JAL JCBプラチナはステータス性が高く、特典や旅行保険が充実したクレジットカードです。特徴も多く把握しきれない方のため、この記事ではJAL JCBプラチナのメリットやデメリットを徹底解説。他にも、JAL AMEXプラチナとの違いも解説しますよ。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
JAL JCBプラチナのは旅行保険が充実
JAL JCBプラチナ | 詳細 |
---|---|
年会費 | 34,100円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB・Amex |
申し込み対象 | 20歳以上で安定した継続収入がある方 |
JAL JCBプラチナはJALカードの中で最高峰のステータス性を誇るクレジットカード。JALマイルをお得に貯めたい方や、空港で特典を受けたい方はJAL JCBプラチナを選ぶのがおすすめです。
ここでは、JAL JCBプラチナの特徴や旅行保険について紹介します。
- 年会費
- ポイント還元率
- 旅行保険
上記について詳しく見ていきましょう。
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①年会費は34,100円
JAL JCBプラチナの年会費は34,100円(税込)。クレジットカードの中では割高に思えますが、プラチナカードの中では一般的な金額と言えます。
例えば、他社のプラチナカードは以下のようにJAL JCBプラチナよりも高額です。
カード名 | 年会費(税込) |
---|---|
アメックスプラチナ | 143,000円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ プレミアム・カード | 165,000円 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 |
三井住友カード プラチナ | 55,000円 |
このように比較すると、JAL JCBプラチナは比較的手頃な年会費で維持できます。
JAL JCBプラチナはむしろプラチナカードの中では割安な年会費になりますね。
②ポイント還元率は1.0%
JAL JCBプラチナのポイント還元率は常時1.0%。一般的にクレジットカードは還元率1.0%を超えれば高還元だと言われているため、JAL JCBプラチナは紛れもなく高還元なクレジットカードと言えるでしょう。
高還元の理由は、ショッピングマイルを2倍貯めることが可能な「ショッピングマイル・プレミアム」に無料で自動入会できるから。通常は年会費が3,300円(税込)かかる特典なので、非常にお得ですね。
さらに、JALグループ国内線・国際線航空券など、対象の商品購入では100円につき2マイルと驚異の2.0%還元が実現できます。
JAL JCBプラチナはJALグループで利用すればするほどお得なクレジットカードですね。
③旅行保険が充実している
JAL JCBプラチナは旅行保険が非常に充実しています。ステータス性の高いプラチナカードは旅行保険が手厚い傾向にありますが、JAL JCBプラチナもその1つ。
JAL便をよく利用する方にはもってこいのカードですね。
海外・国内ともに旅行保険は最高1億円
JAL JCBプラチナの旅行保険を表でまとめてみました。JAL AMEXプラチナと保険内容を比較しながら見ていきましょう。
保険内容 | JCB | Amex |
---|---|---|
海外旅行保険 | 最高1億円 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
傷害・疾病治療費用 | 1,000万円 | 200万円 |
賠償責任 | 1億円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 100万円 | 50万円 |
救援者費用 | 1,000万円 | 200万円 |
海外・国内ともに旅行保険は最高1億円と充実しています。しかし、比較して分かるようにJAL AMEXプラチナよりもJAL JCBプラチナの方が補償内容が充実しています。
より手厚い補償内容を求める方は、JAL JCBプラチナを選びましょう。
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JAL JCBプラチナのメリット4つ
JAL JCBプラチナのメリットは他にもあり、主なメリットは以下の4つです。
- コンシェルジュが利用できる
- プライオリティ・パスが付帯
- フライトでボーナスマイルを獲得できる
- 対象のレストランが1名無料
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①コンシェルジュが利用できる
