テニスボールは、ノンプレッシャーボールとプレッシャーボールなどの種類があり、ダンロップやウィルソンなどの各メーカーから、さまざまなテニスボールが発売されています。しかし、種類が多く、どれを選べばいいのか悩んでしまいますね。
そこで今回は、テニスボールの選び方と、おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。毛羽立ちにくい耐久性に優れたものや、値段が安く、練習用に最適なものもありますよ。自分にぴったりのテニスボールを選ぶ際の、参考にしてみてくださいね。
テニスボールの選び方
テニスボールを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
プレッシャーボールやノンプレッシャーボールなど、特徴や用途から「タイプ」を選ぼう
テニスボールには、プレッシャーボールとノンプレッシャーボールの2種類があります。それぞれの特徴や用途から、自分にぴったりのタイプを選びましょう。
打球感覚が軽く種類が豊富なのが特徴、大会で使用されることが多い「プレッシャーボール」
プレッシャーボールは、内部の空気圧を高くしてある缶の中に入っているテニスボールです。ボールの内圧とゴムの力で弾むのが特徴。開けた瞬間から劣化が始まり、徐々に空気が抜けていくので、弾みも打球感も、悪くなっていきます。
そのため、3ヵ月~半年ほどで、新しいボールに取り換えるのがおすすめ。しかし、ノンプレッシャーボールに比べると価格が高いので、コスパは良くないでしょう。公式の試合に向けての練習の際は、打球感に慣れるために、試合の後半で新しいボールを使用するかたが多いようです。
耐久性に優れ、安価なので練習用に最適!ゴムの力のみで弾ませる「ノンプレッシャーボール」
ノンプレッシャーボールは、ゴムの力のみでボールを弾ませるテニスボールです。ビニールの袋などにまとめて販売されていることがほとんどで、プレッシャーボールに比べると、価格が安いことが特徴。打球感が重く、感触も硬めです。
また、耐久性に優れた点もノンプレッシャーボールの利点といえるでしょう。そのため、練習用のボールとして使用されることが多いです。しかし、大会などで使用されることは、ほとんどないので、練習試合などでは、プレッシャーボールの弾みに慣れておくことも大切です。
それぞれの特性を考慮して、適した「ボール」を選ぼう
テニスボールは、老若男女さまざまなかたがプレイするスポーツです。年齢や練習の目的に合わせて、最適なテニスボールを選びましょう。
通常のボールより大きく軽いため、初心者や子供におすすめの「スポンジボール」
スポンジボールは、通常のテニスボールより大きく、軽いのが特徴です。ラケットにも当てやすいので、初心者や子供におすすめ。柔らかいので、体に当たっても痛くなく、初心者のかたの恐怖心も和らげてくれます。
また、バウンドが優しいので、ラリー練習に使用するのもおすすめ。通常のテニスボールに比べると、打球音に違いはありますが、開発当時に比べると向上しています。
コントロールを確認したいなら、打ったボールを目で追いやすい「カラーボール」
コントロールを確認したいなら、打ったボールを目で追いやすい、カラーボールがおすすめです。通常のテニスボールは、ボールが見えにくいことがありますが、赤色などの目立つテニスボールだと、どこにボールがあるかわかりやすく、コントロールがとりやすくなります。
コントロールのとれるボールを打てるようになれば、試合でも、相手コートの空いてる場所に、的確にボールを落とすことができるようになるので、少しでも早く上達したいかたにぴったりですよ。
初心者や身長の低い子供はバウンドしにくく、腕に負担のかからない「空気が少なめのボール」
初心者や身長の低い子供には、空気が少なめのボールがおすすめです。通常のテニスボールは、弾みが良いものだと子供の身長を超えてしまい、練習になりません。また、初心者のかたも、あまりにバウンドしすぎてラリーが続かないとやる気を損なってしまうでしょう。
空気が少なめのボールは、初めからバウンドしにくいように作ってあるので、通常のテニスボールに慣れていないかたは、こちらのボールで慣れてから、本格的に始めるのもおすすめですよ。
ラリー練習用なら通常のボールより大きく、空気抵抗感が増して球速が落ちる「大きいボール」
ラリーの練習に使うなら、大きいボールがおすすめ。大きいボールは、通常のテニスボールよりも、空気抵抗感が増すため、球速が落ちます。ストローク(構え)の準備をする時間も多く取れるので、初心者のかたでも打ち返しやすくなりますよ。
また、サーブのトスが上げやすい点もメリット。ボールが大きいため、手のひら全体でトスを上げるので安定して打つことができます。サーブが苦手なかたの練習用としてもおすすめですよ。
長く使いたいならフェルトの毛羽立ちや空気圧の抜けにくさなど「耐久性」をチェックしよう
テニスボールを長く使うなら、フェルトの毛羽立ちや空気圧の抜けにくさも要チェックです。フェルトが毛羽立ったものや、空気の抜けたものは、打ったときの空気の抵抗感や、弾みが変わってきます。ノンプレッシャーボールなら、できるだけ毛羽立ちにくいものがおすすめです。
また、プレッシャーボールは、、封を開けた瞬間から、ボールの空気が徐々に抜けて劣化していくので、試合の直前に開けるようにすると良いでしょう。使い終わって、しばらく使わないときは、空気圧がかかった状態でテニスボールを保管できる、ボールセーバーがあると便利ですよ。
練習用なら耐久性に優れた安価なもので◎「コスパ」をチェックしよう
テニスボールは、高いものだと1球500円ほどです。また、プレッシャーボールは、封を開けた瞬間から劣化が始まり、打球感が硬くなったり、弾みが悪くなってしまうため、3ヵ月から半年ほどで交換しなければなりません。
