JCBとVisaはどっちがいいか比較してみた!機能の違い・おすすめクレカも解説

JCBとVisaを選ぶ際に意識すべきなのが「海外でもカードを利用するか」という点。海外でも利用する方はVisa、日本国内だけの利用ならJCBを選べば良いでしょう。この記事では、JCBとVisaを比較しながら、おすすめカードを紹介します。

この記事の監修者

高橋

クレットカードメディア編集長

今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!

JCBかVisaで迷ったら「Visa」がおすすめ

クレジットカードは国際ブランドの違いでも利便性が変わります。一概には言えませんが、JCBとVisaで迷っている場合は「Visa」を選ぶのがおすすめ。

VISA_ロゴ

Visaは世界シェアNo.1を誇るため使える店も多く、利用に困るシーンがないからです。海外での利用も検討している方は、Visaを選ぶと良いでしょう。

しかし、JCBも日本発祥の国際ブランドとして国内では圧倒的な知名度を誇ります。JCB独自の特典やサービスも多くあるため、国内での利用が中心の方はJCBを選んでも問題ありません。

編集長

JCBとVisaにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、どうしても決めきれない方は2枚のクレジットカードを発行して、使い分けるのもおすすめです。

JCBとVisaの違いを比較!それぞれおすすめのクレカも紹介

h2_国際ブランド_違い.png

JCBとVisaの違いは、発祥国と加盟店数にあります。JCBは日本発祥ですが、Visaはアメリカ発祥の国際ブランド。

以下の通り、加盟店数はVisaがJCBの約2倍を誇ります。

種類JCBVisa
発祥日本アメリカ
加盟店数約3,500万店約7,000万店
メリット日本で加盟店数が多い世界中で使える
デメリット海外で加盟店数が
少ない
プロパーカードがない
おすすめな人国内で特典を受けたい海外でも使いたい

JCBは「国内で強みを発揮する」点がメリットであり、Visaは「世界中で使える」点がメリットだと言えます。この点を頭に入れて、これから紹介するクレジットカードの特徴を確認しながら、自分に合ったカードを選びましょう。

JCBブランドを作るなら【JCB CARD W】

JCB CARD W詳細
年会費無料
ポイント還元率1.00%~5.50%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
国際ブランドJCB
申し込み対象18〜39歳限定

JCB CARD Wは、JCBカードの中で人気No.1といっても過言ではないクレジットカード。ポイント還元率は常時1.0%と高還元率でありながら、年会費無料で持てるのが嬉しいですね。

申し込み対象は18〜39歳限定ですが、39歳までにカードを発行すれば40歳以降も使えます。JCBブランドのカードを発行するなら、JCB CARD Wを選べば間違いありません。

Visaブランドを作るなら【三井住友カード(NL)】

三井住友カード(NL)詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

三井住友カード(NL)は表面にカード番号の印字がないカードで、セキュリティ面も安心。ポイント還元率は0.5%ですが、セブン-イレブンやローソン、マクドナルド等の有名店舗では最大5%還元になるのが特徴です。

銀行系大手の三井住友カードが発行していることもあり、不正利用に対するサポートも充実。Visaブランドのクレジットカードを発行するなら、三井住友カード(NL)が最有力候補です。

編集長

即日発行・即日利用可能なカードでもあるので、今すぐにカードが欲しい人にもおすすめですよ!

