大豆を原料とする植物由来のプロテイン(たんぱく質)である「ソイプロテイン」。カラダづくりや健康・美容へのサポートに役立つアイテムですが、栄養素の含有量やフレーバーなどさまざまな種類があるため、どれを選べばいいか迷われている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ソイプロテインの選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。目的にあわせた選び方や、おいしいフレーバーで継続しやすいもの、栄養素が豊富に配合された商品なども紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
大豆が原料のソイプロテインは、低脂質なうえ良質なたんぱく質を摂取できるアイテム
大豆を原料とするソイプロテインは、良質な植物性たんぱく質のほか、大豆が持つさまざまな栄養素も摂取できるのが魅力。製造の過程で油脂が除かれているため、動物性のプロテインより低脂質なものが多いことも特徴です。
大豆由来の食物繊維の働きによって消化吸収スピードがゆるやかな傾向にあり、ダイエット中の空腹感の解消にも役立つでしょう。また、ソイプロテインには乳糖が含まれていないため、乳由来のプロテインを飲むとお腹を下しやすい方にもおすすめです。
ソイプロテインの選び方
ソイプロテインを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
75~80%以上が目安!一日の運動量や目的に応じて「たんぱく質含有率」をチェック
筋肉・臓器・肌・髪など体を構成する要素として重要なたんぱく質は、一日の推奨摂取量が18歳以上の男性で60~65g、女性で50gといわれています。毎日コンスタントに摂取することが望ましいとされており、ソイプロテインは良質なたんぱく質の摂取に最適といえるでしょう。
ソイプロテインのたんぱく質の含有率は50~90%と商品によって差がありますが、コスト面も重視する場合には75~80%以上のものがおすすめです。日頃の運動量や価格など、トータルで考慮して検討してみてください。
毎日継続しやすいように、大豆の風味とマッチした飲みやすい「フレーバー」を選ぼう
毎日継続することが重要なソイプロテインは、飲み続けやすいおいしさも重要なポイント。ソイプロテインは大豆特有の粉っぽさや独特の苦みを感じる場合があるため、ノンフレーバーよりもココアや和風の黒蜜きなこなど、大豆の風味とマッチしたフレーバーがおすすめです。
ほかにもチョコレート・バナナ・ベリー系など、さまざまなフレーバーの商品も展開されています。味について書かれている商品レビューなどもチェックして、自分の好みにあった飲みやすいものを選びましょう。
ダイエットや美容などの目的にあわせて、配合されている「栄養素」を選ぼう
ソイプロテインには、たんぱく質以外にもさまざまな栄養素が配合されたものもあります。美容やダイエットサポートなどの目的に応じて、自分にあったものを選びましょう。
ダイエットを目的に摂取カロリーをおさえたいなら「炭水化物」含有量は少ないものが◎
比較的低カロリーなものが多いソイプロテインですが、ダイエット目的で摂取する場合にはできるだけ炭水化物の含有量が少ないものを選びましょう。炭水化物の量が少ないものほどカロリーが低い傾向にあるため、ダイエットサポートに適しているといえます。
また、摂取カロリーが気になる場合にはプロテインを溶かす飲み物にも注意が必要です。牛乳やジュース類の場合には糖質や脂質がプラスされてしまうため、できるだけ水に溶かしておいしく飲めるタイプを選んでおくのがおすすめですよ。
空腹感をおさえたいなら、体への吸収速度がゆるやかになる「食物繊維」配合がおすすめ
ダイエット中の空腹感の解消には、食物繊維が配合されているものを選びましょう。食物繊維は体内での消化吸収スピードをゆるやかにして腹持ちを良くしてくれるため、空腹感を感じたときに間食の代わりとして飲むのがおすすめです。
食物繊維には腸内環境を整える働きもあり、お腹の調子が気になる方にも適しています。1杯あたりの食物繊維の配合量は商品によって差があるため、栄養成分表示をチェックしてみてくださいね。
美容目的なら、女性の健康サポートにも役立つ「イソフラボン」の含有量をチェック
