楽天ポイントを貯めるために、楽天ペイを利用している人も多いでしょう。しかし、普通に使っているだけだと損してしまうかもしれません…!
実は設定を少し変えるだけで、ポイントの二重取り・三重取りが可能になるんです!今回は楽天ペイをもっとお得に利用したい方のために、その方法を詳しくご紹介。
また、ポイントの二重取り・三重取りに欠かせない楽天カードをお得に発行できる「ポイントタウン」についても紹介するので、ぜひご覧ください。
※以下は2023年9月時点の情報です。
楽天ペイとは?
楽天ペイはスマホで支払いができるQRコード決済アプリです。楽天会員であれば誰でも無料で利用でき、アプリも無料でダウンロードできます。
なお、QRコード決済とは、その名の通りQRコードを読み取ってスマホで支払いができる、キャッシュレス決済のひとつです。
楽天ペイのメリット
- 楽天ポイントが貯まる&使える
- 利用できる店舗・サービスが多い
- ポイント還元率が高い
- チャージや支払い方法が選べる
- ポイント払いでは期間限定ポイントを優先して消費できる
- クーポンやキャンペーンを実施している
楽天ペイの使い方
ここからは楽天ペイの使い方として、アプリのインストール方法や支払い方法について説明します。
これから楽天ペイを使い始める方はぜひ参考にしてみてください。
楽天ペイアプリのインストール方法
まずは楽天ペイアプリのインストール方法から。
- 利用端末に合わせてGoogle PlayまたはApp Storeからダウンロードする
- 楽天会員でないならアカウントを作成 / 楽天会員ならログインして次へ
- 会員情報を入力する
- 電話番号でSMS認証する
- アプリの登録完了
- 支払い元を設定する(楽天カード、楽天キャッシュ、楽天銀行などから選べる)
- 使い方の説明を確認
- ホーム画面に切り替わったら設定完了
基本的に画面の指示にしたがって入力すればOK!設定は約3分でできるよ♪
思ったより簡単そう!
楽天ペイの支払い方法
楽天ペイの支払い方法には以下のものがあります。
コード払い / QR 払い / セルフ払い / オンライン決済 / Suica払い / 楽天Edy払い / 楽天カードタッチ決済 / 請求書払いetc…
ここでは、店舗で利用することの多い「コード払い」「QR払い」「セルフ払い」について説明します。
楽天ペイ「コード払い」のやり方
- アプリをトップ画面の「コード・QR払い」をタップ
- 店員に楽天ペイで支払う旨を伝える
- スマホ画面に表示されたQRコードを提示
- 店員にスキャナーで読み取ってもらう
- 支払い完了
コード払いは1番メジャーな決済方法で、バーコードリーダーのある店舗で利用できます。スマホ画面に表示されたバーコードを店員さんに読み取ってもらうだけ!店舗によっては、レジ付近に設置されている置き型リーダーにかざすものもありますよ。
楽天ペイ「QR払い」のやり方
- アプリトップ画面「コード・QR払い」をタップ
- 店舗が用意したQRコードをスマホカメラで読み取る
- 支払い金額を入力
- 「スライドでお支払い」をスライドすると支払い完了
バーコードリーダーを置いていない店舗では、QR払いであることがほとんど。お客さん自身でお店側のORコードを読み取って支払います。読み取り用のQRコードはレジ前などにおいていることが多いですよ。
楽天ペイ「セルフ払い」のやり方
- アプリトップ画面の「セルフ」をタップ
- 利用する店舗を選択
- 金額を入力
- 「スライドでお支払い」をスライドすると支払い完了
コード払いやQR払いと違って、セルフ払いはレジに並ばずに支払いが完了します。たとえば飲食店などでの支払いの際、レジが混んでいても並ぶ必要がなく、席に座ったままで支払ができるのです。
どの支払方法でも基本的には代金の1%が還元されるよ!
つまり、100円につき1ptの楽天ポイントがゲットできるわけだね♪
楽天ペイは支払い元を選択できる
楽天ペイはプリペイドカードのように現金をチャージして利用します。その支払い元には、大きく以下の3つが挙げられます。
- 楽天カードやその他のクレジットカード
- 楽天キャッシュ残高
- 楽天銀行の口座引き落とし
おすすめは、楽天キャッシュ残高です!
詳しくは後ほど説明しますが、楽天カードからチャージした楽天キャッシュ残高を支払い元にすると、ポイントの二重取り・三重取りが可能になります。
なお、支払い元を楽天カードにすると楽天ペイのポイント還元分は0%になってしまうので注意してください。
楽天ペイ・楽天カード・楽天Edyはどれがお得?
