「不動産を売却したいけどどこがいいかわからない」
「売却は大手が安心?それとも地元の中小企業?」
「信頼できる不動産のランキングを知りたい」
このように不動産売却についてお悩みではないでしょうか。
不動産会社と一口に言っても大手から中小まで数多くありますので、迷ってしまいますよね。
しかも不動産売却は人生のうちにそう何度も経験することではありません。そのため、知識や経験がなく、選び方を間違えると損をしてしまう可能性も…。
そこで本記事では、不動産売却において、どこがいいのか大手や中小それぞれのメリット・デメリット、後悔しない選び方を解説していきます。
不動産売却はどこがいい?悩んでいるなら不動産売却一括サイト
不動産売却でどこがいいかわからないと悩む方は、一括査定がおすすめです。大手・中堅・地域密着の不動産会社を自分で探すとなると大変ですが、一括査定なら、あなたの条件に合う会社を手軽に見つけることができます。
不動産は高額商品ですから、1社の査定だけでは不安が残ります。そこで、何社か比較できる一括査定サイトが最適なのです。
不動産一括サイトのおすすめは下記の3つです。
- LIFULL HOME’S
- いえカツLIFE
- マンション.navi
一括サイトは1つではなく複数利用することで、より自分に合う会社と出会える確率が上がります。
LIFULL HOME’S:3,744社以上の不動産会社一括査定
「LIFULL HOME’S」は、東証一部上場企業「株式会社LIFULL」が運営する不動産売却の一括無料査定サービスです。利用者数838万人を突破(2022年1月現在)。全国3,744社が参加する国内トップクラスを誇る、不動産一括査定の最大手です。
- 一括査定で最大10社まとめて比較できる
- 査定社数3,600以上!業界最多クラス
- 大手から地元に密着した企業まで全国対応
- 会社情報が豊富で査定前に強みを知ることで選びやすい
- 対面ではなくオンラインの相談も実施可能
- 利用者数が多い(838万人)
地域密着から大手まで幅広い不動産会社を掲載し、「満足できる売却」に重要な不動産会社探しをサポート。HOME’S独自に設けた掲載基準をクリアした企業だけが参加していますので、安心して利用できます。
入力時間最短60秒で、条件や相性のいい売却先を見つけられます。しかも、査定を依頼したからといって必ず申し込みしなければならない理由はありません。
まずは、所有している不動産がいくらくらいになるのか、目安として知るために活用してもOKです。
運営会社 | 株式会社LIFULL |
参加企業 | 3,744社 |
費用 | 無料 |
いえカツLIFE:相続や離婚、金銭(債務)問題等の売却ならココ
「いえカツLIFE」は、不動産売却方法(仲介/買取/リースバック )の査定額を一括比較できるサイトです。不動産を売却する際に、どの方法で売れば一番お得なのか迷う方も少なくないでしょう。
いえカツLIFEなら、
- 仲介の最高値の査定額
- 買取の最短売却可能価格と最適な売却時期
- リースバックの売却額と賃料
などを一括比較できます。
相続や離婚、金銭問題など、事情があって不動産を売却する場合に特化していますので、訳ありの方におすすめ。急ぎで売却が必要になった物件や、通常よりも売却に手間がかかる物件を迅速に売却したいケースに向いています。
運営会社 | 株式会社サムライ・アドウェイズ |
参加企業 | 500社以上 |
費用 | 無料 |
マンション.navi:マンションの売却に特化
マンションの売却なら、「マンション.navi」がおすすめです。物件の状態とその物件の取り扱いが得意な不動産会社をマッチングさせるサービスです。
不動産の売却は、「査定額が一番高い会社がいい」といった単純なものではありません。信頼できる会社・担当者を見つけるために比較が必要なのです。マンション.naviでは、全国の優良不動産会社2500社が参加、その中から最大9社の査定結果が届きます。
その結果をもとに、担当者の対応や査定額などを比較検討し、信頼できる会社を選べます。
運営会社 | マンションリサーチ株式会社 |
参加企業 | 2500社 |
費用 | 無料 |
不動産売却はどこがいい?口コミからみる大手のメリット
大手不動産のメリットといえば、下記の3つです。
- 知名度と安心感がある
- 店舗が多くネットワークが広い
- 店舗が多くネットワークが広い
知名度と安心感がある
大手のメリットといえば、圧倒的なブランド力による知名度と安心感です。例えば、「三井のリハウス」や「三菱地所グループ」などは、多くの人が知る大手企業です。
大手不動産に寄せられる口コミでは、「安心」「信頼」「実績」という声が目立ちます。
おはよう41日目(^^)
— ラッド (@Rad_keno1) January 14, 2021
21時半→4時半=7時間睡眠☀
目標の7時間睡眠できた。
マンションの売却を始めます。
査定結果は住友不動産3980万、三井のリハウス4480万。
自分の考えでは4500万前後だった。
不動産投資家の先輩の話では三井のリハウスは、査定が的確と聞いていたが、考えが合い信頼が増した。
大手は情報力も高く市場の動向にも詳しい傾向があります。ニーズやトレンドを意識した広告を打ちますので、目に止まりやすく買い手が集まりやすいのも大きなメリット。
特に買う側は大手を選ぶ傾向が強いため、売却力があります。少しでも良い条件で、早く売りたいと考える売主にとっては、メリットが大きいでしょう。
店舗が多くネットワークが広い
大手不動産会社は店舗数が多く、全国各地に拠点を持つなどネットワークの広さも口コミ評判でメリットとして上がっています。
大手は取り扱ってきた物件数も圧倒的に多く、不動産を買ってくれる人の情報も豊富に持っています。
東急リバブルはホムペ見やすくて良いね。
