「愛猫のグルテン摂取を控えたい…」
「小麦不使用のおすすめフードは?」
といった悩みをお持ちではありませんか。
グルテンは穀物に含まれる成分で、一部の猫はアレルギー反応を示すことがあります。
この記事では、グルテンフリーのキャットフード15選をご紹介いたします。
グルテンフリーのキャットフードを選ぶポイントや、よくある質問についても解説しますので、猫の食事選びでお困りの方は参考にしていただければ幸いです。
グルテンフリーのキャットフードを選ぶポイント
質の高いグルテンフリーのキャットフードを選ぶポイントを解説します。
- 動物性タンパク質の含有量
- 人工添加物の不使用
- 毛並みや関節のケア成分の有無
- 猫の年齢に適したフード
- 尿路結石予防のためのマグネシウム含有量
- ウェットフードやドライフード
動物性タンパク質の含有量
肉や魚などの動物性タンパク質を主原料とするフードを選ぶことがおすすめです。
動物性タンパク質と植物性タンパク質には以下の違いがあり、日々の食事を通じて健康に影響を与えます。
タンパク質の種類 | 特徴 |
---|---|
動物性タンパク質 | ・吸収効率が高い ・必須アミノ酸を全て含む |
植物性タンパク質 | ・吸収効率が低い ・一部の必須アミノ酸が不足 |
また、肉や魚を主原料とするフードは自然な味わいに近く、グルテンを中心としたフードと比べて食欲を促進する効果も期待できます。
人工添加物の不使用
愛猫の健康維持のために、人工添加物を含まないフードを選ぶことが重要です。
猫は色の識別が苦手なため、着色料による見た目の変化は食欲にあまり影響しません。
香料は本来の味わいを損ない、猫の嗜好を偏らせる可能性があります。
さらに、人工添加物は消化不良などの体調不良を引き起こす可能性があるため、可能な限り添加物不使用のフードを選びましょう。
毛並みや関節のケア成分の有無
毛並みや関節のケアに効果的な成分が配合されたフードを選ぶことも重要です。
代表的なケア成分は以下の通りです。
ケアの目的 | 有効成分 |
---|---|
毛並みケア | ・オメガ3脂肪酸 ・オメガ6脂肪酸 |
関節ケア | ・グルコサミン ・コンドロイチン |
フードには必ず原材料一覧が記載されているので、購入時に確認しましょう。
猫の年齢に適したフード
猫の成長段階に応じたフード選びは、適切な発育と健康維持に不可欠です。
各成長段階で必要とされる要素は以下の通りです。
成長段階 | 必要な要素 |
---|---|
子猫期 | ・高タンパク質、高カロリー |
成猫期 | ・肥満予防のための低カロリー |
シニア猫期 | ・肥満予防のための低カロリー ・疾病予防に効果的な栄養素 |
子猫は急速に成長するため、タンパク質などの栄養素に加え、適切なカロリー摂取が重要です。
成猫やシニア猫は肥満予防のため、過度に高カロリーなフードは避けるべきです。
シニア猫は運動量が減少するため、カロリー制限がより重要となり、また疾病予防のための栄養素も必要になります。
尿路結石予防のためのマグネシウム含有量
マグネシウムの過剰摂取は尿路結石のリスクを高めるため、含有量の確認は重要です。
AAFCOの基準によると、子猫や成猫では0.08%以上、シニア猫では0.04%のマグネシウム含有量が適切とされています。
基準値を大幅に超えるフードは尿路結石のリスクを高める可能性があるため、注意が必要です。
ウェットフードやドライフード
キャットフードは主にドライフードとウェットフードの2種類があります。
栄養素の含有量に大きな差はないため、愛猫の好みに合わせて選択してください。
ウェットフードは香りが強いため、食欲の少ない猫にも適しています。
また、ウェットフードは水分含有量が多いため、水分摂取量が少ない猫にもおすすめです。
グルテンフリーのおすすめキャットフード15選
愛猫の健康に配慮したグルテンフリーのキャットフード15選を厳選してご紹介します。
フード選びの参考にしてください。
1位:GRANDS(グランツ)
出典:グランツ公式サイト
価格(税込) | 500g:2,000円 |
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タンパク源 | チキン、サーモン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.09%以上 |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | 脱水チキン、フレッシュチキン、脱水サーモン、チキンファット、チキンプロテイン、サーモンオイル、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン(サーモン由来)、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類 |
人工添加物や小麦類を一切含まない、猫の消化に優しいフードです。
グルテンも含まれていません。
タンパク源として生と脱水両方のチキンとサーモンを使用し、栄養価と風味を両立しています。
高タンパク質含有量により、食欲増進効果も期待できます。
また、複数の味を交互に与えられるため、猫の食事の単調さを解消できるのも魅力的です。