JAL JCBプラチナにはコンシェルジュサービスが付帯されており、様々な予約を代行してもらえます。主な利用例は以下の通り。
- 航空券や新幹線の予約
- レストランやホテルの予約
慣れない土地や海外への旅行、レストランの手配などに便利です。クレジットカードのコンシェルジュは秘書のような役割を果たしてくれるので、忙しい方には大変便利ですね。
②プライオリティ・パスが付帯
JAL JCBプラチナには、世界中の空港VIPラウンジを利用できる、プライオリティ・パスが付帯されています。プライオリティ・パスは通常46,000円程度の年会費が必要ですが、JAL JCBプラチナには無料で付帯。
この特典だけで、JAL JCBプラチナの年会費以上の恩恵が受けられますね。プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、アルコールや軽食の提供があります。フライトで疲れてしまう方にはぜひおすすめの特典ですよ。
もちろん、国内の主要空港ラウンジも無料で利用できます。
③フライトでボーナスマイルを獲得できる
JAL JCBプラチナはJAL便の利用でボーナスマイルが獲得可能。フライトで貯まるボーナスマイルは、以下の3つです。
- 入会搭乗で5,000マイル
- 毎年初回搭乗で2,000マイル
- 搭乗ごとにフライトマイル25%プラス
JAL便をよく利用する方は、JAL JCBプラチナを利用しないと損ですね。
JAL普通カードは入会搭乗ボーナス、毎年初回搭乗ボーナスが1,000マイルなので入会搭乗ボーナスは一般カードの5倍の数字です!
④対象のレストランが1名無料
JAL JCBプラチナには、グルメ・ベネフィットという特典が付帯されています。国内の対象レストランを2名以上で予約すれば、1名分が無料になる優待サービスです。
有名レストランのコースメニューが半額になるため、グルメ好きには嬉しい特典ですね。プライベートでも会食でも活用できるのが特徴です。
対象レストランのコースメニューは10,000円以上かかる場合もあるため、年に3〜4回利用するだけでも年会費以上の恩恵が受けられますね。
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JAL JCBプラチナのデメリット2つ
JAL JCBプラチナのデメリットを強いて挙げるとすれば、以下の2つです。
- 年会費がやや高額
- 手荷物無料宅配サービスが条件付き
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①年会費がやや高額
JAL JCBプラチナは年会費が34,100円(税込)かかるクレジットカード。普段、年会費無料カードを利用している方にとっては割高な維持コストだと言えます。
JCBが独自発行する中に「JCBプラチナ」がありますが、年会費は27,500円とJAL JCBプラチナよりお得。JCBのプラチナカードを持ちたいなら、JCBプラチナという選択肢もあります。
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しかし、JAL JCBプラチナを持つメリットはJAL便を利用してボーナスマイルが獲得できる点。飛行機によく乗る方や、空港で優待サービスを受けたい方はJAL JCBプラチナを選んだ方が結果的にお得です。
他社のプラチナカードよりは比較的割安な年会費で持てます。
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②手荷物無料宅配サービスが条件付き
JAL JCBプラチナには手荷物無料宅配サービスが付帯されますが、JCBトラベルデスクで5万円以上のツアーを申し込んだ場合のみしか使えません。他社カードでは条件がない場合もあるため、条件付きなのはデメリットです。
しかし、海外旅行の出発時・帰国時に、カード会員1人につきスーツケース1個を無料で宅配できるのは大きな利点。片道でしか利用できないケースも多い中、JAL JCBプラチナは往復で利用できます。身軽で移動できるのは嬉しいですね。
対象の空港が成田・羽田(国際線)・中部国際・関西国際と幅広いのも特徴です。
JAL JCBプラチナの審査から申し込みの流れ
JAL JCBプラチナに限らず、クレジットカードの審査基準は公表されていません。詳細はカード会社のみぞ知るため、申し込んでみないと分からないのです。
しかし、申し込み対象からある程度の審査難易度を推測できます。ここでは、JAL JCBプラチナの申し込み対象や申し込みの流れを詳しく見ていきましょう。
申し込み対象は20歳以上
JAL JCBプラチナの申し込み対象は、以下の通りです。
- 20歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある方
