JALとANA。あなたはどちらの航空会社の飛行機に乗ることが多いですか？せっかくの空の旅、お得に過ごせたら最高ですよね。本記事ではJAL/ANAマイルがお得に貯まるカードを紹介。滅多に飛行機に乗らない方から、良く乗る方まで必見の記事です！

この記事の監修者

光永

クレットカードメディア副編集長

大の旅行好きで3種類のマイルを使いこなす。昨年1年間で合計30万マイルを貯め、マイルだけで5回旅行に行くほど。航空系クレジットカードのマニアに旅行やマイルのことならお任せ！

良く乗る航空会社のカードを選ぼう

航空会社のカードを選ぶ際は、自分がよく乗る航空会社のカードを選ぶことが大切です。航空会社のカードを利用すると、マイルが貯まります。航空券がお得に手に入ったり、座席のアップグレードができるたりするなど、フライトが非常にお得になりますね。

JALカードとANAカードの違い

JALとANAカードの仕組みやマイルで出来ることは、全く異なります。ここでは、JALカードとANAカードの違いを解説。使いやすいと思う方のカードを手に入れると良いでしょう。

①特典航空券の仕組み

JALとANAでは航空券との交換に必要なマイル数の決め方に違いがあります。

JALは区間ごとに必要マイル数が定められており、基本的に距離が長くなれば必要マイル数も多くなる仕組みです。また、国際線限定の「JAL国際線特典空券PLUS」は、基本マイルに追加マイルを加えると、キャンセル待ちになる日程でも予約が取れたりと、優遇される仕組みです。

その一方で、ANAは搭乗日の時期や区間によって必要マイル数は異なります。公式サイトから確認できるので、事前に調べておきましょう。

副編集長

基本的に人気の区間や、夏休みなどの利用者の多い時期は必要マイル数は多くなりがちです。

②所属アライアンスの違い

JALとANAでは提携航空会社が異なります。提携航空会社とは多くの会社が所属している連合(アライアンス)が同じ航空会社のことで、同アライアンスに所属する航空会社同士のマイルの相互利用が可能です。

JALは13の航空会社が加盟する「ワンワールド」の所属、ANAは26の航空会社が加盟する世界最大の航空連合「スターアライアンス」の所属。特に海外出張など、海外での飛行機利用が多い方は、アライアンスまで気にかけてカードを選びましょう。

③お得に旅行できるサービスの違い

JALもANAも、通常より少ないマイルと航空券を交換できるサービスがあります。どちらもお得に旅行ができる魅力的なサービスです。

• JAL：どこかにマイル
• ANA：今週のトク旅マイル

順に紹介していきます。

JAL：どこかにマイル

JALの「どこかにマイル」では通常の半分以下のマイルで日本のどこかに行けるサービスで、お得に旅行したい方におすすめです。

ANA：今週のトク旅マイル

ANAの「今週のトクタビ」では毎週お得な路線を設定され、片道3000マイルから旅行が楽しめるサービス。お得な路線は毎週変わるので、実施期間や詳細は公式サイトで確認しましょう。

④予約時期の違い

JALとANAでは、航空券の予約時期も異なってきます。予約可能期間を確認して、余裕をもって早めに予約してしまいましょう。

JALは、国内線と国際線で予約期間が異なりますが、いずれも約1年前からの予約が可能です。

一方でANAは「運航ダイヤごとの一斉予約」なので搭乗する便の日付によって予約開始時期が異なります。特に夏休みの予約などは早く埋まってしまいがちなので、早めに計画を立てましょう。

副編集長

ANA国際線の予約は運航ダイヤに関係なく、全便搭乗日の1年前から可能です。

JAL・ANAマイルの共通点

ここからは、JALとANAカードで共通する事項を紹介します。

マイルの有効期限は3年

マイルの有効期限は両社ともマイル入手日から36か月となっています。ポイントの移行など、簡単にマイルの有効期限を延ばす方法があるのでぜひ活用しましょう。

副編集長

せっかく貯めたポイントの有効期限が切れないように注意しましょう。

獲得できるフライトマイルは大差ない

JALとANAでフライトによって獲得できるマイル数に大差ありません。

しかし、カードによってボーナスマイルの貯まり方などが異なってくるため、飛行機利用でマイルを効率よく貯めたい方は、フライトボーナスマイルの高いカードがおすすめです。

副編集長

ボーナスマイルとは、搭乗時に貯まるフライトマイルに追加でもらえるマイルのこと。多いものだとマイルが1.25倍貯まります。

JALマイルが貯まるおすすめクレジットカード2選

ここでは、JALマイルが貯まるおすすめクレジットカード2選を紹介。JALマイルを効率よく貯めたいならこのカードに決まりです。

①JAL普通カード

JAL普通カードは、年会費が安く、フライトでマイルが貯まるのはもちろん、様々なボーナスマイルの付与があるので、飛行機の利用頻度が多くない方にもおすすめのカードです。

