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楽天銀行カードローンと聞くと、「審査が甘い」といったイメージを持つ方が多い一方で、中には「フリーランスは申し込めないでしょ？」と不安を抱えている方もいるでしょう。

確かに、フリーランスは不安定な働き方ゆえ、多くのカードローンが申し込みをNGとしています。

そこで本記事では、楽天銀行カードローンがフリーランスでも利用可能か解説します。

申し込みだけするデメリットや在籍確認の有無、返済シミュレーションについてもお話していくので、ぜひ最後までご覧ください。

楽天銀行カードローンはフリーランスでもOK？審査は甘いのか

楽天銀行カードローンは、フリーランスの方でも申し込めます。

なぜなら、申し込み条件に「フリーランスは申し込めない」等の文言が記載されていないからです。

以下の全ての条件を満たす方

満年齢20歳以上62歳以下の方（※1）

日本国内に居住している方（外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方）

お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方

楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方（※2）

※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下

※2 当行が認めた場合は不要です

引用：楽天銀行「カードローン商品概要｜カードローンにお申込いただける方」

条件を満たしていれば申し込めるため、NGという記載がないフリーランスの方でも利用は可能です。

ちなみに、パート・アルバイトや専業主婦の方でもOKとしている点を考えると、審査基準に関しても決して厳しくないと言えるでしょう。

とはいえ、誰でも融資を受けられるわけではありません。

「個人属性」や「信用情報」「他社借入状況」を総合的にチェックして、返済能力があると判断された方だけが利用できます。

審査が甘いわけでもないので、利用する際は「他社借入を整理する」などの準備を怠らないようにしましょう。

楽天銀行カードローンで申し込みだけはやばい？デメリット

楽天銀行カードローンは、初回に一括で借りるフリーローンではありません。

限度額の範囲内で好きな時に1,000円単位から借りられるサービスなので、申し込みと契約だけしてお金を借りないという使い方も可能です。

中には、万が一への備えとして申し込みだけ済ませておこうと考える方もいます。

もちろん、申し込みだけするという使い方は決してやばいわけではありません。

しかし、申し込みだけするデメリットが存在するのも事実です。

• 信用情報に記録が残る
• 申し込みブラックになる可能性がある
• 金融機関からの営業が増える

まず、カードローンに申し込むと、その事実が信用情報に記録されます。

信用情報とは、個人のローンやクレジットカードの利用状況が記録されており、全国の金融機関が審査の際に照会します。

つまり、いつでも借金できる状態にしてしまうと、今後のローンやクレジットカードの審査で不利になる恐れがあるわけです。

他にも、申し込むだけで信用情報に記録が残るため、金融機関に「お金に困っているのでは？」と疑念を持たれる可能性があります。

当然、金融機関からの営業メールや電話が増えるというデメリットもあります。

万が一への備えとして申し込みだけ済ませておくのも良いですが、このようなデメリットがあることも理解しておきましょう。

フリーランスが楽天カードローンを利用する場合、在籍確認はどうなる？

楽天銀行カードローンでは、審査の過程で電話による在籍確認が実施されます。

Q：審査の際、勤務先への在籍確認はありますか？

A：審査の一環としてお電話にてご勤務先への在籍確認を行わせていただきます。在籍確認のお電話は、非通知設定・担当者個人名でご連絡いたしますのでご安心ください。

※社名を尋ねられた場合、「楽天銀行の○○（担当者名）」とお伝えします。

※非通知拒否設定の場合、電話番号を通知の上お電話させていただきます。（専業主婦の方は、在籍確認はございません。）

引用：楽天銀行「楽天銀行スーパーローン（カードローン・ローン）の審査について」

では、職場がないフリーランスの場合、在籍確認はどのように行われるのでしょうか？

そもそも、個人事業主やフリーランスであっても、申し込む際に仕事で使っている電話番号の記入を求められます。

つまり、在籍確認の電話は仕事用として登録した電話番号にかかってくるわけです。

ただし、場合によっては事業実態の確認も求められる可能性があります。

複数年度分の確定申告書といった収入証明書類が必要になるかもしれないので、あらかじめ準備を済ませておいた方が良いでしょう。

