社会福祉協議会で即日貸付は可能？利用できる貸付一覧、返済免除・生活保護OKも -

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社会福祉協議会は、生活福祉資金の貸付を行う窓口として、さまざまな金銭事情を抱えた人の相談に乗っています。

資金援助の相談を検討する際に、即日貸付が可能なのか気になる方も多いのではないでしょうか。結論として、社会福祉協議会は即日貸付には対応していません。

さまざまな資金のなかでも、最も融資が早いとされる緊急小口資金でさえ、融資が実行されるまでに最低でも5営業日はかかります。

とはいえ、社会福祉協議会で申請できる生活福祉資金は、銀行よりもかなり低い金利で借りられるのが大きな利点です。

そこで今回は、社会福祉協議会で利用できる貸付一覧をはじめ、返済免除の貸付や生活保護でも借りられるのかを詳しく紹介します。

金利を低く抑えてお金を借りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

社会福祉協議会で即日貸付は可能？利用できる貸付一覧

冒険でもお伝えした通り、社会福祉協議会での即日貸付は不可能です。というのも、社会福祉協議会で申請できる貸付金は、国からの援助になるためです。

国からの援助を受けるためには、入念な審査が必要不可欠であり、即日で融資が実行されることはありません。

社会福祉協議会は、あくまで貸付金を申請するための相談窓口であり、直接的に融資を行うわけではないのです。

通常、社会福祉協議会で貸付金を申込んだ場合、最低でも2週間から1か月の審査期間を要します。

その名の通り、緊急時の資金援助を得られる「緊急小口資金」でさえ、入金までに最低でも5営業日は必要です。

次に、社会福祉協議会で利用できる貸付金を紹介します。まず、利用対象は以下の3区分となっています。対象でない場合、貸付金は利用できませんので注意してください。

出典：生活福祉資金｜全国社会福祉協議会

続いて、社会福祉協議会で利用できる貸付金の種類と用途を解説します。

資金の種類	主な用途
総合支援資金	◾︎生活を再建するための生活費 ◾︎賃貸契約を結ぶための敷金・礼金 ◾︎公共料金の一時立て替え、技能習得の際の生活費など
福祉資金	◾︎生業を営むための必要経費 ◾︎福祉用具の購入費 ◾︎冠婚葬祭時の一時費用など
教育支援資金	◾︎低所得者の就学・入学時に必要な費用
不動産担保型生活資金	◾︎不動産を担保とし、低所得の高齢者に生活費の貸付を行う

詳しい貸付条件は、社会福祉協議会の公式サイトに掲載されている生活福祉資金一覧で確認で可能です。貸付を希望する方は、事前に目を通しておきましょう。

【生活福祉資金の一覧はこちら】

社会福祉協議会で即日貸付は不可！審査に落ちた理由は？

社会福祉協議会での借入れを希望したとしても、審査に落ちるとお金を借りることはできません。

審査に落ちる主な理由は、以下の3点です。

経済的に自立しようとする姿勢がみられない
金融機関からすでに借入れている
居住地域の所得制限を超えている

審査に落ちる理由をチェックして、少しでもリスク要因を取り除いておきましょう。

経済的に自立しようとする姿勢がみられない

経済的に自立しようとする姿勢がみられない場合は、貸付金の審査で落ちる可能性が高いでしょう。

というのも、社会福祉協議会に申請できる生活福祉資金は、経済的な自立を目指す方に向けた貸付制度だからです。

経済的に自立する姿勢がない方は、貸付を行ったところで生活改善が期待できず、本当に貸付を必要とする人に援助が行き届かなくなります。

そのため、貸付金を有効活用できる人が優先され、自立に消極的な方は審査落ちする可能性が高いでしょう。

現在定職に就いていない方は、相談の際に就労意欲や資格取得の意向を伝えるようにしてください。

金融機関からすでに借入れている

金融機関からすでに借入れをしている方も、審査の際に不利になりやすいでしょう。借金が重なれば、返済が負担となり、未返済のリスクが高くなります。

未返済のリスクが高い人に対して、快くお金を貸してくれる人はいません。社会福祉協議会も同様です。

すでに金融機関で借入れをしている方は、返済が終わってから社会福祉協議会に相談するようにしてください。

居住地域の所得制限を超えている

所得制限を超えている場合も、審査に落ちる原因となります。生活福祉資金は、一定の所得に満たない世帯を対象に貸付を行っているからです。

所得制限を超えている場合は、生活を立て直すための余力があるとみなされ、貸付を断られてしまうでしょう。

所得制限の金額は地域によって異なるため、居住する地域の所得制限を調べる必要があります。

たとえば、大阪府で生活福祉資金を借りるための所得制限は以下のように記載されています。

出典：福祉資金貸付のごあんない｜大阪府社会福祉協議会

詳しくは、居住地域が運営する社会福祉協議会の公式サイトを確認してみてください。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！転居費用として申請できる貸付金は？