大豆には、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする成分であるイソフラボンが含まれています。イソフラボンには女性の健康サポートや美肌効果が期待できるとされているため、美容・健康へのアプローチを目的とする場合にはイソフラボンの含有量をチェックしましょう。
ただ、イソフラボンの摂りすぎは健康に良くない影響があるともいわれており、過剰摂取には注意が必要です。ソイプロテインを飲む際には、イソフラボンのサプリメントなどとの併用を避けると安心ですよ。
無理なく継続できるように、栄養の含有量なども考慮した「コスパの良さ」も重要
毎日継続することが望ましいソイプロテインは、コスト面も重要なポイント。1杯あたりのコストを計算して、無理なく続けられる価格のものを選びましょう。
ただし、価格が安い商品のなかにはたんぱく質含有率が低いものや、食品添加物が余分に配合されているものもあるため、栄養素などの配合量とコストとのバランスを考慮して選ぶのがおすすめです。
ソイプロテインのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、通販サイトで人気のソイプロテインのおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。人気のSAVAS(ザバス)やVALX(バルクス)、女性におすすめの商品やレビューでおいしさに高評価の声が多いものなども紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位 SAVAS(ザバス) ソイプロテイン100 ココア味
大豆の香ばしさも感じられる飲みやすいココア味
プロテインブランドとして有名なSAVAS(ザバス)のこちらは、たんぱく質が摂取できるだけでなく、カラダづくりに必要なビタミンも配合。大豆の香ばしさも感じるココア風味は、水で溶かしてもおいしく飲みやすいのが魅力です。
溶かしやすい、甘いココア味で飲みやすいとのレビューも多く、高評価を得ています。おいしく続けられるソイプロテインを探している方はぜひチェックしてみてください。
2位 VALX(バルクス) ソイプロテイン チョコレート風味
脂質・カロリーをおさえ、たんぱく質84%以上含有
VALX(バルクス)のソイプロテインは、1食あたり炭水化物が1.3g、カロリーも76kcalと低カロリーな点が魅力。糖質制限中の方や、できるだけカロリーをおさえたい方にもおすすめの商品です。
チョコレート味のほかにもバナナ・黒蜜きなこ・マンゴーなど多彩なフレーバーがあり、どの商品もおいしさに高評価のレビューが多く見られます。味にこだわって選びたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
3位 MADPROTEIN ソイプロテイン リッチチョコレート
続けやすいおいしさとリーズナブルな価格が魅力
MADPROTEINのこちらは、溶けやすさや人工甘味料不使用など、おいしく継続できるようにこだわって作られているのが魅力。価格も比較的リーズナブルでコスパが良い点もポイントです。
こちらのリッチチョコレートのほか、アップル・抹茶ラテ・塩キャラメルなどフレーバーが豊富に展開されています。フルーツの果肉が入っているタイプもあり、自分好みのフレーバーを見つけやすいでしょう。
4位 SAVAS(ザバス) for Woman シェイプ&ビューティ ミルクティー風味
プロテインやコラーゲンなど美容に嬉しい成分も配合
SAVAS(ザバス) for Womanは、大豆プロテインに加え、フィッシュコラーゲンやビタミン・ミネラルを配合。美容に気を遣う方や、運動で美しく引き締めたい方におすすめのソイプロテインです。
豆乳や牛乳はもちろん水で溶かしてもおいしいと評価が高く、シェイカーを使わずスプーンでかき混ぜても溶けやすいとのレビューもあります。飲みやすく、美容やダイエット向きのソイプロテインを探している方はチェックしてみてください。
5位 Kentai(ケンタイ) ウェイトダウン ソイプロテイン ココア風味
大豆たんぱくと食物繊維でカラダづくりをサポート
Kentai(ケンタイ)のこちらは、大豆たんぱくに加えて食物繊維とビタミン・ミネラルを配合したソイプロテイン。甘さ控えめのココア味で、水でも牛乳でもおいしく飲めるのがポイントです。
