魚系ドッグフードおすすめ17選!ダイエットやアレルギーにも安心な餌を紹介

近年、魚を主原料とするドッグフードの製造メーカーが増加傾向にあります。この背景には、鶏肉アレルギーや体重過多の犬が増えていることが一因として考えられます。

多様な選択肢があるため、どの製品を愛犬に与えるべきか判断に迷うことがあるでしょう。

本記事では以下の内容をお伝えします:

  • 魚を基本とするドッグフード選択の重要ポイント
  • おすすめの魚系ドッグフード17種類

さらに、魚を主成分とするドッグフードが犬の被毛の状態や涙やけの改善にどのような効果をもたらすかについても詳しく説明しますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

魚系ドッグフードがもたらす3つの主要効果

魚を基本とするドッグフードは、愛犬の健康に多面的な恩恵をもたらします。

  • 体重コントロールと肥満対策
  • 骨格と歯の健康維持
  • 被毛の光沢向上と認知機能サポート

魚に含まれる栄養素は、肉類では得難い特有の成分を含んでおり、犬の食事として理想的な選択肢の一つとなっています。

体重管理と過体重予防

魚は、人間同様、犬にとっても理想的なダイエット食材です。その特徴は、高タンパク質かつ低カロリーという点にあります。

魚由来のタンパク質は、カロリーが抑えられているにもかかわらず、筋肉の維持に必要な栄養素を豊富に含んでいます。そのため、健康的な筋力を保持しながら、体重管理や肥満の予防が可能となります。

骨格と歯の健全性保持

カルシウムは、犬の健康にとって極めて重要な栄養素です。一般的な目安として、犬は人間の約14倍ものカルシウムを必要とするとされています。

魚は、このカルシウムを豊富に含む食材として知られています。魚を日常的に摂取することで、愛犬の骨格や歯の健康維持に貢献することが期待できます。

さらに、高齢犬においても、魚由来の栄養素が足腰の強さを保つ効果をもたらす可能性があります。

被毛の質向上と認知機能サポート

魚には「オメガ3脂肪酸」という必須脂肪酸が豊富に含まれています。この栄養素は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。

オメガ3脂肪酸には血液の粘度を下げる効果があります。血液循環が改善されると、栄養分が皮膚全体に行き渡り、結果として被毛の状態が向上します。

さらに、オメガ3脂肪酸は脳機能の活性化にも寄与すると考えられています。そのため、犬の認知機能低下を予防する可能性のある栄養素として注目を集めています。

魚を主原料とするドッグフード選択のポイント

愛犬の健康維持のため、日々の食事に魚を取り入れることは有益です。

以下に、魚系ドッグフードを選ぶ際の3つの重要な基準をご紹介します。

  1. 高品質な魚の使用
  2. 消化のしやすさ
  3. 魚由来の栄養価の高さ

これらの要素を考慮することで、愛犬に適した魚系ドッグフードを選択できるでしょう。

1. 高品質な魚の使用確認

魚を主原料とするドッグフードの品質は多岐にわたります。愛犬の健康を最優先に考えるなら、質の高い魚を使用した製品を選択することが重要です。

製品ラベルに「白身魚」といった曖昧な表現ではなく、「サーモン」などと具体的な魚種が明記されている場合、その製品は高品質である可能性が高く、信頼できます。

さらに、魚が主要原料であることも重要なポイントです。

原材料表示のルールでは、使用量が最も多い食材を最初に記載する必要があります。したがって、「サーモン」や「タラ」といった魚の名称が原材料リストの先頭に記載されているフードを選ぶことをお勧めします。

2. 消化性の高さ

消化の観点から重要な要素は以下の2点です:

