ボーダーコリーは、優れた牧羊能力と知性で多くの人々に愛されている犬種です。
しかし、体重管理が難しく、股関節形成不全などの関節問題が発生しやすい犬種としても知られています。

本記事では、ボーダーコリーの特性に適したドッグフードを22種類紹介します。
適切なフード量やコスパが良いフードの選び方など、ボーダーコリーの食事管理で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ボーダーコリーに適したドッグフードの選択基準

ボーダーコリーのドッグフードは、犬種特有の健康上の特性を考えて選択しましょう。
活動的で代謝が高いボーダーコリーは、肥満予防と関節の健康維持に注意しなければいけません。
ボーダーコリーに最適なドッグフードを選ぶ際の重要なポイントは、以下の5つです。

• 高品質で高タンパク質が含まれたフードを選ぶ
• 低脂肪かつ低カロリーのものを優先する
• 低アレルギー性の穀物を含んだものを選ぶ
• 皮膚と関節のケアに効果的な成分が配合されているものを探す
• 不要な添加物を含まないフードを選ぶ

製品のパッケージに記載された情報を慎重に確認することが非常に重要です。

高品質で高タンパク質が含まれたフードを選ぶ

活発で運動を愛するボーダーコリーには、タンパク質が豊富に含まれるドッグフードがおすすめ。
タンパク質は筋肉の形成と維持に不可欠な栄養素です。
製品パッケージの原材料リストで、肉類や魚類が最初に記載されているものは、タンパク質含有量が高いドッグフードです。

さらに、使用されている肉や魚の種類が明確に表示されているフードを選べば、より安心して与えられますよ。

• 安心表記：肉類（チキン、ターキー）、ビーフ、ラム、馬肉、鹿肉
• 不安表記：肉類、肉副産物

製品のホームページで、原材料や製造プロセスが詳細に公開されているドッグフードは、信頼性が高いといえるでしょう。

フードの品質を知りたい方は、ぜひ確認してみてくださいね。

低脂肪かつ低カロリーのものを優先する

ボーダーコリーは、肥満になりやすい体質です。
さらに、理想的な運動量を確保できていない飼い主が多いのが現状です。

このため、低脂肪かつ低カロリーのドッグフードを選びましょう。
脂質含有量が10〜12％程度のフードは、脂質とカロリーが適度に抑えられているといえます。

体重管理が必要な場合は、動物性タンパク質源として魚を使用したフードがおすすめです。
とくにサーモンや白身魚などは、牛肉などの肉類と比較してカロリーが低く、ダイエットに適した食材です。

カロリー控えめな食材を使用したフードを選んでくださいね。

低アレルギー性の穀物を含んだものを選ぶ

ドッグフードを選ぶ際は、低アレルゲン性の穀物が使用されているものを優先しましょう。
犬の唾液には、でんぷんを分解する酵素「アミラーゼ」が含まれていません。

犬によっては穀物の消化に困難を感じる場合もあるのです。
とくに、小麦やとうもろこしは、アレルギー反応を引き起こしやすい穀物として知られています。

穀物の消化が苦手な犬は、穀物アレルギーを発症するリスクが高くなります。
アレルギーを起こす可能性を低くするためにも、低アレルゲン性の穀物を使用したフードがおすすめです。

低アレルゲン穀物は以下の通りです。

• さつまいも
• オーツ麦
• じゃがいも
• 玄米

もし愛犬が穀物の消化に問題がある場合は、「グレインフリー（穀物不使用）」と表示されているドッグフードを選びましょう。

皮膚と関節のケアに効果的な成分が配合されているものを探す

ボーダーコリーの魅力の一つである美しい被毛を維持するために、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が配合されたフードを選びましょう。

皮膚の健康維持を助ける重要な成分であり、ボーダーコリーのフードには欠かせません。
活発な性質を持つボーダーコリーは、股関節や膝蓋骨などの関節に問題を抱えやすい犬種です。