— 名古屋発信チャンネルのtomiJ (@keimo_man) January 30, 2020
野村の仲介は顧客評価高いんだなー。
それなら野村で売却したいってなるよね
情報の伝達スピードも早いため、いち早く売却したい人には心強い存在でしょう。
サービスが充実している
大手不動産はサービスが充実している点もメリットです。
ハウスクリーニングやインスペクションの無料サービス、リノベーションの提案など、さまざまなサービスを提供しています。
※インスペクションとは「建物状況調査」や「住宅診断」のこと
また、定期的にキャンペーンが開催されるのも利点です。
今のマンションの売却を野村さんにお願いしました。決め手は新築マンション購入者特典の仲介手数料18%オフ🤭
— りーたん🐢 (@uuD2JUIp3kdcGxH) December 24, 2021
不動産会社によっては、内乱の際に邪魔な荷物を預かってくれたり、家をモデルルームのように演出し、売りやすくしてくれたりします。
このようなサービスは大手ならではの魅力です。
不動産売却はどこがいい?口コミからみる大手のデメリット
不動産売却では、大手へのネガティブな口コミもみられます。
ここからは大手を選ぶデメリットを解説していきます。
囲い込みリスクがある
大手不動産会社を選ぶデメリットは、囲い込みリスクが高いことです。
囲い込みとは、自社の顧客だけに売買し、他社からの問い合わせや売却依頼には応じない行為です。囲い込みをする理由は、仲介手数料で利益を得るためです。自社で売却すれば、売主と買主の両方から手数料を取れます。
大手の物件の囲い込みが酷過ぎると思う❗️特に都心部は調子に乗りすぎだよ😠 内覧予約しても対応しないし、電話すれば感じ悪い。競争が激しすぎて、媒介をもらえたら絶対に両手仲介したくなるんだろうけど、売主さま・買主さま・仲介のみんなが迷惑。不動産売却における大手の圧倒的シェアを壊したい。
— ゆめ部長@宅建マイスター(渡部直人) (@yumebucho) April 12, 2021
囲い込みは、「どこの会社の顧客でも良いから買ってくれるなら早く売りたい」と考える売主への裏切りとも言えるでしょう。
物件によっては後回しにされる
大手は取り扱う物件数も多いため、条件が悪い物件や、1000万円以下など値段の低い物件は、後回しにされる可能性があります。
【不動産売却 第14回】
— ニシダ代表@不動産17年プレイヤー (@level_nishida) March 28, 2021
某大手の営業マンと話してまして、
「査定が多すぎて、1,000万円以下の安い物件が二の次になっています(汗)」とのこと
地域にもよりますが、低価格帯は地元業者の方が親身に対応してくれることも実際多いです
依頼先は、大手・地元業者を必ず混ぜて比較すべきですね^ ^
値段の低い物件は、手数料も低めで利益に繋がりません。営業マンも成績を上げようと必死ですから、売りやすい物件や評価の高い物件に力を入れてしまいます。
不動産売却はどこがいい?口コミからみる中小のメリット
続いて、中小不動産会社のメリットを口コミから検証していきます。大手ほどのブランド力はありませんが、「中小の方があっている」と答える方も少なくありません。
地域密着・事情に精通している
地元で長く実績をあげている中小不動産会社は、地域密着型で地域の事情に精通しています。
不動産売却では、大手より地元の不動産会社に頼むほうが良い場合もあります💡
— 中田裕二@中古マンションのリアル(売却編) (@YUJINAKATAMS) November 14, 2021
地元業者の方がエリアの状況に詳しく、大手にない情報網を持っていたりします。
また、大手より個人のお客さんに一生懸命という傾向も。
あなたの物件に合った業者を選びたいです👍#不動産売却 #マンション売却
評判の良い校区や、今後開発されそうな地域なども把握。このような情報をセールストークに持ち込むため売却力が高い企業が多いのも、中小企業のメリットの1つです。
柔軟に対応してくれる
融通の利かない大手に対し、中小不動産会社は、柔軟な対応が魅力です。
大手では断られてしまうような条件でも、中小では「やります」と引き受けてくれることも少なくありません。担当者の裁量に任されている部分も多いため、良い社員に当たれば親身にサポートしてもらえるでしょう。
つくづく思うのが不動産売却はどこに相談するかではなく誰に相談するのかが本当に重要
— かぶふどうさん (@yell_008) January 11, 2020
大手であろうとも担当がハズレだと大きな損害に繋がる事が多々ある
最も重要なのは会社の信頼ではなくその担当が本当に信頼できるかどうか
と何度伝えても人は財閥系や鉄道系の不動産会社に吸い寄せられていく
不動産売却はどこがいい?口コミからみる中小のデメリット
中小のデメリットもお伝えします。
買主側の認知度が低い
中小不動産会社が、広告などもあまり打たないため買主側の認知度が低い点がデメリットです。
不動産を買う場合、大手のブランド力を重視して安心感を得たいと思う人も多く「中古は大手」という声が見られます。特に中古物件は管理が安定している大手を選ぶ確率が高い傾向です。
認知度の低さから、中小ではなかなか売却に繋がらないことがあります。
担当者の力量にばらつきがある
中小不動産会社は、大手のようにマニュアルがあるわけではないため、社員によって能力がさまざまです。口コミでも「担当者の当たり外れが激しい」という声があります。
やる気があり能力の高い社員が担当になれば、買主に物件の良さをアピールするのが上手いため期待以上の価格で売れることも。一方で、経験が浅い社員の場合は、売却に苦戦することも多々あるでしょう。
このように個人の差が出やすい点がデメリットです。
マンション売却をする時どの不動産会社に任せようか迷いませんか?
