dカードの国際ブランドは、VisaとMastercardの2つの中から選択しなければいけません。どちらもメリットがあるので、自分に合ったメリットを探してdカードを申し込むときの参考にしてみてください。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
dカードは国際ブランドをVISAとMastercardの2つから選べる
dカード | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 無料 |
貯まるポイント | dポイント |
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み条件 | 18歳以上 |
dカードは、年会費無料なのに基本還元率1%と、高還元クレジットカードの1つです。最大の特徴は、ポイントカードの機能が搭載されていること。ローソンやマクドナルドの「dポイント加盟店」でポイント2重取りができます。
2重どりの方法は、カードの裏面を提示してバーコードを読めとってもらった後にクレジットカードで支払いするだけ。とっても簡単です。カードを使って貯まるdポイントも、1ポイント1円で使える優れたポイントですよ。
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国際ブランドはVISAとMastercardから選択
そんなお得な機能満載のdカードですが、カード発行時に「Visa」と「Mastercard」の2つから国際ブランドを選択できます。どちらの国際ブランドを選べばいいかわからないという方も、このページを読めばどちらを選べばいいかがすぐにわかりますよ。
まずは「Visa」と「Mastercard」とメリットについてみていきましょう。
dカードのVISAとMastercardを比較!メリットとおすすめな人を解説
還元率1%や特約店といったdカード自体の特典は、Visa、Mastercardどちらを選んでも受けられます。ではなにが違うのかというと、カード会社が違うという点のみです。
例えば、Visaを選ぶとVisa加盟店でしか支払いができなくなります。Mastercardを選んだ場合も同様です。
また、カード会社が違うということは加盟店以外にも違いがあるので、ここからはVisaとMastercardの違いを解説していきます。
▼特典の違い一覧
比較項目 | Visa | Mastercard |
---|---|---|
決済シェア率 | 49.1% | 23.6% |
加盟店舗数 (海外) | 約5,800万 | 約5,800万 |
カード発行枚数 | 20億枚 | 10億枚 |
コンタクトレス決済 | 〇 | 〇 |
国際大会 | 〇 | × |
コストコ | × | 〇 |
※NILSON REPORT参照
クレジットカード決済のシェア率は、Visaが世界1位です。世界中の半分近い人がVisaのカードを使って決済をしているということになります。
Mastercardのシェア率はVisaよりも少ないですが、Visaと同じくらいの加盟店を有していることがわかります。
細かいことを気にしないのであれば、Visaを選んでもMastercardを選んでも大差ありません。どちらでもよい言う方はVisaを選んでおけば間違いないでしょう。
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では、ここからは細かい特典の違いについてみていきましょう。
VISAを選ぶメリット
細かなVisaのメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
- 加盟店舗数が世界1位
- Visaのタッチ決済が利用できる
特典が自分に合っているかを確認しながら見ていきましょう。
➀加盟店が世界1位
VisaとMastercardの加盟店舗数に大きな違いはありませんが、Visaの方が若干Mastercardよりも多く、加盟店舗数が世界1位となっています。加盟店舗数が多いということは、それだけカード決済ができるチャンスがあるということ。
カード決済できるお店は、大体Visaのクレジットカードに対応しているため、手元に現金がないという時も安心です。dポイントが貯まる機会が多いということにもつながります。
補足ですが、アメリカでは、MastercardよりVisaの方が加盟店舗数が多いです。
➁VISAのタッチ決済が利用できる