関節の筋力維持をサポートする成分が含まれているフードを日常的に与えれば、予防的なケアを行えます。

関節サポート成分は以下の通りです。

• グルコサミン
• コンドロイチン
• MSM

ボーダーコリーが長く健康で活発な生活を送れるよう、早期からのケアが重要です。

不要な添加物を含まないフードを選ぶ

ドッグフードには一定の添加物が必要ですが、中には不必要な添加物を含む製品も存在します。

不要な添加物は以下の通りです。

• 甘味料
• 着色料
• 香料

過剰な添加物は消化器系の問題やアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、できる限り避けた方が良いです。

もし添加物に抵抗がある場合は、天然由来の成分を使用している製品がおすすめ。
より安心して、愛犬に与えることができますよ。

ボーダーコリーにおすすめのドッグフード22選

ボーダーコリーにおすすめのドッグフードを22種類紹介します。
本記事の情報を参考にして、あなたのボーダーコリーにピッタリなドッグフードを見つけてくださいね。

1位：ネルソンズ ドッグフード

出典：レティシアン 公式サイト

ネルソンズドッグフードは、中・大型犬の特性を考慮して開発された製品です。
大きめのキブル（粒）が特徴で、十分な咀嚼感を提供し、愛犬の満足度を高めます。

消化に負担をかけやすい穀物を排除し、愛犬の体に優しい設計となっています。
原材料の半分をチキンが占める高タンパク質フードなので、中・大型犬の消化に配慮されていますよ。

また、マンナンオリゴ糖とフラクトオリゴ糖という2種類のオリゴ糖を含有し、愛犬の体調管理をサポートしてくれます。

内側からの健康維持が期待できるので、ぜひ検討してみてくださいね。

※ヒューマングレードの食品工場から仕入れたチキン生肉、バターナッツスカッシュ、サツマイモ、エンドウ豆を使用。
※その他の原材料はペットフード用に生産されたものを使用。

2位：OBREMO（オブレモ）

出典：OBREMO公式サイト

OBREMO（オブレモ）は、新鮮な九州産鶏肉を主原料とし、主に国内で調達した安全性の高い食材を使用した高品質なドッグフードです。

人工的な香料、着色料、保存料などの添加物を一切含まず、オイルコーティングも行っていません。
涙やけなどが気になる愛犬にも安心して与えられますよ。

また意図的に穀物を配合し、食物繊維やミネラルの摂取も可能になっています。
1袋あたり5,000億個もの乳酸菌が含まれているため、消化器系の健康維持と栄養吸収の促進をサポートしてくれるでしょう。

ボーダーコリーの体質改善や日々のコンディション管理には、OBREMO（オブレモ）がおすすめです。

3位：わんこの献立フレッシュ

出典：Amazon

「わんこの献立フレッシュ」は栄養価の高い厳選された食材を使用し、丁寧な調理後に急速冷凍処理を行っています。添加物を一切使用せず、栄養バランスに優れた手作り食を実現したドッグフードです。

簡単に食材を刻んだり、すりつぶしたりできるため、小型の幼犬や咀嚼力が低下したシニア犬、病気の回復期にある犬にもおすすめです。

「人と同じように安全なドッグフードを与えたい」という、多くの飼い主の願いを実現したドッグフードといえるでしょう。

4位：アランズナチュラルドッグフード　ラム

出典：レティシアン 公式サイト

アランズナチュラルドッグフードは、ラム肉のみを動物性タンパク源とする単一タンパクフードです。わずか9種類の天然素材で構成されているため、安心して与えられます。

アレルギー反応を引き起こしやすいとされる牛肉や豚肉を避け、代わりにラム肉を使用。
加水分解処理を施したHDPラム肉を採用することで、アレルギーへの配慮をより一層強化しています。