  • 炭水化物の種類
  • 不要な添加物の有無

これらについて詳しく説明します。

炭水化物

犬は肉食動物の子孫であるため、炭水化物の消化が苦手な個体もいると言われています。そのため、消化しやすい炭水化物を選ぶことが重要です。

炭水化物は犬にとって「消化が良いもの」「加工により消化性が向上したもの」「消化が悪いもの」に分類されます。フードに含まれる炭水化物の種類を確認することが大切です。

消化性炭水化物の種類
良好さつまいも、じゃがいも、豆類
加工で向上白米、玄米、大麦
不良小麦、とうもろこし

穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードでは、さつまいも、じゃがいも、豆類が主に使用されます。これらは消化しやすく、アレルギー反応を引き起こしにくいとされています。そのため、以下の方々に好まれています:

  • 食物アレルギーを懸念する飼い主
  • アレルギー症状のある犬

白米や玄米は、上記の食材に次いで使用頻度が高い原料です。これらは小麦グルテンを含まない「グルテンフリー」フードによく使われますが、穀物であるため「グレインフリー」ではないことに注意が必要です。

小麦やとうもろこしは、穀物アレルギーの犬が増加傾向にあるため避けるべきとされる傾向がありますが、炭水化物の消化性には個体差が大きく、穀物アレルギーの反応も犬によって異なるため、慎重に判断する必要があります。

不要な添加物

ドッグフードに含まれる添加物には「必要不可欠なもの」と「不要なもの」があります。不必要な添加物は、愛犬の消化器系に負担をかける可能性があります。

必要な添加物不要な添加物
栄養添加物甘味料
保存料香料
酸化防止剤着色料

一部の保存料や酸化防止剤には発がん性物質が含まれているとして懸念されています。ただし、ペットフード安全法により添加量が規制されているため、摂取後すぐに健康被害が生じることはありません。

不安を感じる場合は、人工添加物ではなく天然由来の添加物を使用した製品を選択するとよいでしょう。

甘味料や香料の使用は、低品質な原材料の味や香りを隠蔽する目的で添加されている可能性があります。高品質な素材を使用していれば、その自然な風味だけで犬の嗜好性を満たすことができるはずです。

敏感な犬の中には、添加物によってアレルギー反応を起こす個体もいます。また、消化不良による慢性的な下痢を引き起こすケースもあるため、不要な添加物はできる限り避けることが望ましいでしょう。

3. 魚の栄養価の高さ

魚は大きく「赤身魚」「白身魚」に分類されます。それぞれに特徴があるため、愛犬の状態に合わせて選択することが重要です。

赤身魚白身魚
イワシサーモン
マグロタラ
ニシンカレイ
アジタイ

赤身魚(イワシ、マグロなど)は鉄分が豊富で、魚特有の濃厚な風味が特徴です。また、良質な脂質を多く含む種類が多いのも特徴です。

一方、白身魚はさっぱりとした味わいで食べやすいことで知られています。多くの白身魚はコラーゲンを豊富に含み、赤身魚と比較して脂質含有量が低めです。

これらの特性から、以下のような愛犬におすすめです:

  • 「赤身魚」:フードの風味に敏感な犬や、夏バテしやすい犬
  • 「白身魚」:ダイエット中や肥満傾向にある犬、関節の健康が気になる犬

愛犬の体調や好みに合わせて、適切な魚種を選択することが大切です。

魚を主原料とするドッグフード厳選17種

以下に、魚を主成分とする高品質なドッグフードを17種類厳選してご紹介いたします。

これらの情報は、愛犬に適したフードを選ぶ際の参考としてお役立てください。各製品の特徴や栄養価を比較検討することで、お使いの愛犬に最適なドッグフードを見つけることができるでしょう。

1位:ペトコトフーズ フィッシュ

出典:ペトコト 公式サイト

価格4パック2,420円
内容量1パック75g

「ペトコトフーズ フィッシュ」は、新鮮さを重視したフレッシュタイプの総合栄養食です。栄養素を保持するため最小限の加熱処理を施し、真空パック後に急速冷凍することで鮮度と美味しさを封じ込めています。

