PayPay銀行「法人口座開設」の必要書類&開設期間|利用するメリットと審査落ちの理由も解説

※アフィリエイト広告を利用しています。

PayPay銀行の法人口座開設には、多くの必要書類を用紙しなければならないため、「何が必要かわからなくなる」と苦労する人が多いでしょう。

一方、どのような書類が必要なのか事前にわかっている方は、スムーズに申し込みを済ませて口座開設しています。

そこで本記事では、PayPay銀行の法人口座開設における必要書類をご紹介します。

開設までにかかる期間や利用するメリット・デメリット、審査に落ちる理由についてもお伝えするので、気になる方はぜひ一読ください。

PayPay銀行「法人口座開設」の必要書類と開設までの期間

PayPay銀行「法人口座開設」の必要書類は以下の4つです。

必要書類概要
本人確認資料口座を使用して取引を行う担当者の身分証明書。運転免許証やマイナンバーカード等が有効。
法人の印鑑証明書代表者以外を取引担当者として開設する場合に必要。代表が開設する場合は不要。
会社実態の確認資料業務内容が確認できるHPがない、または法人設立から6ヶ月以内の場合に必要。
業務内容確認資料業務内容が確認できるHPがあればHPで代用可。ない場合は「各行政機関発行の許認可証」か「取引先との契約書のコピー」が必要。

会社実体の確認資料が必要な方は、以下の5つのうち1点を用意してください。

  • 人設立届出書のコピー
  • 青色申告承認申請書のコピー
  • 確定申告書のコピー
  • 国税・地方税の領収書または納税証明書 の原本かコピー(発行日または領収日より6ヶ月以内)
  • 事務所の建物賃貸借契約書 の契約締結済のコピー

これらの書類を不備なく提出すれば、スムーズに口座開設の手続きが進められます。

開設完了までにかかる期間は3日〜10日程度です。

個人事業主の場合は、当日〜7日程度の期間で口座開設が完了します。

上記はあくまで目安なので、審査状況や混雑状況次第ではさらに長くなる可能性があります。

1日でも早く法人口座を開設したい方は、必要書類を不備なく迅速に提出しましょう。

PayPay銀行「法人口座開設」を利用するメリット・デメリット

続いては、PayPay銀行「法人口座開設」を利用するメリット・デメリットについて解説します。

  • メリット
  • デメリット

メリット

PayPay銀行「法人口座開設」を利用するメリットは以下の3つです。

  • 法人としての信頼度が上がり融資を受けやすくなる
  • 税務処理や資金管理がしやすくなる
  • 口座開設費や維持費が無料

法人口座を開設すれば、法人としての信頼度が上がり、さまざまな取引で有利になります。

例えば、銀行等から融資を受ける際も「PayPay銀行が取引している相手だから大丈夫だろう」と審査に通りやすくなるのです。

もちろん、税務処理や資金管理が容易になるので、お金の流れを把握しやすいというメリットがあります。

さらに、PayPay銀行の法人口座は新規口座開設と口座維持手数料が共に無料です。

コストをかけずに法人口座を作れるので、事業資金が少ない事業者の方でも無理なく利用できるでしょう。

デメリット

PayPay銀行「法人口座開設」を利用するデメリットは以下の3つです。

  • 口座開設に手間と時間がかかる
  • 厳しい審査を受ける必要がある
  • 大手銀行の法人口座ほど信用度は高くない

お伝えした通り、PayPay銀行の法人口座開設には、さまざまな書類が必要です。

用意するのに手間がかかるのはもちろん、全て用意して申し込んでも開設までに3日〜10日程度の期間を有します。

また、これだけ手間と時間をかけても審査に通るとは限りません。

万が一審査に落ちれば、これまでの努力が水の泡になってしまうので、その点は大きなデメリットと言えるでしょう。

加えて、PayPay銀行の法人口座はメガバンクと比べると信用力が劣ります。

取引や融資を有利に進めたいなら、3大メガバンクの法人口座開設も検討した方が良いかもしれません。

PayPay銀行「法人口座開設」に審査落ち!その理由とは?