また、脂質含有量が低いため、体重管理にも適しています。
人工的な香料や着色料、穀物類は一切使用せず、HDPラム肉の採用により消化吸収性を高めています。

アレルギー対策だけでなく、体重管理がしやすく、消化器系への負担も少ないアランズドッグフード。

美しい外見の維持と適切な食事管理が求められるボーダーコリーにとって理想的なドッグフードのひとつといえるでしょう。

5位：モグワンドッグフード

出典：モグワンドッグフード公式サイト

モグワンは、カナガンと同じメーカーが製造するフードです。
両者とも高タンパク質フードですが、主な違いは動物性タンパク質の種類にあります。

カナガンが単一タンパク質を使用しているのに対し、モグワンはチキンとサーモンの2種類のタンパク源を採用しています。

モグワンの特徴は、複数のタンパク質源から多様な栄養を摂取できる点です。

さらに、モグワンはカナガンと比較して脂質含有量とカロリーが低いです。
体重管理が必要なボーダーコリーにはモグワン、活動量の多いボーダーコリーにはカナガンがおすすめです。

6位：UMAKA（うまか）

出典：うまか公式サイト

「UMAKA（うまか）」は、博多の名店「博多華味鳥」が手掛けた着色料、小麦グルテン、オイルコーティングを一切含まないドッグフードです。

九州の高級ブランド鶏「華味鳥」を始めとする厳選素材を豊富に使用し、人間が食べても安全な品質の国産フードとして製造されています。

上質な肉とカツオの香りが愛犬の食欲を刺激！
食べ物の好き嫌いが激しい犬から食欲が減退しがちな高齢犬まで、幅広い犬種に喜ばれていると評判です。

7位：カナガンドッグフード チキン・サーモン

出典：Amazon

カナガンは、新鮮なチキンやサーモンを豊富に使用した高タンパク質フードです。
タンパク質の含有量が高いため、体調の維持と管理に効果が期待できます。

さらに、美しい体型を保ちたいボーダーコリーに適したグレインフリー設計。
穀物を使用していないため、理想的な体型維持に役立つでしょう。

高タンパク質でグレインフリーのカナガンは、体調管理を重視するボーダーコリーにとって最適なドッグフード選択肢の一つといえます。

8位：アカナ アダルト ラージブリード

出典：Amazon

アカナ アダルト ラージブリードは、大きめのキブル（粒）を特徴とする中型～大型犬向けのドッグフードです。動物性タンパク質が60％を占める高タンパク設計で、体格の大きい中型～大型犬の筋肉維持をサポートします。

筋肉の維持は関節への負担軽減につながるため、関節問題が多い中型～大型犬にとって高タンパクフードの摂取はとても大切です。

グレインフリー設計で、アレルギー反応にも配慮されているのも嬉しい点ですね。

またフィッシュオイルを配合しており、オメガ3・オメガ6脂肪酸による関節ケア効果も期待できます。
活発で走ることを好み、関節や皮膚のトラブルが多いボーダーコリー。
高タンパクでグレインフリーを探している飼い主さんは、ぜひ検討してみてください。

9位：ドッグスタンス 鹿肉ライト

出典：Amazon

ドッグスタンス 鹿肉ライトは、高タンパク質かつ低カロリーのドッグフードです。
タンパク質が豊富で低カロリーな鹿肉を主原料としています。

鹿肉は低カロリーであるだけでなく、アレルギーのリスクが低く、被毛や皮膚の健康維持にも効果があります。そのため、体重管理が重要で美しい毛並みを保ちたいボーダーコリーにおすすめです。

また脂質代謝を促進する特殊酵素「エンザミン」が配合されているため、肥満防止に効果的でしょう。
ボーダーコリーの全身の健康維持を目指す飼い主さんは、検討してみる価値がありますよ。

