ファクタリングを装う闇金・悪質業者がやばい!違法金利(手数料)・債権譲渡など

ファクタリングは、本来の入金日より前に売上げを資金化できる便利なサービスです。

しかし、中にはヤミ金をはじめとする悪質業者の存在もあるので、利用に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

ヤミ金や悪質業者の見分け方を知っておくことで、怪しい業者を回避しながら安全にファクタリングを利用できます。

そこで今回は、ヤミ金などのやばい違法業者の特徴や騙されないためのポイント、ファクタリングと融資の違いを解説します。

安全に利用できるおすすめファクタリング業者も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ファクタリングを装う闇金に注意!やばい違法悪質業者の特徴。違法金利(手数料)など

ファクタリングの違法業者は、ファクタリング業者になりすますパターンと、業者そのものがヤミ金など悪質業者であるパターンに分けられます。

ファクタリングは本来安全な取引ですが、やばい業者に引っかかることが危険視されているので、見分け方を知っておくことが重要です。

ヤミ金などの悪質業者には、以下のような特徴があるので注意深く確認しましょう。

  • 業者の公式サイトや連絡先、所在地が不明
  • ファクタリングの手数料が相場とかけ離れている
  • 「審査なし」「誰でも」など簡易性を強調している

それぞれの理由を詳しく解説します。

業者の公式サイトや連絡先、所在地が不明

利用するファクタリング業者を選ぶ際には、必ず業者の公式サイトや連絡先、所在地を確認しておきましょう。

これらの情報の有無は、正統な業者であるか確認するための重要な判断材料になります。

正統なファクタリング業者であれば、インターネットで調べるとすぐに情報が確認できるでしょう。

しかし、業者の情報が調べても全く出てこない場合は、ヤミ金などの悪質業者である可能性が高いと言えます。

連絡先がわからなければ、トラブルが起こった際にも対処できないので必ず確認するようにしてください。

やましい事がない限り事業者情報は公表されているものなので、事前に調べておくことでやばい業者を避けられるでしょう。

ファクタリングの手数料が相場とかけ離れている

契約前に、ファクタリングの手数料を確認しておく事も大切です。手数料が相場と大幅にかけ離れている場合は、ヤミ金など悪質業者である可能性が高いでしょう。

手数料が適正かどうか判断するためには、まず相場を知っておく必要があります。

以下を参考に、ファクタリングの一般的な相場を確認しておいてください。

2社間ファクタリング約8%〜18%
3社間ファクタリング約2%〜9%

相場と比較してあまりにも手数料が高い場合は、違法業者の可能性があります。また、手数料が低すぎる場合にも注意が必要です。

手数料が低すぎる場合は、契約後に追加費用を請求される恐れがあります。

ファクタリングの相場がよくわからない場合は、複数の業者で見積もりを取って比較するとよいでしょう。

「審査なし」「誰でも」など簡易性を強調している

続いて誰でも簡単に契約できるような謳い文句で、宣伝している業者にも注意してください。なぜなら、ファクタリングは信用力がないと成り立たないサービスだからです。

ファクタリングは、売掛債権(入金日にお金を受け取る権利)を担保として業者に譲渡することで、入金日前に資金化してもらう流れとなっています。

実際の入金日にお金が確実に回収できなければ、業者は一方的に損をすることになります。

そのため正統なファクタリング業者の場合、未回収のリスクを避けるために丁寧な審査が行われており、審査なしでは利用できません。

審査がなく誰でも利用できるファクタリングは、ほぼ確実に悪質業者と言えるでしょう。

ファクタリングでヤミ金・悪質業者に騙されないためのポイント。債権譲渡契約書など

ファクタリングでヤミ金・悪質業者に騙されないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

違法業者を見極めることで、安全にファクタリングを利用できます。

  • 対応の誠実さを確認する
  • 見積もり内容をよく確かめる
  • 必ず契約書をもらう

対応の誠実さを確認する

