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ゆうちょ銀行には、「住宅ローン」や「口座貸越サービス」といったさまざまなサービスがあるため、「審査なしの商品もあるのでは?」と思う方もいるでしょう。
結論、確かにゆうちょ銀行には審査なしの貸付サービスがあります。
しかし、審査を受けなければ利用できないローン商品もあるので注意が必要です。
そこで本記事では、ゆうちょ銀行で審査なしで利用できるサービスについて解説します。
さらに、「審査があるローンのチェックは甘いのか?」「金利や利息はどうなるのか?」といった疑問についてもお答えします。
ゆうちょ銀行ローン・フリーローンは審査なしで借りる方法はある?
冒頭でもお伝えした通り、ゆうちょ銀行にはさまざまなローン・貸付サービスがあり、その中には審査なしで利用できるサービスもあります。
ゆうちょ銀行が提供している商品と審査の有無は以下の通りです。
商品名 | 審査の有無 |
住宅ローン | あり |
口座貸越サービス | あり |
貯金担保自動貸付け | なし |
ちなみに、ゆうちょ銀行にはカードローンやフリーローンはありません。
フリーローンに関しては、2019年6月まではスルガ銀行と共同で提供していた「夢航路」がありました。
しかし、現在はサービスを終了しているためフリーローンの提供はありません。
ゆうちょ銀行でお金を借りるには、上記3つのサービスから選択する必要があります。
では、3つのサービスについて、審査あり・なしも含めて詳しく解説していきます。
住宅ローン(審査あり)
「住宅ローン」は、その名の通り家の購入やリフォームにかかるお金を融資してくれるサービスです。
ゆうちょ銀行では、住宅金融支援機構が提携し、最長35年の全期間固定金利住宅ローンである「フラット35」を提供しています。
その他にも、「ソニー銀行」や「SBI新生銀行」を媒介している住宅ローンがあります。
それぞれの適用金利は以下の通りです。
商品名 | 実質年利 |
ゆうちょフラット35 | 返済期間20年以下:年0.50%返済期間21年以上:年0.89% |
ソニー銀行の住宅ローン | 変動金利:年0.647% |
SBI新生銀行 | 通常金利:年0.43%優遇金利:0.41% |
そして、高額な融資になる住宅ローンなので、当然ながら厳しい審査が実施されます。
ちなみに、ゆうちょ銀行で「ローン」と名の付く商品は、この住宅ローンのみです。
それ以外の貸付サービスはローンという名ではありません。
次の項目で詳しく見ていきましょう。
口座貸越サービス(審査あり)
「口座貸越サービス」は、クレジットカード等の自動引き落としの際、不足分を自動的に融資してくれる貸付サービスです。
生活費を使いすぎて引き落としが心配な時はもちろん、公共料金やクレジットカード等の自動払い込みの時にも足りない金額を自動で融資して支払いに充ててくれます。
詳しい商品概要は以下の通りです。
利用対象者 | 以下の条件を満たす個人のお客さま 日本国籍を有する方または永住許可等を受けている外国人の方契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の方ゆうちょ銀行の通常貯金を保有している方(通常貯蓄貯金は除く)安定した収入があり、継続してお取引が見込まれる方(年金収入も可、また無職の既婚者の方で配偶者がこの条件に該当する方)ゆうちょ銀行所定の保証会社の保証を受けられる方 |
資金使途 | 自由(事業性資金は除く) |
利用限度額 | 10万円以上30万円以内(10万円単位)※審査結果により希望の利用極度額より減額する場合があります。 |
貸付利率 | 年14.0%(変動金利) |
保証会社 | ゆうちょローンセンター株式会社 |
このように、誰でも利用できるわけではなく、安定した収入がなければ融資を受けられません。
当然、厳しい審査が実施されるので、中には申し込んでも希望が通らない方がいるでしょう。
貯金担保自動貸付け(審査なし)
「貯金担保自動貸付け」は、総合口座で管理している「担保定額貯金」や「担保定期貯金」を担保にして融資を受けられるサービスです。
あらかじめ担保を用意してお金を借りるため、先にご紹介した2つのように厳しい審査を受ける必要がありません。
では、商品の概要をご紹介します。
担保 | 担保定額貯金または担保定期貯金 |
貸付金額の上限 | 預入金額の90%以内(※総合口座1口座につき300万円まで) |
貸付期間 | 貸付けの日から2年 |
貸付金利 | 担保定額貯金:返済時の約定金利(%)+0.25%担保定期貯金:預入時の約定金利(%)+0.5% |
利子の計算 | 1年を365日とする日割計算 |
このように、担保定額貯金または担保定期貯金に預けている金額の90%以内であれば、審査なしで融資を受けられます。
返済は、貸付金額と利子を通常貯金に入金すればOKです。
以上が、ゆうちょ銀行のローン・貸付サービスと審査あり・なしについてでした。
ゆうちょ銀行ローンの審査は甘い?落ちる理由とは?