最新のdカードでは、Visaのタッチ決済に対応しています。対応マークのあるVisa加盟店で「タッチで」と伝えると、リーダーのライトが光るので、カードもしくはタッチ決済対応のデバイスをタッチするだけ。サインや暗証番号は不要です。
タッチ決済に対応している店舗数は年々増加しています。他人との接触が気になる方はVisaを選ぶと良いでしょう。
VISAタッチ決済対応店舗
- スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドー)
- コンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート)
- ドラッグストア(ウエルシア)
- 飲食店(マクドナルド・タリーズコーヒー)
dカードでVISAがおすすめな方
以下の2つの条件でどちらかに該当する方は、MastercardよりVisaがおすすめです。
- アメリカによく行かれる方
- オリンピックなどの国際スポーツの現地観戦をする方
アメリカではMastercardよりもVisaの方が加盟店舗数が多いので、Visaを選ぶべきです。海外でもdカードを使いたいと考えている方は、Visaを選んでおけば問題なくdカードを使えるでしょう。
また、オリンピックなどの国際スポーツの現地観戦をする方はVisaを選ぶのをおすすめします。Visaが協賛している大会では、スタジアムなどでのカード決済はVisaでしかできません。海外でキャッシュレス決済をしたい方は、Visa一択です。
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Mastercardを選ぶメリット
ここからは、Mastercardを選ぶメリットを紹介します。Mastercardを選ぶメリットは以下の2つです。
- ヨーロッパではMastercard加盟店の方が多い
- コストコでカード決済可能
Mastercardを選ぶメリットを1つずつ見ていきましょう。
➀ヨーロッパではMastercard加盟店の方が多い
Visaと比べて加盟店舗数は若干少ないですが、ヨーロッパではMastercardの方が利用できる店舗数が多いです。特にドイツやオランダを多く訪れる方は、Mastercardを選んでおいた方が便利。
ドイツやオランダではMastercardが強い力を持っており、特に鉄道券売機ではマスターカードしか使えない場合が多いです。歴史的にMastercardが強かったことが原因なのですが、Mastercard自体アメリカの会社なので詳細は不明です。
ドイツとオランダ以外のヨーロッパの国々では、他国同様Visa、Mastercardともに利用可能店舗数にあまり変わりがありません。
➁コストコでカード決済可能
コストコではMastercardでしかクレジットカード決済できません。VisaやJCBではカード決済ができないので注意しましょう。
同様に、国際ブランドがVisaのクレジットカードを所持している方は、Mastercardを選ぶべきです。Visaしか決済できないお店とMastercardでしか決済できないお店の両方をカバーできます。
dカードでMastercardがおすすめな人
以下の2つの条件でどちらかに該当する方は、VisaよりMastercardがおすすめです。
- ヨーロッパ方面(特にドイツかオランダ)を訪れる方
- Visaをすでに持っている方
ヨーロッパをよく訪れる方は、1枚Mastercardのクレジットカードがあれば便利です。日本にはあまりない、Mastercardのみでクレジットカード決済に対応しているお店が多くあります。
また、Visaのクレジットカードを持っている方はMastercardのクレジットカードを1枚持っておくと便利でしょう。わざわざ同じお店でしか決済をできないカードを複数枚作る必要はありません。
Visaのクレジットカードを持っている方が、Mastercardのクレジットカードを発行すると、どちらのメリットも受けられます。
dカードではVISAでもMastercardでもApple Payが利用可能!
dカードはどの国際ブランドを選んでもApple Payを利用できます。Apple Payは、iPhoneのアプリ「Wallet」にクレジットカードを登録するだけで、タッチレス決済やオンライン決済が容易になるなど、普段の支払いがより便利になる機能が満載。
すべてのカードがVisaを選んでも、Apple Payに登録できるわけではないので、dカードにおいてはMastercard、Visa共通のメリットと言えるでしょう。
dカードの国際ブランドの変更方法は解約のみ!
