JCB CRAD Rは毎月の支払いを定額にできる便利なクレジットカード。申し込みはWeb入会限定であるため、発行にはWeb申し込みが必須です。この記事では、JCB CRAD Rの特徴からメリット・デメリット、審査までをすべて紹介します。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
JCB CRAD Rは高還元率が魅力のリボ払い専用カード
JCB CRAD R | 詳細 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.4% |
国際ブランド | JCB |
申し込み対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
JCB CRAD Rは、永年年会費無料で持てる株式会社JCBのリボ払い専用カード。Web入会でのみ発行できるクレジットカードであるため、JCBのプロパーカードほどの知名度はありませんが「使い勝手の良い1枚」と密かに定評があります。
突然の出費でも、ムリなく毎月一定の金額で返済ができるのがJCB CRAD Rの特徴です。リボ払いは手数料がかかりますが、きちんと返済計画が立てられる方は便利に出費を管理できるでしょう。
また、JCBオリジナルシリーズの優待店では最大23倍ものポイントが獲得できるため、優待店利用で魅力を発揮するカードだと言えます。
支払い方法の自由度が高いJCB CRAD Rを、この機会に申し込んでみましょう!
JCB CRAD Rの特徴
まずは、JCB CRAD Rの特徴を紹介します。
- 年会費は永年無料
- ポイント4倍で還元率は最大2.0%
- 月々の支払いは定額
- 選べる2つの支払いコース
- 旅行保険も付帯
- Web入会限定のカード
それぞれ詳しく見ていきましょう。
年会費は永年無料
JCB CRAD Rの年会費は永年無料です。入会金・発行手数料も不要で、カードが保有可能。JCBが発行するカードの中で最も一般的な、JCB一般カードの年会費が1,375円に対して、JCB CRAD Rは年会費無料で持てます。
ほかにもJCBのクレジットカードは、一般カードでも年会費が必要な場合があります。
ポイントはいつでも4倍
JCB CRAD Rは1,000円の買い物につき1ポイントが貯まりますが、通常ポイントに加えて合計3ボーナスポイントが毎回加算されます。1,000円の買い物につき4ポイントが貯まるため、通常の還元率は0.4%です。
いつ、どんな場所で買い物をしても、JCB CRAD RのポイントはJCB一般カードの4倍貯まります。ポイントの仕組みを詳しく解説すると、以下のようになります。
- 通常ポイント1倍
- 決済時に必ずボーナスポイント1倍
- 手数料発生時にボーナスポイント2倍
さらに、JCB優待店で利用すれば通常の5〜23倍ものポイント獲得も可能です。
下で詳しく説明しているので、そちらも参照してください。
月々の支払いは定額
JCB CRAD Rはリボ払い専用カードであるため、月々の支払いは定額。支払額は利用残高に応じた金額となります。
リボ払いとは、クレジットカードの支払い方式の一つであり、あらかじめ設定した金額を月々支払っていくもの。毎月の支払いが定額になるため家計の管理に役立つ一方、手数料が発生する点に注意が必要です。
利用残高がある限り支払いは続きますが、毎月ムリなく返済ができるため、高額品の購入にも役立ちます。
例えば、月々の支払いを1万円に設定している場合で12万円のパソコンを購入すると、手数料を含めた金額を12ヶ月以上かけて返済するイメージです。
選べる2つの支払いコース
JCB CRAD Rは支払いコースが以下の2つから選べます。
- ゆとりコース
- 標準コース
コースは毎月変更ができるため、利用残高に応じて変更するのも良いでしょう。あまり手数料を支払いたくないという方は「標準コース」を選択してください。
①ゆとりコース
ゆとりコースは、その名の通り毎月ムリなくゆとりある返済ができるコース。5,000円単位で返済額を設定できるため、自分の返済能力に合わせた支払いができます。
しかし、最安の5,000円に設定すると返済の負担は減りますが、支払いをしなければならない金額がなかなか減らないので、結果的に手数料が増えてしまいます。
便利な返済方法ですが、利用は計画的に行いましょう。
②標準コース