使用される食材は信頼性の高い国産品のみ。厳選された生産者から供給された原料を国内の調理施設で加工しているため、安全性が担保されています。

不要な添加物は一切使用されておらず、涙やけなどの問題にも効果が期待できます。

幼犬から高齢犬まで幅広い年齢層に適した、安心して与えられるドッグフードです。

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主原料白身魚
スケトウダラ
国産さつまいも

2位:安心犬活

安心犬活

出典:安心犬活 公式サイト

価格3,795円
内容量800g

「安心犬活」は、新鮮な国内産原料を使用した無添加ドッグフードです。ヒューマングレード品質の食材を採用し、健康的な美味しさと豊富な栄養素により、愛犬の食欲を刺激します。

5種類の動物性タンパク質を配合することで、ビタミンが豊富で、アミノ酸バランスに優れたレシピを実現しています。

特筆すべきは、金沢湾で水揚げされた新鮮な魚の使用です。これらの魚にはDHAやカルシウムが豊富に含まれており、愛犬の美しい被毛と健康的な体づくりをサポートします。

さらに、乳酸菌も配合されており、「安心犬活」は愛犬の内側からの健康維持を助けるスペシャルフードと言えるでしょう。

特典初回限定約55%OFF
主原料牛肉
鶏肉
馬肉
魚肉
豚レバー
大麦全粒粉

3位:プラぺ CP サーモン&ほうれん草

出典:プラぺ 公式サイト

価格3,950円
内容量2kg

本製品は、新鮮なスコットランド産サーモンを65%使用した高タンパクフードです。炭水化物源としてさつまいもを採用し、消化性に優れた配合となっています。

タンパク源をサーモンに限定し、低刺激性を実現することで、アレルギーに配慮した設計がなされています。

関節ケアに効果的なグルコサミンとコンドロイチンを配合。さらに、消化器機能をサポートする善玉菌や、免疫力強化に寄与するヌクレオチドも含有しており、愛犬の健康を内側からサポートします。

プラペシリーズには、サーモン&ほうれん草の他にも、チキン&ターキー、ラム&リンゴなどのバリエーションがあります。また、子犬用やシニア犬用も用意されており、愛犬の一生を通じて使用できるドッグフードラインナップです。

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主原料サーモン65%
 新鮮調理サーモン35%
 乾燥サーモン22%
 サーモンオイル5%
 サーモンストック3%
サツマイモ

4位:アーテミス オソピュア グレインフリー サーモン

出典:アーテミス 公式サイト

内容量価格
1kg2,530円
4.5kg8,580円
9.9kg16,500円

本製品は穀物を一切使用しないグレインフリードッグフードです。タンパク源をサーモンに限定し、グレインフリー設計により、アレルギーに配慮された製品となっています。

ガルバンゾー(ひよこ豆)を使用しており、これは日本でも古くから親しまれている食材です。ビタミンB1、カルシウム、カリウムなどの栄養価が高く、特にひよこ豆に含まれる食物繊維は血中脂質のコントロールに効果的とされ、体重管理が必要な愛犬に適しています。

獣肉アレルギーの心配がない場合は、同シリーズのダック&ガルバンゾーも選択肢として考えられ、愛犬の状態に応じて最適な製品を選ぶことができます。

特典
主原料フレッシュサーモン
ドライサーモン
ガルバンゾー豆(ひよこ豆)

5位:アカナ パシフィカドッグ

出典:アカナ 公式サイト

内容量価格
340g2,100円
2kg5,241円
6kg12,800円
11.4kg23,760円

アカナ パシフィカは、ニシン、サバ、カレイなど多様な魚類を豊富に使用しています。原材料の70%が動物性タンパク質で構成され、タンパク源を魚類に限定し、穀物を含まないグレインフリー設計となっています。

魚を大量に使用しているため、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、被毛や皮膚の健康維持を重視する愛犬に最適です。