社会福祉協議会で転居費用として申請できる貸付金は「総合支援資金」のなかの「住宅入居費」です。限度額の40万円まで借入れ可能で、措置期間は6か月以内。

つまり、借入日から6か月以内は元金の返済義務がなく、利息のみの返済が認められます。

また、返済期限は措置期間の経過後から10年と、ゆとりのある期限が設けられているのが特徴です。

貸付を申請する際には、原則として連帯保証人が必要となりますが、立てられない場合でも借入れは可能です。

ただし、連帯保証人を立てない場合は、年1.5％の金利がかかるので注意してください。

なお、連帯保証人を立てた場合は無利子となります。お得に利用したい方は連帯保証人を立てるとよいでしょう。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！返済免除の貸付は？

社会福祉協議会で相談を受け付けている「生活福祉資金」のなかで、返済免除となる可能性がある貸付金は、以下の4つです。

緊急小口資金
総合支援資金（初回）
総合支援資金（延長）
総合支援資金（再貸付）

返済免除の対象となるには、世帯主と借受人の両者が住民税非課税であることが前提条件となります。そのうえで、毎年免除判定が行われ、免除の可否が審議されるのです。

詳しい免除条件は、厚生労働省の「生活支援特設ホームページ」に以下のように記載されています。

出典：生活福祉資金の特例貸付｜よくある質問｜厚生労働省生活支援特設ホームページ

住民税が非課税となったタイミングによって、免除対象となるか変わってくるため、利用を検討している方はよく確認しておきましょう。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！臨時特例つなぎ資金貸付なら即日可能？

「臨時特例つなぎ資金貸付」は、残念ながら即日融資に対応していません。実際に入金されるまでに、最低1週間はかかりますので注意してください。

臨時特例つなぎ資金貸付は、融資が決定している貸付金が入金されるまでの生活費を補填するために充てられるお金です。

上限金額は10万円で、通常の貸付金よりも融資にかかる日数が少ない特徴があります。通常の貸付金が融資されるまでには、2週間〜1か月ほど待たなければなりません。

そのため、融資を待つ間の金銭的負担を防ぐために、前倒しで融資が実行されます。しかし、融資スピードが早いとはいえ、公的融資には変わりありません。

即日での対応は困難な点を理解しておきましょう。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！生活保護なら生活福祉資金貸付制度

生活保護を受けている方でも、社会福祉協議会に相談すれば生活福祉資金を借りられる可能性があります。

というのも、生活福祉資金は、生活の自立を見込める世帯を援助するための資金だからです。

現在、生活保護を受給している方でも、就労意欲があり、経済的に自活する意思があれば利用できる可能性はあるでしょう。

ただし、生活保護を受給している方が生活福祉資金を借りるためには、福祉事務所長と広域振興局保健所長の許可を得る必要があります。

事業を始めるための初期費用や資格取得費など、経済的な自立を目指す意思がなければ、貸付は認められないでしょう。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！車購入の際に利用できる貸付制度は？

社会福祉協議会では、ただ単に車を購入するための貸付金は提供していません。車を購入するために利用できる貸付は、障害者車両の購入費に充てるための資金のみです。

貸付金として利用できるのは、福祉資金のなかの「福祉費」で、障害者世帯であることが前提条件となります。

福祉費は、あくまで障害者世帯の生活の便宜（通院・通学など）を図り、社会参加を目的とした貸付金です。

障害者のいない世帯では、車の購入費として福祉金の利用はできませんので注意してください。

社会福祉協議会で即日貸付は不可！すぐにお金が必要ならカードローンがおすすめ

すぐにお金が必要な方は、以下のカードローンの利用がおすすめです。

アイフル
プロミス
SMBCモビット
アコム
レイク

いずれも審査スピードが早く、最短で即日融資にも対応してもらえます。それぞれの概要を紹介しますので、少しでも早い融資を希望する方は、ぜひ検討してみてください。

①アイフル

審査が最短18分で終了する「アイフル」は、即日お金を受け取りたい方にぴったりなカードローンです（※1）。審査が早いだけでなく、初回利用の方は30日間無利息で利用できます。