10位：ニュートロ ナチュラルチョイス ラム＆玄米 中型犬〜大型犬用 成犬用

出典：Amazon

ナチュラルチョイス ラム＆玄米 中型犬〜大型犬用は、体格が大きめで獣肉アレルギーが懸念される犬におすすめのドッグフードです。

ラム肉は、ビタミンB群と亜鉛を豊富に含む食材です。
ビタミンB群は免疫力の強化に、亜鉛は皮膚と被毛の健康維持に期待できます。
穀物として使用されている玄米は低GI食品として知られ、肥満防止に効果がありますよ。

亜鉛が豊富なラム肉を主原料としているため、被毛の美しさを保ち、体重管理を必要とするボーダーコリーに最適なフードといえるでしょう。

11位：ニュートロ シュプレモ 成犬用

出典：Amazon

シュプレモは、ナチュラルチョイスと同じニュートロ社が製造するドッグフード。
ナチュラルチョイスが穀物を含むのに対し、シュプレモはグレインフリー（穀物不使用）です。

原材料にもこだわりがあり、主原料のチキンに加えて17種類の厳選された天然素材を使用しています。独自のバランスで、栄養価を高めているのが特徴です。

DHAやEPA、アスタキサンチンが豊富なサーモンを配合されているため、皮膚や被毛の健康維持のサポートも期待できます。

筋肉の維持と毛並みの改善を目指しているボーダーコリーの飼い主さんは、ぜひ検討してみてくださいね。

12位：オリジン オリジナル

出典：Amazon

オリジン オリジナルは、新鮮な鶏肉とカレイを豊富に使用した高タンパク質フードです。
動物性タンパク質源として肉だけでなく内臓や軟骨まで全て使用し、犬の本来の食生活に近い栄養バランスを実現しています。

グレインフリー設計でアレルギー対策にも配慮されています。
穀物の代わりとして使用される豆類は食物繊維が豊富で腸内環境の改善が期待できますよ。

さらに、腸内環境が整っていると、皮膚トラブルの予防にも効果があります。
筋肉の発達を促進し、食物繊維による皮膚の健康維持効果もあるため、活動的で敏感肌のボーダーコリーに適したフードといえるでしょう。

13位：FINEPET’S（ファインペッツ） ドッグフード大粒タイプ

出典：Amazon

ファインペッツは肉類の原材料が80%を占める高タンパク質フードとして話題を集めています。
アレルギー反応を起こしにくいとされる鹿肉を主原料とし、鶏肉と鮭肉も配合。
多様な栄養素の摂取を可能にしています。

注目すべきは、87%という驚異的な消化吸収率です。
高い消化効率により、少量の給餌でも十分な栄養を摂取でき、体重管理が必要な場合でも安心して与えられます。

肉類の副産物や人工的な添加物を一切使用せず、人間が摂取可能な品質の原料のみを使用したヒューマングレードフードです。

消化器系のトラブルリスクを低減し、筋肉の維持や発達をサポートする特性から、活動的なボーダーコリーにおすすめのドッグフードといえます。

14位：フレッシュミックス　アダルトドッグ

出典：Amazon

フレッシュミックス アダルトドッグは、厳選された新鮮な原材料で製造されています。
人間が摂取可能なヒューマングレードの食材を使用しているため、安全性が高いのが特徴です。

高タンパク質設計で、チキンやターキーなど複数の動物性タンパク源を採用しています。
栄養バランスの偏りを防ぎ、同時に肉類アレルギーのリスク軽減にも期待できます。

さらに、乳酸菌が配合されており、腸内環境の改善を通じて引き起こす皮膚トラブルの予防可能です。
「アレルギー対策を重視したい」「被毛の状態が気になる」飼い主さんは、ぜひ検討してみてください。

15位：アボ・ダーム (AVODERM) スモールブリードチキン

出典：Amazon

アボ・ダームは、ドッグフードとしては珍しくアボカドを配合したユニークな製品です。
アボカドに含まれる豊富なビタミンは、皮膚の健康維持に貢献してくれます。
美しい被毛を保ちたいボーダーコリーにとって、魅力的な効果ですね。