ゆうちょ銀行に3つあるローン・貸付のうち、「住宅ローン」と「口座貸越サービス」の2つは審査が実施されます。
これらの商品の審査では、次の2つがチェックされます。
チェック項目 | 内容 |
個人属性 | 仕事の情報(雇用形態、年収、職種・業種等)や家族構成、住居形態といった情報 |
信用情報 | 個人のクレジットカードやローンの申込履歴や利用状況等を記録した情報 |
個人属性と信用情報の2つを確認して、総合的に「信用力」や「返済能力」を確認します。
そのチェックは決して甘い内容ではないので、審査に落ちるケースは珍しくありません。
例えば、年収の浮き沈みが激しかったり、雇用形態が非正規雇用と不安定だったりすると、安定した収入があると見なされず審査に落ちてしまいます。
他にも、他社借入件数や金額が極端に多い場合も、「負担が重すぎるのでは?」「返済できないのでは?」と思われて不利です。
ゆうちょ銀行のローン・貸付サービスの審査は甘くないので、申し込む際はしっかり準備を整えてからにしましょう。
ゆうちょ銀行ローンの金利シミュレーションや申し込みに関するメリット・デメリット
続いては、ゆうちょ銀行のローン・貸付を利用するメリット・デメリットと金利シミュレーションについて解説します。
- メリット
- デメリット
- 金利シミュレーション
メリット
ゆうちょ銀行のローン・貸付サービスを利用するメリットは以下の3つです。
- 低金利で借りられる
- 口座があれば審査なしで借りられるサービスがある
- 受付時間内であれば即日
例えば、貯金担保自動貸付けの金利は0.252%〜0.502%と非常に低いため、軽い負担で融資を受けられるメリットがあります。
さらに、お伝えした通り「貯金担保自動貸付け」は有担保融資なので、審査なしで利用が可能です。
申し込みはゆうちょ銀行の窓口でできるので、店舗に足を運べば即日で借入できる見込みもあります。
このように、利便性に優れているのがゆうちょ銀行のローン・貸付サービスです。
デメリット
ゆうちょ銀行のローン・貸付サービスを利用するデメリットは以下の3つです。
- 返済できない場合は貯金から自動で払い戻される
- ゆうちょ銀行のATMからしか借入・返済できない
- 借りられる金額が少ない
「口座貸越サービス」や「貯金担保自動貸付け」で返済に遅れた際は、口座の残高から自動で払い戻しされます。
自分が知らないうちに口座残高が減っている可能性があるので、場合によっては家計に大きな影響を及ぼすでしょう。
さらに、お金を借りる際はゆうちょ銀行ATMまで足を運ぶ必要があります。
自宅近くにゆうちょ銀行がない方にとっては、かなり利便性が悪いサービスというわけです。
他にも、口座貸越サービスは限度額30万円で、貯金担保自動貸付けは限度額300万円と、借りられる金額が少ないデメリットというデメリットがあります。
ゆうちょ銀行からお金を借りる際は、これらの欠点をよく理解したうえで利用しましょう。
金利シミュレーション
ゆうちょ銀行で自由に使えるお金を借りるには、「貯金担保自動貸付け」を利用する必要があります。
では、この貯金担保自動貸付けにおける金利を基に、返済シミュレーションを行います。
借り入れ条件とシミュレーション結果は以下の通りです。
- 金利:0.5%
- 借入額:300万円
- 貸付期間:2年
毎月の返済額 | 125,652円 |
年間返済額 | 1,507,824円 |
総利息額 | 15,648円 |
総返済額 | 3,015,648円 |
今回は、貯金担保自動貸付けで借りられる最大の金額300万円を、最長期間の2年で借りたと想定してシミュレーションしました。
300万円という借入額に対して2年という短い期間で返すため、毎月の支払いは約12万円と高額です。
しかし、金利は0.5%と低いため、合計の利息はたったの1万5,648円です。