さらに、魚を丸ごと使用しているため、内臓に含まれる栄養素も摂取でき、総合的な健康効果が期待できます。

人工着色料、人工香料、人工保存料を一切添加していないため、犬の消化系に優しいドッグフードとなっています。

特典
主原料生の丸ごとニシン (14%)
生の丸ごとサバ (11%)
生カレイ (9%)
乾燥ニシン (7%)
乾燥サバ (7%)
乾燥アオギス (7%)
丸ごとグリーンピース

6位:Dr.プロ 3フィッシュ2ポテト

出典:Dr.プロ 公式サイト

内容量価格
800g2,574円
2.4kg4,380円
6kg9,800円

Dr.プロ 3フィッシュ2ポテトは、その名の通り魚を主原料とし、炭水化物源としてじゃがいもを使用したフードです。

動物性タンパク源の一部として、ドッグフードでは珍しいキャットフィッシュ(ナマズ)が採用されています。一般的に摂取機会が少ないため、アレルギー反応を引き起こしにくいと考えられています。

厳選されたサーモンオイル、オリーブオイル、キャノーラ油が配合されており、被毛の質を向上させる効果が期待できます。

日本の犬の生活環境やライフスタイルを考慮して開発された、国内向けに最適化されたドッグフードです。

特典
主原料サーモンミール
大麦

7位:オリジン 6フィッシュドッグ

オリジン 6フィッシュ

出典:アカナ 公式サイト

内容量価格
2kg5,241円
6kg17,820円
11.4kg25,740円

本製品は、イワシ、サバ、カレイ、メバルなど多様な魚種を豊富に使用した高タンパクフードです。

動物性タンパク源は魚類のみで構成され、その割合は85%と非常に高く設定されています。炭水化物源には、アレルギー反応を起こしにくいとされる低GI値の豆類が採用されています。

使用される魚は丸ごと調理されるため、栄養価の高い頭部や内臓まで無駄なく摂取することができます。

魚に含まれる必須脂肪酸は、皮膚や被毛の健康維持に寄与します。原材料の3分の2が生または新鮮な状態で製造されるオリジンは、栄養価の高いドッグフードとして知られています。

特典
主原料生の丸ごとイワシ (18%)
生の丸ごとサバ (11%)
生の丸ごとヘイク (10%)
生カレイ(6%)
生の丸ごとメバル (6%)
生の丸ごとシタビラメ (6%)
ディハイドレートサバ (5%)
ディハイドレートニシン (5%)
ディハイドレート白身魚 (5%)
ディハイドレートイワシ (5%)
ディハイドレートアオギス (4%)
ニシン油 (4%)
丸ごと赤レンズ豆

8位:ロータス グレインフリー フィッシュレシピ

出典:ロータス 公式サイト

内容量価格
800g3,960円
2.27kg7,980円
5kg15,800円

ロータスは、オーブンベイクドと呼ばれる低温調理法で製造されています。

この方法では、原材料を低温でゆっくりと焼き上げるため、通常の高温・高圧処理と異なり、栄養素が吸収しやすい状態で保持されます。

栄養価を損なうことなく凝縮されているため、1粒あたりの栄養価が高いのが特徴です。素材本来の風味も保たれているため、人工香料の添加やオイルコーティングが不要となっています。

サクサクとしたクッキーのような食感で、おやつの代替としても適しています。高タンパク質でグレインフリーの設計により、涙やけの改善効果も期待できます。

特典
主原料イワシ
タラ
乾燥じゃがいも

9位:ハロー アダルト カロリーオフ 小粒 天然サーモン

出典:ハピポート 公式サイト

内容量価格
900g2,970円
1.8kg5,500円

本製品は、同ブランドのアダルト小粒平飼いチキンと比較して、脂肪分が約30%減、カロリーが約5%減となっています。脂肪分とカロリーは抑えられていますが、主原料が動物性タンパク質源である魚であるため、筋肉形成に必要なタンパク質は十分に摂取できます。

