「FANTAS fundingに投資するのは安全?利回りはいいの?」
「FANTAS fundingの運営会社は安定している?」
FANTAS fundingの利用を検討している方は、このような疑問を持っているのではないでしょうか?
不動産クラウドファンディングに投資する際、利用したいサービスの特徴や運営会社について知っておくことが非常に重要です。
特に運営会社が信頼できないと、元本割れのリスクが高くなるので、安心して投資をするのは難しいでしょう。
今回は「FANTAS funding」という、実績が非常に豊富な不動産クラウドファンディングについてまとめました。
この記事を読むことで、「FANTAS funding」の運営会社情報や特徴、口コミなどについて理解していただけます。
どの不動産クラウドファンディングに投資をすれば良いのか分からないという方は、ぜひ本記事の内容を参考にされてみてください。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)に関する口コミ・評判・感想まとめ
X(旧Twitter)でのFANTAS fundingの口コミを紹介します。
FANTAS fundingで投資できたことを喜ぶ声が多く見られました。
しかし、最近はファンド情報の掲載が疎かになっているという意見もありました。
ファンド情報は少ないと投資検討できないので、対応に期待したいですね。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)の特徴を一挙解説
FANTAS fundingの特徴を以下の8項目で詳細に説明していきます。
- 想定利回り
- 過去のファンド募集実績
- 過去のファンド運用実績
- 運営会社の安定性
- 投資不動産の種類・ラインナップ
- 最低投資額
- 優先劣後出資の有無と割合
- ファンドの運用期間
それぞれ投資を成功させるために重要なポイントになるので、必ず確認するようにしてください。
FANTAS fundingの特徴1.想定利回り
FANTAS fundingの想定利回りは2.5%〜10%と幅広いです。
募集案件の売却益から分配する「キャピタル重視型」と、家賃収入から分配する「インカム型」の2種類があるため、それによっても想定利回りに違いがあります。
キャピタル重視型の案件は、想定利回りが3%〜4%程度のファンドが多いです。
一方で、インカム型は4%以上の案件が多数あります。
しかし最近では3.8%~5%程度の利回りで落ち着いています。(2025年1月時点)
FANTAS fundingの特徴2.過去のファンド募集実績
FANTAS fundingは、2025年1月時点では募集実績が250件と非常に多いです。
他社の不動産クラウドファンディングと比べても圧倒的に多く、実績は豊富といえます。
募集金額は、300万円台〜1億4,800万円と差が大きいです。
そのため、募集金額が少ない案件はすぐに締め切りになる可能性が高いでしょう。
気になった案件があれば、すぐに申し込むことをおすすめします。
FANTAS fundingの特徴3.過去のファンド運用実績
運用が終了した案件は2025年1月時点で、250件中234件です。
その全ての案件が想定利回りで、償還されています。
さらに2024年12月時点で、累計調達額が約42億円に到達しているのも特徴です。
このように非常に豊富な運用実績を誇っているため、信頼性が高い不動産クラウドファンディングといえます。
FANTAS fundingの特徴4.運営会社の安定性
FANTAS fundingを運営している会社は、FANTAS technology株式会社です。
2010年に設立された新しい会社で、中核事業はクラウドファンディング事業とWebメディア事業になります。
2018年度の売上実績は107億円、2019年の売上実績は162億円を叩き出しました。
2023年度の売り上げは180億円と、拡大を続けています。
急成長を遂げている勢いのある会社なので、当分の間は倒産の心配をしなくても大丈夫でしょう。
FANTAS fundingの特徴5.投資不動産の種類・ラインナップ
FANTAS fundingのラインナップは、空き家のリノベーションを行っている「FANTAS repro」と中古不動産をメインにした「FANTAS check」です。
「FANTAS repro」は戸建て住宅を、「FANTAS check」は区分マンションを運用しています。
また、最近では「FANTAS development」という新築マンションへのクラウドファンディングも募集されました。
このように不動産の種類が増えているので、今後も新しい投資不動産が期待できます。
FANTAS fundingの特徴6.最低投資額
FANTAS fundingの最低投資額は1万円です。
すべての案件で1万円から投資できるので、資金が少なくて投資を諦めていた方や初心者の方でも気軽に始められます。
またFANTAS fundingは案件も多いので、複数の案件に投資すればリスク分散も可能です。
このように少ない金額で投資できてリスク分散も容易なFANTAS fundingは、投資初心者向きの不動産クラウドファンディングと言えるでしょう。
FANTAS fundingの特徴7.優先劣後出資の有無と割合
FANTAS fundingでは優先劣後出資を採用しています。
優先劣後出資とは、不動産の評価額が低下することによって売却損が出た場合、劣後出資者であるFANTAS technology株式会社の出資金を優先的に損失に充当する仕組みです。
例えば、投資家が6,000万円を出資、事業者が2,000万円を出資した案件があったとします。
そこで万が一1,500万円の売却損が出た場合には、事業者の2,000万円で損失を補填して、投資家の6,000万円を優先的に返却するというわけです。