標準コースは、月々決まった金額を支払うコース。10,000円に設定しているならば、毎月口座から10,000円が引き落とされます。
リボ払いを利用しながらも、自分なりにある程度の支払い制限がかけられるため、なるべく手数料をかけたくない方は標準コースを選択しましょう。
旅行保険も付帯
JCB CRAD Rは年会費無料ながら、旅行保険が付帯されています。主に海外旅行で補償を受けられる保険ですが、海外旅行傷害保険が最高2,000万円、海外のショッピングガード保険が100万円付帯。
海外のショッピングガード保険は、JCBカードで購入された物品の偶然の事故による破損・盗難などの損害を、購入日から90日間、年間最高100万円まで補償してくれるため安心して買い物が楽しめます。
Web入会限定のカード
JCB CRAD RはWeb入会限定のカードであるため、JCBの公式サイトからしか申し込みができません。一般的にクレジットカードは店頭窓口や郵送でも発行ができますが、JCB CRAD RはWeb入会のみ。
発行を検討している場合は、この記事を参考にしながら申し込みを行いましょう。
JCB CRAD Rの3つのメリット
ここではJCB CRAD Rのメリットを、3つ紹介します。
- ポイント還元率が高い
- 年会費無料なのに付帯保険が充実
- 繰上げ返済・一括払いも可能
順番に詳しく見ていきましょう。
①ポイント還元率が高い
JCB CRAD Rはいつでもポイントが4倍と、年会費無料カードの中では獲得できるボーナスポイントが豊富。貯まるポイントは1,000円につき4ポイントであるため、ポイント還元率だけ見ると0.4%とあまり高くありません。
しかし、JCBカードの利用で貯まる「Oki Dokiポイント」は1ポイント3円相当として使えます。この点を加味すれば、JCB CRAD Rは実質1.2%のポイント還元率とも言えます。JCB CRAD Rは紛れもなく高還元率なクレジットカードです。
銀行系クレジットカードの多くが還元率0.5%であり、還元率1.0%を超えるカードは高還元率カードの部類に入ります。
JCB優待店での利用でさらにお得!
通常のポイント還元に加えて、優待店で利用すればさらにボーナスポイントが獲得できるのも特徴です。JCBオリジナルシリーズパートナーと呼ばれる優待店では、最大19倍ものポイントが獲得可能。
使うお店によっては、結果として最大23倍のポイントが貯まります。参考までに、優待店の一部をまとめます。
JCBの主な優待店
- スターバックス(オンラインチャージ):10倍
- モスバーガー:10倍
- Amazon:8倍
- セブンイレブン:3倍
- ビックカメラ:2倍
普段からよく利用するであろうお店が多いのが嬉しいですね。
②年会費無料なのに付帯保険が充実
JCB CRAD Rは年会費無料ながら、海外旅行保険が付帯されているのもメリット。海外での思わぬトラブルにも最高2,000万円の補償が受けられます。
ショッピングガード保険も付帯されており、海外での購入品に対して補償も受けられるのも嬉しいポイントです。
③繰上げ返済・一括払いも可能
JCB CRAD Rはポイントがお得に貯まりますが、リボ払いであることが気になる方も多いでしょう。実は、リボ払いのみでなく、繰上げ返済や一括払いも可能なのがJCB CRAD Rの特徴。
繰上げ返済なら利息がかからないため、損することなく利用代金を返済できます。毎月20日までに銀行やコンビニのATMで繰り上げ返済をすれば、手数料がかかりません。
また、銀行引き落とし日に一括払いも可能。支払日の約1週間前までに、会員サイトの「MyJCB」から申し込むか、JCBへの電話申し込みで手続きができます。
ただし、一括払いでも月の手数料は発生するため、手数料を0円にしたいのなら繰り上げ返済を利用しましょう。
JCB CRAD Rの2つのデメリット
ここでは、JCB CRAD Rのデメリットを2つ紹介します。
- リボ払いで手数料がかかる
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
順番に見ていきましょう。
①リボ払いで手数料がかかる
JCB CRAD Rは毎月定額でムリなく利用代金を返済できるメリットがありますが、リボ払いであるため手数料がかかります。リボ払い手数料は利用残高の15%です。
