PayPayカードは2021年12月にリリースされたクレジットカードです。
カードの名前にもあるように、PayPayのアカウントを持っているとお得に利用できます。
しかし、PayPayカードがどのようなカードなのかわからないでしょう。
この記事では、PayPayカードのおすすめポイントを紹介します。
キャンペーンやカードの作り方も解説しているのでチェックしてみましょう。
PayPayカードとは|基本情報を紹介
出典:PayPayカード
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 200円の支払いにつき1ポイント(クレジット払いで最大1.5%) |
利用限度額 | 過去24時間:最大50万円過去30日間:最大200万円 |
ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
支払い方法 | 1回・2回払い、分割払い、ボーナス払い、リボ払い |
対象者 | 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)安定した継続収入がある携帯電話認証(SMS認証)を利用できる |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円/1枚 |
PayPayカードは200円の利用につき1ポイントたまるクレジットカードです。
ポイントはPayPayで貯まるので、普段からPayPayを利用している人には便利でしょう。
PayPayの利用でもポイント還元を受けられるため、PayPayカードを併用するとポイントが効率的に貯まります。
新規ユーザーにはPayPayポイントをもらえるキャンペーンもあるので、お得に発行できるのもメリットです。
PayPayカードのおすすめポイント7つ
PayPayカードには以下のおすすめポイントがあります。
- 年会費無料で利用できる
- ポイント還元率が最大1.5%もある
- PayPayアプリの残高に直接チャージできる
- Yahoo!ショッピング・LOHACOで使うとお得になる
- ナンバーレスだから安全性が高い
- カード利用速報のおかげで安全に使える
- 申込みから最短分でカードを使える
7つのポイントを詳しく紹介します。
年会費無料で利用できる
PayPayカードは年会費が発生しないタイプのクレジットカードです。
クレジットカードの中には、数千円の年会費が発生することもあります。
年会費はクレジットカードを持っている限り支払い続ける必要があるので、もったいない費用です。
その点、PayPayカードなら年会費が発生しません。
ずっと年会費無料で利用できるため、余計な費用が発生しないのがうれしいポイントです。
ポイント還元率が最大1.5%もある
出典:PayPayカード
PayPayカードはポイント還元率が最大1.5%です。
通常は利用金額200円につき1ポイントですが、PayPayカード限定の「クレジット払い」を利用すれば1.5%に上がります。
クレジット払いとは、PayPayユーザーが利用できる支払方法で、以前まで「あと払い」と呼ばれていました。
クレジット払いの便利なところは、PayPayに現金をチャージせずに支払いができるところです。
通常のPayPay払いはポイントをチャージしてからでなければ使えません。
一方でクレジット払いならチャージなしで購入でき、支払いはあとでまとめて行います。
出典:PayPayカード
便利なうえに、ポイント還元率が最大1.5%になるメリットもあります。
クレジットカードのポイント還元率1.5%はかなり高い方なので、お得に使いたい人にはぴったりです。
PayPayアプリの残高に直接チャージできる
PayPayカードはPayPayに直接チャージできる唯一のクレジットカードです。
本来、PayPayにチャージするには以下の方法があります。
- 銀行口座
- 現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- ヤフオク!・PayPayフリマ売上金
コンビニ払いの場合はコンビニに行く必要があるので手間がかかります。
銀行口座なら対象の口座を持っていないとチャージできません。
しかし、PayPayカードならカードを持っている人全員が対象になります。
より気軽にチャージできるようになるため、PayPayをよく使う人はPayPayカードでチャージするのも良いでしょう。
ちなみにPayPayカードを登録しておくと、自動的にチャージすることもできるので便利です。