お伝えした通り、PayPay銀行の法人口座には厳しい審査があるため、中には否決されて開設できない人がいます。

そこで続いては、審査に落ちる理由について解説します。

  • 事業内容が不明瞭
  • 資本金が少なすぎる
  • 代表者の信用情報に問題がある

事業内容が不明瞭

事業内容や収益構造が不明瞭だと、PayPay銀行は「犯罪に使われるのでは?」と不正利用を疑います。

当然、口座を悪用されれば銀行としての信頼を損ねる事態になりかねません。

少しでもリスクがある場合は否決するのが金融機関なので、事業内容が不明瞭な場合は審査落ちを覚悟した方が良いでしょう。

資本金が少なすぎる

現在、日本は1円あれば法人として事業をはじめられます。

しかし、極端に資本金が少ない場合はペーパーカンパニーの疑いをかけられてしまいます。

そして、ペーパーカンパニーは違法な組織が使う手段でもあるため、不正利用を避けるために審査で落とす銀行がほとんどです。

PayPay銀行の法人口座を開設したいなら、資本金は最低100万円用意しましょう。

代表者の信用情報に問題がある

法人口座の開設では、代表者の信用情報もチェックの対象です。

信用情報とは、個人のローンやクレジットカードの利用履歴を記載した記録で、全国の金融機関が情報共有して閲覧できるようになっています。

例えば、代表が過去にローンやクレジットカードの支払い長期延滞や代位弁済、債務整理を行っていると、その事実はPayPay銀行にもバレてしまいます。

当然、信用力にかけるとして開設見送りの判断を下すでしょう。

法人口座を開設したい場合は、その他のローンやクレジットカードの支払いも滞りなく行いましょう。

PayPay銀行「法人口座開設」で断られた場合の対処法

続いては、PayPay銀行で法人口座開設を拒否された場合の対処法を3つご紹介します。

  • 個人口座を代用する
  • 経営状況等が改善してから再度申し込む
  • 他の銀行の法人口座を検討する

個人口座を代用する

「法人は法人口座を使わなければならない」といった決まりや法律はありません。

個人口座を使って法人として活動することも可能なので、審査に落ちた場合はひとまず個人口座を使いましょう。

ただし、プライベートで使っている口座をそのまま使用すると、お金の流れが複雑になって管理が大変です。

仕事で使うための個人口座を別で用意した方が良いでしょう。

経営状況等が改善してから再度申し込む

一度審査に落ちたからといって、永久に再申し込みできないわけではありません。

PayPay銀行も、過去に否決した方の再申し込みを認めているので、時間を置いてからチャレンジしてみてください。

ただし、申込履歴は6ヶ月間保管されるので、最低でも半年は間を空けましょう。

また、経営状況等に変化がなければ、再度申し込んでも結果は同じです。

「収支が黒字に転じた」「大手企業との取引実績ができた」といったプラス評価となる変化が起きてから再度申し込んでください。

他の銀行の法人口座を検討する

PayPay銀行で否決されたからといって、他の全ての銀行でも開設できないわけではありません。

なぜなら、それぞれの銀行が異なる基準で審査を行っているからです。

PayPay銀行で口座開設できなかったとしても、他の銀行なら法人口座を作れる見込みがあります。

おすすめの法人口座については、次の項目でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ネット銀行の法人口座ならこちらもおすすめ

最後は、PayPay銀行で否決された方や他の法人口座を探している方におすすめの銀行を2つご紹介します。

  • 住信SBIネット銀行
  • GMOあおぞらネット銀行

住信SBIネット銀行

画像:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行」は、運転免許証等の本人確認書類のみでOKの法人口座を提供しています。

他の銀行なら求められる、「事業計画書」や「印鑑登録証明書」「履歴事項全部証明書」といったわずらわしい書類は必要ありません。

少ない書類で審査してくれるうえに、最短翌営業日で開設が完了します。

もちろん、申し込みや書類の送付は全てオンライン上でできるので、店舗や郵便局に足を運ばなくてOKです。

とにかく少ない手間と時間で法人口座を開設したいなら、住信SBIネット銀行を検討してみると良いでしょう。

口座維持費無料
振込手数料当行宛:無料他行宛:一律145円
口座開設時間最短翌営業日
オンライン完結
ビジネスローン金利年利0.9〜14.0%
融資枠3,000万円

住信SBIネット銀行の法人口座の詳細はこちらから

GMOあおぞらネット銀行

画像:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行」は、創業期や赤字決算、税金滞納中の事業者でも開設できる法人口座を提供しています。

さらに、PayPay銀行なら「法人としての実態が掴めない」として否決されるバーチャルオフィスでも、GMOあおぞらネット銀行なら受け入れてもらえる見込みがあります。

必要書類が「本人確認書類」と「事業内容確認書類」の2点のみなのも魅力です。

法人としての実績が乏しくて口座開設できないなら、間口の広いGMOあおぞらネット銀行を検討しましょう。

ちなみに、一度契約すれば何度でも借入が可能なビジネスローンも展開しています。

法人口座を開設して取引実績を作れば、ビジネスローンの審査に通りやすくなるので、今のうちに準備を整えておきましょう。

口座維持費無料
振込手数料当行宛:無料他行宛:一律145円(振込料金とくとく会員は129円/件)毎月20回まで他行宛無料
口座開設時間最短即日
オンライン完結
ビジネスローン金利年利0.9〜14.0%
融資枠1,000万円

GMOあおぞらネット銀行の法人口座の詳細はこちらから

まとめ

PayPay銀行「法人口座開設」の必要書類は以下の4点です。

  • 本人確認資料
  • 法人の印鑑証明書
  • 会社実態の確認資料
  • 業務内容確認資料

中には準備に手間と時間がかかる書類もあるので、口座開設を希望する方は早めに行動した方が良いでしょう。

さらに、滞りなく書類提出を済ませて、審査が実施されたとしても、開設までにかかる期間は3日〜10日程度です。

もちろん、開設には厳しい審査が待っているので、否決されれば手間をかけて準備しても無駄になります。

もし、あなたが審査落ちや必要書類の多さに不安を感じてるなら、他の銀行の法人口座を検討してみてください。

今回ご紹介した「住信SBIネット銀行」「GMOあおぞらネット銀行」なら、PayPay銀行よりも少ない必要書類で素早く口座開設できます。

ぜひ詳細をチェックしてみてください。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

この記事を読んだあなたへのおすすめ