この優先劣後出資があるため、投資家の元本が優遇されて安心して投資できます。
ただし、FANTAS fundingの出資割合は案件によって異なるため注意が必要です。
ですから必ず、案件毎に出資割合を確認するようにしましょう。
ちなみに、FANTAS fundingでの優先劣後割合は基本的に2〜3割の場合が多いですが、「FANTAS development 1号」では出資割合が7割という驚異的な数値でした。
FANTAS fundingの特徴8.ファンドの運用期間
FANTAS fundingの運用期間は3ヵ月〜1年程度になります。
基本的には4か月間〜6か月の案件が多いですが、案件によって運用期間も幅広いです。
そのため、案件毎の運用期間は必ず確認するようにしてください。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)は怪しい?投資する際の注意点はあるのか解説
FANTAS fundingは怪しいサービスかどうか気になる方もいるかもしれません。
そこで、利用する上での注意点も含めてお答えしていきます。
運営会社の実績を見ると怪しいとは言えませんが、下記の3つのポイントは確認しておいた方がよいでしょう。
- 運用実績はこれまでのところ安定
- 元本保証ではない点に注意
- 資金拘束がある
それぞれ詳しく解説します。
運用実績はこれまでのところ安定
過去の募集案件と運用状況は公式サイトに掲載されており、2025年1月の地点では元本割れがないと記載されています。
ただ、今後も元本割れがないかどうかはわかりません。
今運用中の案件も含めて、今後も元本割れがないかどうかを見ていく必要がありますが、現状は安心していいと言えるでしょう。
元本保証ではない点には注意
FANTAS fundingは元本が保証されるものではありません。
投資家保護のための仕組みはありますが、元本が必ず保証されるという意味ではないので注意しましょう。
投資である以上は、リスクとリターンは隣り合わせだということを覚えておいてください。
資金拘束がある
投資期間中は投資資金を引き出すことができないので、その点は注意が必要です。
ただ、FANTAS fundingの資金拘束期間はそれほど長くありませんので、他の投資と比較すると、さほどデメリットとは言えないでしょう。
1年未満の案件が多いですが、運用中に資金の返還を受けられないことは念頭に入れておきましょう。
ですから投資する場合は、しばらく使う予定のない資金をあてるようにしてください。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)の会員登録の手順を簡単紹介
FANTAS fundingの会員登録の手順は以下の3つです。
- FANTAS fundingのサイトから会員登録を行う
- FANTAS fundingにログインをして出資者情報登録を行う
- 本人確認手続きの完了で投資開始
それぞれ詳しく説明していきます。
FANTAS fundingのサイトから会員登録を行う
FANTAS fundingのサイトから「新規会員登録」をクリックします。
住所やメールアドレスなどの情報を入力すれば会員登録完了です。
FANTAS fundingにログインをして出資者情報登録を行う
会員登録完了のメールが届くので、そこからURLをクリックしてFANTAS fundingにログインします。
ログイン後、「出資者情報登録はこちら」をクリックして、投資家情報を登録します。
オンライン本人確認(ekyc)ではスマートフォンを利用して本人確認ができますので、指示に従って登録を進めましょう。
なお、スマートフォンを持っていない方は、郵便による本人確認も可能です。
本人確認が完了すると投資開始
本人確認時に「オンライン本人確認」を選択した方は最短当日中に投資家登録が完了します。
投資家登録が完了するとすぐに投資できるようになります。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)の運営会社情報
FANTAS fundingの運営をしている会社は、FANTAS technology株式会社です。
ITとAIを不動産にかけ合わせた「FANTAS check」というAIの自動査定サービスなどを提供しています。
また、メイン事業として不動産クラウドファンディングを掲げており、配当の遅延や貸し倒れなども起こしていません。
このように売上が大きく伸長しており、今後も期待されている会社です。
FANTAS technology株式会社の会社概要
FANTAS technology株式会社の詳しい会社情報は以下の通りです。
会社名 | FANTAS technology株式会社 |
設立日 | 2010年2月22日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 國師 康平 |
本社住所 | 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F |
まとめ
今回はFANTAS fundingとその運営会社であるFANTAS technology株式会社について紹介しました。
口コミを見ると当選に喜ぶ投資家の声が多くありました。
また、運営会社であるFANTAS technology株式会社は新型コロナウイルスが蔓延している中でも、順調に売り上げを伸ばし、2023年度の売り上げは180億円にまで達しました。
よって経営に関しては、不安な部分は見当たりませんでした。
募集されているファンドの利回りは2.5%〜10%程度と幅広いです。
最近では利回り3.8%~5%の安定したファンドがメインのようです。
本記事を最後まで読んで頂いた方は、FANTAS fundingの特徴や安全性などについて理解して頂けたと思います。
興味を持った方は、FANTAS fundingで投資を始めてみてはいかがでしょうか。