楽天のキャッシュレス決済手段には楽天ペイ以外にも、「楽天カード」や「楽天Edy」があります。
ポイント還元率や利便性の高さを考えると、3つの中なら楽天ペイが一番お得だと言えるでしょう。以下にそれぞれの特徴をまとめました。
機能 | ポイント還元率 | 支払い方法 | |
---|---|---|---|
楽天ペイ | QRコード決済 | 1%~最大2.5% | 前払いと後払いに対応 |
楽天カード | クレジットカード | 1% | 後払いのみ対応 |
楽天Edy | 電子マネー | 0.5%~1% | 前払いのみ対応 |
なお、楽天カードや楽天Edyは楽天ペイと紐付けて使えます。特に楽天カードはポイントの二重取りにも関わるので、まだ持っていない方は発行するのがおすすめです。
楽天ペイでポイントを二重取りする方法
それではここから、楽天ペイでポイントを二重取りする方法を3つ紹介します。
- 楽天ポイントカード提示+楽天ペイ払い
- 楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ払い
- Suicaにチャージ+Suicaを利用
①楽天ポイントカード提示+楽天ペイ払い
楽天ポイント加盟店での会計時に、楽天ポイントカードを提示して楽天ペイで支払えばポイントの二重取りができます。
ポイントの還元率は以下の通り。
①楽天ポイントカード提示:0.5%~1%
②楽天ペイの支払い:1%
=合計:1.5%〜最大2%
楽天ポイントカードは、カードタイプのものか楽天ペイアプリ内のポイントカード機能のいずれかを提示して下さい。
カードを持ち歩くのが面倒だという人は、スマホ1台でカードの提示も支払いも可能な楽天ペイアプリがおすすめ!
なお、カードタイプのものは、楽天ポイント加盟店にて無料で発行してもらえますよ。
楽天ペイでポイントの二重取りが可能な店舗
楽天ポイント加盟店舗の一部をまとめました。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ | ファミリーマート / デイリーヤマザキ / ポプラetc |
スーパーマーケット | SEIYU / 大阪屋ショップ / コモディイイダetc |
グルメ | ガスト / ミスタードーナッツ / すき家etc |
ドラッグストア | ツルハドラッグ / ダイコクドラッグ / サンドラッグetc |
家電量販店 | Joshin / エディオン / 100満ボルトetc |
ファッション・服飾雑貨 | Right-on / コナカ / SPORTS DEPOetc |
百貨店 | 大丸松坂屋 / 東急百貨店 / ヒカリエetc |
その他 | 出光 / ジュンク堂書店 / コーナンetc |
対象の店舗には「楽天ペイ」のロゴステッカーや「楽天ポイントマーク(R)」が掲示されているので、それを目印にしましょう。
②楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ払い
これは、楽天ポイント加盟店以外でもポイントの二重取りができる唯一の方法です。
楽天カードから楽天キャッシュへチャージしたうえで楽天ペイ払いをすると、以下の還元率でポイントの二重取りが可能になります!
①楽天キャッシュにチャージ:0.5%
②楽天ペイでの支払い:1.0%
=合計:1.5%
ただし、楽天キャッシュにチャージするクレジットカードは、楽天カードでなければポイントは還元されないので要注意!
楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ払いの手順
手順からも分かるように、ポイントの二重取りをするためには、楽天カードに紐づけされた「楽天キャッシュ」を支払元に設定する必要があります。
間違えて支払い元を、楽天カードやその他のクレジットカードにしてしまうと、楽天ペイ払い分のポイントが付与されないので要注意。
ちなみに、楽天カードを持っていない人は申し込みから行いましょう。新規入会&利用特典で楽天ポイントが5,000ptも獲得できますよ!
さらにポイントタウンから発行するともっとポイントが貰えちゃう♪
ポイントタウンで楽天カードを発行する方は下のボタンからどうぞ!
