借金200万円を抱えたとき、「何年で返済できるのか?」や「手取り18万円で自力返済は可能なのか?」といった疑問が頭をよぎることでしょう。
一般的に収入の1/3以上の借金は、返済が難しいと言われています。
そこで本記事では、手取り18万円で200万円の借金はやばいのか解説します。
また、知恵袋などの口コミを参考にした返済方法や、おすすめなおまとめローンも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
借金200万何年で返せる?手取り18万で200万の借金はやばい?
借金200万の返済期間は、実質年率や月々の返済額で異なります。
一般的な実質年率15%で設定したシミュレーションは、以下の通りです。
返済期間 | 毎月の返済額 | 返済総額 | うち利息金額 |
2年 | 96,973円 | 2,327,352円 | 327,352円 |
3年 | 69,330円 | 2,495,880円 | 495,880円 |
5年 | 47,579円 | 2,854,740円 | 854,740円 |
7年 | 38,593円 | 3,241,812円 | 1,241,812円 |
10年 | 32,266円 | 3,871,920円 | 1,871,920円 |
参考:【しっかり】借入返済額シミュレーション ─ 今すぐシミュレーションしてみよう! ─ 資金プランシミュレーション
毎月の返済額が多いほど、返済期間は短くなり利息も抑えられます。
次に手取り18万円で200万円の借金はやばいのか解説します。
- 年収1/3以上の借金はやばい
- お金を借りた理由が重要
- 複数社からの借り入れはやばい
年収1/3以上の借金はやばい
手取り18万円だと、年収は約270万円になります。
そのため、200万円の借金は、一般的な返済可能額の目安である年収の1/3である約90万円を大幅に超えており、やばい状態と言えるでしょう。
ただし、生活環境によって状況は異なります。
例えば、実家暮らしで生活費を抑えられるなら、収入の大部分を返済に充てることで2〜3年で完済を目指せるでしょう。
一方、一人暮らしでは生活費の負担が大きく、返済が長期化する可能性があります。
早く返済するためには、金利の低い金融機関への借り換えや、副業などで収入を増やすことが必要です。
お金を借りた理由が重要
借金の理由は、返済のしやすさを左右する重要な要素です。
手取り18万円であっても、計画的な返済が可能なケースもあります
例えば、自動車の購入や家のリフォームなど、明確で一時的な目的のための借金であれば、繰り返し借り入れせずに完済できるでしょう。
しかし、ギャンブルや贅沢品の購入など依存性が高い理由は、新たに借金するリスクがあるためやばいと言われます。
その場合、根本的な問題を解決するために、専門機関での治療やカウンセリングを受けることも検討しましょう。
複数社からの借り入れはやばい
複数社からお金を借りている場合、多重債務状態に陥りやすく、返済が難しくなります。
なぜなら、複数の借入先があると月々の返済額が増え、利息負担も大きくなるためです。
その結果、家計が圧迫され、返済が滞るリスクが高まります。
さらに、複数社に借金があると信用情報に影響が及び、新たなクレジットカードの作成やローンの審査が通りにくい傾向にあるので注意してください。
借金200万何年で返せる?自力返済は余裕なのか知恵袋などの口コミチェック
借金200万円の何年で返せるのかは、月々の返済金額によって大きく変わります。
返済金額は、年収や実家暮らし、1人暮らしなどの生活状況によって決まるでしょう。
ここでは、知恵袋などの口コミやブログを参考に、借金200万円の返済方法を紹介します。
また借金200万円を自力返済するのには、どれくらいの年収が必要なのかも解説するので参考にしてください。
- 年収600万円以上なら余裕
- 生活費を見直す
- 副業して返済
年収600万円以上なら余裕
200万円の借金に対して、年収600万円以上なら自力返済が余裕と言われています。
その理由は、総量規制の影響です。
総量規制とは、借入総額が年収の1/3を超えないよう定めた法律であり、200万円を借りられる条件として、年収600万円以上の必要があります。
例えば、年収600万円の場合、月の手取りは約38万円です。
収入の1/3である10万円を返済に回しても、生活費に十分な余裕を持ちながら、約2年で完済が可能でしょう。
そういった経緯から口コミでは、年収500万円の場合でも返済が困難と感じる人が多いようです。
Q:借金200万円って
やばいですか?