学生は申し込み不可ですが、プラチナカードの中では比較的審査に挑戦しやすいカードです。他社にはダイナースやJCBプラチナなど、25歳や27歳以上しか申し込めないカードもあります。
その点、JAL JCBプラチナは20歳以上で審査を受けられるため、申し込みハードルは低めですね。
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申し込みの流れ
JAL JCBプラチナの申し込みの流れを紹介します。
- インターネットで申し込む
- 入会審査
- カード到着
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①インターネットで申し込む
まずはインターネットの公式サイトからJAL JCBプラチナを申し込みます。会員規約へ同意のうえ、申し込み情報を入力しましょう。
入力の前に、以下の内容を用意しておくとスムーズです。
- 金融機関の支店名・口座番号
- 勤め先の内容(所在地・電話番号・所属部課・役職名・入社年月・従業員数など)
申し込み情報の入力は、5分程度で終わりますよ。
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②入会審査
申し込みが完了すれば入会審査に移ります。審査が終われば、本人確認や口座設定に必要な案内がJCBから自宅住所あて、または登録しているメールアドレスに届きます。
JAL JCBプラチナカードは発行まで最短3営業日と非常にスピーディーなのも特徴。さらに、モバイル即時入会サービスなら最短5分で審査が完了します。
③カード到着
通常、申し込みから1週間程度でカードが発送されます。カードが手元に届いたら、裏面にサインをすればすぐに利用可能。
JAL JCBプラチナはどの店舗で利用してもポイント還元率は1.0%と高還元です。JALサービス以外でもザクザクとポイントが貯まりますよ。
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JAL JCBプラチナとJAL AMEXプラチナの違い
JALプラチナにはJCBとAMEXの2種類がありますが、主な違いは以下の2つです。
- 旅行保険
- 電子マネー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
国内旅行保険はJAL JCBプラチナが手厚い
JAL JCBプラチナとJAL AMEXプラチナでは、旅行保険の充実度合いが変わります。特に、JAL JCBプラチナの方が国内旅行保険が最高5,000万円も充実しています。
国内旅行がメインの方は、JAL JCBプラチナで決まりですね。
JAL AMEXプラチナは電子マネーに非対応
JAL JCBプラチナにははWAON、QUICPayが搭載されていますが、JAL AMEXプラチナには搭載されていません。JAL AEMXプラチナは電子マネーに非対応です。
JAL AMEXプラチナはどこに行くにもカードを持ち歩かないといけません。
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JAL JCBプラチナに関するよくある質問
最後にJAL JCBプラチナに関するよくある質問をまとめます。
- JAL JCBプラチナは年収いくらで持てる?
- JAL JCBプラチナの評判はどう?
それでは見ていきましょう。
Q.1|JAL JCBプラチナは年収いくらで持てる?
JAL JCBプラチナを発行できる具体的な年収は不明ですが、SNSの口コミには「年収が高くない友人でも発行できた」との口コミがありました。一般企業の正社員として働いていれば審査通過の可能性はあります。
会社員の他にも、公務員や医師・士業の方は比較的クレジットカードの審査に有利だと言われています。
Q.2|JAL JCBプラチナの評判はどう?
JAL JCBプラチナは「メインカードに最適」や「ミッキーデザインが可愛い」などの声が多く見受けられます。ポイント還元率が常時1.0%と高還元なうえ、JALグループの利用で2.0%と驚異の還元率を実現可能。
JAL JCBプラチナは評判通り、メインカードに最適なクレジットカードと言えます。
JAL JCBプラチナはJALカード最高位のステータス
JAL JCBプラチナはJALカードの中でも最高位のステータス性を誇るクレジットカードです。JAL便をよく利用する方は、JAL JCBプラチナを発行しない理由がありません。
ポイント還元率が常時1.0%と高還元なうえに、24時間対応のコンシェルジュサービスやプライオリティ・パスが付帯されるためです。付帯特典を考慮すれば、年会費を簡単に回収できるクレジットカードとも言えます。
JAL JCBプラチナが気になる方は、この機会に発行してみてはいかがでしょうか。