できるだけ、コストを抑えたいかたは、練習用は耐久性に優れた安価なノンプレッシャーボールを使用すると良いでしょう。しかし、試合では、プレッシャーボールが使用されることがほとんどなので、本番前の練習では、新しいプレッシャーボールを使用することをおすすめします。
テニスボールおすすめ人気ランキング10選
ここからは、大手通販サイトで人気のテニスボール10選をランキング形式でご紹介します。使いやすく、コスパのいいテニスボールを選ぶ際の、参考にしてみてくださいね。
1位 Kaiser(カイザー) 硬式テニスボール B000QUORLC
打球感が良い練習用に最適なテニスボール
練習用として最適なノンプレッシャーのテニスボール。持ち運びにも便利なケース付きで、収納できるのも嬉しいですね。打ったときの打球感が良く、ノンプレッシャーならではゴムの力で、弾みがいいのもポイントです。
また、コスパが良いので、大勢でテニスをする場合や、試合に向けて一人で練習する際にも惜しみなく使うことができますよ。
2位 DUNLOP(ダンロップ) FORT
国内主要大会で使用されている試合球
国際テニス連盟や、日本テニス協会認定の公式球なので、試合に向けて練習を行うなら、こちらのテニスボールに慣れておくといいかもしれません。1缶に2個のテニスボールが入っています。
打球感もよく、本番さながらの練習ができますよ。また、プレッシャーボールのなかでは、長持ちするので、練習でもプレッシャーボールを使いたいかたにおすすめです。
3位 Wilson(ウィルソン) 硬式テニスボール WRT100101
高反発プレッシャーライズドテニスボール
フェルト・エア・撥水性、3つの耐久性に優れたテニスボールです。高体連テニス部推奨の練習球で、本番に向けてのテニスボールで悩んでいるかたには、こちらのテニスボールもおすすめですよ。
また、1缶に4球入っており、コスパがいいのも特徴です。スケルトンのボールが入ったケースは、スタイリッシュで持っているだけでテンションが上がりそうですね。
4位 サクライ貿易 CALFLEX(カルフレックス)LB-450
打ちやすく反発力の安定したボール
打ちやすく、反発力の安定したこちらのテニスボールは、プレッシャーボールですが、コスパが良く、練習にも最適です。安定した打球感は、テニス初心者にもおすすめですよ。
大勢でテニスを楽しみたい際や、ちょっとした練習試合に使ってもいいですね。値段もプレイのしやすさもちょうどいいテニスボールです。
5位 HEAD(ヘッド) HEAD PRO(ヘッドプロ) 571614-g
エアー抜けを抑えることで安定したコントロールが可能
国際テニス連盟公認球で、公式な試合でも使用されるプレッシャーボール。世界基準のハイクオリティ・ボールTOURXTにも採用されている高品質のテニスボールです。重すぎず、軽すぎない打球感で、安定したプレイを楽しめます。
エアー抜けを抑えることで、安定したコントロールが可能。フェルトの耐久性もよく、コスパが良いと言えるでしょう。
6位 Tecnifibre(テクニファイバー) テニスボール NFX TBA4NF1
安くて耐久性に優れたボール
天然ゴムを使用した、耐久性に優れたテニスボール。また、ボールの硬さも少し柔らかめに作られており、ちょうどよく、幅広い年代の方の打球感にマッチします。
また、値段も安価なので、練習用や、練習試合用など、さまざまな用途で使用することができます。試合に向けて、本格的な練習がしたいけど、なるべく安く買いたいかたにおすすめです。
8位 LEZAX(レザックス) VIGORS 硬式テニスボール VSTN-5778
柔らかめの硬さでお手頃価格が嬉しい
ノンプレッシャーボールで、弾みが大きくないので、初心者のかたの練習や、身長の低いかた、子供のテニスの練習にぴったりです。耐久性があるフェルトなので、長く使うことができますよ。
さらに、お手頃価格なので、普段の練習用として惜しみなく使用することができます。しかし、硬さが柔らかめの硬さなので、本格的な練習には、弾みが足りないと感じるかもしれません。
9位 YONEX(ヨネックス) ノンプレッシャーボール TB-NP12
耐久性と飛びの持続性が魅力
愛好者向けの柔らかい打感と飛びが魅力のヨネックスのノンプレッシャーボール。安定性・反発性・耐久性に優れた質の高いテニスボールは、プロの選手も納得のボールになっています。
また、フェルトがしっかりしていて、耐久性があり、ゴムの劣化も少ないので、練習用としてもおすすめ。世界テニス連盟の公認を受けている世界基準のボールなので、子供からプロの選手まで、ボールをしっかりとらえる感覚を日々養うことができますよ
10位 DUNLOP(ダンロップ) 硬式テニスボール セント・ジェームス STJAMESI
日本テニス協会推奨の耐久性に優れたボール
日本テニス協会推奨で、耐久性に優れたダンロップのテニスボールは、練習用や本格的にテニスを楽しみたいかたにもぴったりです。打球感と打感、値段のバランスもよく、練習用としては十分な品質ですよ。
また、試合用のボールと比べて、価格が半分以下なので、毎回ニューボールで打ちたいかたや、練習で大量にボールが必要なかたにはぴったりですね。
まとめ
テニスボールは、練習用なら、耐久性に優れたノンプレッシャーボール、試合用なら、弾みが良いプレッシャーボール、など、分けて使用することで、コストをかけずに練習することができますよ。年齢や練習の目的に合わせた、スポンジボールやカラーボールなども要チェックです。
子供から大人まで楽しめるスポーツ、テニス。この記事を参考にして、自分の使いやすいテニスボールを見つけてくださいね。