体重管理が必要な愛犬に特に適しています。

さらに、腸内環境を改善するバイオジェニックスが配合されており、免疫力の向上が期待できます。これにより、疾病に対する抵抗力も強化されます。

魚を主原料としているため、必須脂肪酸が豊富に含まれています。また、グルコサミンやコンドロイチンも含有されており、関節のサポートも考慮されています。

特典
主原料天然サーモン
天然ホワイトフィッシュ
レンズ豆

10位:スーパーゴールド フィッシュ&ポテト 子犬・成犬用

出典:森乳サンワールド 公式サイト

内容量価格
800g1,751円
2.4kg3,170円
7.5kg6,743円

スーパーゴールド フィッシュ&ポテトは製品名が示す通り、主原料は魚とポテトで構成されています。大豆や小麦などの穀物を使用していないグレインフリー設計で、アレルギーに配慮されています。

ユッカ抽出物が配合されており、腸内の臭気を吸着することで便臭を抑制します。また、脂肪酸のバランス、質、量が考慮されており、健康的な皮膚と被毛の維持に寄与します。

フィッシュ&ポテトシリーズには、「ダイエットライト」「シニアライト」もラインナップされており、子犬から高齢犬まで生涯にわたって使用することが可能です。

合成着色料、合成保存料などの人工添加物は一切使用されていません。

特典
主原料ポテト
サーモンミール
ホワイトフィッシュミール

11位:フィッシュ4ドッグ ファイネスト サーモン

出典:FINEST 公式サイト

内容量価格
400g1,485円
1.5kg4,730円
3kg7,920円
6kg13,750円
12kg21,780円

フィッシュ4ドッグファイネストは、高タンパク低脂肪の魚を主原料とした、消化吸収性に優れたフードです。オメガ3脂肪酸を豊富に含むため、皮膚と被毛の健康維持、さらに関節のサポートにも効果的です。

穀物不使用のグレインフリー設計で、炭水化物源としてアレルギー反応を起こしにくいとされるポテトを使用しています。動物性タンパク質も魚類のみで構成されているため、アレルギーに敏感な犬にも適しています。

フィッシュ4ドッグファイネストシリーズは、「パピー」「アダルト」「シニア」と年齢別に製品が用意されており、愛犬の成長段階に合わせて選択することができます。

特典
主原料サーモン 27.25%
ポテト 21.05%

12位:ウェルネス 穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚

出典:WELLNESS 公式サイト

内容量価格
800g2,206円
1.8kg4,048円

ウェルネス 1歳以上用 白身魚は、魚類の中でも特に低カロリーな白身魚を主原料としています。それにもかかわらず動物性タンパク質が豊富に含まれているため、ダイエット中や体重管理が必要な愛犬に適しています。

米や小麦を使用していないグレインフリー設計で、さらに鶏などの家禽類も不使用であるため、アレルギーに配慮された製品となっています。家禽副産物や着色料、香料も一切使用されておらず、安全性の高いドッグフードと言えます。

ウェルネス穀物不使用シリーズには、白身魚の他に骨抜き七面鳥も用意されています。獣肉アレルギーの心配がない場合は、白身魚からの味の変更を検討することもできます。

特典
主原料白身魚
じゃがいも

13位:ナチュラルハーベスト メンテナンススモール フィッシュ

出典:バンガード 公式サイト

内容量価格
1.59kg3,740円

本製品は、ソルガムと大麦を穀物源として使用しています。ソルガムは日本ではもろこし、タカキビ、コーリャンとも呼ばれ、高い抗酸化作用を持つグルテンフリー穀物として知られています。

原材料をできる限りシンプルに保ち、厳選された素材を使用することで、低アレルギー性を実現しています。

動物性タンパク源として使用されている白身魚は、脂質含有量が低い一方で、十分なタンパク質を提供します。これにより、筋肉量を維持しながらのダイエットが可能となります。

