ゴールドカードのメリットを6つ紹介。なんとなく高級そうなイメージがありますが、実用的なサービスが豊富です。おすすめゴールドカードの紹介や、自分に合ったゴールドカードの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
ゴールドカードはどんなカード?
ゴールドカードはクレジットカードカードの中でも、ステータスカードと呼ばれるカードの1つです。ステータスカードは、ステータスが高ければ高いほど、入会条件や審査が厳しくなります。
そのためゴールドカードは、社会的地位が高いという印象を与えるのです。
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ゴールドカードはステータスカードの中でも、比較的手に入りやすいクレジットカードになります。ステータスカードは、所持しているだけでかっこいいカードなので、発行を検討している方はぜひ一度作ってみてください。
これから、ゴールドカードのメリットを紹介します。
ゴールドカードの6つのメリットを紹介
ゴールドカードのメリットは、以下の6つです。
- 利用可能額が高い
- ポイント還元率が高い
- 空港ラウンジが無料
- 保険が充実
- レストランやホテルの特典が充実
- さらに高いステータスカードを手に入れられるチャンスがある
それでは、1つ1つ見ていきましょう。
➀利用可能額が高い
ゴールドカードの利用可能額は、一般カードと比べて利用額が高く設定されます。
発行しているカードや職業にもよるのですが、一般的なゴールドカードの最高限度額は200~300万円。一方で、一般カードの最高限度額は100万円までです。
限度額が高ければ高いほど、利用頻度もポイントも増えていきますよ。
➁ポイント還元率が高い
一般カードの基本還元率は0.5%のカードが多いなか、ゴールドカードの基本還元率は2倍の1%のカードが多くあります。
したがってゴールドカードは、クレジットカードでの利用額が多ければ多いほど、メリットが大きくなるのです。
例えば、月に20万円の買い物をクレジットカードでする場合、1,000ポイント貯まるのか、2,000ポイント貯まるのかでは大きな差があります。
ポイントの使い道も多く設定されています!
③空港ラウンジが無料
ほぼすべてのゴールドカードは、空港ラウンジを無料で利用できます。ゴールドカードと当日の航空券を提示するだけでラウンジに入れるので、ラウンジに入ったことがない方でも、難しい手続きがないので安心。
旅行や出張、帰省などで飛行機を利用する機会がある方は、ゴールドカードを持っているだけで、移動が豪華になりますよ。
何かと待ち時間が多い空港で休憩できるスペースがあるのはうれしいですよね。
④保険が充実
ゴールドカードを持っているだけで、旅行保険やショッピング補償が付帯します。海外・国内旅行傷害保険の補償金額の相場は、5,000万円~1億円。ショッピング補償は年間200万円の買い物までの補償が相場です。
ゴールドカードを持っているだけで、旅行や日々の買い物を、より安心してできるようになります。
ゴールドカードを発行すると、一般カードよりも手厚いサポートが受けられますよ。
⑤レストランやホテルの特典が充実
多くのゴールドカードでは、レストランの割引特典や、ホテルでの優待特典が付帯。カード会社と提携しているレストランを利用することで、優先予約や割引価格で食事ができます。
付帯しているホテルの特典を、有名ホテルなどを会員価格で利用できます。ゴールドカードの優待特典をうまくを利用するだけで、休日が楽しくなりますね。
実は多くの人がゴールドカードを発行するだけで、ホテルやレストランの特典を利用しません。発行したらぜひ利用してみてください。
⑥さらに高いステータスカードが手に入るチャンスがある
ゴールドカード以上のステータスカードは、招待制(インビテーション)でのみで発行ができるカードが多くあります。そのため利用額によっては、ゴールドカードを発行し一定期間利用していると、インビテーションが届く場合があります。
持っているだけでかっこいい、ハイステータスなカードが手に入りますね。
プラチナカードやブラックカードは、さらに上の高級特典を利用できます。
おすすめゴールドカードを3枚厳選
ここからは、おすすめのクレジットカードを紹介。編集部がおすすめするゴールドカードを3枚紹介していきます。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- dカードゴールド
- JAL CLUB-Aゴールドカード
それぞれ見ていきましょう。
➀三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL) | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。 |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み条件 | 満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(高校生は除く) |
三井住友カード ゴールド(NL)の最大のメリットは、セブン-イレブン・ローソン、マクドナルド等で、スマホのタッチ決済を利用すれば、最大7%のポイント還元があること。
年会費が高くないのに高還元なので、コスパが一番いいゴールドカードです。
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
年間100万円の利用で、翌年からの年会費が永年無料になるので、さらにコスパがいいゴールドカードになります。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
②dカードゴールド
dカード GOLD | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
貯まるポイント | dポイント |
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み条件 | 20歳以上(学生を除く) |
ドコモの通信料支払いで10%還元
dカード GOLDはドコモユーザーの方は必見の、お得なクレジットカードです。
最大のメリットは、ドコモの携帯や通信料の支払い料金の支払いをすると10%の還元があること。利用額によっては、11,000円の年会費以上の還元を受けられます。
基本還元率は1%、dカード特約店では2%と普段から高還元のゴールドカードです。
③JAL CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカード | 基本情報 |
---|---|
年会費 | 17,600円(税込) |
貯まるポイント | JALマイル |
ポイント還元率 | 1% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
申し込み条件 | 20歳以上(学生不可) |
特にマイルが貯まりやすいゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカードは、JALユーザーは持っておきたいゴールドカードです。年会費3,300円のショッピングマイル・プレミアムに無料入会できるので、還元率が普通カードの2倍の1%になります。
さらに、JALマイル特約店での利用でさらに2倍のマイルが貯まります。そのため、JALマイルが1番貯まりやすいゴールドカードと言えます!
