カーリースは学生におすすめ!審査通過のポイントとやめとけといわれるデメリットを解説

カーリースは月額定額料金で気軽に車に乗れるサービスです。

しかしカーリースには審査があるので、学生でも申し込めるのか不安に思う人もいるのではないでしょうか。

結論、学生でもカーリースは利用できます。

しかし、カーリースの審査に通過するためにはいくつかポイントを押さえておかなければいけません。

そこで、この記事ではカーリースの審査に通過するポイントを始め、学生に役立つカーリースの情報をまとめました。

また「やめとけ」といわれるデメリットや注意点、学生におすすめのカーリースなどの情報をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

学生でもカーリースを利用できる?メリット解説

冒頭でもお伝えしたとおり、学生でもカーリースは利用できます。

年齢制限を設けているカーリースもありますが、原則として運転免許を持っていれば申込自体は可能です。

カーリースは学生にとってさまざまなメリットがあるので、以下から詳しく解説します。

  • 初期費用がかからない
  • 短期リースも可能
  • 好きな車を選べる

初期費用がかからない

生活費や交際費を始め、学生は何かとお金がかかるのでなかなか貯金できませんよね。

しかしカーリースなら初期費用がかからない契約方法を選べます。

まとまったお金が用意しづらい学生にとって、非常に大きなメリットといえるでしょう。

審査に通過すれば、初期費用なしで新車に乗れます。

短期リースも可能

カーリースは短期リースも利用できます。カーリースは原則途中解約ができません。解約するには違約金が必要となりますが、短期カーリースならライフスタイルに合わせて解約や車の乗り換えが可能です。

たとえば「大学生の間だけ車が必要」「就職したら車が必要なくなるかも」といった場合にも便利ではないでしょうか。

短い契約だと「定額カルモくん」のように1年から借りられるところもあります。

ただしカーリースは車両本体価格を契約期間で割って月額料金を算出しているため、契約期間が短いほど割高になります。

もし車が必要な場合は、早めに契約した方がいいでしょう。

好きな車を選べる

カーリースは中古車でも新車でも、さまざまなメーカーから好きな車を選べます。

たとえばトヨタが運営する「KINTO」は豊富なトヨタ車から選べますし、「定額カルモくん」や「ニコノリ」ならハスラーやN-BOXなど人気車種が揃っています。

たくさんの車の中から選べるので、自分の好きな車を見つけられるでしょう。

学生がカーリースの審査に通過しやすくなるポイント

学生でもカーリースを利用できるとはいえ、誰でも審査に通過できるわけではありません。

カーリースは毎月定額料金を支払う契約方法のため、キチンと毎月定額料金を支払えるのかが審査されます。

しかし、審査と聞くと少々不安に思う人もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、学生がカーリースの審査に通過しやすくなるポイントを3つ解説します。

  • 同じアルバイト先で長く勤める
  • クレカやスマホなどの支払いを遅らせない
  • 連帯保証人を安定した収入のある人にする

同じアルバイト先で長く勤める

学生が審査に通過しやすくするためには、同じアルバイト先で長く勤めるのがおすすめです。

なぜならカーリースの審査は、勤続年数が長い方が有利といわれているからです。

しかし、勤続年数が短いと「アルバイトは続くのか?」「安定した収入がない」と見なされてしまう場合があります。

一般的に審査で有利なのは勤続年数3年以上ですが、学生だと難しいと思うので1年以上を目指しましょう。

クレカやスマホなどの支払いに遅れない

クレカやスマホなどの支払いが遅れないようにすることも、審査に通過するための重要なポイントです。

2、3日程度の遅れなら問題ないケースがほとんどですが、3ヶ月以上支払い遅延を起こした場合、カーリースの審査に通るのは難しいでしょう。

というのも、クレカやスマホの支払い遅延はCICなどの信用情報機関に登録され、審査のときにチェックされます。また、カードローンの支払い遅延も信用情報機関に登録されるので、要注意です。

信用情報機関に支払い遅延の情報があると「カーリース料金も遅延する可能性がある」と判断され、審査に落とされる可能性が高くなります。

審査にスムーズに通過するためにも、普段から支払い遅延をしないよう心がけましょう。

連帯保証人を安定した収入のある人にする

どうしても審査に通らない、審査が不安という場合には、安定収入があり収入額も十分な連帯保証人を立てれば、学生でも通過しやすくなることも。

そもそも未成年や学生、本人に安定収入がない場合は連帯保証人を求められるケースがほとんどです。

たとえば保護者など、連帯保証人を頼めそうな人にお願いするといいでしょう。

学生におすすめのカーリース

ここからは学生でも利用できるおすすめカーリースを3社紹介します。3社とも頭金やボーナス払いなしのところを選びました。

どのカーリースもそれぞれ特徴があるので、自分に合ったサービスを見つけてください。

  • KINTO:任意保険込みの月額料金
  • 定額カルモくん:月額1万円台から
  • ニコノリ新車:審査通過のチャンスが多い

KINTO:任意保険込みの月額料金

画像引用:KINTO

トヨタが運営する「KINTO」は学生におすすめしたいカーリースのひとつ。

おすすめの理由は「任意保険」が月額料金に含まれていることです。

はじめて車に乗る学生は年間10〜30万円の任意保険料がかかる傾向にありますが、KINTOの任意保険は年齢・等級に関係なく同一料金です。そのため、車にかかる費用をトータルで考えると他社より安く済む可能性があります。