JCBのメリット・デメリット

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ここでは、JCBのメリットとデメリットを紹介します。

JCBのメリット

JCBのメリットは、国内で使える特典が豊富な点。JCBトラベルの割引・キャッシュバックやディズニー特典、その他優待キャンペーンがあり、JCBを保有しているだけで恩恵が受けられるシーンが多々あります。

ポイントアップの機会も多く、スターバックスやセブンイレブンなどの加盟店では3〜10倍の還元率アップが狙えますよ。

また、JCBは独自発行のプロパーカードも発行しており、初めての1枚にもおすすめです。プロパーカードは国際ブランドが自社発行しているため、信頼性の高さが魅力。

編集長

国内で充実した特典やサービスを受けたいなら、国際ブランドはJCBがおすすめですよ。

JCBのデメリット

JCBのデメリットは、海外で使えるお店が少ない点。日本発祥の国際ブランドなため、Visaに比べると海外で使えるお店が少なく、不便なことも多いです。JCBを選ぶ場合は、自分がどの程度海外に行くかも考慮しましょう。

編集長

世界的に見てもVisaよりは加盟店数が劣りますが、台湾やグアム・ハワイなどでは問題なく利用できますよ。

また、日本国内では安心感のあるJCBですが、コストコなどの一部店舗では使えません。自分がよく使う店舗で利用可能かどうかを調べてから、JCBを選ぶと安心ですね。

Visaのメリット・デメリット

h2_VISAカード_メリット・デメリット

ここでは、Visaのメリットとデメリットを紹介します。

Visaのメリット

Visaのメリットは、海外でも安心して使える点。VisaはJCBの約2倍の加盟店数を誇るため、海外でも利用できるお店が多くあります。

クレジットカードが使えるお店であれば、ほぼすべてのお店でVisaが使えるといっても過言ではありません。1枚目の国際ブランドを選ぶのであれば、世界シェアNo.1のVisaをおすすめします。

Visaのデメリット

Visaのデメリットは、プロパーカードがない点。JCBとは違い、Visaブランドから独自発行されているカードがありません。VISAカードを作るには、Visaと提携しているカード会社でVisaブランドを選ぶ必要があります。

編集長

プロパーカードはステータス性や信頼性の高さに定評があるため、Visaはプロパーカードがない点が大きなデメリットと言えますね。

またApple Payも一部利用できないため、頻繁に利用する方は不便に感じることも多いでしょう。プロパーカードが欲しい方やApple Payをどうしても利用したい方は、Visaブランドを選ぶかどうか慎重に考える必要がありますね。

Visaブランドのおすすめクレジットカード2選

Visaブランドのおすすめクレジットカードは、以下の2つです。

  1. 三井住友カード(NL)
  2. ライフカード

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

三井住友カード(NL)は、セブン-イレブン・ローソンとマクドナルド等で還元率が最高5倍となるクレジットカード。通常のポイント還元率は0.5%ですが、ポイント5倍のお店では2.5%と高還元率です。

表面にカード番号の印字がない三井住友カード(NL)は、通常の三井住友カードとは異なり、年会費が永年無料。また、デジタルカードなら即日発行・即日利用が可能なところも大きな魅力ですよ。

三井住友カードNL_ナンバーレス_公式スクショ

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②ライフカード

ライフカード詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB
申し込み対象日本国内にお住まいの18歳以上(高校生除く)で電話連絡が可能な方

ライフカードは比較的審査に挑戦しやすいカードであるため、初めてのクレジットカードにおすすめ。年会費は永年無料なうえに、家族カードも発行できます。

最短2営業日で発行できるスピード発行にも定評があり、申し込みから1週間程度でカードが手元に到着しますよ。「審査に不安があるけどVISAカードが欲しい」という方は、ライフカードを選んでみましょう。

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JCBブランドのおすすめクレジットカード2選

JCBブランドのおすすめクレジットカードは、以下の2つです。

  1. JCB CARD W
  2. JCB一般カード

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①JCB CARD W

JCB CARD W詳細
年会費無料
ポイント還元率1.00%~5.50%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
国際ブランドJCB
申し込み対象18〜39歳限定

JCB CARD Wは、JCBが発行するカードの中でも総合力&人気No.1のクレジットカード。ポイント還元率が常時1.0%であり、アマゾンやスターバックスなどのパートナー店ではさらにポイントがアップします。