JAL系列店での特典が豊富
航空会社のJALでは、空港ラウンジをはじめ、ビジネスクラスチェックインが利用できるほか、機内販売が10%オフなどの特典があります。
さらにホテル日航では、会員限定の宿泊プランや、特典を用意。JALパックでは、ツアーの料金が最大5%オフです。
メリットの把握がポイント!ゴールドカードの選び方を知ろう
ここからは、どのようなゴールドカードがどのような方々に合っているのかを、表を使って解説していきます。
メリットと同時に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
次の5種類のゴールドカードを選ぶメリットについて紹介していきます。
- アメックスやダイナース
- 流通系ゴールドカード
- 銀行系ゴールドカード
- 航空系のゴールドカード
- 若い世代向けゴールドカード
アメックスやダイナースを選ぶメリット
最大のメリットは、どのゴールドカードよりもステータスが高いことです。持っているだけで、社会的信用を表せます。
また、特典も最高級のものを用意してあるので、メインでは還元率が高いカードを利用し、サブカードで持っておくだけでも十分メリットがあります。
ただしデメリットとして、年会費が高いので、用途などを十分確認しましょう!
流通系ゴールドカードを選ぶメリット
イオンカードゴールドや、エポスゴールドカードなどのカードを流通系カードと呼びます。流通系カードを選ぶ最大のメリットは、還元率が高いことです。
イオンやマルイなどの大型ショッピングモールが発行しているので、販売促進のために還元率が高く設定されています。年会費が高いこともないので、国内での利用が多い方におすすめです。
銀行系ゴールドカードを選ぶメリット
三井住友カード ゴールド(NL)などの銀行が発行しているゴールドカード最大のメリットは、安全性が高いことです。多くの銀行系ゴールドカードは、不正利用や紛失時の対応サービスが充実しています。
さらに、保険補償額もしっかりしている印象。ただ、カード還元率はあまり高くありません。
信用を大事にしている銀行系クレジットカードは、三菱UFJカードや三井住友カード(NL)など、ナンバーレスのカードがたくさんあります。
航空系のゴールドカードを選ぶメリット
ANAやJALなどの航空系ゴールドカード最大のメリットは、マイルがよく貯まること。ゴールドカードなので、飛行機に搭乗した際のボーナスマイルも多いですし、ショッピングでもマイルが貯まりやすくなっています。
ステータスも高い方に分類されるので、旅行へ頻繁にいかれる方は発行してみてください。
マイルが貯まりやすい上にステータスも高いので、航空系ゴールドカードは、バランスがいいゴールドカードですよ!
若い世代向けゴールドカードを選ぶメリット
JCBゴールドEXTAGE などを選ぶメリットは、年会費が抑えられているところ。年会費が安いのにもかかわらず、普通のゴールドカードと同様の特典を受けられます。
ただし、年齢さえクリアすれば発行できるチャンスがあるので、ステータスがゴールドカードの中では低い方です。
ゴールドカードのデメリットも理解しよう
ここからはゴールドカードのデメリットを紹介。うまくゴールドカードを利用するためにもデメリットを押さえておきましょう。
ゴールドカードのデメリットは次の3点です。
- 年会費が高い
- 審査難易度が上がる
- 海外へ行かないなら受けられる特典が半減
それぞれ解説していきますね。
➀年会費が高い
多くのゴールドカードの年会費は11,000円と少々高額。自分にメリットがあるのかをしっかり確認しなければ、損をしてしまいます。
したがってゴールドカードを発行する際は、年会費分の還元やメリットがあるか確認しましょう。
年会費が高いと感じる方は、三井住友カード ゴールド(NL)などの、11,000円以下の格安ゴールドカードを探すことをおすすめします!
➁審査難易度が上がる
ゴールドカードは、ステータスカードなので、審査難易度が上がります。年収や勤続年数など、しっかりした基盤がある方でないと発行できない可能性が高いでしょう。
そのため、若い方は若者向けのゴールドカードを発行するなど、発行するゴールドカードを選んでいきましょう。
③海外へ行かないなら受けられる特典が半減
ゴールドカードは、空港ラウンジや海外旅行保険などの特典が充実しているので、海外へ行かない方が受けられる特典は減ってしまいます。
しかし、海外旅行へ行かず、国内だけの利用でも還元率や、優待特典などのメリットが大きい場合があるので、よく確認してみましょう。
海外へ行かない場合は、できるだけ還元率が高いゴールドカードを選びましょう。
ゴールドカードのメリットを理解してカードを発行してみよう
上記の通り、ゴールドカードのメリットは6つもあります。さらにデメリットも理解することで、効率よくゴールドカードを利用できます。
カードを使う場所や金額を整理し、ゴールドカードが持つメリットと照らし合わせながら、カードの発行を検討してみてくださいね!
ゴールドカードをうまく利用できるようするために、6つのメリットをしっかり押さえておきましょう。