Yahoo!ショッピング・LOHACOで使うとお得になる
出典:PayPayカード
Yahoo!ショッピングやLOHACOでPayPayカードを使うと、ポイント還元率が最大5%まで上がります。
条件 | 還元率 |
PayPayカードを利用 | 1% |
Yahoo!ショッピングやLOHACOで特定の支払い方法を利用 | 3% |
ショッピングの利用 | 1% |
PayPayカードを利用すれば5%貯まるので、よりお得にポイントが貯まります。
よくYahoo!ショッピングやLOHACOを利用する人にとってはメリットが多いでしょう。
なお、Yahoo!ショッピングではキャンペーンを定期的に実施しています。
キャンペーンを活用すれば、10%以上の還元を受けることも可能です。
特にソフトバンクユーザーはお得にポイントが貯まるシステムなので、Yahoo!ショッピングもチェックしてみてください。
ナンバーレスだから安全性が高い
出典:PayPayカード
PayPayカードは以下の情報がカードに記載されていません。
- カード番号
- セキュリティコード
- 有効期限
- 名前
一般的なクレジットカードは上記の情報がすべて記載されています。
仮にクレジットカードを落としてしまうと、ネットショッピングで不正利用される可能性があります。
その点、PayPayカードはナンバーレスなので、カード情報が確認できません。
ナンバーレスなだけで、不正利用される可能性も減ります。
クレジットカードのセキュリティ面が気になる人にもPayPayカードはおすすめです。
カード利用速報のおかげで安全に使える
PayPayカードではカード利用速報の機能も備わっています。
カード利用速報とは、PayPayカードで支払いがあった際に通知してくれる機能のことです。
カード利用速報があると、不正利用にいち早く気付けるメリットがあります。
仮にクレジットカードが不正利用されても、引落しされるまで気づかないこともあります。
ずっと気付かないと、不正利用の補償も受けられないので注意が必要です。
しかし、PayPayカードならカードの支払いがあったタイミングで知らせてくれます。
身に覚えのない支払いをいち早く把握できるので、不正利用に対してスピーディに対処することが可能です。
申込みから最短7分でカードを使える
PayPayカードは申込みから審査まで最短7分で終わります。
審査に通ったあとは、会員メニューからすぐにクレジットカード情報を確認できる仕組みです。
クレジットカード番号やセキュリティコードがわかれば、すぐにネットショッピングで使えます。
通常のクレジットカードは発行してから使うまで時間がかかることも多いので、当日中にカードを使えるのは助かるでしょう。
ちなみにPayPayカードが実際に届くのは、申込みから約1週間後です。
カードが届くまでは、店頭で使えないので気を付けましょう。
PayPayカードを利用する際の注意点3
PayPayカードには以下の注意点があります。
- 旅行保険やショッピング保険が付帯されていない
- PayPay加盟店を利用しないとお得感が薄まる
- 一般カードだとETCカードの年会費がかかる
3つの注意点を詳しく見ていきましょう。
旅行保険やショッピング保険が付帯されていない
PayPayカードには旅行保険やショッピング保険が付いていません。
付帯保険 | 内容 |
国内・海外旅行保険 | 旅行先でケガや病気などのトラブルを起こした際に補償を受けられる |
ショッピング保険 | 購入した商品の故障や倒産などのトラブルが起きた際に補償してもらえる |
他社のクレジットカードには、旅行保険やショッピング保険が付いていることもあります。
付帯保険があると、いざという時に便利です。
しかし、PayPayカードはポイント還元を重視しているので、旅行保険やショッピング保険がありません。
PayPayポイントをお得に貯めたい場合にはおすすめですが、付帯保険を重視している場合は、ほかのクレジットカードを利用した方が良いでしょう。
なお、PayPayカードのゴールドタイプだと、旅行保険やショッピング保険が付いてきます。
PayPay加盟店を利用しないとお得感が薄まる
PayPayカードはPayPayユーザーと相性が良いクレジットカードです。
条件を満たすことで、ポイント還元率を1.5%や5.0%にまで引き上げられます。
一方で、PayPay系サービスを利用しない場合は、還元率が1.0%と平均的です。
ポイント還元率1.0%は決して低くありませんが、他社でもよく見かけます。
