よく飛行機を利用する方やムダなくポイントを貯めたい方はワイドカードを発行した方が恩恵を受けられます。
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ゴールドカード以上は安定した収入が必要
ANAカードは、ゴールドカード以上になると審査ハードルもやや上がります。ステータス性・年会費ともに、一般カードよりも高くなるため、基準に適した収入や地位を証明する必要があるからです。
ゴールド以上は審査難易度が高い分、特典がレベルアップします。例えば、ANAカード(ワイドゴールドカード)はANA VISAワイドカードよりマイル交換率が2倍で国内旅行保険も追加に。収入に自信がある方におすすめのカードです。
ANAゴールドカードの年会費は一番安い種類で15,400円(税込)!ANAプレミアムカードになると年会費は77,000円(税込)以上になります。
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ANAカードの審査基準
ANAカードだけに限らずクレジットカードの審査基準は公表されていませんが、審査で見られると言われている項目はいくつか存在しています。中でも重要な3つはこちら。
- 収入
- 個人信用情報
- クレヒス
順番に詳しく見ていきましょう。
①収入
収入は支払い能力をはかる目安として重要な項目です。収入が高ければ、金銭的に余裕があり延滞をする可能性が低いと認識されるため、高いに越したことはありません。
一般・ワイドカードの申し込み対象は年齢制限のみ記載されていますが、ゴールドカード以上では「安定継続収入のある方」とも記載されているため、日本人の平均年収程度の収入は必要でしょう。
国税庁の調査によると、令和2年の給与所得者全体の平均年収は433万円です。
②社会的属性
カード審査では、勤続年数や勤務先情報、居住年数などの社会的属性も重要です。勤続年数の乏しい新入社員より長年勤務しているベテラン社員の方が、社会的に安定しているのは言うまでもありません。
また、大企業勤務や公務員、医師・士業なども社会的属性が高いため、審査では有利です。しかし、SNSの口コミを確認すると、中小企業勤務やフリーターの方でも審査通過事例の実績があるようです。
社会的属性は高いに越したことはありませんが、あまり高くなくても審査通過することもあるようなので気にしすぎることはないでしょう。
収入や、これから解説するクレヒスの方が審査では重視される傾向にあります。
③クレヒス
用語解説
- クレヒス
過去の支払い状況や延滞数などを記録した金融機関における信用情報
クレヒスは信用情報機関に記録され、クレジットカード会社や消費者金融、銀行といった加盟企業内で共有されています。つまり、カード会社はクレヒスによって申し込み者の過去の信用情報を閲覧可能。
複数回に渡る延滞などがあれば当然不安要素となるため、審査に落ちてしまうことがあります。
クレヒスに傷をつけないためにも、日頃から延滞はせず期日内にカード料金を支払うようにしましょう。
ANAカードの審査に通るための5つのコツ
ここでは、ANAカードの審査に通るための5つのコツを紹介します。
- 安定した収入がある
- クレヒスに傷をつけない
- 申し込み内容は丁寧に記入する
- キャッシング枠を希望しない
- 同時に複数のカードに申し込まない
順番に詳しく見てきましょう。
①安定した収入がある
安定した収入があれば審査に通りやすくなります。収入は返済能力を示す大きな指標となるためです。
収入がなくとも審査通過できた事例は多くありますが、不安な方はまず収入を作った上で申し込むのをおすすめします。
②クレヒスに傷をつけない
過去のクレジットカード利用料金の支払い延滞があったり、短期間の間に何枚ものカードに申し込んでいるとクレヒスに傷がついている可能性があります。クレヒスに傷があると信用問題に大きく関わるため、注意しましょう。
同様に、キャッシングやカードローンの金額の多さもクレヒスの傷の原因となる場合があります。
キャッシングやカードローンの残高がある方は、返済後に申し込むのも1つの手です。
③申し込み内容は丁寧に記入する
クレジットカード会社は、申し込み内容を元に審査を行います。仮に申し込み内容にミスや漏れがあると、個人を確認できず最悪の場合審査落ちに繋がることも。
正しい形で審査を行ってもらうためにも、申し込み内容は丁寧に記入し、ミスや漏れがないようにしましょう。
記入後にダブルチェックするのが確実!
