「FXを始めたいけど、どのFX会社が自分に合うのだろう」
「初心者にはどの通貨ペアがおすすめ?」
FXを始めようとしている人がよく迷うのが、FX会社の選び方と取引する通貨ペアです。FX会社の数も通貨ペアの種類も多いため、迷うのも無理はありません。
この記事では、失敗しないFX会社の選び方とおすすめのFX会社、初心者におすすめの通貨ペアを紹介します。記事の最後には、FXに関するよくある疑問にも答えているので、FXを検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
新井智美
金融のプロ
マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間500本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は2,500本を超える。
(保有資格)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP®
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー
・証券外務員
https://marron-financial.com/
失敗しないFX会社の選び方
最初に、失敗しないFX会社の選び方を3つのポイントを解説します。
スプレッドの狭さ
スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の差のことです。例えば、米ドル/円のレートが「売値:150.000円・買値:150.002円」の場合、0.2銭(0.002円)がスプレッドになります。スプレッドはFXにおける実質的な取引手数料と捉えましょう。
※多くのFX会社では取引手数料を無料にしています。しかし、スプレッドが発生するため、実質的には売買にあたり取引コストは生じています。
スプレッドについては、以下の2点を押さえておきましょう。
- FX会社によってスプレッドは異なる
- スプレッドは狭ければ狭いほど取引コストは低い(=スプレッドが広ければ広いほど取引コストは高い)
つまり、スプレッドが狭いFX会社を選んだほうが利益を出せる可能性が高くなります。取引を検討している通貨ペアがあれば、複数のFX会社を比較して、よりスプレッドの狭いFX会社を選ぶようにしましょう。
取引ツールが使いやすいか
取引ツールの使いやすさもポイントです。各FX会社ではそれぞれ取引ツールを提供しており、使いやすさも異なります。使いにくいと感じる取引ツールで売買をしてしまっては、チャート分析が十分にできなかったり、売買のタイミングがズレたりするかもしれません。
取引ツールの使いやすさを見極めるために、最も有効かつ簡単な方法が、デモトレードを利用することです。FX会社のなかには、実際の取引ツールをデモトレードで利用できるケースもあります。デモトレードで取引ツールを操作してみて、直感的に使いやすさを判断してみましょう。
なお、デモトレードを提供していないFX会社もあります。デモトレードを提供していないFX会社の取引ツールが気になる場合は、負担なるかもしれませんが口座開設をして、入金せずに取引ツールに触れて、感触を確かめるのも良いでしょう(※口座開設自体に費用は発生しません)。
サポート体制が十分か
とくに、これからFXを始めたいと思っている方はサポート体制もチェックしておきましょう。具体的には以下の項目をチェックします。
- 電話での問い合わせは可能か
- 電話での問い合わせの対応時間はどれくらいか
- 電話以外の問い合わせの方法には何があるか
問い合わせ対応時間・問い合わせ方法は多いに越したことはありません。なお、問い合わせの方法には電話以外にも、メールやチャットボット、LINEなどがあります。会社によって用意されているサポート体制は異なりますので、FX会社のホームページで確認しましょう。
初心者におすすめに通貨ペア3選
ここではFX初心者におすすめの通貨ペアを特徴とともに3つ紹介します。
米ドル/円
「米ドル/円」は日本で最も取引されている通貨ペアの1つです。スプレッドが狭く、情報量も豊富なため、最も取引しやすい通貨ペアと言えるでしょう。取引量が豊富で相対的に値動きが安定している一方、緩やかなトレンドを形成する期間もあるため、一定の利益を狙うこともできます。まずは米ドル/円を取引して、自分のチャート分析でどれほど予測が当たるのか、特定の情報が発信されることで、どのような値動きをするのかなどを確かめてみても良いでしょう。
ユーロ/米ドル
「ユーロ/米ドル」は世界で最も取引されている通貨ペアです。米ドル/円と同様に取引量が多く、相対的に値動きは安定しています。またスプレッドも狭いため、初心者にもおすすめです。一般的にトレンドが継続しやすい傾向にあるため、長期保有にも適した通貨ペアになります。そのほか、ロンドン市場の取引時間(※)のうち、市場参加者が増える日本時間17時頃から値動きが活発になることがあります。
※日本時間:17時~27時。ただし、夏時間は16時~26時
ユーロ/円