PayPayを使わないと、PayPayカードの強みがなくなるので気を付けましょう。
もしPayPayを持っていない場合は、この機会にアカウントを作るのもおすすめです。
最近になってPayPayは広がっているので、使い勝手がよくなっています。
大手のコンビニやスーパー、水道光熱費の請求書払いにも利用できるため、PayPayを持っておくと便利です。
一般カードだとETCカードの年会費がかかる
PayPayカードでETCカードを発行する場合、550円の年会費が発生します。
クレジットカードを発行する際に、ETCカードも発行したいと考えている人は注意が必要です。
ちなみにETCカードの年会費は1枚あたりに発生します。
PayPayカードは最大5枚までETCカードを発行できますが、その分年会費が高くなる点にも気を付けましょう。
PayPayカードがおすすめな人の特徴3つ
PayPayカードは以下の特徴がある人におすすめです。
- PayPayを利用する機会が多い
- 他社のクレジットカードで審査に通らない
- 安全性の高いクレジットカードがほしい
3つの特徴を具体的に見ていきましょう。
PayPayを利用する機会が多い
普段からよくPayPayを利用している人には、PayPayカードがおすすめです。
PayPayカードはPayPayとの相性がよく、以下のメリットがあります。
- 「クレジット払い」でポイント還元が最大1.5%になる
- チャージなしでPayPay払いができる
- 特定の店舗を使えばポイント還元率がアップする
普段からPayPayを使う人やYahoo!ショッピングで買い物をする人にはお得です。
他社のクレジットカードで審査に通らない
他社の審査で落ちてしまった場合は、PayPayカードを申し込んでみるのも良いでしょう。
PayPayカードの審査基準は不明ですが、最低限以下の条件を満たしていると審査に通る可能性があります。
- 日本国内在住の満18歳以上
- 本人または配偶者に安定した継続収入がある
- 有効なYahoo! JAPAN IDを持っている
他社のクレジットカードに比べると条件がゆるいです。
さらに、PayPayカードは「流通系カード」に該当します。
流通系カードとは、ショッピングセンターや百貨店などが発行するクレジットカードのことです。
流通系カードは銀行系や交通系のクレジットカードに比べると審査がゆるいと言われています。
このようにPayPayカードは審査に通りやすい条件がそろっているため、他社で審査落ちしても通過する可能性があります。
安全性の高いクレジットカードがほしい
クレジットカードに安全性を求める場合も、PayPayカードがおすすめです。
PayPayカードは以下のセキュリティがあります。
- クレジットカードはナンバーレスを採用
- カード利用速報あり
- 端末認証
- 二要素認証
- 暗号化
- 常時監視
十分なセキュリティ体制を誇るので、安心して利用できます。
PayPayカードの作り方
PayPayカードを発行する際の流れは以下のとおりです。
- スマホで公式サイトにアクセスする
- Yahoo! JAPAN IDを作成&ログインする
- 氏名や連絡先、職業などを入力する
- カードブランドや暗証番号を決める
- 引落し口座を登録して申込みを完了させる
- 最短7分で審査結果が届く
- 約1週間度にカードが手元に届く
具体的なカードの作り方を紹介します。
スマホで公式サイトにアクセスする
まずはスマホでPayPayカードの公式サイトにアクセスしましょう。
PayPayカードの発行はパソコンに対応していないので注意が必要です。
公式サイトには最新のキャンペーン情報も公開されています。
カードを発行する前に、キャンペーンの詳細をひと通り確認しておきましょう。
Yahoo! JAPAN IDを作成&ログインする
PayPayカードを利用するためには、Yahoo! JAPAN IDが必要です。
まだYahoo! JAPAN IDを持っていない場合は「IDをお持ちでない方」を押しましょう。
画面が切り替わったら、Yahoo! JAPAN IDの作成手続きを進めるだけです。
Yahoo! JAPAN IDは無料で作成できるので、余計なコストもかかりません。
アカウントの作成が終わったら、PayPayカードの作成手続きへ進みましょう。
氏名や連絡先、職業などを入力する
PayPayカードを発行する際は以下の情報が必要です。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 職業
- 世帯人数
- 年収
上記の項目は審査の際に確認されます。