さらに、被毛の美しさを保つためにオメガ3とオメガ6脂肪酸がバランスよく配合されています。

特典
主原料ソルガム(米国)
白身魚(米国、カナダ)
大麦(カナダ、米国)

14位:ナウフレッシュ スモールブリード フィッシュアダルト

出典:NOW FRESH 公式サイト

内容量価格
800g2,475円
1.59kg4,840円
2.72kg6,908円

ナウフレッシュは、「消化に優しく美味しい」という理念のもと、新鮮な食材(フレッシュ)にこだわって製造されています。

合成保存料、香料、着色料などの人工添加物を一切使用せず、遺伝子組み換え食品も不使用としており、安全性の高いフードとして知られています。

20種類以上のフルーツと野菜を使用し、それらを複数組み合わせることで栄養バランスを最適化しています。

また、低温でゆっくりと調理することで、素材本来の風味を活かし、高い嗜好性を実現しています。

ただし、ナウフレッシュは小麦、大豆、鶏肉などの獣肉は使用していませんが、鶏卵が含まれているため、卵アレルギーのある犬には注意が必要です。

特典
主原料マス生魚(骨抜き)
乾燥鶏卵
ポテト

15位:クプレラ セミベジタリアンドッグ

出典:クプレラ公式サイト

内容量価格
900g2,420円
2.27kg5,280円
4.54kg9,185円
9.08kg15,994円
22.70kg34,782円

クプレラは、ギンヒラスやシロギスなどの白身魚を主原料としたドッグフードです。

消化性が高く、低カロリーであるため、ダイエットが必要な犬や、疾患により脂肪分やカロリー摂取を控えたい犬に適しています。また、運動量が減少したシニア犬にも推奨されます。

炭水化物源として燕麦(オーツ麦、オートミールとも呼ばれる)を使用しており、高い栄養価で知られています。

使用される穀物は遺伝子組み換えでないものを選択し、保存料は一切添加されていません。

栄養価が高いにもかかわらず低カロリーであるため、体重維持が必要な犬にも適したフードです。

特典
主原料燕麦
魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)
カボチャ

16位:ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュ

出典:ナチュラルバランス 公式サイト

内容量価格
1kg2,200円
2.27kg4,829円
5.45kg11,110円

ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュは、サーモンとポテトのみを使用した極めてシンプルな原材料構成のドッグフードです。この単純さゆえに、アレルゲン除去食として非常に使いやすい特徴があります。

アレルギーを引き起こす可能性のある成分を最小限に抑え、「1種類のプレミアムタンパク質」と「1種類のプレミアム炭水化物」のみで製造されています。

アレルギーに敏感な犬や、食物アレルギーの管理が必要な犬にとって、このフードは特に推奨できます。

ナチュラルバランスのラインナップには、「ベニソン」や「バイソン」など他の選択肢も用意されており、犬の好みや特定のニーズに合わせて選択できる幅広さも魅力の一つです。

特典
主原料スウィートポテト
サーモン

17位:ウェルネスコア (高タンパク質・穀物不使用)成犬用(1〜6歳)オーシャンフィッシュ

出典:WELLNESS 公式サイト

内容量価格
1.8kg3,907円
5.4kg7,900円

本製品は、先に紹介した「ウェルネス 穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚」と同じシリーズですが、タンパク質含有量が30%高くなっています。使用されている魚の種類も多様化し、脂質とカロリーも増加しています。

オメガ3とオメガ6脂肪酸の配合量も増加しており、関節の健康サポート効果がさらに強化されています。

ウェルネスの通常ラインよりも栄養価が向上した、パワーアップ版のドッグフードと言えるでしょう。

このシリーズには「骨抜きチキン」「骨抜き七面鳥」も用意されており、愛犬の嗜好の変化に応じて味を変更することが可能です。

特典
主原料白身魚
ニシンミール
サーモンミール
メンハーデン(魚)ミール
えんどう

魚を主原料とする国産ドッグフードのおすすめは?