また、国内・海外旅行ともに最大1000万円の補償が自動付帯しており、移動時に他の航空会社の飛行機を利用していても保険は適用されます。

副編集長

補償金額は複数のカードで加算されるので持っておくだけでも安心ですね。

JAL CLUB ESTにすると出来る事

20代の方限定で、JAL CLUB EST会員への申し込みができます。カード料金とは別途で5,500円の年会費が必要ですが、一般カードよりさらにお得にマイルが貯まるので、飛行機利用が多い方は必見です。

副編集長

毎年2,500マイル必ずもらえて、少々飛行機利用が少なくても十分お得なので、20代の方はぜひJAL CLUB ESTに入会することをおすすめします。

②JAL CLUB-Aカード

JAL CLUB-Aカードは飛行機での移動が多い方や旅行好きの方におすすめです。最大の特徴はボーナスマイルで、JAL便に搭乗した際にもらえるボーナスマイルが普通カードの2倍以上とかなりお得。

普通のショッピングでの還元率は高くありませんが、年会費3,000円（税込）のJALショッピングマイルプレミアムに入会すると、還元率は2倍にアップします。

副編集長

搭乗マイルが2倍なので、飛行機に乗れば乗るほどお得です。

ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード2選

ここからはANAマイルが貯まる王道カードを2枚紹介。ANAマイルをお得に貯めたい方は必見です。

①ANAカード（一般カード）

ANAカード（一般カード）の初年度の年会費は無料です。2年目以降は2,200円（税込）の年会費がかかりますが、毎年1,000マイルもらえるので、年会費の割にはお得なカード。

海外での利便性を考慮するとVisaかMastercardがおすすめです。

②ANA ワイドカード

ANAワイドカードはフライトで貯まるボーナスマイルが魅力的なカード。年会費は少し値が張りますが、ボーナスマイルが25%とコストパフォーマンスは高いので、効率よくマイルを貯めたい方には非常におすすめです。

副編集長

ANAに乗る回数が多い方は手に入れておきたいカードです。

JAL/ANAゴールドカード比較

ここからはJALとANAで最も一般的なゴールドカードを比較。

①JAL CLUB-Aゴールドカード

JALカードよりさらにマイルが貯まりやすくなっており、1年で複数回JALに搭乗する方はぜひ持っておきたいカードです。フライトで貯まるボーナスマイルが充実しており、入会搭乗ボーナス5,000マイルの他にも、毎年の初回搭乗ボーナスとして2,000マイルが受け取れます。

また、通常年会費3,300円（税込）のショッピングマイルが2倍貯まるショッピングマイル・プレミアムに自動入会で、年会費もかかりません。

②ANAカード（ワイドゴールドカード）

ANAカード（ワイドゴールドカード）は旅行保険が手厚いゴールドカード。最大5,000万円の国内外旅行損害保険が無料付帯です。

また、日々の買い物でも1000円あたり1マイル、ANA航空券の購入で100円が2マイルに還元されるなど、年会費相応の特典が受けられます。1年で複数回飛行機に搭乗する方におすすめのカードです。

副編集長

年会費が高くなる以上に、特典や保険の豪華さが増すので、飛行機移動が多い方は検討したいカードです。

JAL/ANAプラチナカード比較

JALカードもANAカードもプラチナカードを用意。最上級のサービスを利用したい方は手に入れるべきカードです。

①JALカードプラチナ

JALカードプラチナは、海外出張や海外旅行など、国際線の利用が多い方におすすめのカード。JALプラチナカードが提携している世界140ヵ国、1300カ所以上の空港ラウンジが無料で使えます。

その他にも24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュサービス」や最高1億円の海外旅行保険など、海外旅行を徹底的にサポートする体制が整っており、快適な旅が可能に。

副編集長

JALカードが提供する最高級の特典が、年会費34,100円（税込）で利用できるのは非常にお得です。

②ANA VISAプラチナ プレミアムカード

ANA VISAプラチナプレミアムカードはANAカードの中でも、高いステータス性とマイルの貯まりやすさの両方を兼ね備えたカード。

プラチナカードならではのコンシェルジュサービスでは航空券の手配やホテル・レストランの予約、旅行プランの相談などを24時間365日行っているので、旅行や出張で海外移動が多い方におすすめです。

副編集長

プラチナカードの特典や保険は圧倒的。そのぶん、年会費は高額なので、本当に必要なのかしっかり検討してから申し込みましょう。

JAL/ANA学生向けカード比較

ここからは学生向けのカードを比較。学生向けカードは、年会費控えめで特典のお得なカードです。海外旅行や留学を考えている学生、飛行機での帰省など、飛行機利用の多い学生におすすめ。

①学生専用JALカードnavi

JALカードnaviは学生専用に発行されており、年会費が在学中無料なほか、普段の買い物では1%、特約店での支払いでは2%と高還元率のカードです。貯まったマイルは在学中無期限で、特典航空券が最大6割引きでマイルと交換できるため、お得に空の旅が楽しめます。