楽天銀行カードローンで10万・30万・50万借りた場合の返済シミュレーション

楽天銀行カードローンをはじめとする融資は、「借入額」「金利」「借入期間」の3つだけで毎月の支払額や利息をシミュレーションできます。

そこで続いては、楽天銀行カードローンで10万・30万・50万借りた場合の返済シミュレーションを行います。

ちなみに、楽天銀行カードローンの実質年利は10万円以上100万円未満の借入なら14.5％です。

今回は、全て金利14.5％に統一してシミュレーションしていきます。

• 借入額10万円・金利14.5％・借入期間3ヶ月
• 借入額30万円・金利14.5％・借入期間6ヶ月
• 借入額50万円・金利14.5％・借入期間12ヶ月

借入額10万円・金利14.5％・借入期間3ヶ月

借入額10万円・金利14.5％・借入期間3ヶ月のシミュレーション結果は以下の通りです。

借入額が10万円と少額で、なおかつ3ヶ月という借入期間なので、利息は2,425円と少ない金額に抑えられます。

もちろん、途中で繰り上げ返済すれば、トータルの利息はさらに少なくなります。

借入額30万円・金利14.5％・借入期間6ヶ月

借入額30万円・金利14.5％・借入期間6ヶ月のシミュレーション結果は以下の通りです。

借入額が30万円に増えて、返済期間も6ヶ月に延ばすと、合計の利息は1万2,812円にまで膨れ上がります。

毎月の返済額も5万円越えと負担は大きいので、返済期間を長くしたり繰り上げ返済を上手に使って、計画的に利用する必要があります。

借入額50万円・金利14.5％・借入期間12ヶ月

借入額50万円・金利14.5％・借入期間12ヶ月のシミュレーション結果は以下の通りです。

借入額が50万円で返済期間が1年にもなると、利息だけでも約4万円とかなりの金額です。

やはり、返済期間の延長や繰り上げ返済を使って計画的に返す必要があります。

あるいは、50万円というまとまった借入額なら、14.5％より低金利で借りられるカードローンがあるかもしれません。

他のカードローンも検討してみるのがおすすめです。

フリーランスがお金を借りるならここもおすすめ

フリーランスの方が利用できるサービスは楽天銀行カードローンだけではありません。

同じカードローンの中にも、フリーランスを受け入れているサービスが多数あります。

そこで続いては、フリーランスの方におすすめのカードローンを3つご紹介します。

• セブン銀行カードローン
• アイフル
• プロミス

セブン銀行カードローン

「セブン銀行カードローン」は、フリーランスの方でも利用可能な銀行融資です。

パート・アルバイトや自身に収入がない専業主婦の方でも利用できるとあって、多くの利用者から高い支持を集めています。

さらに、WEB完結申込に対応しており、原則として電話や書類なしでOKなのも魅力の一つです。

「家族にバレたらどうしよう」「フリーランスだから電話による在籍確認は面倒」という方でも、セブン銀行カードローンなら安心して利用できるでしょう。

ちなみに、Myセブン銀行のスマホATMを利用すれば、カードなしでコンビニATMからお金を借りられます。

原則24時間365日いつでも借入や返済ができるので、万が一に備えて申し込みだけでも済ませておくと良いでしょう。

【セブン銀行カードローンの詳細はこちらから】

アイフル

「アイフル」は、個人向け融資やフリーランスOKのビジネスローンを提供している消費者金融です。

審査は最短18分（※2）で完了します。

書類のやり取りはオンライン上で行えて、カードや契約書の受け取りも不要です。

店舗や郵便ポストまで足を運ぶ必要がないので、仕事が忙しくて時間が取れない方でも無理なく申し込めます。

ちなみに、審査は土日祝日も休まず9時〜21時の間で実施中です。

曜日を気にする必要がないので、お金に困ったらいつでもアイフルに頼ってみると良いでしょう。

個人向け融資をはじめて利用する方なら、30日間は利息0円で融資を受けられるので、こちらも上手に活用してみてください。

※1：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
※2：お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※貸付条件※———————————————————————
■商号：アイフル株式会社
■登録番号：近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率：3.0％～18.0％（実質年率）
■遅延損害金：20.0％（実質年率）
■契約限度額または貸付金額：800万円以内（要審査）
■返済方式：借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数：借入直後最長14年6ヶ月（1～151回）
■担保・連帯保証人：不要