「ユーロ/円」も米ドル/円やユーロ/米ドルと同様に、取引量が多く、比較的安定した値動きが特徴の通貨ペアです。トレンドが持続しやすく、変則的な動きも少ないため、初心者にも扱いやすい通貨ペアと言えるでしょう。売買にあたっては日本やヨーロッパはもちろん、アメリカの経済動向と指標も押さえておく必要があります。
初心者におすすめのFX会社7選
初心者におすすめのFX会社7社を紹介します。ここで紹介するFX会社はすべて、ポイントタウン経由で口座開設し、一定条件を達成すると、現金や電子マネー、ギフト券などとポイントと交換できます。ここではFX会社の特徴と、ポイントタウンで得られるポイント数やポイント獲得条件も紹介します。
DMM FX(DMM.com証券)
DMM.com証券が提供する「DMM FX」は、2022年FX取引高・世界第1位を獲得したFXサービスです。サポート体制が充実しており、電話やメールだけでなく、LINE問い合わせやチャットでの質問も可能です。取引ツールは機能および操作性に優れ、その使いやすさはデモトレードでも確認できます。そのほか、取引実績に応じて現金と交換可能なポイントがもらえる「取引応援ポイントサービス」を提供している点も大きな特徴です。
ただし、取引単位は各通貨ペア10,000単位とほかのFX会社と比較すると大きいため、少額取引をしたい方のニーズと異なります。
なお、ポイントタウン経由でDMM.com証券の口座を開き、新規1Lot(=1万通貨)の取引を完了させれば4,000円相当のポイントを獲得できます。
DMM FX
4,000円相当ポイント
松井証券 MATSUI FX(松井証券)
「松井証券 MATSUI FX」は2021年2月にリニューアルされた、松井証券のFXサービスです。初心者にもおすすめのポイントは、1通貨単位で取引できることです(ちなみに後述するSBIFXトレードも取引単位は1通貨単位)。
多くのFX会社の取引単位は1,000通貨である一方、松井証券FXは取り扱っている全通貨ペア1通貨単位で取引可能です。そのため、100円もあれば米ドル/円やユーロ/円といった初心者でも取引しやすい通貨ペアを売買できます。少額から始めたい方にはピッタリなFXサービスと言えるでしょう。
加えて、松井証券 MATSUI FXは、レバレッジ率を4種類(25倍・10倍・5倍・1倍)から選べるため、リスクを極力減らしたい場合、レバレッジを1倍や5倍に設定することも可能です。
松井証券 MATSUI FXFXはポイントタウン経由で新規申込日から60日以内にFX口座を開設し、合計10万通貨以上新規で取引をすれば、1,850ポイントが付与されます。
松井証券のFX
1,850円相当ポイント
楽天FX(楽天証券)
楽天証券の「楽天FX」は、機能性に優れた取引ツールが特徴のFXサービスです。情報量や操作性などに優れたパソコン版の取引ツール「マーケットスピードFX」は、グッドデザイン賞を受賞した実績があります。また、楽天FXでは、取引10枚(10万通貨)ごとに楽天ポイントが1ポイント付与される点も特徴です。
そのほか、楽天証券では投資初心者にもおすすめの投資信託が豊富に用意されています。FXだけでなく投資信託での資産運用を検討している人は楽天証券での口座開設を検討してもいいでしょう。
なお、ポイントタウン経由で楽天FXの新規FX専用口座を開設し、60日以内に1lot(=1万通貨)以上の取引を完了させれば、7,000ポイントを獲得できます。
楽天FX
7,000円相当ポイント
SBI FXTRADE(SBI FXトレード)
SBI FXトレード株式会社の「SBI FXTRADE」は1通貨単位で取引ができる点が特徴のFXサービスです。1通貨単位での取引は先述した松井証券 MATSUI FXと同様に業界最小単位であり、少額でFXを始めたい方におすすめです。
また、取り扱い通貨ペア数も34通貨ペアと業界トップクラスの数を誇ります。さまざまな通貨ペアを売買して、自分に合う取引対象を見つけたいという方は、とSBI FXトレードとの相性が良いでしょう。
ただし、問い合わせ対応時間は月曜~金曜日の9時~17時までと、24時間対応しているFX会社と比べると短めです。もし、深夜にすぐに問い合わせたい場合は、お問い合わせフォームから質問をすることになります。時間帯の都合で、リアルタイムな解決はできない点は認識しておきましょう。
パートナーズFX・パートナーズFX nano(マネーパートナーズ)
株式会社マネーパートナーズでは、投資家のニーズに合わせた「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」という2つのサービスを展開しています。
両者の大きな違いが取引単位です。前者のは1万通貨単位、後者のは100通貨単位となっています。
また、パートナーズFXについては、投資効率をアップできる「代用有価証券サービス」を利用できます。マネーパートナーズで保有している証券取引所の前日における株式の評価額70%をFXの証拠金として活用できるサービスです。長期保有する予定の株式をマネーパートナーズの口座に置いておけば、現金がなくてもFXを始めることが可能です。しばらくの間、売却する予定のない株式を持っている方は、同サービスの活用も検討してもいいでしょう。