ファクタリング業者を選ぶ際には、スタッフの対応に注目するようにしてください。迷っているにも関わらず、契約を急かしてくる業者には警戒が必要です。

また、質問に対して丁寧な受け答えをしてくれるかどうか、納得のいく返答が得られるかどうかも重要なポイントと言えます。

利用者の気持ちに寄り添いながら対応してくれる、誠実な業者を選ぶようにしましょう。

見積もり内容をよく確かめる

ファクタリングを利用する前には、必ず見積もりを依頼してください。また、見積もり内容をよく確かめることも大切です。

取引の明細や根拠が記載されておらず、金額だけが記載されている場合は、金額をごまかされている恐れがあります。

また「保証料」「手付金」などの項目がある場合や、見積もりを行っていない場合はヤミ金などの悪質業者である可能性が高いでしょう。

必ず契約書をもらう

ファクタリング契約を結ぶ際には、必ず契約書をもらうようにしてください。通常ファクタリング契約を結ぶ際には、「債権譲渡契約書」を交わします。

しかしヤミ金などのやばい業者は、契約書を交わさずに取引を持ちかけてくるケースがあるでしょう。

また、契約書の種類が正しいかどうか確認することも大切です。

契約書が「債権譲渡契約書」ではなく「金銭消費貸借契約」になっている場合は、絶対に契約を結んではいけません。

金銭消費貸借契約は、金銭を融資する際に交わす契約書です。ファクタリングは売掛債権の売買であるため、契約書の種類が異なります。

さらに、業者側が「償還請求権」を有する内容になっている場合は、ほぼ悪質業者と思って間違いないでしょう。

償還請求権とは、業者に譲渡した売掛金が未回収となった場合、契約者に未回収分を請求できる権利です。

優良なファクタリング業者は、売掛先の審査を慎重に行った上で契約を結ぶため、償還請求権なしで利用できます。

償還請求権ありの業者は、未回収分を契約者に請求するスタンスで経営しているため、利益主義と言えるでしょう。

ファクタリングの取り立てはやばくない!融資との違いを解説

ファクタリングは消費者金融などと異なり、直接お金を貸し借りするのではなく売掛債権を買い取ってもらう形で資金を受け取ります。

そのため、単にお金を借りるだけの融資とは全くの別物です。

また、融資を行う消費者金融では「賃金業法」という規約があり、賃金業法第21条において執拗な取り立てが禁止されています。

一方、ファクタリングは賃金業法の適用外であることから、取り立てに関する規制はありません。

しかし正統なファクタリング業者では、自主的に賃金業法にならった方法で未払い分の請求を行っています。

そのため、公的な手続きに沿って以下の段階を経ながら行われることがほとんどです。

  1. 取り立て対象を特定する(売掛先・利用者で支払いが滞っている側)
  2. 電話やメールなどで任意での支払いを求める
  3. 支払い督促または訴訟を行う
  4. 強制執行により財産の差し押さえなどを行う

ヤミ金や悪質業者のように、押しかけたりしつこく電話をかけてきたりする心配はないので、安心してください。

安全に利用できるおすすめのファクタリング業者

ここでは安全に利用できるおすすめのファクタリング業者を紹介します。

以下の5社は大手で取引実績が豊富なため、信頼性の高い優良業者と言えるでしょう。

  • アクセルファクター
  • QuQuMo
  • ビートレーディング
  • 事業資金エージェント
  • トップマネジメント

それぞれの業者の手数料や限度額などを比較しながら、参考にしてみてください。

アクセルファクター

出典:アクセルファクター

「アクセルファクター」は、利用者からの信頼と安全を重視している大手ファクタリング業者です。

年間相談件数は15,000件にも上り、契約実績は18,000件を超えるなど、これまで多くの利用者をサポートしてきました。

利用者ごとに専任担当者が付くため、ファクタリングの利用が初めての方でも資金調達の段取りを丁寧に説明してもらえます。

いきなり契約するのが不安な方は、フリーダイヤル(0120-785-025)にて無料相談も可能なので、気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

即日対応OK
調達可能額〜1億円
取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
手数料2%〜
対象者法人 個人事業主