穀物源としては、アレルギー反応を起こしにくい玄米を使用しています。
玄米は食物繊維が豊富で、消化機能を改善し、腸内細菌叢のバランスを整えます。
チキンを主原料とし、アボカドの栄養価により皮膚の健康と被毛の美しさを重視するボーダーコリーにおすすめのドッグフードといえるでしょう。

16位：フィッシュ4ドッグ ファイネストサーモン

出典：Amazon

フィッシュ4ドッグ ファイネストサーモンは、魚を主原料とした獣肉アレルギー対応のドッグフードです。サーモンのみを使用しているため、アレルギーに敏感な飼い主や予防をしたい方におすすめです。

サーモンは高タンパク質で低脂肪な食材であり、筋肉の維持と体重管理を必要とするボーダーコリーに最適です。さらに、サーモンに含まれるオメガ3・オメガ6脂肪酸は、負荷のかかりやすい関節の保護に役立ちます。

アレルギー対策を徹底しつつ、筋肉維持、体重管理、関節保護という3つの課題に同時に対応する革新的なドッグフードといえるでしょう。

17位：ソリッドゴールド フントフラッケン

出典：Amazon

ソリッドゴールドフントフラッケンは、ラムを主原料とした高タンパク質フードです。
アレルギー反応を起こしにくいラムを単一で使用しているため、獣肉アレルギーへの対策ができます。

ラムは栄養価が高く、皮膚や被毛の健康維持に貢献する成分も含まれています。
美しい毛並みの管理を重視するボーダーコリーに適しているでしょう。

さらに、穀物源として玄米を採用しており、天然の食物繊維を摂取できます。
玄米は低アレルゲン性の穀物であるため、食物アレルギーにも配慮されていますよ。
被毛の美しさを保ちつつ、アレルギー対策を重視したい飼い主さんは、ぜひ検討してみてください。

18位：KiaOraキアオラ ドッグフードラム

出典：Amazon

キアオラは、動物性タンパク源に応じて5種類のバリエーションを提供しています。

• ラム肉を主原料とした「ラム＆レバー」「ラム＆サーモン」
• ビーフを中心とした「ビーフ＆レバー」「ビーフ＆サーモン」
• カンガルー肉を使用した「カンガルー」

アレルギー対策や愛犬の嗜好に合わせてローテーションも可能です。

とくにラム肉は栄養価が高く、アレルギー反応を引き起こしにくい食材として知られています。
被毛の美しさを保ち、免疫機能を強化するなど、ボーダーコリーに限らず、全ての犬種に有益です。

愛犬の健康を考える飼い主さんなら、一度は試してみる価値のあるドッグフードといえるでしょう。

19位：アーテミス アガリクス I/S 小粒

出典：楽天市場

アーテミス アガリクス I/Sは、ドッグフードとしては珍しい「アガリクス茸」を配合しています。
アガリクス茸には免疫機能と自然治癒力を向上させる効果があります。

さらに、EF-2001乳酸菌も加えることで腸内環境を整え、体内からの健康促進を図っています。
人工保存料や着色料を使用せず、小麦やとうもろこしなどの穀物も含まないため、食物アレルギーのリスクを低減。

体の内側から健康をサポートする設計となっており、多くのボーダーコリーにとっておすすめのドッグフードといえます。

20位：SOLVIDA(ソルビダ) / グレインフリー チキン 室内飼育体重管理用

出典：Amazon

ソルビダグレインフリー チキン 室内飼育体重管理用は、運動量の少ない室内犬向けに開発されたドッグフードです。低脂肪・低カロリー設計のため、体重過多気味のボーダーコリーに与えると効果を実感しやすいでしょう。