③Suicaにチャージ+Suicaを利用
楽天ペイに搭載された「モバイルSuica」に楽天カードからチャージして、そのSuicaを利用します。
すると、楽天ポイントとJRE POINTでポイントの二重取りが可能に!ちなみに「JRE POINT」とは、JR東日本のクレジットカードやSuicaの利用で貯まるポイントのことです。
- Suicaへのチャージ:楽天ポイント0.5%
- Suica利用:JRE POINT0.5%~2%
たとえば、楽天ペイのモバイルSuicaに10,000円をチャージして利用すると、500円分の楽天ポイントと200円分のJRE POINTがもらえるということなんです。
なお、楽天ペイのSuicaへのチャージ方法は、楽天のクレジットカードか手持ちの楽天ポイントからのみチャージ可能です。そのほかのクレジットカードや銀行引き落としなどは対応していません。
「Suicaにチャージ+Suica利用」の手順
1.楽天ペイとSuicaを連携
- 楽天ペイアプリ右上のSuicaアイコンをタップ
- 「ご利用中のモバイルSuicaを連携する」をタップ
- 「次へ進む」をタップ
- Suicaアプリで楽天ペイアプリに連携するモバイルSuicaを選択
- 「利用開始する」をタップ
2.支払い元を楽天カードに設定
- アプリホーム画面の「お支払い元」をタップ
- お支払元の設定画面で「+新しいカードを登録」を選択
- 楽天会員ページよりクレジットカードを登録
すでに楽天ペイで楽天カードの登録が済んでいる場合は、そのまま手順③に進んでください。
3.楽天カードからSuicaへチャージ
- Suicaのアイコンをタップ
- 「チャージ」をタップ
- チャージ金額を選択
- チャージ方法で「カードからチャージ」をタップし、楽天カードを選択
- 本人認証をする
- チャージ完了
4.JRE POINTにSuicaを登録
- JRE POINT公式サイトのログインページを開く
- マイページにある「登録カード管理」を選択
- 「Suicaを登録する / 追加する」を選択
- ID番号などを入力
- 登録完了
5.モバイルSuicaで支払い・乗車
買い物での支払いは、交通系ICカードのマークがあるお店で利用可能です。ただし、店舗でSuicaを利用すると、JRE POINTの還元率が0.5%〜1%になるため、交通機関で利用したほうがお得です!
モバイルSuicaを持っていない場合は、Google PlayまたはApp Storeからダウンロードしましょう。
カードタイプのSuicaを使っている場合も、モバイルSuicaアプリをダウンロードして、会員登録と一緒にSuica定期券のデータ移行の手続きをしてね!
なお、楽天ポイントはチャージした日の翌月以降に自動付与されます。
Suicaの利用でポイントを獲得するには、JRE POINTにSuicaを登録する必要があります。JRE POINTの会員登録が済んでいない場合は、新規登録ページで済ませておきましょう。
楽天ペイでポイント三重取りする方法
楽天カードから楽天キャッシュへチャージし、会計時にポイントカードを提示&楽天ペイ払うとポイントを三重取りできます。
こちらは、ポイントを二重取りする方法の1と2を併用したもので、楽天ポイントの還元率が一番高くなるおすすめの方法です!
①楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分…0.5%
②楽天ポイントカードの提示分…0.5%~1%
③楽天ペイの支払い分…1%
合計…2%〜最大2.5%
なお、この方法も「楽天カード」からチャージして、「楽天ポイントの加盟店」で会計しないとポイントの三重取りはできないので注意しましょう。
楽天カードを持っていない方は以下から申し込めます。
楽天ポイントカード以外のポイントカードを提示する方法も!
さきほどの方法で、「楽天ポイントカードを提示」を「他社のポイントカードを提示」に変えても、楽天ポイントと他社ポイントで三重取りが可能です!
この方法なら楽天ポイントの加盟店でなくても使えます。
ポイント還元の内訳
①楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分…楽天ポイント0.5%
②例としてPontaカード…Pontaポイント0.5%~1%
③楽天ペイの支払い分…楽天ポイント1%
Pontaカード以外にも、Tポイントカードやdポイントカードといった、共通ポイントが貯まるカードは使い勝手が良くておすすめです。
ただし、カードの種類によってポイント還元率が違うから注意してね!
還元率も大事だけど、よく利用するお店で使えるカードを用意しておくのがいいかもね♪
他社のクレジットカードを支払い元に設定する方法も!
楽天カード以外のクレジットカードを支払い元に設定すると、クレジットカードの利用分としてカード会社のポイントが付与されます。これにより、楽天ポイントと合わせてポイントの三重取りが可能です。
ポイント還元の内訳
①クレジットカードの利用分…カード会社のポイント1%
②楽天ポイントカードの提示分…楽天ポイント0.5%~1%
③楽天ペイの支払い分…楽天ポイント1%
なお、他社のクレジットカードでは楽天キャッシュにチャージができません。
楽天ペイと相性の良いおすすめ他社クレジットカード
楽天ペイと相性の良いおすすめの他社クレジットカードは、「リクルートカード」と「エポスカード」です!各特徴を見ていきましょう。
カード名 | 特徴 |
---|---|
リクルートカード | ・通常還元率が1.2%と高い ・貯まったリクルートポイントはPontaポイントやdポイントに交換できる |
エポスカード | ・楽天ペイを経由すれば利用実績を貯めやすい=エポスゴールドカードのインビテーションを狙える ・インビテーションでゴールドカードを発行すると永年無料になる |
楽天カード同様、この2枚のクレジットカードもポイントタウンを経由することでお得に発行できます。くわしくは「カードの発行はポイントタウンがお得!」をチェックしてみてください。
店舗によってはポイントの四重取りも可能!
