「高級キャットフードの選び方がわからない…」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

近年、高級キャットフードの種類が増加し、愛猫に最適な選択を見つけるのが難しくなっています。

高価格帯のため、大切な猫ちゃんに喜んで食べてほしいものです。

本記事では、猫たちに評判の良い高級キャットフード19選をご紹介いたします。

国産製品やヒューマングレード品質のキャットフードも含まれていますので、ぜひ最後までお読みください。

高級キャットフードと一般的なフードの違いは？

高級キャットフードと一般的なフードには、主に3つの違いがあります。

高級キャットフードは原材料の選定に細心の注意を払っています。

多くの場合、ヒューマングレード品質の素材を使用し、高品質なフードを提供しています。

また、不要な添加物を排除していることも特徴です。

必要な添加物でも自然由来のものを優先的に使用しており、安全性が高いといえます。

ただし、こだわりの原材料と添加物の選定により、どうしても価格が高くなる傾向にあります。

しかし、猫の健康を重視するなら、高級キャットフードはおすすめです。

高級キャットフード選びのポイント

高級キャットフードを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

• 主原料が肉類や魚類であること
• ヒューマングレード品質であること
• 不要な添加物が含まれていない
• 猫に適した形状を選ぶ

高級キャットフードは一般的に品質と安全性が高いですが、飼い主自身の目で確認して選ぶことが大切です。

主原料が肉類や魚類であること

動物性タンパク質を主原料としたフードを選びましょう。

さらに、具体的な肉や魚の種類が明記されているものがより望ましいです。

パッケージの原材料欄は含有量の多い順に記載されています。

最初に肉や魚の名前が記載されているフードを選ぶことをおすすめします。

猫は肉食動物であるため、動物性タンパク質の消化に適しています。

消化不良による下痢のリスクも低くなるため、主原料が動物性タンパク質の高タンパクフードが適しています。

ヒューマングレード品質であること

長期的に与えるキャットフードは、人間が食べられる品質であるヒューマングレードのものを選びましょう。

ヒューマングレードであれば、原材料の品質が良く安心です。

一部のキャットフードには、通常なら廃棄される肉や部位が使用されていることがあります。

そのようなフードは猫の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、避けるべきです。

不要な添加物が含まれていない

必要のない添加物が含まれていない、無添加のものを選びましょう。

キャットフードには品質管理上必要な添加物もありますが、香料や発色剤など不要なものもあるため注意が必要です。

中には発がん性が指摘されている添加物も存在します。

危険な添加物が含まれていないキャットフードを選ぶことで、安心して与えることができます。

猫に適した形状を選ぶ

ドライフードやウェットフードなど、愛猫に合った形状のものを選びましょう。

ドライフードの多くは総合栄養食として設計されています。

そのため、メインでドライフードを与え、食欲不振時や水分補給が必要な際にウェットフードを混ぜるのが良いでしょう。

ウェットフードの中にも総合栄養食はありますが、コストパフォーマンスが悪く歯垢がつきやすいため、主食としてはあまりおすすめできません。

できればドライフードをメインにすることをおすすめします。

高級なおすすめキャットフード19選

ここでは、厳選した高級キャットフード19選をご紹介いたします。

キャットフード選びにお役立てください。

1位：モグニャンキャットフード

出典：モグニャン公式サイト

モグニャンキャットフードは、白身魚を65％含有した豊富なタンパク質を誇るフードです。

穀物不使用のグレインフリー設計で、猫の消化系統に優しい配慮がなされています。

穀物の代替として配合されたジャガイモやサツマイモは食物繊維が豊富で、腸内環境の改善に寄与します。

特に、下痢傾向のある猫に適したキャットフードといえるでしょう。

2位：カナガンキャットフード チキン＆サーモン

出典：カナガン公式サイト

このキャットフードは穀物不使用で、香料や着色料を含まない全年齢向け製品です。

日々の主食として適しています。

主な原料として鶏肉またはサーモンを選べるため、愛猫の嗜好に合わせて選べる点が魅力的です。

幼猫から高齢猫まで幅広く対応しており、メインフードとしても使用可能です。

様々な状況に対応できる汎用性の高いキャットフードといえるでしょう。

3位：犬猫生活キャットフード

出典：犬猫生活

犬猫生活キャットフードは、日本国内で製造された高品質なキャットフードです。

厳選された原材料は主に国産で、その産地情報がウェブサイト上で詳細に公開されています。

このような情報開示は、製品の安全性と信頼性を示す重要な指標といえるでしょう。