dカードの国際ブランドの切り替えは、書類や問い合わせなどではできません。dカードの還元率などの機能は同じでも、VisaとMastercardは全く違うカード会社です。現カードを解約し、再度カードを申し込む必要があります。
家賃や光熱費、携帯料金の支払いを解約前のdカードで行っている方は、カード番号や入力する暗証番号の引継ぎはできないので注意しましょう。国際ブランド切り替えでカードを解約するときは、特に注意してください。
ほとんどの場合、国際ブランドの切り替えはdカード関係なく、解約&再申し込みのみで対応しています。
dカードゴールドもVISAとMastercardから選べる
dカード GOLD | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 11,000円(税込) |
貯まるポイント | dポイント |
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み条件 | 20歳以上(学生を除く) |
dカード GOLDは、同じくドコモが発行するクレジットカードで、dカードの上位カードとなります。年会費は11,000円(税込)かかりますが、ドコモユーザーに特化した特典をより多く付帯していることが特徴です。
dカード GOLDも、国際ブランドをVisaとMastercardから選ぶことが可能。ただし、dカードとdカード GOLDの、2枚持ちはできません。国際ブランドの違いや、dカード GOLDの特典の詳細については下で詳しく解説していきます。
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国際ブランドの違いは一般カードと同じ
dカード GOLDにおいて、国際ブランドの違いは一般カードと同じです。Visaを選んだから、Mastercardを選んだからといって、ラウンジや還元率などの特典が追加されることはありません。
したがって、Visaを選ぶメリット、Mastercardを選ぶメリットはdカード GOLDに適応されます。「
dカード GOLDの国際ブランドで悩んでいる方は、世界中でより多くの提携店がある、Visaがおすすめです。
dカードGOLDは最高10%還元!
dカード GOLDは、発行するだけで以下の特典を受けられます。
dカード GOLDの特典一覧
- 最大還元率10%
- 国内・ハワイの空港ラウンジが無料
- 国内・海外旅行保険が自動付帯(最大1億円)
- 最高10万円のケータイ補償
- 電子マネーiD&dポイントカード機能も付帯
最大の特徴は何といっても、還元率最大10%という高還元率なところ。dカード GOLDでドコモの携帯料金やネット通信料を支払うと、10%還元(1,100円につき100ポイント)があります。
dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)なので、ドコモに月1万円近く携帯料金を支払っている方であれば、10%還元分だけでも年会費を相殺するぐらいのポイントを貯められます。
通常の支払いでも1%と高還元なので、ポイントが貯まりやすいゴールドカードと言えますよ。
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dカードの申し込み方法は3ステップ
ここからはdカード、dカード GOLDの申し込み方法を解説していきます。カードを手に入れたい方は、以下の手順に沿うようにしましょう。
- 公式サイトからカードを申し込み
- 審査を受ける
- カードを受け取る
1つずつ解説していきますね。
Step1. 公式サイトからカードを申し込み
dカードは、最寄りのドコモショップでの申し込みや、郵送での申し込みを受け付けていますが、一番簡単なのは、インターネットからの申し込みです。PCやスマートフォンから、必要事項を入力するだけで、すぐに完了。
この時に、支払い指定する銀行口座の情報や、本人確認のための免許証があればスムーズに申し込みができます。なお、いずれの方法も即日発行には対応していないので注意しましょう。
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Step2. 審査を受ける
申し込みが終わると、審査に入ります。信用できるとカード会社に判断された場合は、dカードが発行され、信用できないと審査に落ちてしまいます。
審査の間はひたすら待ちなので、何もすることはありません。dカードは、流通系クレジットカードなので、特別審査が難しいということはないでしょう。
Step3. カードを受け取る
審査に通過すると、郵送でカードが届きます。カードが届いてからは、自由にdカードが使えるようになりますよ。受け取りには本人確認が必要な場合があるので、配達員の方から本人確認書類の提示を求められたら、すぐに出せるようにしておくと便利です。
また、審査に落ちた場合でも、書類で審査に落ちた旨が通達されます。審査の結果にかかわらず書類は送られてくることは覚えておきましょう。
dカードVISAとMasterで迷ったら欲しい特典で決めよう
dカードの国際ブランドはVisaとMastercardの2択で、それぞれメリットがあります。自分に合ったと感じたメリット、特典と照らし合わせながら国際ブランドを選べば間違いないでしょう。
dカード、dカード GOLDは両者とも国際ブランドに関しては同じなので、VisaとMastercardの違いも同様と言えます。自分に合った特典を選んで、国際ブランドも選択しましょう。
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