借入金額が50万円以下、かつ他社借入を含めた金額が100万円以下なら、収入証明書なしで借入れが可能。

少額借入を希望する方は、気軽に申し込めるでしょう。Web完結で簡単に手続きを済ませられるのも助かります。

審査にかかる時間	最短18分（※1）
融資上限	800万円（※2）
実質年利	3.0％～18.0％
無利息期間	30日間
担保・保証人	不要

※1：お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

※2：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

【アイフルの貸付条件・詳細はこちら】

②プロミス

利便性に優れたアプリローンを提供している「プロミス」は、アプリで簡単に必要書類の提出が可能です。

申込みから融資まで、スマホ操作のみで完結できるため、パソコンを開いたり店舗に足を運んだりする労力も不要。

審査時間は最短3分と、ほぼノンストップで契約まで進めるため、手続きにかかる時間を大幅に短縮できます（※1）。また、初回特典として、30日間無利息になる点も魅力（※2）。

審査にかかる時間	最短3分（※1）
融資上限	1〜500万円（※3）
実質年利	4.5％～17.8％
無利息期間	30日間
担保・保証人	不要

※1：お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。申込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※2：メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

※3：借入限度額は審査によって決定いたします。

【プロミスの詳細はこちらから】

③SMBCモビット

LINE Payユーザーの方は「SMBCモビット」の利用を検討してみてください。SMBCモビットなら、手数料なしでLINE Payに直接送金が可能。

何度手続きを行っても手数料の負担がないため、その都度必要な額だけを借入れできます。借りすぎが心配な方でも、利用しやすいでしょう。

審査時間は最短15分（※1）。Web申込み後にコールセンター（0120-03-5000）で急ぎの旨を伝えれば、優先審査にも応じてもらえます（※2）。

審査にかかる時間	最短15分（※）
融資上限	800万円
実質年利	3.0％～18.0％
担保・保証人	不要

※1：申込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※2：必ずお申込み完了画面にてユーザーIDをご確認のうえ、お電話ください

【SMBCモビットの詳細はこちら】

④アコム

新規ユーザーが多い、信頼できるカードローンを探している方には「アコム」がおすすめ。アコムは新規ユーザーが多く、明瞭な金利とわかりやすいサービス内容が支持を得ています。

カードレスが選べるほか、セブン銀行やローソン銀行で取引できるため、気軽に立ち寄れる点も魅力。

審査時間は最短20分（※）。新規契約なら30日間の無利息期間が付与されるので、短いスパンでの借入れならコストが発生しません。

審査にかかる時間	最短20分（※）
融資上限	1～800万円
実質年利	3.0％～18.0％
無利息期間	30日間
担保・保証人	不要

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

【アコムの詳細はこちらから】

⑤レイク

「レイク」でWeb申込みをすると、最短25分で審査が完了します（※1）。夕方までに契約が完了すれば、即日での融資にも対応してもらえるでしょう。

また、初回借入の方がWeb申込みをすると、60日間無利息にすることが可能（※3）。無利息期間を大幅に延長できるため、時間的なゆとりが生まれます。

「Web完結（郵送なし）」で契約すれば、自宅に郵送物が送られてくる心配も不要。懐事情を周囲に悟られたくない方も、気軽に申込んでみてください。

審査にかかる時間	最短25分（※1）
融資上限	1～500万円
実質年利	4.5％～18.0％（※2）
無利息期間	60日間（※3）
担保・保証人	不要

※1【融資時間について】

※Web申込みの場合、最短25分融資も可能

※21時（日曜日は18時）までのご契約手続き完了（審査・必要書類の確認含む）で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く

※2【貸付条件】

ご融資額：1万円～500万円

貸付利率（年率）：4.5％～18.0％

※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。

年齢制限：満20歳～70歳

遅延損害金（年率）：20.0％

ご返済方式：残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式

ご返済期間・回数：最長5年・最大60回

※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。