Lカルニチン、ビタミン、ミネラルの配合により脂肪燃焼を促進し、体重管理に適した栄養バランスを実現しています。

低脂肪・低カロリーながら、原材料の品質にもこだわっており、オーガニックの野菜やフルーツ、高品質な生チキンを使用しています。

肥満予防を重視するボーダーコリーに、最適なドッグフードといえるでしょう。

21位：プロプラン オプティライフ 中型犬・大型犬 成犬用

出典：：Amazon

プロプラン オプティライフ 中型犬・大型犬は、大型の体を支えるために必要な筋肉の維持を目的として開発されたドッグフードです。

チキンを主要なタンパク源とし、筋肉の形成と維持をサポートします。
さらに、中・大型犬に多い関節の問題に対して、オメガ3脂肪酸による保護効果も期待できます。
穀物由来の栄養素の重要性を考慮し、あえてグレインフリーにはせず、全体的な栄養バランスを重視しているのが特徴です。

筋肉の発達が必要で関節トラブルのリスクが高いボーダーコリーにも適したフードと言えるでしょう。

22位：ナチュラルバランス　ホールボディヘルス

出典：Amazon

ナチュラルバランス ホールボディヘルスは、玄米を穀物源として採用しています。
玄米は食物繊維が豊富で、穀物アレルギーのリスクが低い食材です。

豊富な食物繊維により腸内環境の健全性を促進し、アレルギー反応への配慮も行われています。
さらに、原材料だけでは不足する栄養素をサプリメントで補っています。
総合的な栄養バランスへの配慮が見られますね。

ボーダーコリーの飼い主さんがフード選びに迷った際、選択肢の一つとして検討してみてくださいね。

ボーダーコリーの食欲不振の原因と対処法

ボーダーコリーは知能が高い犬種として知られています。
おやつをもらえることを学習すると、通常の食事を拒否するケースがあります。

獣医師に健康上の問題がないと診断された場合、以下の方法を試してみてください。

• 食事の時間を設定する
• 他のドッグフードを検討する

まずは食事時間の設定から始めるのが良いでしょう。

食事の時間を設定する

決まった時間に食事を与えましょう。
給餌後30分経過したら、食べ残しがあっても食器を下げます。
常時フードを置いておくのは避け、同情からおやつを与えすぎないよう注意が必要です。
賢明なボーダーコリーは、決められた時間内に食べないと「食事の機会を逃す」と理解し、徐々に食事をするようになるでしょう。

他のドッグフードを検討する

フードを見直す際は、新鮮な肉を豊富に含む製品を選択するのがおすすめです。
香料や着色料を含まないフードは、肉本来の香りが食欲を刺激し、愛犬の食いつきを向上させる可能性があります。

原材料表示で、使用されている肉や魚の種類が明確に記載された高品質なフードを選ぶのも重要です。
高齢犬の場合は、食べやすさを考慮してフードをふやかしたり、粒のサイズを調整するなど、愛犬の状態に合わせた給餌方法を心がけましょう。

ボーダーコリーの1日の適切なフード量

ボーダーコリーに与える1日の適切なフードの量は、個々の犬の生活環境や活動レベルによって異なります。一律の量は存在せず、各個体の特性に応じて算出するのが重要です。

ライフステージごとの給餌時の注意点について、解説します。

子犬期の給餌

子犬期は急速な成長期であるため、定期的な体重測定を行い、フードの量を調整しましょう。
月齢だけでは個体差を考慮できないため、適切なフード量を決められません。

また、子犬は消化器官が未発達なので、一度に多量のフードを与えると消化不良を起こし、下痢を引き起こす可能性があります。

子犬への給餌回数にはとくに注意を払う必要があるため、以下の表を参考にしてください。

この表は参考程度のものです。
下痢の症状が見られる場合は、給餌回数を増やすことも検討してください。

成長の速度には個体差があるため、愛犬の状態に応じて調整しましょう。

成犬期の給餌

成犬期に入ると成長のペースが落ち着き、子犬期と比較して必要カロリーが減少します。
ただし、肥満傾向になりやすくなるため、適切な量を正確に与えるのが重要です。
また、成犬期は活動量が増加する傾向にあります。
必要な筋肉を維持するため、高タンパク質のドッグフードを選択するのが良いでしょう。