これを負担が軽いと思うのか重いと感じるのかは、それぞれの収入や支出によって変わってくるでしょう。
利用する前に必ずシミュレーションを行い、無理のない計画を立てるようにしてください。
ゆうちょ銀行ローンは条件が厳しい!急ぎならカードローンがおすすめ
ゆうちょ銀行のローン・貸付サービスが利用できない方は、他のカードローンを検討すると良いでしょう。
最後は、急ぎの方におすすめのカードローンを2つご紹介します。
- セブン銀行カードローン
- アイフル
セブン銀行カードローン
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「セブン銀行カードローン」は、アルバイトやパート等の非正規労働者、個人事業主、自身に収入がない専業主婦の方でも利用できるカードローンです。
銀行系としては珍しく間口が広い傾向にあるので、「銀行融資は無理」と諦めていた方でも利用できる可能性があります。
さらに、原則として自宅への郵送物や電話によるやり取りなしで契約できます。
わずらわしい手順を省略できるので、手間と時間をかけずにお金を借りたい方にはおすすめです。
ちなみに、限度額は10万円〜300万円(初回は50万円まで)で、1,000円単位から借りられます。
一度契約すれば、コンビニATM等から24時間365日いつでも融資を受けられるので、万が一への備えとして準備しておくと良いでしょう。
実質年利 | 12.0%~15.0% |
借入限度額 | 10万円~300万円(初回は50万円まで) |
融資までの期間 | 最短翌日 |
WEB完結 | 可能 |
アイフル
「アイフル」は、限度額が1万円〜800万円という少額から大口の融資まで対応しているカードローンです。
一度契約すれば、好きな時にいつでもお金を借りられます。
もちろん、契約したからといって「絶対に融資を受けなければならない」という縛りもないので、万が一への備えとして利用すると良いでしょう。
ちなみに、審査は最短18分(※)で結果を通知してくれます。
土日祝日も休まず9時〜21時の間で対応してくれるので、平日は時間が取れない方にもおすすめです。
はじめて利用する方なら、契約した翌日から30日間は利息が0円になる無利息サービスを受けられます。
アイフルを使った経験がない方は、上手に活用すると良いでしょう。
実質年利 | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 800万円(※1) |
融資までの期間 | 最短即日融資(※2) |
WEB完結 | 可能 |
※2:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※貸付条件※———————————————————————
■商号:アイフル株式会社
■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
■遅延損害金:20.0%(実質年率)
■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
■担保・連帯保証人:不要
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まとめ
ゆうちょ銀行には、以下の3つのローン・貸付サービスがあります。
- 住宅ローン
- 口座貸越サービス
- 貯金担保自動貸付け
このうち「貯金担保自動貸付け」だけは、有担保融資に分類されるため審査なしで利用できます。
低金利で融資を受けられるので、担保定額貯金または担保定期貯金を利用している方にはおすすめです。
ただし、担保を用意できない方は融資を受けられないという欠点があります。
その場合は、「セブン銀行カードローン」や「アイフル」といった自由度の高いカードローンを検討しましょう。