JCBカードW_ポイント特典

申し込みは39歳以下限定なので、対象年齢である方は早めの申し込みをおすすめします。「JCBカードと言えば【JCB CARD W】」だと言われるほど知名度が高いカードですよ。

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②JCB一般カード

JCB一般カード詳細
年会費1,375円(税込)/初年度年会費無料(オンラインで入会申し込みの場合)
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
ポイント還元率0.50%~5.00%
国際ブランドJCB
申し込み対象満18歳以上で安定継続収入のある方
(高校生は除く)

JCB一般カードはJCBが自社発行するプロパーカードであり、通常のカードよりもステータス性と信頼性が高いクレジットカード。年会費は1,375円(税込)かかりますが、初年度は無料で持てるためお試しができます。

プロパーカードを使うメリットは、利用実績を積めば上位カードへの招待が届く点。JCB一般カードも支払いの延滞がなく、一定の利用実績を積めばJCBゴールドカードへの切り替え案内が届く場合があります。

編集長

1つのクレジットカードを長く使いたい方には、JCB一般カードがおすすめです。

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【切り替え・2枚持ち可能】初めてにおすすめのカード3選

ここでは、国際ブランドの途中切り替えや2枚持ちが可能なクレジットカードを3つ紹介します。JCB・Visaでどうしても迷う方におすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 楽天カード
  2. イオンカードセレクト
  3. MUFJカード

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①楽天カード

楽天カード詳細
年会費無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa・Mastercard
JCB・Amex
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

楽天カードは2枚目のカードを無料で発行でき、JCBとVisaの2枚持ちが可能。年会費無料なうえにポイント還元率も常時1.0%、楽天市場なら3.0%と高いため、初めてのクレジットカードにもピッタリです。

国際ブランドが途中で変更できるカードは他にもいくつかあるものの、2枚目のカードを無料発行できるのは楽天カード独自の特典。欲しかった国際ブランド・デザインが選べるのはもちろん、引き落とし口座も分けられます。

編集長

楽天ユーザーはザクザクとポイントが貯まること間違いないので、申し込んで損はありませんよ。

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②イオンカードセレクト

イオンカードセレクト_券面
イオンカードセレクト詳細
年会費無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

イオンカードセレクトは、クレジットカードとキャッシュカード、WAONの3機能が搭載された1枚。毎月20・30日に開催されるお客様感謝デーでは、全国のイオンで5%割引が受けられるため、主婦を中心に人気を集めています。

また、イオンカードセレクトは途中で国際ブランドの変更が可能。たとえば、仮にJCBを選んでいても後からVisaに変更できるため、悩んでいる方はイオンカードセレクトが便利に使えますよ。

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③MUFJカード

MUFJカード詳細
年会費1,375円※初年度年会費無料
※年1回の利用で翌年度も無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard
JCB・Amex
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

MUFJカードは三菱UFJニコスが発行するクレジットカード。年に1回でもカード利用があれば翌年度も年会費無料になるため、実質無料で持てます。

MUFJカードはイオンカードセレクトと同様、国際ブランドを途中で変更できる点が大きなメリット。また、三菱UFJ銀行を利用していれば回数制限なしでATM手数料が無料になり、無駄な出費が省けて便利ですよ。

編集長

使い勝手の良いカードを探しているなら、MUFJカードがおすすめです。

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JCBは国内利用向け|Visaは世界中どこでも使える

JCBは国内でクレジットカードを使う場合に独自の特典やサービスが受けられます。一方で、Visaは世界中で使えるのが大きなメリット。

使い勝手を考慮すれば、初めてのクレジットカードはVisaがおすすめです。仮にVisaブランドのカードを持っている方は、JCBブランドを発行すれば決済手段が広がるでしょう。上手く使い分けて豊かなカードライフを送ってくださいね。

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この記事を書いた人

クレカタウン編集部員

クレジットカードのプロ「クレカタウン編集部員」です!様々な角度からクレジットカードを徹底解説します。

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