高速道路を利用する機会が増えれば、ETCカードの発行を検討しますよね。dカードもしくはdカード GOLDを保有している方は、ETCカードが実質無料で発行できます。この記事では、ドコモのETCカードの基本情報から申し込み方法までまとめます。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします！
ドコモのETCカードは年会費無料
ドコモのETCカードは初年度無料無料で発行できるうえに、2年目以降も前年度に1度でも利用があれば無料になります。実質年会費無料で持てるドコモのETCカードを、この機会に発行してみましょう。
dカードを保有すればドコモのETCカードが発行できます。高速道路をよく利用する方は、ドコモのETCカードを搭載すれば普段の生活でdポイントをザクザクと貯められますよ。
ドコモのETCカード発行にはdカードが必須
ドコモのETCカードを発行するには、以下の対象カードを保有している必要があります。
- dカード
- dカード GOLD
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ETCカードはクレジットカードと同時申し込みできるので、発行に手間もかかりません。
①dカード
| dカード | 詳細 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard |
| 申し込み対象 | 満18歳以上（高校生は除く） |
dカードは年会費無料にも関わらず、ポイント還元率1.0%と高還元なクレジットカード。ドコモユーザーにはもちろん、それ以外の方にもお得な1枚です。
dカードにはdポイントカードの機能も付帯されており、コンビニや飲食店をはじめとした加盟店ではポイントの2重取りも可能。普段よく利用する身近な店舗でザクザクとポイントを獲得できますね。
特約店のマツモトキヨシやタワーレコード、ジュンク堂書店などではポイントの3重取りもでき、最大4.0%の還元を受けられます。維持コストをかけずに高還元なカードを持つなら、dカードで決まりですね。
②dカード GOLD
| dカード GOLD | 詳細 |
|---|---|
| 年会費 | 11,000円（税込） |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard |
| 申し込み対象 | 満20歳以上（高校生は除く） |
dカード GOLDは、年会費が11,000円（税込）かかるものの、空港ラウンジ特典や海外旅行保険が充実しています。ドコモユーザーなら携帯電話や光回線の料金だけで、年会費の元を取るのも可能です。
ドコモユーザーなら、毎月の携帯料金や光回線などの料金のうち、10%がポイントで還元されます。また、dカード GOLDなら、ドコモのETCカードが永年無料で保有可能。ゴールドカードの特典を受けたい方や、ドコモユーザーはdカード GOLDで決まりですね。
ドコモユーザーなら、仮に毎月10,000円の支払いがあれば、年間12,000ポイントを獲得できるため、年会費以上の恩恵が受けられますね。
dカードのETCカードの基本情報
ここではdカードのETCカードに関する基本情報を紹介します。
- 年会費無料はdカードなら条件付き・dカード GOLDなら永年で実現
- ポイント還元率は1.0%
- 家族カード1枚につきETCカード1枚の発行が可能
- 支払いは毎月15日締め
- ETCカードの入会審査は行われない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①年会費無料はdカードなら条件付き・dカード GOLDなら永年で実現
ドコモのETCカードは初年度無料ですが、2年目以降は550円の年会費がかかります。しかし、以下の条件を達成すれば、年会費が無料でETCカードを持てます。
- 初年度は年会費無料
- 年1回以上の利用があれば翌年度無料
日常的に高速道路を利用する方であれば、ETCカードの年会費をかけずに保有可能。また、dカード GOLDを保有している方は利用の有無に関係なく無料です。
ドコモのETCカードは年会費がかからないと考えて問題ありません。
②ポイント還元率は1.0%
ドコモのETCカードは100円の利用につき1ポイントのdポイントが貯まります。ポイント還元率はクレジットカードと同じなので、高還元ですね。
ETCレーンを通過するたびにdポイントが貯まるので、通勤や車を使った旅行でもザクザクとポイントを獲得できますよ。
ポイント還元率が1.0%で、高還元なのは大きなメリットですね。
③家族カード1枚につきETCカード1枚の発行が可能
dカード、dカード GOLDのどちらでも家族カード1枚につきETCカードを1枚発行可能。本カードと別に、家族カードでもETCカードが作れるので、家族で数台の車を所有している場合にも便利です。
家族カードは、本カード会員と生計を共にする18歳以上（高校生除く）の配偶者や子ども、両親であれば作れます。家族カードのETCカードでも、年1回の利用があれば年会費は無料になるので、維持コストを気にする必要はありません。
家族でまとめてdポイントを貯められます。ポイントをザクザク貯めてお得にお買い物をしましょう。
④支払いは毎月15日締め、翌月10日払い
ETCカードの支払いは、本カードと同様に毎月15日締め、翌月10日払い。カード利用料とまとめて同じ日に引き落とされるので、支払い忘れの心配がありません。
ETCカードの利用料金はdカードの利用料金と合算して請求がきますが、明細を確認すれば高速道路料金も把握できます。
⑤ETCカードの入会審査は行われない
基本的にETCカードの入会審査は行われません。追加でETCカードを作成する場合は、現状のクレジットカード支払いに問題がなければスムーズに発行できますよ。
ただし、数ヶ月の支払い遅延となっている場合はETCカードが発行できない可能性もあるので注意してください。
おすすめのワケ｜ドコモのETCカードの3つのメリット
ドコモのETCカードを持つメリットは、以下の3つです。
- ETCマイレージとdポイントの2重取りが可能
- 条件達成で年会費を無料にできる