情報に間違いがないようにしましょう。
また、登録の際には運転免許証の有無を問われる項目もあります。
運転免許証を持っている場合は、免許証に書かれている番号を入力しましょう。
カードブランドや暗証番号を決める
最後にPayPayカードの情報を決める必要があります。
まずはカードのブランドを選択しましょう。
ブランドはVISA・MasterCard・JCBの3つから選べます。
ブランドの選択が終わったら、カードの暗証番号を決めましょう。
暗証番号は支払いの際に使うので、忘れないように注意が必要です。
引落し口座を登録して申込みを完了させる
最後に引落し口座を任意で登録する必要があります。
口座を設定しなくても良いですが、カード発行時に登録しておくと審査完了後すぐにカードを使えるようになります。
いずれ引落し口座は設定する必要があるので、カード発行時に手続きしておいた方が楽です。
最後に今まで入力してきた情報を確認し、内容に間違いがなければ確定ボタンを押しましょう。
最短7分で審査結果が届く
審査の手続きから最短7分で結果が届きます。
審査に通っていた場合は、受付完了のメールが届きます。
審査に通ったあとは、専用ページでカード情報を確認することが可能です。
カード情報がわかれば、ネットショッピングの際に使えるようになります。
約1週間度にカードが手元に届く
カードの発行手続きから1週間ほどたつと手元にPayPayカードが届きます。
カードが届いたら、中身を確認しましょう。
もしオンラインで引落し口座を設定しなかった場合、同封されている預金口座振替依頼書を書いて郵送してください。
PayPayアプリとPayPayカードを連携させる
PayPayカードを利用するためには、アプリと連携させる必要があります。
連携しないとPayPayポイントを受け取れません。
PayPayとの連携は以下の流れで進められます。
- PayPayアプリをインストールする
- PayPayにアカウントを作成する
- マイページのログイン後に「アカウント」を押す
- 「外部サービス連携」からYahoo! JAPAN IDを選択する
また、PayPayカードで「クレジット払い」を利用する場合は、PayPayの「あと払い」から手続きしておきましょう。
PayPayカードのよくある質問3つ
PayPayカードのよくある質問を3つ紹介します。
PayPayカードとヤフーカードは何が違うの?
PayPayカードはヤフーカードの後継にあたります。
新しく生まれ変わることによって、以下の点が改善されました。
- Yahoo!ショッピングとLOHACOで最大5.0%還元される
- 貯まるポイントがTポイントからPayPayポイントに変わった
- PayPayに直接チャージできるようになった
- ナンバーレスになってセキュリティ面が上がった
PayPayカードになったことで、よりPayPayとの相性が良くなりました。
PayPayカードの締め日や引落し日はいつなの?
PayPayカードは毎月月末締め、翌月27日払いです。
たとえば、7月1日~末日までの支払いは、8月27日に引き落とされます。
土日祝日が27日の場合は、翌営業日にずれ込むので気を付けましょう。
PayPayカードはタッチ決済に対応しているの?
PayPayカードはタッチ決済で支払うこともできます。
タッチ決済の場合は、ICカードリーダーにカードをかざすだけなので楽です。
ただ、利用する店舗がタッチ決済に対応していないと利用できません。
タッチ決済をしたい場合は、店員に尋ねてみましょう。
【まとめ】PayPayカードはPayPayユーザーにおすすめのクレジットカード!
PayPayカードには以下のおすすめポイントがあります。
- 年会費無料で利用できる
- ポイント還元率が最大1.5%もある
- PayPayアプリの残高に直接チャージできる
- Yahoo!ショッピング・LOHACOで使うとお得になる
- ナンバーレスだから安全性が高い
- カード利用速報のおかげで安全に使える
- 申込みから最短7分でカードを使える
PayPayカードはPayPayとの相性が非常に良いクレジットカードです。
PayPayユーザーならポイントが貯まりやすかったり、利便性が上がったりします。
普段からPayPayをよく使っている人にはぴったりのカードです。
PayPayカードでは、新規ユーザー向けのキャンペーンも用意しています。
キャンペーンを利用すれば、手軽にPayPayポイントを受け取ることも可能です。
一般カードなら年会費もかからないので、ポイント目当てで登録するのも良いでしょう。