さらに、乳酸菌やオリゴ糖が配合されており、日本の室内飼いの猫に適した栄養バランスで設計されています。

国内製造、無添加、穀物不使用、オイルコーティング不使用といった特徴を持つ犬猫生活キャットフードは、猫の健康と消化器系に配慮した高級フードといえます。

4位：ペトコト チキン

出典：ペトコトフーズ

ペトコト チキンは、鮮度を保つために冷凍状態で提供されるウェットフードです。

99％以上の原材料が自然食材で構成されており、素材本来の風味を楽しめます。

また、水分含有量が多いため、猫の腎臓や尿路系統の健康維持に貢献します。

全年齢の猫に適していますが、特に食欲が減退しがちな高齢猫に適したキャットフードといえるでしょう。

5位：アランズナチュラルキャットフード チキン＆ターキー

出典：レティシアン 公式サイト

アランズナチュラルキャットフード チキン＆ターキーは、ペット食品の先進国イギリスで製造されています。

70％のチキンとターキーを含有しており、猫の消化系統に優しい設計となっています。

穀物や添加物を使用していないため、消化不良による腹部トラブルのリスクを軽減します。

また、天然由来の食物繊維やオメガ3脂肪酸が配合されており、猫の美容と健康維持をサポートするでしょう。

長期的な使用に適したキャットフードです。

6位：ジャガーキャットフード

出典：ジャガー公式サイト

ジャガーキャットフードは、チキンと鴨肉を中心とした豊富なタンパク質を含むフードです。

約80%が動物性原料で構成され、穀物を含まないため猫の消化系統に優しい設計となっています。

不要な添加物を排除し、原材料本来の風味を最大限に引き出しています。

その香りは猫の本能的な食欲を刺激するでしょう。

厳選された素材を使用した高級フードであるため価格は高めですが、通常のフードと組み合わせることで、コストパフォーマンスと嗜好性を向上させることができます。

7位：GRANDS（グランツ）

出典：グランツ公式サイト

GRANDSは、タンパク質が豊富で糖質が少ない製品です。

穀物不使用で、主成分がチキンとサーモンであるため、糖質含有量が低くなっています。

この特性は、糖尿病リスクの高い猫に配慮した設計となっています。

また、体重管理が必要な猫にも適しているでしょう。

猫に必須の栄養素のみで構成されているため、消化に優しいフードといえます。

8位：オリジン キャット キトゥン

出典：アカナ・オリジン

オリジン キャット キトゥンは、子猫向けに特化した高タンパク質フードです。

肉類の含有率が90%という驚異的な数値で、成長期の子猫の発育を強力にサポートします。

肉以外の成分は野菜とフルーツで構成され、穀物は一切使用されていません。

このため、消化性に優れたフードとなっています。

動物性タンパク質が豊富で、穀物不使用、添加物不使用の高品質フードであるため価格は高めですが、猫の本能的な食欲を刺激します。

通常のフードと組み合わせることで、食事を特別なものに変えることができるでしょう。

9位：ブリスミックス キャットフード pHコントロール チキンレシピ

出典：Amazon

アーテミスブランドから発売されているこのキャットフードは、アガリクス茸の使用で知られています。

アガリクス茸に含まれるβグルカンは免疫機能を向上させる効果があり、このキャットフードでもその恩恵が期待できます。

さらに、乳酸菌EF2001、グルコサミン、コンドロイチンも含まれているため、猫の全身の健康維持をサポートできるでしょう。

成猫からシニア猫向けの製品ですが、特に免疫力が低下しがちな高齢猫に適しています。

10位：ZIWIピーク エアドライ・キャットフード ラム

出典：ZIWIピーク

ZIWIピーク エアドライフードラムは、原材料の96%が肉、内臓、ニュージーランド産緑イ貝で構成された豊富なタンパク質を含むフードです。

穀物や砂糖を一切含まないシンプルな配合で、安全性が高いのが特徴です。

独自のエアドライ製法により、通常のドライフードよりも柔らかく生肉に近い食感を実現しており、これが完食率の高さにつながっています。

栄養価が高いZIWIピーク エアドライフードラムは、主食としてだけでなく、他のフードのトッピングとしても効果的に使用できます。

11位：フィッシュ4キャットイワシ

出典：フィッシュ4キャット

フィッシュ4シリーズは、魚を主成分とした高タンパク質フードです。

チキンアレルギーを持つ猫や、消化性に優れているため、消化器系に敏感な猫にも適しています。

抗酸化作用のあるサーモンに加え、イワシに豊富なオメガ3脂肪酸により猫の健康維持をサポートします。

毛艶の改善や全体的な体調向上の報告も多く寄せられており、試してみる価値のあるフードといえるでしょう。

12位：ナチュラルバランス ウルトラプレミアム グリーンピース＆ダックフォーミュラ

出典：ナチュラルバランス

ナチュラルバランスシリーズは、アレルギー対策を重視して開発されたキャットフードです。

このシリーズの中で、グリーンピース＆ダックフォーミュラは、牛肉、鶏肉、ラム肉、そして穀物類にアレルギー反応を示しやすい猫向けに最適化された成分構成となっています。