2位:モグニャンキャットフード
出典:モグニャン公式サイト
価格(税込) | 1.5kg:5,038円 |
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タンパク源 | 白身魚 |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.12% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | 白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、サーモンオイル、フィッシュスープ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類、乳酸菌 |
モグニャンは風味、栄養価、安全性のすべてにおいて高い基準を満たすフードで、小麦類は一切使用されていません。
ヒューマングレードの白身魚が65%も含まれており、魚好きの猫に特に人気があります。
さらに、健康維持と活力増進に効果的なペクチン、クエン酸、リンゴ酸も豊富に配合されており、総合的な健康サポートが期待できます。
獣医師も推奨する高品質フードなので、ぜひお試しください。
3位:カナガンキャットフード チキン・サーモン
出典:カナガン公式サイト
価格(税込) | 1.5kg:5,038円 |
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タンパク源 | チキン、サーモン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | ◯ |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.09% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | 乾燥チキン 35.5%、チキン生肉 25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル 4.2%、乾燥卵 4%、チキングレイビー 2.3%、サーモンオイル 1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類、タウリン、ミネラル類 |
カナガンキャットフードは、小麦や人工添加物を排除し、自然環境で育ったチキンや魚の風味を重視した高品質フードです。
60%ものタンパク源を含有しており、愛猫の健康的な体づくりと体調維持に高い効果が期待できます。
使用原材料はヒューマングレード品質で、フードに起因する健康問題を懸念する飼い主にも安心でしょう。
7mm~10mmの小粒サイズのため、子猫やシニア猫でも喉につまらせたり吐き戻したりすることなく摂取しやすい設計になっています。
4位:カナガンデンタルキャットフード
出典:カナガン公式サイト
価格(税込) | 1.5kg:5,852円 |
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タンパク源 | 七面鳥、チキン、サーモン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | ◯ |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.09% |
フードタイプ | ドライ |
カナガンのラインナップの中でも猫の健康維持に特化したシリーズで、94%の獣医師から高評価を得ているフードです。
特許取得済みの健康サプリメント「プロデン」を配合しており、海藻の効能を利用して猫の体内からデトックス効果を発揮します。
さらに、通常のカナガン製品と同様に、タンパク源やビタミンなどの必須栄養素も十分に含まれています。
製造国のイギリスでは10万個以上の販売実績があり、多くの飼い主から支持を得ている信頼性の高い製品です。
5位:HAPPY CAT
出典:Amazon
価格(税込) | 50g:330円 300g:1,331円 1.3kg:4,356円 4kg:9,317円 |
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タンパク源 | チキン、ターキー、ラム、ライスプロテイン、魚類 |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | ◯ |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.09% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | ダックプロテイン(20%)、ポテトフレーク、ポテト、ポルトリープロテイン、ポルトリー脂肪、グリーブス、ひまわり油、リグノセルロース、加水分解フィッシュ、ビートファイバー、菜種油、サッカロマイセスセレビシエ、アップルポマス、キャロット、海藻、亜麻仁、チコリパウダー、えんどう豆フレーク、ビーツパウダー、緑イ貝、イースト抽出物、ビタミン類、ミネラル類、その他栄養素 |