体重管理が必要な場合は、動物性タンパク質の中でもカロリーが低い魚を主原料としたフードがおすすめ。筋肉の維持と肥満予防の両方に配慮したドッグフードを選択するのが大切です。

老犬期の給餌

老犬期になると必要カロリーが減少し、加齢に伴い消化機能も低下します。
過剰な摂食は消化不良を引き起こし、下痢や嘔吐の原因となる可能性も。

老犬期に入ったら、定期的に体重測定を行いフードの量を調整しましょう。
給餌回数を1日2～3回に増やせば、消化器系への負担を軽減できます。
また、フードをふやかすと食べやすくなり消化も促進されるため、おすすめです。
愛犬の排便状態を注意深く観察しながら、適切にフードの調整を行いましょう。

ボーダーコリーの年間フード代はいくら？

ボーダーコリーの年間フード代は、個体ごとに異なります。
体重16～23kgの避妊・去勢済み成犬ボーダーコリーを例に、モグワンを使用して計算してみましょう。

• モグワン1袋（1.8kg）：4,708円（税込）
• 成犬ボーダーコリー（16～23kg）の1日給餌量：243～336g

このサイズのボーダーコリーには、月に5～6袋のモグワンが必要です。
通常価格での購入を想定し、月6袋使用すると年間72袋となり、年間餌代は約338,976円と算出されます。

ただし、この金額はあくまで目安です。
実際のフード代は、ボーダーコリーの体重、生活環境、運動量などにより変動するため、参考程度にとどめてください。

ボーダーコリーの食事に関する質問まとめ

ボーダーコリーのドッグフードに関してよく寄せられる質問をまとめました。

1. ボーダーコリーにおすすめのコスパの高いドッグフードは？
2. ボーダーコリーの適切なフード量は？

愛犬の状況と照らし合わせて、参考にしてくださいね。

ボーダーコリーにおすすめのコスパの高いドッグフードは？

ボーダーコリーの生活環境や活動レベルは個体ごとに異なるため、どのフードが最もコスパが良いかを一律に断定するのは困難です。

単純に1グラムあたりの価格のみで比較すると、最も安価な選択肢として「プロプラン」が挙げられます。しかし、価格だけでなく、栄養価や品質も考慮に入れる必要があります。

たとえば、ネルソンズやカナガンなどのプレミアムフードは、初期費用は高めです。
しかし、高品質の原材料と栄養バランスにより、長期的な健康維持につながる可能性があります。

一方で、モグワンやプラペなどは、比較的手頃な価格で良質なフードを提供しています。
最終的には、愛犬の健康状態、年齢、活動量に応じて、適切な栄養と価格のバランスを考慮しながら選ぶのが重要です。

単に安価なものを選ぶのではなく、価格に見合った価値があるコスパの良いドッグフードを見極めましょう。

ボーダーコリーの適切なフード量は？

ボーダーコリーの適切なフード量は、個体ごとに算出しなければいけません。
パッケージに記載されている体重別のフード量はあくまで目安です。
愛犬に適した量は個別に計算してください。

また、ボーダーコリーは早食いの傾向がある犬種としても知られています。
急いで食べ終えてしまうため、「足りていないのでは」と過剰に与えてしまい、肥満につながるケースがあるので注意が必要です。

結論：ボーダーコリーのドッグフードは個別のニーズにあったものを選択しよう！

ボーダーコリーは肥満傾向にあり、関節の問題も多いため、低脂肪で関節をサポートする成分を含むフードを選ぶのがおすすめです。

同時に、被毛の健康を維持する成分を含むフードで美しい毛並みを保ちましょう。

ボーダーコリーは早食いの傾向がありますが、過剰給餌に注意し、適正体重を維持すれば関節への負担を軽減できます。

本記事を参考にして、愛犬にピッタリのドッグフードを見つけてくださいね。