— うるゾー@マンション•戸建てあるある (@uruzo2022) July 30, 2022
いろいろな情報や口コミが溢れているけど、結局はその不動産会社の担当者との相性が重要。
大手、中小に限らず良い担当者もいれば悪いと感じる担当者もいる。あなたの目でしっかり確認して下さい。
不動産売却はどこがいい?後悔しないための選び方
不動産売却において、業者選びは最重要課題です。業者選びを間違えると、売却まで時間がかかったり査定額が低かったりと不満を抱えることになります。悪徳業者を選んでしまうと、仲介手数料を多く取られるなど、損をする可能性も。
不動産は特に、不動産会社の力量で査定額が左右されますので、業者選びは慎重に行いたいものです。
そこで最後に、不動産売却において後悔しないための選び方をお伝えします。
一括査定は複数社利用する
冒頭でご紹介した不動産売却の一括査定は、売却予定の不動産がどれくらいの値段で売れるのか、相場を知るためにも必要です。
サイトによって参加している不動産会社が違うため、より良い会社と出会うためにも2〜3つ併用し、比較検討したいものです。
そうすると地元の企業が見つかったり、売却不動産がある地域に精通し知識豊富な会社を見つけやすくなります。
営業店舗が多く対応がスピーディー
早く売却したい場合は、営業店舗が多く、対応の早い会社がベストです。
営業店舗が多ければ、ネットワークも広く売り手が見つかる確率も上がります。そのうえ、対応が素早ければ、急いでいる時にも安心感がありますよね。
初動が遅い会社を選ぶと、その後も振り回されることになるため注意しましょう。
遠すぎる不動産会社は選ばない
不動産売却では、遠方すぎる不動産業者は、何かと不便です。最近は一括査定などで全国の不動産会社とやりとりができますが、できるだけ近い会社を選ぶ方が安心です。
近い不動産の方が、土地の知識やニーズに詳しく査定額も適正価格であることが少なくありません。物件を正しく評価できるのは、やはり地域事情をよく知る不動産会社です。
売却実績が豊富な会社を選ぶ
売却実績が豊富な会社はそれだけ、売却力があるということです。蓄積されたノウハウやデータがあるため、「早く売れる」「安心感がある」などメリットも多くみられます。
このような会社は査定額も適正で、担当者も知識豊富なケースが少なくありません。とはいえ、全ての不動産会社の実績をチェックするのは難しいですよね。不動産会社によって、戸建が得意など強みも違います。
そこで、まずは一括査定などを利用して、売却物件にマッチする会社を見つけ、それから実績をチェックすると効率的です。
特徴 | |
LIFULL HOME’S | 全国3,744社が参加する国内トップクラスを誇る、不動産一括査定の最大手。 |
いえカツLIFE | 相続や離婚、金銭問題など、事情があって不動産を売却する場合に特化。ワケありならここ。 |
マンション.navi | マンション売却に強い。信頼できる不動産会社が見つかりやすい。 |
まとめ
不動産売却では、不動産一括査定などを利用して効率的に進める方法がおすすめです。
不動産会社を選ぶポイントは、「実績豊富」「対応が早い」「その地域に精通している」こと。
「大手だから安心だろう」「地元企業だから信頼できる」といった先入観を持たずに、多くの選択肢から選びましょう。
一括査定なら、何千、何百の中から、売却不動産に合う会社を数社に絞ってくれます。その数社から査定額や対応を慎重に検討すれば、失敗を避けられるでしょう。売却不動産の相場を知るためにも、利用しておきたいサービスです。
本記事を参考に、あなたにぴったりの不動産会社を探してみてくださいね。