HAPPY CATは、猫の健康状態に応じた多様な種類を販売しており、全製品が無添加かつ小麦不使用のグルテンフリーです。
野生の猫の自然な食事を参考に、健康的に飼育された肉類を主原料としています。
心臓、尿路、被毛、腸内環境など、猫の重要な健康要素をサポートする成分が豊富に含まれているのが特徴です。
体重管理や療法食向けのシリーズも展開しているため、猫の一生を通じて使用できる製品ラインナップとなっています。
6位:ジャガーキャットフード
出典:ジャガー公式サイト
価格(税込) | 1.5kg:5,038円 |
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タンパク源 | チキン、鴨、サーモン、マス |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.02% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉)、魚類(生サーモン、生マス)、ジャガイモ、エンドウ豆、サツマイモ、乾燥卵、チキングレイビー、チキンオイル、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、各種ハーブ類、フラクトオリゴ糖、果物類、野菜類、ミネラル類、ビタミン類、アミノ酸類、乳酸菌 |
プレミアムフードの上位カテゴリーとして位置づけられる、ラグジュアリーフードとして開発された高品質な製品です。
チキンや鴨肉などの動物性タンパク源を80%含有し、可能な限り自然の味わいに近づけた配合が特徴です。
ジャガイモやサーモンオイルなどの栄養価の高い食材も豊富に含まれており、猫の健康的な成長に不可欠な要素を網羅しています。
ビタミンやミネラルに加え、乳酸菌やオメガ3脂肪酸など、猫の健康に寄与する成分も豊富に配合されています。
7位:アランズナチュラルキャットフード
出典:公式サイト
価格(税込) | 1.5kg:5,456円 |
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タンパク源 | チキン、ターキー |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.06%以上 |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | チキン・ターキー70%(乾燥チキン35%、ターキー生肉30%、ターキー油脂3.5%、チキングレイビー1.5%)、ジャガイモ、野菜類、果実類、エンドウ豆、レンズ豆、ヒヨコ豆、ビーツ繊維、サーモンオイル |
キャットフード生産大国イギリスで製造されたプレミアムフードで、わずか10種類の厳選された原材料で構成されています。
香料、着色料、小麦類など、猫の健康に負担をかける可能性のある成分を徹底的に排除し、自然由来の栄養素を豊富に含んでいます。
主要タンパク源であるチキンやターキーはもちろん、使用されている野菜類も厳格な品質管理のもとで生産されているものばかりです。
原材料の選定だけでなく、栽培時の土壌成分まで詳細に検査されており、極めて高い品質基準を満たしています。
8位:ブリスミックス 猫用 チキン
出典:KMT
価格(税込) | 500g:1,540円 1kg:2,640円 2kg:4,840円 6kg:10,890円 |
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タンパク源 | チキンベース |
人工添加物 | ー |
毛並みケア成分 | ー |
関節ケア成分 | グルコサミン、コンドロイチン |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 0.1% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | フレッシュチキン、ドライチキン、玄米、えんどう豆、白米、えんどう豆粉、鶏脂肪、チキンスープ、フラックスシード、各種ビタミン・ミネラル、プロバイオティクス、スーパーフード類 |
チキンを主原料とした「ブリスミックス 猫用 チキン」は、猫の健康維持に配慮した製品です。
口腔内の健康をサポートする善玉菌K12を配合しており、猫の口内環境改善に役立ちます。
さらに、アガリクス茸、乳酸菌、グルコサミンなどの機能性成分も含まれています。
内側からの健康維持を目指したこのキャットフードは、口腔内や腸内のトラブル予防に効果的です。
また、全ての原材料がヒューマングレードであり、安全性においても高い基準を満たしています。
9位:ナウフレッシュ シニアキャット&ウェイトマネジメント
出典:Amazon
価格(税込) | 350g:1,485円 1.36kg:5,280円 3.63kg:12,650円 7.25kg:23,100円 |
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タンパク源 | ターキー、サーモン、ダック |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 7歳〜 |