アクセルファクターはこちらから

QuQuMo

出典:QuQuMo 

「QuQuMo 」は、低コストで人気の高い優良ファクタリング業者です。

2社間ファクタリングを専門に行っているため、取引先に資金調達を知られず利用できます。資金化までのスピードも早く、最短2時間で現金を得られることも魅力です。

2社間ファクタリングの手数料は一般的に約8%〜18%が相場となっていますが、QuQuMoでは最大1%まで手数料を引き下げられます。

相場より低い手数料ながら安全に利用でき、金額の上限なしで大口のファクタリングにも対応可能です。

また下限額も設定されていないため、個人事業主やフリーランスの方でも気軽に申し込めるでしょう。

即日対応OK
調達可能額上限なし
取り扱いファクタリング2社間ファクタリング
手数料1%~14.8%
対象者法人 個人事業主 フリーランス

QuQuMoはこちらから

ビートレーディング

出典:ビートレーディング

「ビートレーディング」は、全国に4つの拠点を持つ大手ファクタリング業者で、累計3.7万件を超える取引実績を誇ります。

他社との大きな違いは注文書ファクタリングが可能なことで、納品前の案件であっても注文書が手元にあれば資金を調達できます。

一般的なファクタリングでは、納品後の請求書を提出しなければならないことがほとんどです。

少しでも早い段階で資金化が必要な場合は、ビートレーディングで注文書ファクタリングを行うとよいでしょう。

即日対応OK(15時までの契約手続きが必要)
調達可能額3万円~7億円
取り扱いファクタリング2社間ファクタリング3社間ファクタリング
手数料2社間ファクタリング:4%~12%3社間ファクタリング:2%~9%
対象者法人 個人事業主 フリーランス

ビートレーディングはこちらから

事業資金エージェント

出典:事業資金エージェント

「事業資金エージェント」は対応の早さが魅力のファクタリング業者です。オンラインで審査まで進めるため、直接事業所に足を運ぶ必要がありません。

電話1本で利用できる気軽さがあり、買取金額が500万円以下なら最短3時間での資金化が可能です。

また、1,000万円までであれば最短即日で振り込まれるので、大きい金額がすぐに必要なときにも頼りになります。

企業間マッチングや顧客開拓などの相談も総合的に行っているので、事業に関する総合的なサポートを希望する方にもおすすめです。

即日対応OK(15時までの契約手続きが必要)
調達可能額20万円~2億円
取り扱いファクタリング2社間ファクタリング3社間ファクタリング
手数料2社間:5%〜20%3社間:1.5%〜9%
対象者法人 個人事業主

事業資金エージェントの詳細はこちらから

トップマネジメント

出典:トップマネジメント

「トップマネジメント」は買取プランが豊富に用意されているため、顧客のニーズに合った方法でのファクタリングが可能です。

総買取件数55,000件を超える実績を持つため、企業の信頼性を重視する方でも安心して利用できるでしょう。

請求書以外にも見積書・受注書・発注書でのファクタリングも可能なので、早い段階での資金化を希望する方にもおすすめです。

2.5社間ファクタリングである「電ふぁく」は、手数料が最大でも8%と低く、手数料が高くなりがちな初回でもお得に利用できるでしょう。

即日対応OK
調達可能額30万円〜3億円
取り扱いファクタリング2社間ファクタリング3社間ファクタリングゼロファクペイブリッジ電ふぁく(2.5社間ファクタリング)
手数料2社間ファクタリング:3.5%~12.5%3社間ファクタリング:0.5%~3.5%ゼロファク:3.5%~12.5%ペイブリッジ:3.5%~12.5%電ふぁく:1.8%~8.0%
対象者法人 個人事業主 フリーランス

トップマネジメントの詳細はこちらから

まとめ

ファクタリングでヤミ金などの違法業者に引っかからないためには、危険な業者の特徴を知っておくことが大切です。

また契約の際にもチェックするべきポイントを押さえ、少しでも不審に思ったら考え直すようにしましょう。

ファクタリングは、優良業者を利用すれば大変便利なサービスです。安全な業者を選んで、うまく活用してみてください。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

この記事を読んだあなたへのおすすめ