さらに、人工添加物を一切使用せず、酸化防止剤には天然由来の成分のみを使用するなど、製造過程にもこだわりが見られます。

現在アレルギーに悩まされている飼い主だけでなく、将来的なアレルギー発症を予防したい方にもおすすめできるキャットフードといえるでしょう。

13位：ナウフレッシュ キャットフード (ターキー＆サーモン＆ダック) アダルト

出典：Amazon

ターキーを主成分とした豊富なタンパク質を含むフードです。

ターキーには鶏肉よりも多くのビタミンB群と鉄分が含まれており、これらの栄養素が猫の皮膚の健康維持と美しい被毛の形成を促進します。

また、穀物不使用で添加物も含まないため、余計な成分を排除している点も特徴です。

嗜好性も高いこのフードは、ぜひ一度お試しいただきたい製品といえるでしょう。

14位：K9 FLチキン＆ラム・フィースト

出典：K9ナチュラルジャパン

フィーラインナチュラルシリーズは、99%以上の原材料が天然由来の食材で構成されています。

独自のフリーズドライ製法により、原材料の加工と加熱を最小限に抑え、栄養価と風味を最大限に保持しています。

心臓や腎臓などの内臓肉を含む配合は、猫の本能的な食欲を刺激し、嗜好性の向上が期待できます。

チキン＆ラムに使用されているラム肉は、タンパク質が豊富で栄養価が高く、猫の健康維持に適した食材です。

このフードは、ぜひ一度お試しいただきたい製品といえるでしょう。

15位：KiaOra（キアオラ）キャットフード カンガルー

出典：キアオラ

KiaOraキャットフード カンガルーは、カンガルー肉を主原料とした珍しいフードです。

カンガルー肉は脂肪が少なくタンパク質が豊富で、コレステロール含有量も低いため、猫の主食として理想的です。

チキンアレルギーを持つ猫にも適しています。

猫の消化系に配慮し、植物性原料の種類と量を必要最小限に抑えている点も特徴です。

100%オーストラリア産の健康的なカンガルー肉を使用したKiaOraキャットフードは、ぜひ一度お試しいただきたい製品です。

16位：ブラバンソンヌ シニア猫用エイジングケアキャットフード

出典：ブラバンソンヌ

ブラバンソンヌ シニア猫用エイジングケアキャットフードは、高齢猫に特化して開発されたキャットフードです。

食欲が減退しがちな高齢猫でも十分なタンパク質を摂取できるよう、高タンパク質設計となっています。

ブラバンソンヌは意図的に穀物不使用ではありません。

玄米に含まれる食物繊維が毛玉の排出を促進する重要な栄養素であると考えているためです。

さらに、必須脂肪酸の配合により高齢猫の被毛の美しさを維持します。

継続的に与えることで、高齢猫の健康維持に貢献するでしょう。

17位：アカナ ワイルドプレーリーキャット

出典：アカナ・オリジン

アカナ ワイルドプレーリーキャットは、75%が動物性タンパク質で構成された高タンパクフードです。

内臓部位も使用されており、肉食動物である猫の自然な食性に合わせて設計されています。

人工添加物を含まず穀物も不使用のため消化性に優れており、消化器系が敏感な猫にも適しています。

豊富なタンパク質に含まれる天然のビタミンやミネラルを効率的に摂取できるため、継続的な使用により猫の全体的な健康状態の向上が期待できるキャットフードです。

18位：ZIWIピーク ウェットフード ベニソン

出典：ZIWIピーク