なお、ポイントタウン経由で口座開設後、60日以内に「パートナーズFX」または「パートナーズFX nano」で合計1,000通貨以上取引すれば1,850ポイントが付与されます。
マネーパートナーズ【パートナーズFX nano】
1,850円相当ポイント
トライオートFX(インヴァスト証券)
インヴァスト証券の「トライオートFX」は、自身で売買手続きを行うマニュアル注文と、システムが自動で売買してくれる自動売買注文の2つの注文方法を用意しています。
とくに自動売買注文についてはビルダーという機能を搭載しており、他のFX会社の自動売買と比べて、カスタマイズ性が高いのが特徴です。同機能を使えば、一から取引ルールを構築し、そのルールにしたがった自動売買を実行させることができます。そのほか、自動売買注文には一本の線から取引ルールをつくるチャートメイクや、運用ルールを選択して自動売買を始めるセレクトといった機能もあります。
なお、トライオートFXはポイントタウン経由で申し込みをし、以下の条件を達成することで、25,000ポイントを獲得できます。
<ポイント獲得条件>60日以内の口座開設完了10万円以上の入金確認自動売買セレクト掲載ロジックによる10万通貨以上の新規取引 |
インヴァスト証券「トライオートFX」
25,000円相当ポイント
みんなのFX(トレイダーズ証券)
トレイダーズ証券の「みんなのFX」はスプレッドの狭さや高水準のスワップポイント(※1)が特徴のFXサービスです。みんなのFXでは自身で売買手続きを行う注文方法のほか、「みんなのシストレ」というSNS感覚で簡単設定ができる自動売買ツールでの売買が可能です。
また、こちらのFXに関する電話問い合わせ時間は土日を除く7時~22時までとなります。24時間対応しているFX会社には及ばないものの、真夜中と早朝を除いた比較的長い時間帯にわたって電話問い合わせが可能です。ほかにも、キャンペーンも比較的豊富なため、取引前にはキャンペーン情報を確認しておきましょう。
なお、みんなのFXでは、ポイントタウン経由で口座開設後、90日以内に新規30lot(往復60lot)(※2)以上の取引を完了させると、4,000ポイントを獲得できます。
(※1)スワップポイント:「高金利通貨買い+低金利通貨売り」の取引をすることで受け取ることができる利益であり、支払いの対象となる
(※2) 1lot=10,000通貨
【トレイダーズ証券】みんなのFX
4,000円相当ポイント
FXを始めるまでの流れ
FXを始めるまでの流れを確認しておきましょう。
失敗しないFX会社の選び方でも触れたとおり、口座開設をするFX会社はスプレッドの狭さや取引ツールの操作感、サポート体制をチェックした上で選びます。
FX会社を選んだら、次に口座開設手続きを行います。多くのFX会社ではお得な口座開設キャンペーンを実施しています。キャンペーン内容を確認し、条件に当てはまりそうであれば有効活用しましょう。
口座開設が済んだら、取引する通貨ペアを決めます。最初は初心者におすすめに通貨ペア3選で紹介した米ドル/円、ユーロ/米ドル、ユーロ/円などメジャーな通貨ペアがおすすめです。
通貨ペアを選んだら、いよいよ取引です。取引金額は必ず余裕資金で行うようにします。また、注文前には損切りラインを決め、そのラインに達したら必ず損切りを実行しましょう。損切りを確実に実行することで、想定以上の損失を防ぐことができます。
FXを始める際に気になるよくある質問
最後にFXを始める際に気になるよくある質問をまとめてみました。
FXはいくらから始められるの?
FX会社により異なりますが、100円もあれば取引できるFX会社もあります(例:松井証券 MATSUI FX、SBI FXトレード)。より一般的な1,000通貨単位のFX会社では、多くの通貨ペアは1万円程度あれば取引可能です。
FXの取引時間はいつ?
FXの取引時間は、基本的に平日24時間です。FXは夜中でも取引が盛んなため、日中働いている方でも利益を上げられるチャンスは十分にあります。
FXでよく聞く「レバレッジ」って何?
レバレッジとは、てこの原理を意味し、FX会社に預けた資金の何倍もの金額で取引ができる仕組みです。レバレッジを活用することで、資金効率を向上させることができます。なお、国内のFX会社のレバレッジは最大で25倍と定められています。
FXに税金はかかるの?
FXで得た利益に対して税金がかかります。税率は年間差益の20.315%(所得税 15%+復興特別所得税 0.315%+住民税 5%)です。
未成年でもFXの口座開設はできるの?
18歳未満の未成年者はFX会社で口座開設はできません。
自身に合うFX会社を選んで、取引を始めよう
FX会社を選ぶ際には、スプレッドの狭さや取引ツールの使いやすさなどを事前に確認することで、より自分にあったFX会社を見つけやすくなります。
最初は、米ドル/円やユーロ/円など、取引量が多く、値動きが相対的に安定している通貨ペアを取引するのがおすすめです。
なお、どのFX会社で口座を開くか迷う方は、この記事で紹介した7つFX会社のなかから選ぶのも良いでしょう。どのFX会社も、ポイントタウン経由で口座開設と条件達成することで、ポイントを貯められます。
口座開設時には以下サイト・アプリから会員登録を進め、お得なポイ活をしてみてはいかがでしょうか。