また、各種語学検定に合格するとボーナスマイルがもらえるのも魅力的です。さらに、卒業時には2,000マイルのプレゼントがもらえるとともに、JAL普通カードに切り替わります。

②ANAカード（学生用）

ANA学生用カードは、学生限定に発行されているカードで在学中は年会費無料です。入会時、毎年の継続時に1,000マイルが無料プレゼント。

ANAのフライトの支払いをすると、フライト時のマイルの10%がボーナスとしてもらえるなど、効率よくマイルが貯まる仕組みが用意されています。

ANAの利用が多い学生はANAマイルがザクザク貯まる、ANAカード（学生用）の申し込みを検討してみてください。

副編集長

在学中に貯めたマイルでお得に卒業旅行を計画する学生も多いようです。

JAL/ANA陸マイラー向けカード比較

ここからは、普段の飛行機利用は多くないけれどマイルを貯めたい方におすすめの、陸マイラー向けカードを紹介していきます。日々の買い物や公共交通機関の利用などで、お得にマイルを貯めたい方はぜひ参考にしてくださいね。

①JALカードSuica

JALカードSuicaは、JAlカードとView Suicaの機能が一体となったカード。通常のフライトでJALマイルが貯まるのはもちろん、Suicaへのチャージや切符、定期券の購入で貯まるJREポイントを手数料無料でJALマイルと交換できます。

JAL特約店舗だけでなく、ショッピングサイト「JRE MALL」での利用での還元率が高いので、マイルが貯まりやすいカードです。

②JALカード TOKYU CARD ClubQ

JALカード　TOKYU CARD ClubQを東急百貨店・東急ストア・東急ハンズなど全国のTOKYU POINT加盟店で利用すると、JALカードショッピングマイルに加えて、TOKYU POINTもたまります。また、貯まったTOKYU POINTはJALマイルと交換でき、実質2重でマイルが貯まることになります。

さらに、ICカードPASMOのオートチャージ機能が付帯されており、オートチャージされた金額に応じてTOKYU POINTが貯まります。

③ソラチカカード

ソラチカカードは、東京メトロの利用が多い方におすすめしたいカードです。JCBのみの発行なので、海外利用には不向きですが、日常での公共交通機関の利用や、買い物で貯まったポイントを簡単にANAマイルと交換できます。

また、年間5,500円を支払うと、交換できるマイル数は2倍に。3つのポイントそれぞれ相互交換が可能で、使い先が豊富なことも魅力です。

【ANA To Me CARD PASMO JCB Series（ソラチカカード）の一時受付停止について】

ご好評につきANA To Me CARD PASMO JCB Series（ソラチカカード）の新規入会の申し込みが 予想を大幅に上回る状況となり、当該カードについて、新規入会受付を一時停止をすることとなりました。 受付の再開につきましては、目途が立ち次第改めてご案内申し上げます。

④楽天ANAマイレージクラブカード

楽天ポイントとANAマイルの両方を貯めたい方におすすめのカード。年間で1度でも利用すれば年会費はかからないので、実質年会費無料のカードと言えます。

最大5枚まで無料で家族カードの発行が可能で、家族分の支払いを1枚にまとめることで、効率よくポイントやマイルを貯めることができます。

副編集長

楽天市場の利用でのポイントの貯まりやすさは抜群なので、ネットショッピングをよくする方にとって嬉しいカードですね。

JAL/ANA法人向けカード比較

ここからは、個人事業主や法人向けのカードを紹介。

①セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

経営者のためのビジネスカードで、法人口座を引き落とし口座に設定できます。年会費3,300円（税込）で社員用カードの発行が可能で、簡単かつ的確に社員の経費使用状況の把握ができるので、経費処理業務の効率化がはかれますね。

また、200ポイントがANAのマイルなら600マイル、JALのマイルなら500マイルに交換できるのでANAマイルに交換した方がお得です。

副編集長

各種税金の支払いやカード料金の支払いもできるので、支払いを一本化して効率よくマイルを貯めましょう。

②セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

カードの基本ポイント還元率は0.5%と一般的ですが、特定の提携店では2%と高還元です。また、カードの利用で貯まる永久不滅ポイントは有効期限がなく、使いたい時にマイルに交換して利用できるので、ポイントが無駄になりません。

貯まった永久不滅ポイントは200ポイントにつき500マイルを得ることが可能で、JALマイルをショッピングで貯められる数少ない法人カードの１つです。

③ANA JCB法人カード

ANA JCB法人カードは、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカードの3つからカードの種類を選べます。従業員用カードやETCカードの発行も可能で、経費管理が簡単になるのは便利ですよね。

また、カードの利用で貯めたポイントはインターネットから簡単にマイルに交換できます。

JAL/ANAカードは良く乗る航空会社のカードを選ぼう

JALカードもANAカードもそれぞれ魅力的です。自身が良く乗る航空会社のカードを選んでどんどんマイルを貯めていきましょう。