任意保険が含まれているカーリースは多くないので、KINTOは学生にとっての有力候補になるでしょう。

また、安心のトヨタ車から選べるのも大きな魅力です。

月額料金(頭金なし)33,110円~
契約期間3年、5年、7年
最安値ルーミー(3年:37,290円、7年:33,110円)

※料金については2023年9月時点の情報による

KINTOはこちらから

定額カルモくん:月額1万円台から

画像引用:定額カルモくん

豊富な車種から選べて、乗りたい車を見つけやすいカーリース「定額カルモくん」。

月額料金が1万円からとリーズナブルに借りられるのが特徴で、グレードやオプション装備も選べます。

メンテナンスプランに加入すれば車の維持費の大部分を月額固定にできるため、予想外の出費が少なくて済むでしょう。

そのため、定額カルモくんは何かとお金がかかりがちな学生におすすめです。定額カルモくんは中古車カーリースも展開しているので、3年以上借りる場合はこちらも検討してみてください。

【新車の場合】

月額料金(頭金なし)12,820円~
契約年数1年~11年
最安値ミライース(1年:58,365円、3年:26,575円、11年:12,820円)

※料金については2023年9月時点の情報による

定額カルモくん 詳細はこちら

【中古車の場合】

月額料金(頭金なし)16,060円~
契約年数3年~10年
最安値アルト(3年:30,405円、7年:16,435円)

※料金については2023年9月時点の情報による

定額カルモくん(中古車)はこちらから

ニコノリ新車:審査通過のチャンスが多い

画像引用:ニコノリ

月額1万円台から車に乗れるカーリース「ニコノリ」。

ニコノリは複数の信販会社と提携しており、審査通過のチャンスが多くあります。そのため、審査に自信がない学生におすすめです。

最短2週間で納車というスピード感も魅力です。また、最短3日納期の中古車の取り扱いもあるので気になる場合はそちらもチェックしてみてください。

年中無休のカスタマーセンター・LINEで相談ができるので不安なことがあれば聞いてみるといいでしょう。

【新車の場合】

月額料金(頭金なし)12,820円~
契約年数1年~9年
最安値ミライース(5年:19,945円、その他要見積もり)

※料金については2023年9月時点の情報による

ニコノリの詳細はこちらから

カーリースはやめとけ?学生が利用する際の注意点

カーリースをネットで検索していると「利用するのはやめとけ」といった口コミを見かけることがあります。

このような評判をみると、不安になる人もいるのではないでしょうか。しかし、安心してください。

カーリースのデメリットや注意点を事前に理解していれば、「こんなはずじゃなかった」という事態を防げます。

逆に言えば、注意点に気を付けなければ損する可能性があるということです。

ここからは学生が利用する際の注意点を3つ解説するので、参考にしてみてください。

  • 中途解約できない
  • 走行距離制限がある
  • 喫煙、カスタマイズ不可

中途解約できない

先ほども触れましたが、原則としてカーリースは中途解約できません。

やむを得ない事情があって中途解約したい場合は、解約金や違約金を支払う必要があります。

なぜなら、カーリースはリース年数・諸費用・契約終了後の車の価値などを含めて月額料金を決めているからです。

中途解約となってしまうと、カーリース会社がその分を負担しなければいけません。カーリース会社にとっては損でしかないので、基本的に中途解約できなくなっています。

もし中途解約する可能性があるのなら「解約金フリープラン」があるKINTOを選びましょう。

ただし、KINTOの「解約金フリープラン」は頭金として月額5ヶ月相当分の支払いが必要です。

KINTOはこちらから

走行距離制限がある

契約方法にもよりますが、カーリースには走行距離制限があります。

【月間走行距離制限】

※超過分は追加料金が発生。トヨタ車では1kmあたり11円、レクサス車は1kmあたり22円

※7年以上の契約で走行距離制限なし

といっても上記の例で挙げている距離の1,500kmは、東京から北海道の最北端までの距離です。長距離運転を繰り返さない限り、走行距離制限を超えるのは難しいでしょう。

また、定額カルモくんの独自調査では月に1,500km以上走行している人は8.2%しかいません。

そのため走行距離制限が1,500kmもあれば、そう心配する必要はないでしょう。しかし学校まで遠いなどの理由があり超過の可能性がある人は、走行距離制限のないカーリースがおすすめです。

喫煙、カスタマイズ不可

カーリースはあくまで車を借りている状態なので、リース期間が終了すれば原状回復してカーリース会社に返却しなければいけません。

喫煙によるにおいや黄ばみはクリーニングする必要がありますし、カスタマイズは禁止としているカーリース会社が多くあります。

喫煙に関してはカーリース会社によりますが、クリーニング代やタバコによる焦げ跡ができるリスクを考えると、禁煙にしておくのが無難です。

カスタマイズも程度によってはOKとしているところがあるものの、原状回復できないほどの改造はほとんどのカーリース会社が禁止しています。

どうしても喫煙やカスタマイズをしたい場合は、最後に車がもらえる契約ができるところを選ぶといいでしょう。

【最後に車がもらえる契約ができるカーリース】

まとめ

まとまったお金が用意しづらい学生にとって、カーリースは利用しやすいサービスといえます。

「デメリットだらけ」「やめとけ」などという口コミもありますが、注意点に気を付ければメリットの多いサービスです。

ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったカーリース会社を見つけてくださいね。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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