ココア風味以外にもあんこ・バナナ・ストロベリーなどのフレーバーが展開されています。甘すぎず飲みやすいとのレビューもあり、甘さが控えめのタイプを探している方におすすめの商品です。
6位 ALPRON(アルプロン) ソイプロテイン ココアミルク風味
たんぱく質だけでなくマルチビタミンや乳酸菌も配合
ALPRON(アルプロン)のソイプロテインは、約73%のたんぱく質含有率に加えて、乳酸菌や10種のビタミンも配合。いきいきとした美ボディを目指したい方におすすめの商品です。
ココアミルクのほかにもイチゴミルク・ミルクティー・黒蜜きなこなど、間食代わりとしても楽しめるフレーバーがそろっています。たんぱく質以外の栄養素も摂取できるものを探している方はチェックしてみてくださいね。
7位 FIXIT ソイプロテイン ココア
食物繊維や乳酸菌も配合で内側からきれいを目指せる
FIXITのソイプロテインは、たんぱく質の摂取だけでなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維・乳酸菌などの栄養素も配合されているのが魅力。内側からきれいを目指したい方におすすめの商品です。
ココアや抹茶のフレーバーのほかに甘みのないプレーンもあり、とくにプレーンはアレンジして飲みやすいとレビューでも好評を得ています。おいしく栄養補給できるものを探している方はチェックしてみてください。
8位 SAVAS(ザバス) プロ ウェイトダウン チョコレート風味
ガルシニアエキス配合でウェイトダウンにアプローチ
ザバス(SAVAS) プロ ウェイトダウンは、大豆プロテインをはじめとしてガルシニアエキスや10種のビタミン、カルシウム・鉄・マグネシウムなどを配合。減量を目指す方のカラダづくりをサポートし、必要な栄養素を取り入れられるソイプロテインです。
溶けやすく、水でも牛乳でもおいしく飲めるチョコレート風味は、レビューでも多くの高評価を獲得しています。ダイエットやボディメイクに適したものを探している方におすすめの商品です。
9位 森永 おいしい大豆プロテイン コーヒー味
健康な毎日を応援するカルシウムやビタミンDも配合
森永のおいしい大豆プロテインは、初めての方でも飲みやすく、水でも牛乳でもおいしいコーヒー風味のソイプロテイン。大豆たんぱくはもちろん、健康的な生活をサポートするカルシウムやビタミンDなども配合されています。
水や牛乳に溶けやすい、飽きのこない味で飲み続けやすいなどのレビューも多く、高評価を得ている商品です。カルシウムも同時に摂取したい方や、甘すぎないフレーバーを探している方におすすめですよ。
10位 uFit ソイプロテイン 黒糖きな粉
溶けやすく飽きのこない自然な甘みでごくごく飲める
uFitのこちらは、一食当たり21.3gとたんぱく質含有量の高さが魅力のソイプロテインです。食物繊維も含まれているため満腹感が続きやすく、美容サポートにも役立ってくれますよ。
大豆の風味にマッチした黒糖きなこのほか、カフェオレ・ココア・プレーンなどのフレーバーもあり、好みに合わせて選べるのもポイント。飲みやすく、飽きのこないものを探している方はチェックしてみてくださいね。
より効果が期待できるように、飲むタイミングや摂取量の目安もチェックしておこう
ソイプロテインの摂取タイミングは、体内の水分や栄養素が不足している朝や、成長ホルモンの働きでたんぱく質を効率的に吸収できる就寝前がおすすめです。また、空腹感を感じたときの間食代わりとして飲むのもよいでしょう。
摂取量はその日の運動量や食事でのたんぱく質摂取量にあわせて、一日1~2杯が目安です。1杯の分量は商品によって差があるため、商品の説明をチェックして適量を摂取するようにしましょう。
まとめ
ソイプロテインを選ぶ際には、まずはたんぱく質の含有量をチェックしましょう。飲み続けやすいフレーバーや、配合されているたんぱく質以外の栄養素も重要なポイント。予算に応じて無理なく継続できるように、コスト面も確認しておきましょう。
大豆の良質なたんぱく質を手軽に摂取でき、カラダづくりや美容・健康をサポートしてくれる「ソイプロテイン」。ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりで毎日おいしく飲み続けられるソイプロテインを見つけてくださいね。