店独自のポイントシステムを導入している店舗なら、店舗の独自ポイントと楽天ポイントを合わせて、ポイントの四重取りも可能です。
ポイント還元の内訳
①楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分…楽天ポイント0.5%
②楽天ポイントカードの提示分…楽天ポイント0.5%~1%
③店舗の独自ポイント…ポイント還元率は店舗によって異なる
④楽天ペイの支払い分…楽天ポイント1%
お店の独自ポイントを獲得できる店舗は以下の通りです。
ツルハグループ / サンドラッグ / ニッポンレンタカー / ジェイアール東海タカシマヤ加盟店etc…
楽天チェックやRakuten Pashaを利用した四重取りも!
上で紹介した三重取りの方法に加え、スマホアプリの「楽天チェック」や「Rakuten Pasha」を利用することで、楽天ポイントを四重取りすることも可能です。
各アプリの特徴は以下の通り。
特徴 | ダウンロード | |
---|---|---|
楽天チェック | 対象の店舗内または指定エリア付近でアプリを起動し、ボタンをタップするだけで楽天ポイントが貯まる | Google Play App Store |
Rakuten Pasha | アプリ内に表示されている対象商品を購入し、レシートを撮影して送信すると楽天ポイントが貯まる | Google Play App Store |
特に楽天チェックは、買い物をしなくてもポイントが貯まるのが魅力。楽天ポイントを貯めている方は、普段から利用するのがおすすめです。
注意!楽天ペイでポイントが付かないことがある?
楽天ペイでポイントが付かない原因には以下の2点が考えられます。
● ポイント対象外の店舗or商品だから
対象外となる例:コンビニで切手・印紙・自治体指定ゴミ袋・金券類などを購入する場合
● 利用金額が100円未満だから
100円につき1ptが付与されるので、99円以下は付与されない
また、反映が遅れているだけのケースもあります。ポイント付与のタイミングは支払い方法で異なるので注意しましょう。
カードの発行はポイントタウンがお得!
先述した通り、楽天カード・リクルートカード・エポスカードは、ポイントタウン経由で発行すると、ポイントタウンの独自ポイントが獲得できてお得です!
実際にどのくらいのポイントが貯まるのか見てみましょう。
カード発行時にポイントタウンのポイントを一番多くゲットできるのはエポスカードですが、エポスカードを利用したときに貯まるのは、あくまでカード会社のポイントです。
よって、楽天ポイントを貯めるのであれば楽天カードを選ぶのがベスト!
さらに、ポイントタウンでは楽天カードの他にもさまざまな楽天関連の案件があります。効率的に楽天ポイントを貯めるなら、ポイントタウンを活用するのがおすすめですよ!
ポイントタウンとは?
ポイントタウンは、GMOメディア株式会社が20年以上運営しているポイントサイトです。利用者数も多く、累計の会員登録者数は850万人超え!
そんなポイントタウンの特徴は以下の通りです。
- ネットショッピングや歩数計などポイントの貯め方が豊富
- ポイントの交換先は30種類以上
- 会員ランク制度でボーナスポイントがゲットできる
- 最低10ポイント(10円分)から現金に交換できる
- スマホ用コンテンツにはポイントガチャもある
ポイントタウンはカード発行のほかに、ネットショッピング・対象サービスの利用・アンケートなどで、ポイ活初心者でも簡単にポイントを貯められます。
貯まったポイントは1pt=1円として、現金や電子マネーへの交換をはじめ、いろいろなものに使えますよ。
ポイントタウンについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
楽天ペイでポイントを二重取りしてお得に利用しよう!
楽天ペイでポイントを二重取り・三重取りするには、いくつか方法がありますが、基本的には以下の条件を満たす必要があります。
- 楽天キャッシュへのチャージ
- ポイントカードの提示
- 楽天ペイでの支払い
楽天キャッシュへのチャージでポイントが貯まるのは楽天カードだけなので、まだ持っていない方はぜひポイントタウンで発行しましょう!