- 「会員保障制度」が付帯でもしもの時も安心
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ETCマイレージとdポイントの2重取りが可能
ETCマイレージに会員登録している場合は、ドコモのETCカードポイントとETCマイレージの2重取りが可能。ETCマイレージとは、支払額に応じて走行ごとに獲得できるポイントで、翌月20日に付与されます。
ETCマイレージで貯めたポイントは、公式サイトから申請すれば走行料金に充当できます。このETCマイレージとdポイントの2重取りができるのは非常にお得ですね。
ドコモのETCカードは高還元なので、持っていて損しません。
②条件達成で年会費を無料にできる
ドコモのETCカードは条件達成で年会費無料にできる点が魅力。年1回でも利用があれば翌年も無料になるので、日常的に高速道路を使っている方は実質無料で保有できます。
特に、dカードは本カードも年会費無料なので、維持コストが一切かかりません。例えば楽天カードのように、年会費永年無料でポイント高還元な魅力的なカードが他社にはありますが、ETCカードは550円の年会費がかかる場合があります。
③「会員保障制度」が付帯
ドコモのETCカードには「会員保障制度」が付帯されています。会員保障制度とは、盗難や紛失・偽造などで第3者による不正利用が発生した場合、会員が被る損害を届け出から最大90日前にさかのぼりドコモが補償してくれる制度。
不正利用があっても速やかに警察に届け出をすれば、被害を受けません。ETCカードを紛失した場合でも被害に悩まずに済みます。
dカードのETCカードで利用明細を確認する方法
ドコモのETCカードの利用明細を確認する方法は、以下の2つがあります。
- dカードのクレジット明細から確認する
- ETC利用照会サービスから確認する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①dカードのクレジット明細から確認する
ETCカードの利用料金は本カードと同じ利用明細で請求されます。ETCカードのみの明細は発行されないため、クレジット明細から確認するしかありません。
やや手間はかかりますが、このクレジット明細から手計算で利用料金を算出できます。
②ETC利用照会サービスから確認する
ETC利用照会サービスという道路事業者が提供しているサービスがあります。ETC利用照会サービスでは、ETC無線走行時の利用明細書の発行や、ETC利用照会サービスで印字された利用証明書の走行明細などが確認可能。
あまり手間をかけずにETCカードの利用料金を確認したい方は、ETC利用照会サービスを使ってみましょう。
dカードのETCカードを申し込む方法
ドコモのETCカードを申し込む際は、以下の手順を参考にしてください。
- dアカウントを用意
- dカードもしくはdカード GOLDを発行する
- dカードのETCカードに申し込む
- ETCカード受け取り
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①dアカウントを用意
ドコモのETCカードを作るには、dアカウントが必要です。dアカウントを持っていない人は、まずドコモの公式サイトでdアカウントを作成しましょう。
dアカウントはドコモユーザー以外でも作成可能。名前やメールアドレス、パスワードなどの項目だけで簡単に作成できますよ。
②dカードもしくはdカード GOLDを発行する
ドコモのETCカード発行にはdカードもしくはdカード GOLDの本カードが必要。本カードなしではETCカードを発行できないため、注意しましょう。
本カードも公式サイトから簡単に申し込めます。運転免許証やマイナンバーカードなどの、本人確認書類と銀行口座があれば、24時間いつでも申し込み可能。必要事項を入力し、入会審査に通ると最短5日でクレジットカードが到着しますよ。
「まずは年会費無料で試したい！」という方は、年会費無料のdカードがおすすめです。
③dカードのETCカードに申し込む
クレジットカードが届いたら、公式サイトのdアカウントにログインし、追加カード一覧よりETCカードの申し込みを行いましょう。必要事項を記入するだけで簡単に申し込めるので、クレジットカードの申し込みよりスムーズ。
他にも、カード裏面の電話番号に問い合わせたり、ドコモショップからでも申し込めたりしますよ。
④ETCカード受け取り
ETCカードは、本カード同様に郵送で送られてきます。ETCカードが届くまでの期間は、2週間程度です。
しかし、大型連休や年末年始は配送が遅れる場合もあるため、2週間以上かかる場合もあります。ETCカード申し込みから1ヶ月以上経っても届かない場合は、本カード裏面のコールセンターに問い合わせるのをおすすめします。
ドコモのETCカードが届いたら、ETCマイレージの公式サイトから会員登録を済ませ、ポイントの2重取りを意識しましょう。ETCカードは車載器に挿入すれば使用できます。
dカードのETCカードを解約する方法
ETCカードを解約する場合は、カード裏面に記載があるコールセンターに電話で解約の旨を伝えるだけ。 違約金や解約手数料は一切かからないため、最後まで無料で使えるのがドコモのETCカードのメリットです。
ドコモのETCカードを発行したものの、あまり利用しなかったという方、発行する前に解約方法まで知っておきたい方は、ドコモのETCカードは簡単に解約できるので心配無用です。
ETCカードを解約したら、カードにハサミを入れて正しく破棄しましょう。
ドコモのETCカードは年会費実質無料でおすすめ
ドコモのETCカードは、dカードもしくはdカード GOLDを保有していれば実質年会費無料で発行できます。高速道路の通行料金でも100円につき1ポイントが貯まるので、非常に高還元。
ETCカードを利用すれば、料金所をスムーズに通過できるだけでなく、料金割引が受けられたり、ポイントが貯まったりとメリットづくしです。ETCカードの発行を検討している方は、実質無料で高還元なドコモのETCカードを申し込んでみてください。
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