日本製品は品質と安全性において世界的に高い評価を受けています。愛犬にも安全で信頼できるドッグフードを提供したいと考える飼い主は多いでしょう。

そこで、国産の魚系ドッグフードとして特におすすめなのが以下の2製品です

  1. ドットわん
  2. わんこのきちんとごはん
商品名価格主原料
ドットわん120g:616円
500g:2,189円
3kg:11,814円
玄米(山形県産・他)
丸麦(国産)
舌平目(瀬戸内海産)
わんこのきちんとごはん300g:1,650円生肉(季節の魚)
穀物
 大麦全粒粉
 玄米粉
 脱脂大豆
 たかきび
 脱脂米ぬか

これらのドッグフードは、主原料である魚に国産品を使用しているのが特徴です。さらに、ヒューマングレード品質で無添加という点でも安心感があります。

こだわりの製品であるため価格帯は比較的高めのプレミアムドッグフードとなっていますが、国産にこだわりたい方には試す価値のある製品と言えるでしょう。

魚がメインのドッグフードについてのよくある質問

以下では、魚系ドッグフードについてよく寄せられる質問をまとめました。

愛犬の状態と照らし合わせながら、参考にしていただければ幸いです。

これらの疑問について、科学的根拠や専門家の見解を踏まえて解説していきます。魚系ドッグフードの選択や給餌に関する判断の一助となれば幸いです。

魚系ドッグフードによる被毛の改善効果はある?

魚を主原料とするドッグフードには、被毛の状態を改善する可能性があります。これは、被毛の健康に必要な栄養素が豊富に含まれているためです。

被毛改善に重要な栄養素:

  • 動物性タンパク質
  • 脂質
  • 必須脂肪酸

動物性タンパク質は、皮膚と被毛の健康維持に効果的です。

脂質も同様に重要で、ある研究では、子犬に低脂質の食事を与えた結果、皮膚と被毛の状態が良化したことが報告されています。

極端に脂肪含量の少ない食餌(必要MEの0.01%)を子イヌに与えると、約2ヵ月後には被毛が粗剛化して乾燥し、腹部の皮膚に剥落がみられ、4・5ヵ月で症状はさらに悪化する。

引用元:イヌおよびネコに必要な脂肪および脂肪酸の紹介【ペット栄養学会誌】

さらに、皮膚と被毛の状態維持には、オメガ3とオメガ6に代表される「必須脂肪酸」が重要です。これらをバランスよく摂取する必要がありますが、一般的な市販フードではオメガ6の割合が高く、オメガ3が不足しがちです。

オメガ3は以下の食材に多く含まれています:

  • 魚油(サーモンオイルなど)
  • えごま油
  • 亜麻仁油

このため、魚を主原料とするドッグフードは、被毛改善効果が高いと考えられます。

涙やけに対する魚系ドッグフードの効果は実際にある?

魚を主原料とするドッグフードは、一部の犬の涙やけ症状を改善する可能性があります。

涙やけは、涙小管の閉塞や過剰な涙の分泌により、涙が鼻涙管を通って排出されず、目の周りにあふれ出ることで生じます。この症状の原因の一つにアレルギー反応が挙げられます。

魚は一般的にアレルギー反応を引き起こしにくい食材として知られており、アレルギー対策用のドッグフードに頻繁に使用されています。さらに、魚に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸には抗炎症作用があることが研究で示されています。

しかしながら、魚がアレルゲンとなる犬も存在するため、そのような場合には魚系ドッグフードは効果がないどころか、症状を悪化させる可能性があります。そのため、個々の犬の反応を注意深く観察することが重要です。

肥満対策として魚系ドッグフードは推奨される?