A:クレジット借金200万じゃ、年収500万とかでも返済が困難だと思います。
引用:Yahoo!知恵袋
ただし、家族構成や生活費次第では、年収600万円以上でも計画的な返済が必要になります。
生活費を見直す
借金200万円を返済するのに、まずは生活費を見直すことが大切です。
完済者の多くが、家計簿をつけることで収支を把握し、不要な出費を減らすことからスタートしています。
Q:現在24歳で総返済予定額が200万円です。
年収は470万円ほどあるのですが、クレジットカードを持ち始めた頃から金銭感覚が狂っていくのは自覚していました。
多いときでは13万程使う時もあります。
借金を返済した方や返済中の方
何かお声かけをいただけませんか
A:めんどくさくてもまず簡要家計簿つけましょう
生活を見直してください
家賃や車を安い物件、原付などに変える努力からですね
狭い家に住み物を減らすのが効果的かと
引用:Yahoo!知恵袋
返済が思うように進まない場合は、固定費の削減に取り組みましょう。
例えば、スマホの格安SIMへ変更や家賃が安いところに引っ越すなどが挙げられます。
また生活費の見直しには、ブログなどで紹介されている節約術を参考にするのもおすすめです。
副業して返済
副業して、借金200万円を返済するのも一つの手です。
本業だけでは生活費や返済に十分な資金を確保できない場合、副業で収入を増やすことも視野に入れましょう。
実際に完済されて経験がある方は、副業することで早く返済した口コミを投稿しております。
Q:現在200万程借金をしております。26歳独身です。内訳は
消費者金融
・アコム70万
・プロミス10万
・レイク10万
クレジットカード
・楽天カード50万(リボ払い、限度額50万で来月には超えそうです)
・三井住友カード50万(強制解約され月1万2千円づつ支払い)
月々の支払いが、アコム2万3千円、プロミス・レイク各5千円、楽天1万6千円程、三井1万2千円です。
月の収入は手取りで17万程で家賃が8万円、借金返済と光熱費を支払うと生活費が殆ど残らない状況です。副業で月に2-3万程稼いでいるのでそれが生活費になってます。
今の私の状況でも債務整理をすることは出来るのでしょうか?
もしくは他に借金を減額できる方法はありますか?
A:収入を増やしましょうよ。
私も一発逆転狙って競馬をしましたが、やはり駄目で200万から300万に膨れ上がりましたが、寝ずにバイトし(昼間は本業)3年で返済した経験が有ります。
引用:Yahoo!知恵袋
たった月1万円でも収入が増えれば、年間12万円の資金調達になります。
そのお金を返済に回せば、完済までのスピードも上がり、借金生活から抜け出せる一歩となるでしょう。
借金200万はおまとめローンで利息を軽減!返済シミュレーション
複数の借り入れがあるなら、おまとめローンを利用すると良いでしょう。
おまとめローンは、複数の借入を1社にまとめることで、月々の返済額を減らし、管理を簡単にするだけでなく、利息の負担を軽減できる可能性があります。
日本では貸金業法で利率が定められており、以下のように元本の額に応じた上限利率があります。
元本10万円未満の場合:年20%
元本10万円以上100万円未満の場合:年18%
元本100万円以上の場合:年15%
引用:日本貸金業協会
したがって、複数の100万円未満の借金をおまとめローンで一本化すると、18〜20%の金利が最大15%まで引き下げられます。
実際にどれくらいお得になるか返済シミュレーションで見ていきましょう。
5年返済で計算した場合は、以下のような結果となりました。
おまとめローン | 3社から借り入れ | |
実質年率 | 15% | 18% |
借入金額 | 200万円 | 計200万円A社:60万円B社:70万円C社:70万円 |
毎月の返済額 | 47,580円 | 計50,789円A社:15,237円B社:17,776円C社:17,776円 |
利息 | 854,734円 | 計1,046,984円A社:314,084円B社:366,450円C社:366450円 |
合計返済額 | 2,854,734円 | 計3,046,984円A社:914,084円B社:1,066,450円C社:1,066,450円 |
※返済方法:元利均等返済
※シミュレーション結果は標準的な計算による目安です。
実際に借り入れする際は各金融機関に確認しましょう。
おまとめローンを利用することで、毎月の返済額を約3千円減らし、利息負担が合計で約20万円も軽減される場合があります。
少しでも返済の負担を減らしたいなら、おまとめローンをチェックしてみてください。
複数社の借金200万に悩んだら東京スター銀行おまとめローン
複数社の借金200万円に悩んだら、東京スター銀行おまとめローンが解決策の一つになります。
このローンは、銀行ならではの金利水準が特徴です。
金利は年率9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込)※で設定されています。
また、借金を一つにまとめることによって、月の支払額が軽減したり、返済の手間をなくせるメリットもあります。