しかし、JCB CRAD Rは繰り上げ返済や一括払いもできるため、手数料を少なくすることができます。返済計画をきちんと立てられる方にとっては便利に活用できるでしょう。
毎月の返済が定額であるため、家計の管理もしやすいですよ。
②海外旅行傷害保険は利用付帯
JCB CRAD Rは海外旅行保険が付帯されていますが、利用付帯であるため、補償を受けるには旅行代金をJCB CRAD Rで支払っている必要があります。
海外で不慮の事故や盗難にあった場合でも、旅行代金をJCB CRAD Rで支払っていなければ補償が受けられません。年会費無料ながら海外旅行保険が付帯されているのはメリットですが、この点は忘れないように注意しましょう。
JCB CRAD Rの審査
ここでは、JCB CRAD Rの審査についてまとめます。JCB CRAD Rだけでなく、すべてのクレジットカードに言えることですが、カードの詳しい審査基準は公表されていません。
しかし、カード保有者の口コミや申し込み対象から審査難易度をある程度測るのは可能。JCB CRAD Rは、比較的申し込みハードルの低い1枚だと言えます。
申し込み対象は18歳以上
JCB CRAD Rの申し込み対象は、高校生を除く18歳以上の方です。公式サイトには以下のような記載があります。
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
JCB CRAD Rは、18歳以上で本人または配偶者に安定した収入があれば誰でも申し込み可能。JCB CRAD Rは安定継続収入という記載があるため、収入のない方では発行できない可能性があります。
しかし、大学生でも申し込める点からアルバイト程度の収入があれば発行できる可能性が高いと考えられるため、申し込みにあまり気負う必要はないでしょう。
申し込みハードルは低め
JCB CRAD Rの申し込みハードルは低めです。安定継続収入が必要であるため、無職の方では発行できない可能性がありますが、申し込みハードルに関しては他社の年会費無料カードと変わりません。
また、JCB CRAD Rは配偶者に安定した収入があれば申し込めるクレジットカードであるため、専業主婦の方でも発行が可能。配偶者の収入を申告することで収入のない専業主婦でも審査通過は十分に考えられます。
SNSの口コミを確認しても、JCB CRAD Rは比較的発行しやすいクレジットカードと判断できます。
このように、他社のクレジットカード審査には落ちたものの、JCB CARD Rなら発行できたとの声が見受けられました。
クレジットカードの発行が難しいとされる大学生でも持ちやすい1枚です。
JCB CRAD Rの申し込みから発行までの流れ
最後に、JCB CRAD Rの申し込みから発行までの流れを紹介します。手順は以下の通りです。
- 公式サイトから申し込み
- 入会審査
- カード到着
順番に詳しく見ていきましょう。
①公式サイトから申し込み
JCB CRAD RはWeb入会限定のクレジットカードであるため、JCBの公式サイトより申し込みます。会員規約に同意のうえ、本人情報を入力すれば申し込みは完了です。
入力する本人情報は、以下を参考にしてください。
申し込み時に入力する情報
- 名前
- 生年月日
- 金融機関名
- 金融機関支店
- 預金科目
- 口座番号
②入会審査
申し込みの次は入会審査です。JCB CRAD Rの審査は、最短で3営業日で終わります。
無事、審査通過すれば登録しているメールアドレス宛に審査完了のメールが届きます。
③カード到着
JCB CRAD Rは申し込みから早ければ1週間程度で自宅にカードが到着します。他社のクレジットカードを見ると、申し込みから到着まで2週間以上かかるものもあるため、JCB CRAD Rの発行スピードは早めです。
到着したカードの裏面にサインをすれば、すぐに利用できます。
JCB CRAD Rはリボ払い専用カードでも豊富な特典多数!
JCB CRAD Rは、年会費無料で充実したポイントプログラムが魅力のクレジットカード。リボ払い専用であるため手数料がかかりますが、繰り上げ返済や一括払いも可能です。
リボ払いでも2つのコースから返済方法を選べるため、とにかく返済の自由度が高いのが特徴。海外旅行保険も付帯されており、海外利用でも安心できます。
気になる方はこの機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。