楽天カード改悪によって、ポイント還元率が一般楽天カードと同じになった楽天ゴールドカード。メリットがないと思われている楽天ゴールドカードは切り替えるべきでしょうか。一般楽天カードと楽天プレミアムカードと比較して、徹底解説していきます！

楽天ゴールドカード切り替えるべき？

「楽天カード改悪」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？以前の楽天ゴールドカードは楽天市場で買い物をすると、ポイントが還元率が5%でしたが、現在のポイント還元率は一般楽天カードと同じ3%です。

当記事では「楽天ゴールドカードからの切り替えを考えている方」「楽天ゴールドカードへの切り替えを検討している方」に向け、一般楽天カード・楽天プレミアムカードと比較しながら、切り替えのポイントについて説明しています。

一般楽天カードと楽天ゴールドカードお得なのは？

一般楽天カードと楽天ゴールドカードは、楽天市場でのポイント還元率が同じであるため、どちらを使うべきか迷っている方も多いでしょう。

ここでは、一般楽天カードと楽天ゴールドカードの主な違いを6点紹介しています。それぞれ詳しく説明していくので、カードの切り替えを検討している方は参考にしてみてください。

1. 年会費安く持てる楽天ゴールドカード

一般楽天カードは年会費が永年無料なのに対して、楽天ゴールドカードは2,200円の年会費がかかります。年会費安く持てるゴールドカードなので、「ゴールドカードを持ちたいけど年会費が高すぎるのはちょっと…」と思っている方は楽天ゴールドカードを選んでみてください。

しかし、年会費がかかるにも関わらずポイント還元率が同じという点に疑問を感じる方もいるでしょう。特典の豊富さよりも、コスパ重視の方は一般楽天カードを選ぶのがオススメです。

2. 楽天ETCカードの年会費が無料

楽天ETCカードは、楽天カードと付帯して使える通行料金の決済専用ICカードのことで、小額な通行料金でも楽天ポイントが100円＝1ポイントで貯まります。

楽天カード保有者の方は年会費550円がかかるのに対し、楽天ゴールドカード保有者の方は無料で利用可能。楽天ゴールド会員の方は、ETC年会費無料で楽天ポイントを貯められるので、ETCカードも一緒に申し込んでみてくださいね。

3. 限度額の大きい方を選ぶなら楽天ゴールドカード

一般楽天カードの利用限度額は100万円ですが、楽天ゴールドカードはその2倍の200万円です。利用額が100万円超えてしまう方は、楽天ゴールドカードに切り替えて、100万円からはみ出してしまう分の楽天ポイントを貯めるのが良いでしょう。

ただ、公式ホームページには「楽天ゴールドカード独自の審査基準によりご利用可能額を決めさせていただきます」との記載があり、利用者によって限度額が変わる可能性があるので注意してください。

4. 誕生月にポイントが貯まる

楽天ゴールドカードを利用して誕生月に楽天市場・楽天ブックスで買い物をすると、ポイント還元率が4%（通常3%）になります。

「一般楽天カードと楽天ゴールドカードのポイント還元率は同じ」と説明しましたが、誕生月には楽天ゴールドカードの方が還元率が高いです。

5. 年2回無料で空港ラウンジを利用可能

楽天ゴールドカード会員の方は、国内空港ラウンジ・一部の海外空港ラウンジを年2回まで無料で利用可能です。年に数回の旅行を快適に過ごしたい方は、楽天ゴールドカードを持っておくべきでしょう。

利用する際は、空港ラウンジで本人名義の楽天ゴールドカードと当日航空券（もしくは半券）を提示する必要があります。

6. トラベルデスクが無料で利用可能

ニューヨーク・ホノルル・パリ等、世界38拠点の現地デスクが旅行のサポートを行ってくれます。
紛失や盗難等の緊急時の案内・観光情報の紹介・レストランやツアーの予約といった手厚いサポートは、慣れない海外旅行でも安心ですよね。

ここまで、一般楽天カードと楽天ゴールドカードの違いを説明してきました。下記ではさらに切り替えるポイントについて説明しているので、迷っている方は参考にしてみてください！