④キャッシング枠を希望しない
多額のキャッシング枠を希望すると、審査ハードルが高くなると言われています。キャッシング枠とは、クレジットカードを使って現金を借りられる限度額のこと。
キャッシング枠は申し込み時点で希望できますが、多額の限度額を希望するとキャッシングの返済もきちんと行えるかが審査ポイントに加わります。
安定した収入があれば問題ありませんが、収入が少ないと判断されれば審査落ちの可能性は高まります。そのため、特にキャッシングを利用する予定がなければ、キャッシング枠は0円で申し込むのがおすすめです。
⑤同時に複数のカードに申し込まない
同時に複数のカードに申し込むと、カード会社に対して経済的に困っている印象を与えます。多額の負債、自己破産などがあるのではないかと疑念を持たれてしまうためです。
SNSにはこんな方も。目安として、クレジットカードの申し込みは多くとも月2〜3枚までに抑えましょう。
ANAカードの審査に臨む際には、ぜひこの5つのコツを押さえてみてくださいね。
審査が不安な人にもおすすめできるANAカード5選
ここでは、審査が不安な人にもおすすめできるANAカードを厳選して5枚紹介します。
- ANAカード(一般カード)
- ANA JCBカード(一般)
- ANA Visa Suicaカード
- ANA VISAワイドカード
- ANA JCBワイドカード
順番に詳しくみていきましょう。
①ANAカード(一般カード)
ANAカード(一般カード) | 詳細 |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込)/初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ANAカード(一般カード)は、ANAカードの中で最もベーシックなクレジットカード。高校生を除く18歳以上ならだれでも受け付けているため、気軽に申し込めます。
ANAカードを初めて持つ方や、審査が少し不安という方におすすめの1枚。ANAカードの基本的な特典が備わっているにも関わらず、年会費は2,200円(税込)とお得な維持コストで持てます。
初年度は年会費無料&入会キャンペーンでポイントも獲得できます!
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②ANA JCB一般カード
ANA JCB一般カード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込)/初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ANA JCB一般カードは、ANAカード(一般カード)と同スペックのクレジットカード。年会費や特典に違いはありませんが、国際ブランドがJCBになります。
JCBは日本を代表する国際ブランドであり、国内ではVisaに次ぐ加盟店数を誇ります。しかし、世界的に見るとVisaやMastercardの加盟店数が圧倒的。
加盟店数は、Visaが約7,000万ヶ所、Mastercardが4,400万ヶ所以上、JCBが約3,000万店となっています。
海外利用を中心に考えている方は、ANAカード(一般カード)がおすすめ。一方で、日本国内のみでの利用を考えており、安心の日本ブランドを選びたい場合はANA JCB一般カードを申し込みましょう。
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③ANA Visa Suicaカード
ANA Visa Suicaカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 2,200円(税込)/初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ANA Visa Suicaカードは、SuicaとANA VISAカードが一体化したクレジットカード。Suicaのオートチャージ機能があるため、電車やバスで便利に使えながらもお得にマイルが貯まります。
日常的にSuicaを利用する方は、ANA Visa Suicaカードが最もお得に活用できるのでおすすめです。
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④ANA Visaワイドカード
ANA VISAワイドカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 7,975円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ANA VISAワイドカードは一般カードよりも年会費が高めですが、その分ボーナスマイルや特典がアップします。カードのランクは、一般カードとゴールドカードの中間と考えて問題ありません。
入会ボーナスは一般カードの2倍の2,000マイルを獲得できます。また、航空券購入時のフライトボーナスも基本マイルから25%アップするため、年間1回以上飛行機に乗る方は、一般カードよりもANA VISAワイドカードがお得です。
旅行好きな方に特におすすめ!
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⑤ANA JCBワイドカード
ANA JCBワイドカード | 詳細 |
---|---|
年会費 | 7,975円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ANA JCBワイドカードは、ANA VISAワイドカードと同スペックのクレジットカード。国際ブランドはJCBになるため、こちらも一般カードと同様に、国内での利用を中心に考えている方におすすめの1枚です。
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審査時間も解説!ANAカードの審査でよくある質問
最後に、ANAカードに関するよくある質問をまとめます。
主婦でも審査に通る?
主婦でもANAカード審査の通過は可能です。実際にSNSの口コミでは、専業主婦でも審査通過した声が見受けられました。
また、どうしても審査が不安な方は配偶者の年収を申告するのも良いでしょう。規約の範囲内でカード会社に返済能力を示せます。
だれでも安心して申し込めますね。
審査時間はどのくらい?
ANAカードの審査時間は、最短3営業日です。無事、審査通過すると2週間程度でカードが手元に到着します。
郵送で申し込むと1週間程度かかるため、なるべく早くカードを発行したい方はインターネットで申し込みましょう。
ANAカードの審査通過で重要なのは自分に合ったカード選び
ANAカードは様々な種類があるため、審査基準や難易度もそれぞれ異なります。審査通過には年収やクレヒスなど個人の信用情報が重要ですが、まずは自分に合ったカードを選ぶのが大切です。
この記事で解説した内容を元に、自分に合ったANAカードを見つけてみてください。