魚を主原料としたドッグフードは、体重管理や減量に適しています。

魚は肉類と比較して脂肪含有量が少ない食材です。さらに、魚も肉と同様に良質な動物性タンパク質を含んでいるため、カロリー摂取を抑えつつ筋肉量を維持しながら体重を減らすことが可能です。

加えて、魚には「EPA」として知られる栄養素が豊富に含まれています。

EPAは以下の効果で注目されています:

  • 体内の脂肪分を減少させる
  • コレステロール値を低下させる

これらの特性により、EPAはダイエットに有効な栄養素として認識されています。つまり、魚は健康的な減量を促進する優れた食材と言えるでしょう。

幼犬や高齢犬への魚系ドッグフードの給餌は適切なの?

幼犬用や高齢犬用として特別に製造された製品であれば問題ありません。

成長期の子犬は、成犬と比較してより高カロリーかつ脂肪分の多い食事を必要とします。これは体の発達に不可欠だからです。

多くのドッグフードは獣肉を主成分としていますが、フィッシュ4ドッグのような一部のブランドは、魚を原料とした栄養バランスの取れた幼犬用フードを提供しています。

幼犬向けの魚系ドッグフードの選択肢は限られているため、多様な選択肢を求める場合は「オールステージ」対応の製品を検討するのが良いでしょう。

反対に、高齢犬には高タンパクで低脂肪のドッグフードが推奨されることが多く、魚はこの条件に適しているため、シニア犬用の魚系ドッグフードは豊富に存在します。

魚は全年齢の犬に適した食材であるため、愛犬への給餌を検討してみてはいかがでしょうか。

犬の認知症予防に魚系フードが効果的と聞いたけど本当?

魚を主原料とするドッグフードは、愛犬の認知症予防に有効である可能性が高いとされています。

認知症の発症要因の一つとして、「オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)の不足」が指摘されています。

脳内には「海馬」と呼ばれる学習や記憶を司る領域があり、この部位は他の脳領域と比較して2倍以上のDHAを含有しているとされています。また、EPAは血液の粘度を下げ、脳梗塞などの予防に寄与します。

オメガ3脂肪酸は体内で合成できない栄養素であるため、食事を通じて継続的に摂取することが推奨されます。

特に柴犬などの日本犬種は認知症のリスクが高いとされているため、魚系のドッグフードを積極的に取り入れることが望ましいでしょう。

一般的にオメガ3脂肪酸を豊富に含む魚種には以下のようなものがあります:

  • サンマ
  • アジ
  • サバ
  • イワシ

これらの赤身魚は特に注目されています。ドッグフードを選ぶ際は、原材料に記載されている魚の種類を確認することも一案です。

まとめ:高品質な魚を使用したドッグフードを選択しよう!

本記事では、魚を主原料とするドッグフードの推奨品17種類を紹介しました。

魚系ドッグフードを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 高品質な魚が使用されていること
  • 消化性の良い炭水化物が含まれていること
  • 不必要な添加物が含まれていないこと

魚の種類が明確に記載されているドッグフードは、一般的に品質が高く信頼できると考えられます。

優れた品質の魚系ドッグフードは、涙やけの予防や被毛の改善効果が期待できます。また、肉系と比較して低脂肪であるため、体重管理が必要な愛犬に適しています。

さらに、認知症予防の可能性も示唆されており、特に高齢犬にとって理想的な選択肢と言えるでしょう。

高品質な魚系ドッグフードから得られる栄養素を活用し、愛犬の健康維持に努めましょう。

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この記事を書いた人

くまママ

関西在住のママライター 家族は夫と娘、2匹のわんこ(トイプードル)です。趣味は日帰りプチ旅行。わんこと一緒に楽しめるスポットを日々模索中です。わんちゃんねこちゃんとの毎日に役立つ情報を分かりやすく発信できたらと思っています。

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