楽天ゴールドカードに切り替えるポイントは？一般楽天カードと比較

一般楽天カードと楽天ゴールドカードの主な違いを6点紹介しましたが、「楽天カードと楽天ゴールドカード結局どちらがお得なの？」と悩んでいる方も多いでしょう。切り替えるべきポイントを解説していきます。

誕生月の利用額が170,000円以上の方は楽天ゴールドカード

楽天ETCカード利用者で誕生月の楽天市場・楽天ブックスでの利用額が170,000円以上の方は楽天ゴールドカードへ切り替えるべきです。

下記の画像は、楽天市場・楽天ブックスでの利用額に対する獲得ポイント数をグラフに表したもの。楽天ETCカードの年会費が無料である点、誕生月に還元率が+1倍の4%になる点を踏まえると、170,000円以上の利用で楽天カードよりも楽天ゴールドカードの方がお得になります。

一方、「楽天ETCカードは必要ない」「月に楽天市場・楽天ブックスで170,000円以上も利用しない」方は、年会費のかかる楽天ゴールドカードではなく、年会費無料の楽天カードを使うのが良いでしょう。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカード比較

楽天プレミアムカードの年会費は、11,000円と楽天ゴールドカードに比べて大きく値段が跳ね上がっています。ここでは、楽天ゴールドカードから楽天プレミアムカードに切り替えるポイントを説明していきます。

1. 海外旅行によく行く方は楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード会員の方は、年会費が4万円以上するプライオリティ・パス会員カードの発行を無料で行えます。プライオリティ・パスとは世界148カ国600以上の都市や地域で、1,300カ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスのこと。

楽天プレミアム会員の方はドリンクサービスやインターネットサービスを無料で受けられるので、海外旅行によく方にオススメです！

2. 楽天市場で年間30万円以上利用の方は楽天ゴールドカードからの切り替えがオススメ

楽天市場・楽天ブックスでの年間利用額が300,000円以上の方は、プレミアムカードへ切り替えるべきです。下記の画像は、楽天市場・楽天ブックスでの利用額に対する獲得ポイント数をグラフに表したもの。

楽天プレミアムカードの楽天市場でのポイント還元率は通常5%ですが、楽天プレミアムカード独自の優待サービス(*)を選択すると、 ポイント還元率は+1倍の6%になります。

(*)優待サービス＝毎週火曜日・木曜日に楽天市場で買い物をするとポイントが+1倍

楽天ゴールドカードのポイン7ト還元率が3%、楽天プレミアムカードのポイント還元率が6%ということを踏まえると、楽天市場・楽天ブックスでの年間利用額が300,000円以上の方は、楽天プレミアムカードへの切り替えがおすすめです。

楽天ゴールドカードの作り方は？楽天カードからの切り替えも可能

ここまで、一般楽天カード・楽天プレミアムカードと比較して楽天ゴールドカードについて説明してきました。すでに一般楽天カードを持っている方と持っていない方では申し込み方法に違いがあるので紹介します。

まだ楽天カードを持っていない方

一般楽天カードを持っていなくても、楽天ゴールドカードに申し込めます。定期的に新規入会キャンペーンが行われていて、ポイントがプレゼントされます。キャンペーンの内容によって、プレゼントされるポイント数が変化するので、タイミングを見計らって新規入会してみると良いでしょう。

楽天カードを持っている方

楽天カード利用者は、「楽天ゴールドカードへの切り替え」か「楽天カードと楽天ゴールドカードの2枚持ち」のどちらか好きな方を選べます。2枚持ちのメリットとしては次の3つあります。

切り替えでも2枚持ちでも、楽天ゴールドカードを申し込むとポイントがプレゼントされるので、楽天ゴールドカードが欲しい方は、自分に合った方法を選んでみてください！

楽天ゴールドカードからの切り替えは利用状況次第

利用状況や何を重視するかによって、楽天ゴールドカードを使うべきなのか、切り替えるべきなのかは変わってきます。当記事を参考に、カードを切り替えるべきか判断してみてください。

下の記事では、今回紹介した3種類の他に様々な種類の楽天カードも紹介しています。楽天カードの切り替えを検討している方は、参考にしてみてくださいね。