ZIWIピークシリーズのウェットフードタイプは、タンパク質が豊富な製品です。

ベニソン（鹿肉）を使用しているため、鶏肉アレルギーを持つ猫にも適しています。

主原料には肉だけでなく内臓も使用されており、猫の自然な食性に近い設計となっているため、高い嗜好性が期待できます。

高品質なウェットフードであるため、特別なご褒美としても活用できるでしょう。

通常のドライフードにトッピングとして加えることで、日々の食事をより魅力的なものにできます。

19位：ファインペッツキャットフード

出典：ファインペッツ

ファインペッツキャットフードは、肉類原材料が85%を占める高タンパク質フードです。

主原料としてアヒル肉とニシンを使用しており、アレルギーに配慮した設計となっています。

消化吸収率が87%と非常に高いため、消化器系が敏感で下痢を起こしやすい猫にも適しているでしょう。

食欲が少ない猫でも十分な栄養摂取が可能なファインペッツキャットフードは、長期的な使用に適したフードといえます。

高級キャットフードに関する基礎知識

高級キャットフードについて知っておくべき情報をまとめました。

• キャットフードの種類は3つ
• 高級キャットフードを食べない場合の対処法
• 高級キャットフードの価格は？
• 缶詰の高級キャットフードは？
• 海外製の高級キャットフードは？

選び方や与え方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

キャットフードの種類は3つ

キャットフードには以下の3種類があります。

総合栄養食は主食として使用され、厳格な基準をクリアしています。

一般食は副食やおやつとして使われ、療法食は獣医師の指導下で与えます。

高級キャットフードを食べない場合の対処法

愛猫がフードを食べない場合は、次の方法を試してみましょう。

フードローテーションを取り入れると、飽きを防ぐことができます。

高級キャットフードの価格は？

高級キャットフードの一般的な価格帯は以下の通りです。

市販のキャットフードと比較すると、ドライタイプで2倍以上、ウェットタイプで1.7倍ほど高価です。

この価格差は、製造方法や原材料へのこだわりを反映しています。

缶詰の高級キャットフードは？

高級キャットフードの缶詰も利用可能ですが、コストが高いため日常的な使用には向いていません。

特別な日のご褒美や、食欲不振時のトッピングとして活用するのが良いでしょう。

海外製の高級キャットフードは？

キャットフード選びにおいて、必ずしも国産にこだわる必要はありません。

日本のペットフード基準は、欧米諸国と比べるとやや緩いとされています。

安全性を重視するなら、アメリカ、イギリス、カナダ産のものを検討するのも一案です。

ただし、近年は品質にこだわった国産キャットフードも増えてきています。

原材料や製造過程を確認し、安心できるものを選びましょう。

高級キャットフードで愛猫の健康長寿をサポート

高級キャットフードを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

近年、国内メーカーも原材料にこだわった高級フードを多く製造しています。

自身の目で確認し、愛猫に適したものを選びましょう。

優れた品質の高級キャットフードを与えることで、愛猫の健康維持と長寿に貢献できます。