マグネシウム量 | 0.09% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | ターキー生肉、ポテト、エンドウ豆、エンドウ豆繊維、ポテト粉、乾燥鶏卵、サーモン生魚、ダック生肉、各種野菜・果物、ビタミン・ミネラル類、プロバイオティクス |
ナウフレッシュのシニア猫向け製品で、体重管理と肥満予防に特化した設計が特徴です。
小麦類やミールを排除し、猫の消化に配慮した優しい組成になっています。
使用されている生肉や鮮魚はヒューマングレードで、カナダ食品検査庁(CFIA)の厳格な基準をクリアしています。
また、20種類以上の多様な野菜や果物を豊富に配合しており、このフードだけで十分な栄養バランスを実現しています。
10位:ディアメイト キャットフード ラビット&チキン
出典:Amazon
価格(税込) | 250g:1,580円 1kg:4,180円 |
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タンパク源 | ラビット、チキン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | – |
マグネシウム量 | 非公開 |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | ラビット、チキン、タピオカ、ヤシ油、チキンオイル、大豆、酵母、クマザサ(天然)、麹、ミネラル類、アミノ酸類、ビタミン類 |
猫の消化を考慮し、グルテンを含む小麦を使用していないフードで、主原料に国産鶏肉と高級うさぎ肉を採用しています。
うさぎ肉を使用したキャットフードは珍しいですが、猫はうさぎを捕食していた歴史があります。
うさぎ肉は猫の嗜好性が高い食材の一つとされ、食欲不振の改善にも効果が期待できるフードとして注目されています。
全ての原材料がヒューマングレードで厳格に管理されているため、安全性の高いフードといえます。
11位:ニュートロ ワイルドレシピ アダルト チキン [成猫用]
出典:ニュートロ
価格(税込) | 400g:1,393円 1kg:3,061円 2kg:5,683円 |
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タンパク源 | チキン、サーモン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | ◯ |
対象年齢 | 1歳〜 |
マグネシウム量 | 0.12% |
フードタイプ | ウェットorドライ |
主な原材料 | チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、エンドウマメ、鶏脂、タピオカ、ビートパルプ、ポテトタンパク、フィッシュミール、サーモンミール、各種ビタミン・ミネラル類、アミノ酸類、酸化防止剤 |
猫の本能的な食事ニーズに応える高タンパク質かつグルテンフリーの特性を、厳選素材で実現したプレミアムフードです。
一般的なキャットフードのタンパク質含有量が30%台であるのに対し、このワイルドレシピは40%~45%という高い比率を誇ります。
小麦の代替としてエンドウ豆やポテトを使用し、肉以外の栄養源もバランスよく配合しています。
ウェットタイプも用意されているため、猫の嗜好や食感の好みに合わせて食事内容をカスタマイズできる点も魅力的です。
12位:メディファスアドバンス グレインフリー 1歳から フィッシュ味
出典:ペットライン
価格(税込) | 1,273円 ※Amazonの場合 |
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タンパク源 | ポーク、大豆、米 |
人工添加物 | 着色料なし |
毛並みケア成分 | 亜鉛アミノ酸複合体配合、DHA、EPA |
関節ケア成分 | ー |
対象年齢 | 1歳から全年齢 |
マグネシウム量 | 0.11% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | 豆類(おから、脱脂大豆)、肉類(ポークミール、加水分解チキンレバーパウダー)、穀類(米、米粉)、油脂類、セルロース、糖類、β-グルカン、セレン酵母、シャンピニオンエキス、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酸化防止剤 |
食物アレルギーに配慮した猫用フードです。
一般的なアレルゲンを避けるため、ポーク、大豆、米をタンパク源として採用しています。
1歳以上の全年齢の猫に適しているため、長期的な使用が可能です。
また、皮膚と被毛の健康維持を目的とした亜鉛アミノ酸複合体、DHA、EPAを配合しています。
猫の内面的な健康だけでなく、外見的な美しさも重視する飼い主に適したフードといえます。
13位:ナチュラル チョイス 穀物フリー アダルト サーモン [成猫用]
出典:ニュートロ
価格(税込) | 500g:1,162円 2kg:4,084円 |