【アイフルの貸付条件・詳細はこちら】

プロミス

「プロミス」は、一般的な個人向け融資に加えて「自営業カードローン」を用意している業者です。

フリーランスの方でも、事業資金として使えるお金を最大300万円まで借りられます。

しかも、資金使途はプライベート使いでもOKです。

「フリーランスだから事業資金を借りられない」と困っている方は、プロミスを検討してみると良いでしょう。

もちろん、私用で使いたい方なら個人向け融資の申し込みも可能です。

個人向け融資は審査が最短3分（※）と業界最速のスピードを誇っているので、今すぐお金を手に入れたい方にはピッタリでしょう。

WEB完結申込にも対応しており、店舗や郵便ポストに足を運ぶ必要もありません。

さらに、土日祝日も平日と同様の時間（9時～21時）で審査を行っているので、気になる方は思い立ったタイミングで申し込んでみましょう。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

【プロミスの詳細はこちら】

フリーランスが資金不足を解消するならファクタリングも選択肢のひとつ

フリーランスの方は、楽天銀行カードローンのようなサービスの利用が厳しいという現実があります。

もし、お金が必要な理由が事業に関連する事柄なら、カードローンではなくファクタリングを選択するのも良いでしょう。

ファクタリングとは、企業が保有する売掛金（未回収の請求金）をファクタリング会社に売却し、資金を早期に調達する金融サービスです。

通常、売掛金の入金までには30日〜60日ほどかかるところ、ファクタリングを利用すれば即日〜数日で現金化できます。

しかも、融資ではないためカードローンほど厳しい審査がないのも魅力です。

中には、審査通過率が9割を超えている業者も存在しています。

さらに、社会的信用度が低いとされる個人事業主を対象にしているファクタリング会社もあるので、フリーランスの方でも安心して利用できるでしょう。

ちなみに、フリーランスの方でも利用できる代表的なファクタリングは以下の3つです。

あなたの資金難を解決してくれる見込みがあるので、お金に困っているフリーランスの方は相談してみると良いでしょう。

フリーランスで請求書の支払いができない場合はLP請求書カード払い

フリーランスとして働いている時、「請求書の支払いができない」と困ってしまうケースがあるでしょう。

そんな時は「LP請求書カード払い」を使ってみてください。

LP請求書カード払いとは、「株式会社リンク・プロセシング」が提供するサービスです。

クレジットカードで請求書を支払えるので、手元にお金がなくても「支払いに間に合わない」と焦る必要がありません。

また、あくまで支払いを立て替えてもらい先延ばしにするだけなので、審査や担保の用意は不要です。

支払いに使用するクレジットカードを用意して、最短1分で申し込みを済ませれば準備完了。

支払いを最大60日先まで延長できます。

ちなみに、取引先企業への入金は支払い名義人を指定できるので、LP請求書カード払いがバレる心配はありません。

カードローンやファクタリングよりも利用のハードルは低いので、手軽に資金難を乗り越えたいフリーランスの方にはおすすめです。

【LP請求書カード払いの詳細はこちら】

まとめ

楽天銀行カードローンは、フリーランスの方でも申し込めます。

パート・アルバイトや専業主婦の方でも利用可能となっており、銀行の中では間口が広い部類として人気を集めています。

しかし、誰でも融資を受けられるほど審査が甘いわけではありません。

特にフリーランスの方は、電話による在籍確認だけに加えて、複数年度分の確定申告書といった収入証明書類が必要になる可能性があります。

もし、楽天銀行カードローンの利用に不安がある方は、他のサービスを検討してみると良いでしょう。

「セブン銀行カードローン」や「アイフル」「プロミス」なら、フリーランスの方でも利用可能です。

在籍確認なしで契約できる見込みもあるので、ぜひチェックしてみてください。