現在の借入の返済負担を軽減したい方は、東京スター銀行のおまとめローンを検討してみてください。
実質年率 | 年率9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込)※当行所定の審査により決定いたします。 |
借入限度額 | 30万円以上1,000万円以下(1万円単位)※お申し込み時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限ります。 |
融資までの期間 | 最短2日※土日祝・年末年始は除きます。 |
担保・保証人 | 不要 |
WEB完結 | 可能 |
借金200万何年で返せるか|中小企業のおまとめローンもおすすめ
200万円の借金を早く返したいなら、おまとめローンを利用するのがおすすめです。
ここでは、借金の負担を軽減できる中小企業のおまとめローンを4つご紹介します。
- 首都圏キャッシング
- デイリーキャッシング
- ユーファイナンス
首都圏キャッシング
画像:首都圏キャッシング
首都圏キャッシングは、東京、千葉、埼玉県、神奈川に住んでいる方を対象に返済専用ローンを提供しています。
WEB申し込みに対応しており、来店不要で手続きが完結するため、忙しい方にも利用しやすい点が特徴です。
さらに、他社の返済期間が最長10年程度と多い中、首都圏キャッシングは最長30年と長い期間を設定しています。
毎月の返済に苦しんでいる方は、これにより月々の返済額を減らすことが可能です。
ただし、返済期間が長期化することで利息の総額が増えるリスクもあるため、十分な計画を立てましょう。
融資額 | 50万円〜800万円 |
実質年率 | 7.3%~15.0% |
融資までの期間 | 最短1日 |
返済期間 | 30年以内、(360回) |
返済方式 | 元利均等 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
デイリーキャッシング
画像:デイリーキャッシング
デイリーキャッシングは、最短30分で審査が完了し、最短即日※に融資というスピーディーな対応が特徴です。
またWEBで手続きが完了し、銀行振り込みで融資を受けられるため、店舗に足を運ぶ必要がありません。
急ぎで融資を受けたいけど、近くに店舗がない方にもおすすめです。
また実質年率は上限でも14.5%と低めの設定なので、これ以上の金利で借り入れしているなら、返済の負担を減らせるでしょう。
200万円の借金を1日でも早く返したいなら、デイリーキャッシングをチェックしてみてください。
融資額 | 50万円~600万まで |
実質年率 | 8.5%~14.5% |
融資までの期間 | 最短1日 |
返済期間 | 最長10年 |
返済回数 | 12回~120回 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
※詳しくは弊社までお問い合わせください。
ユーファイナンス
画像:ユーファイナンス
ユーファイナンスは、限度額100万円から700万円までの大口融資に対応したサービスが特徴です。保証人や担保は原則不要なので、自分の連絡先や勤務先などの個人情報のみで申し込めます。
ただし、一次審査に通過後、東京都台東区の店舗で本審査が原則必要です。対面で相談しながら進められるため、融資に関する具体的なアドバイスを受けられる利点があります。
直接プロに相談しながら安心して借り入れを進めたい方におすすめです。
融資額 | 100万円〜700万円 |
実質年率 | 7.3%~15%(要審査) |
融資までの期間 | 数日 |
返済期間 | 最長10年(120回) |
返済方式 | 元利均等 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 原則不要 |
まとめ
借金200万円の返済期間は、毎月の返済額や実質年率などによって決まります。
例えば、実質年率15%で月々10万円を返済できれば、約2年で完済が可能です。
返済期間 | 毎月の返済額 | 返済総額 | うち利息金額 |
2年 | 96,973円 | 2,327,352円 | 327,352円 |
3年 | 69,330円 | 2,495,880円 | 495,880円 |
5年 | 47,579円 | 2,854,740円 | 854,740円 |
7年 | 38,593円 | 3,241,812円 | 1,241,812円 |
10年 | 32,266円 | 3,871,920円 | 1,871,920円 |
※一般的な実質年率15%で設定したシミュレーション
参考:【しっかり】借入返済額シミュレーション ─ 今すぐシミュレーションしてみよう! ─ 資金プランシミュレーション
また、手取り18万円の収入でも、新たな借り入れをしないことを前提に計画的な返済を進めれば、完済できるケースはあります。
もし複数社から借り入れに悩んでいるなら、おまとめローンを利用しましょう。
借金を一つにまとめることで、毎月の返済額や利息の負担を軽減される可能性が高まります。
早期完済を目指す方は、この記事で紹介した5つのおまとめローンを検討してみてください。