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タンパク源 | サーモン |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 1歳〜 |
マグネシウム量 | 0.1% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | サーモン(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク、鶏脂、乾燥ポテト、ポテトでん粉、エンドウマメ、アルファルファミール、ポテトタンパク、ビートパルプ、タンパク加水分解物、大豆油、ユッカ抽出物、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酸化防止剤 |
グルテン消化が困難な猫のために小麦類を完全に排除して製造されたキャットフードで、猫の嗜好性が高いサーモンを主原料としています。
主原料のサーモンと鶏油に含まれるオメガ3・オメガ6脂肪酸は、猫の皮膚と被毛の健康維持に貢献します。
消化を促進するシュガービートパルプの配合と、天然ユッカ抽出物による便通改善と便臭軽減効果も特徴です。
使用されている酸化防止剤も自然由来であるため、長期使用による健康リスクも最小限に抑えられています。
14位:ナチュラルバランス ウルトラプレミアム グリーンピース&ダックフォーミュラ ドライキャットフード
出典:いぬとねこ楽天市場
価格(税込) | 1kg:2,772円 2.27kg:6,006円 |
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タンパク源 | グリーンピース、ダック |
人工添加物 | – |
毛並みケア成分 | ◯ |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | – |
マグネシウム量 | 0.1% |
フードタイプ | ドライ |
主な原材料 | グリーンピース、ダックミール、ダック肉、キャノーラオイル、フラックスシード、自然風味メチオニン、塩化コリン、タウリン、ビタミン類、ミネラル類 |
ナチュラルバランス社が開発したアレルゲン除去に特化した高品質キャットフードです。
プレミアムフード市場において小麦類不使用フードの先駆的存在であり、グルテンも完全に排除されています。
カロリーが抑えめに設定されているため、体重管理中の猫にも適しており、美味しさと健康維持の両立を実現しています。
さらに、目、心臓、神経系、脳など、猫の長期的な健康をトータルにサポートする設計となっており、慢性疾患の予防にも効果が期待できるでしょう。
15位:WELLNESS(ウェルネス)コアディバインデュオ チキンパテ&角切りターキー
出典:ウェルネス
価格(税込) | 79g:242円 |
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タンパク源 | チキン煮汁、チキン、七面鳥、鶏レバー、全卵 |
人工添加物 | ◯ |
毛並みケア成分 | – |
関節ケア成分 | – |
対象年齢 | 全年齢 |
マグネシウム量 | 非公開 |
フードタイプ | ドライ&ウェット |
主な原材料 | チキン煮汁、チキン、じゃがいもでん粉、七面鳥、にんじん、鶏レバー、全卵、ブロッコリー、調味料、増粘安定剤、pH調整剤、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類 |
ウェットタイプのチキンパテとドライタイプの角切りターキーを組み合わせた製品で、二層構造の風味と食感により猫の食欲を持続させる高品質フードです。
使用されている肉類は全て新鮮で、副産物やミールは一切含まれていないため、安全性が高いでしょう。
小麦類を使用せず、タンパク源を全て動物性に限定しているため、グルテンフリーであることも特徴です。
さらに、ウェット成分が多く含まれているため水分量が豊富で、水分摂取量が少ない猫の健康管理にも適しています。
グルテンフリーのキャットフードのメリットや特徴
グルテンフリーキャットフードには以下のような多くのメリットがあります。
- グルテンアレルギーの猫も食べられる
- 消化しやすく体調不良のリスクが低い
- 低カロリーで肥満を防ぎやすい
詳しく見ていきましょう。
グルテンアレルギーの猫も食べられる
小麦などの穀物にアレルギーを持つ猫は多く存在しますが、グルテンフリーのキャットフードなら安全に給餌できます。
グルテンアレルギーの猫がグルテンを摂取すると、以下のような健康問題が生じる可能性があります。
- アレルギー性皮膚炎による炎症や痒み
- アレルギー性胃腸炎による下痢や嘔吐
- 腹部膨満
- 脱毛
- 発熱
- 外耳炎
生後6ヶ月~2歳の間に穀物を過剰摂取するとアレルギーを発症しやすく、長期間の摂取で高齢期に発症することもあります。
アレルゲンの可能性のある穀物は、できるだけ避けましょう。
消化しやすく体調不良のリスクが低い
十分に調理された穀物は比較的消化しやすいですが、肉や魚と比べると消化効率は劣ります。
消化不良の穀物は下痢や嘔吐の原因となるため、グルテンフリーのキャットフードによる消化の改善は重要です。
また、穀物由来の植物性タンパク質は一部の必須アミノ酸が不足しているため、栄養面でも懸念があります。
胃腸が敏感で消化不良を起こしやすい猫には、グルテンフリーのキャットフードが適しています。
低カロリーで肥満を防ぎやすい
穀物は肉や魚と比べて糖質含有量が高いため、猫の体重管理を重視する飼い主にはグルテンフリーのキャットフードがおすすめです。
肉や魚を主原料とするフードは糖質と炭水化物が少なく、代わりに食物繊維を含む原材料を使用している製品が多いです。
食物繊維は消化器系の機能を促進する効果があるため、便秘傾向の猫にもおすすめです。
ただし、肉中心の食事でも過剰摂取は肥満につながるため、猫の体重や年齢に応じた適切な給餌量に注意が必要です。
グルテンフリーのキャットフードのデメリットや課題
グルテンフリーのキャットフードには多くのメリットがありますが、同時に課題もあります。
- 価格が比較的高い
- 消化の早さによる頻繁な空腹感
価格が比較的高い
肉や魚は穀物類と比較して高コストな原材料なため、グルテンフリーのキャットフードは一般的に価格が高めになります。
穀物を含むフードでも愛猫の健康に問題がない場合は、検討することも可能です。
しかし、グルテンを含むフードが原因で健康問題が発生した場合、数万円から数十万円の治療費が必要になる可能性があります。
フード代の節約が高額な治療費につながるのを避けるためにも、グルテンフリーのキャットフードを選択するのがおすすめです。
消化の早さによる頻繁な空腹感
猫は穀物の消化に時間がかかるため、穀物を含むフードは腹持ちが良い傾向があります。
一方、消化が容易な肉や魚が主原料のフードは、より早く消化・吸収されるため、猫が空腹を感じるまでの時間が短くなる可能性があります。
愛猫が頻繁に空腹を訴える場合、メインの食事以外にスナックや少量のドライフードを検討しましょう。
ただし、おやつは1日の総カロリー摂取量の10%~20%以内に抑えることで、肥満のリスクを軽減できます。
グルテンフリーのキャットフードに関するQ&A
グルテンフリーのキャットフードについてよくある質問をいくつか紹介します。
以下の項目を詳しく見ていきましょう。
- グルテンフリーのキャットフードは健康改善の効果あり?
- アレルギーを持つ猫でもグルテンフリーのキャットフードは食べていい?
- 国産のグルテンフリーのキャットフードはどこで売られている?
- グルテンフリーのキャットフードのお試し方法は?
グルテンフリーのキャットフードは健康改善の効果あり?
グルテンフリーのキャットフードは、猫の健康状態を改善する可能性が高いと言えます。
グルテンフリーのキャットフードには以下のメリットがあります。
- 肉や魚からの栄養吸収効率が高い
- 動物性タンパク質による必須アミノ酸の十分な摂取
- 消化不良のリスクが低い
- グルテンというアレルゲンの回避
特にグルテンアレルギーを持つ猫の場合、わずかな摂取でも痒みや下痢などの症状を引き起こす可能性があります。
長期的な健康改善だけでなく、日々の健康維持からもグルテンフリーのキャットフードはおすすめです。
アレルギーを持つ猫でもグルテンフリーのキャットフードは食べていい?
グルテンアレルギーの猫には小麦を含むフードは体調不良の原因となるため、絶対に避けるべきです。
ただし、牛肉、魚、鶏肉にアレルギーを持つ猫も存在します。
そのような場合、グルテンからタンパク質を摂取する必要も出てくるため、愛猫のアレルギー検査を実施しましょう。
健康被害を防ぐために、獣医師に相談の上でフードを選択することをおすすめします。
国産のグルテンフリーのキャットフードはどこで売られている?
国産のグルテンフリーの7キャットフードは、オンライン限定販売から実店舗での販売まで、様々な形で入手可能です。
例えば、ピュリナワンなどの一般的なブランドでもグルテンフリー製品があり、ホームセンターなどで簡単に購入できます。
ただし、一般的な小売店で販売されているフードには、低価格で小麦を含む製品が多い傾向があります。
フードにこだわりがある場合は、ペットフード専門店を訪れましょう。
グルテンフリーのキャットフードのお試し方法は?
グルテンフリーのキャットフードは、製品によってお試しサイズがあります。
- 店舗や動物病院で配布される無料サンプル
- ペットフード購入時の無料サンプル
- オンライン限定の複数商品お試しセット
- 単品で販売される小容量パック
公式サイトではなくても、Amazonや楽天市場でお試しサイズが販売されていることもあるので、確認してみるとよいでしょう。
グルテンフリーのキャットフードで愛猫の健康を守ろう
グルテンフリーのキャットフードは消化の改善やアレルギー予防など、多様な健康効果が期待できます。
特に、穀物に敏感な体質の猫には、グルテンフリーフードが不可欠です。
適切なフードを与えないと、予期せぬ健康問題が生じる可能性があります。
健康リスクを最小限に抑えるため、新しく猫を迎え入れた際はまずアレルギー検査を実施し、最適なフードを選択することが重要です。
また、体重管理が必要な肥満傾向の猫にとっても、グルテンフリーのキャットフードは有効な選択肢となります。
グルテンフリーのキャットフードを検討し、猫の健康的な生活をサポートしましょう。