ドラッグストアやファミレスなど、さまざまなお店で貯まる・使えるTポイント。効率よく貯めるには、Tポイントが貯まりやすいクレジットカードの利用がおすすめです。
“Tポイント史上最高峰のクレジットカード”のキャッチコピーがつけられた「TカードPrime」は、還元率の高さや曜日によって還元率がアップすることが魅力です。ポイ活に使えばポイントの二重取りもできるので、Tポイントを貯めたい方は使ってみてはいかがでしょうか。
本記事では、TカードPrimeの基本情報やおすすめポイント、Tカードの活用法などをご紹介します。Tポイントを貯めやすいカードを探している方は、ぜひ参考にしてください。
TカードPrimeの基本情報
まずはTカードPrimeの基本情報を確認しておきましょう。
年会費 | 初年度無料翌年度からは年1回でも利用すれば無料利用がない場合は1,375円 |
ポイント還元率 | 1%(100円につき1ポイント)※日曜日の利用は1.5%(100円につき3ポイント) |
国際ブランド | Mastercard |
追加カード | ETCカード |
付帯保険 | 国内旅行傷害保険(最高1,000万円)海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
サービス | 全国での優待サービス(J’sコンシェル)TSUTAYAレンタル登録・更新料無料 |
付帯機能 | Tポイント、Tマネー、Apple Pay、Google Pay |
支払日(1回払い) | 月末締め翌月27日支払い |
TカードPrimeのおすすめポイント7選
ここからは、TカードPrimeのおすすめポイントを7つご紹介します。
- ポイント還元率が高い
- 初年度は年会費無料
- 提携先ではポイントの二重取りが可能
- 旅行保険が充実
- 全国で優待サービスを利用できる
- TSUTAYAの更新料が無料
- お得な新規入会キャンペーンが多い
ポイント還元率が高い
TカードPrimeは100円につき1ポイント(1%)貯まる高還元率のクレジットカードです。しかも日曜日に利用すると還元率がアップして200円につき3ポイント(1.5%)も貯まります。
基本還元率 | 1%(100円につき1ポイント) |
日曜日ご利用時の還元率 | 1.5%(100円につき3ポイント) |
日曜日に還元率アップすることがTカードPrimeの大きな特徴でもあります。1週間分の買い物を日曜日にまとめ買いする人や、日曜日にショッピングに出かけることが多い人におすすめです。
また、Tポイントは月間利用金額の合計に対して付与されます。1会計ごとに計算する場合に比べて端数がムダになりません。ただし日曜日の利用分は、利用明細ごとに計算されます。
初年度年会費無料
TカードPrimeは初年度年会費無料です。次年度からは1回でも利用すれば年会費を請求されないため、実質年会費無料のようなものです。
もし1年間で1度も利用がなければ年会費1,375円請求されるので、最低でも1回は使っておきましょう。
提携先ではポイントの二重取りが可能
Tポイント提携先では、TカードPrimeの提示とカード利用でWにポイントが貯まります。
クレジットカードの利用ポイント1%(日曜日は1.5%)とTカード提示分のポイント0.5%〜1%の二重取りが可能です。
旅行保険が充実
TカードPrimeは実質年会費無料のクレジットカードですが、旅行保険が充実しています。国内旅行は利用付帯なので、旅行の費用をTカードPrimeで支払えば旅行傷害保険がつきます。一方、海外旅行保険は自動付帯ですが、2023年10月1日出発から利用付帯に変更されますので注意しておきましょう。
旅行傷害保険の補償内容は以下の通りです。
【国内旅行傷害保険】
項目 | 補償金額 |
傷害死亡 | 1,000万円 |
後遺障害 | 30万円〜1,000万円 |
入院 | 1日につき5,000円 |
手術 | 5万円/10万円/20万円 |
通院 | 1日につき3,000円 |
【海外旅行傷害保険】
傷害死亡 | 2,000万円 |
後遺障害 | 80〜2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 5万円/10万円/20万円 |
救援者費用 | 最高200万円 |
全国で優待サービスを利用できる
TカードPrimeは、WEB明細に登録することでジャックスが提供する優待サービス「J’sコンシェル」を利用できます。サービスの内容は旅行、レジャー・エンタメ、美容など多岐にわたります。
たとえば映画チケットが安く購入できたり、カラオケの室料が割引されたりなど、日常的に利用しやすいサービスが多数あってお得です。プライベートを充実させられるさまざまなサービスを利用できることもメリットの一つです。
公式サイトによるとJ’sコンシェルは2023年7月にリニューアルを予定しているので、2023年3月31日からはいったん新規会員登録が停止されています。リニューアル開始や詳細については7月頃にホームページなどで案内されます。
TSUTAYAの更新料が無料
TカードPrimeはTSUTAYAのレンタルカードとしても利用できます。通常は更新料がかかりますが、TカードPrimeはレンタル入会金や更新料が無料です。
お得な新規入会キャンペーンが多い
TカードPrimeは新規入会キャンペーンを実施していることがあるため、タイミングが合えば大量ポイントを獲得できる可能性があります。
2023年4月現在は期間限定でTポイント最大6,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンを実施中です。
TカードPrimeの注意点
Tカードのおすすめポイントをご紹介しておきましたが、申し込む前に知っておきたい注意点があるので確認しておきましょう。
国際ブランドはMastercardのみ
TカードPrimeの国際ブランドはMastarcardのみで他に選択肢はありません。Mastercardの加盟店は世界中に多いので不便に感じることはないでしょうが、別のブランドを選びたい人は注意しておきましょう。
家族カードは作れない
TカードPrimeは家族カードが作れないので、家族でポイントを貯めたい人には向いていません。家族カードは必要ない人、家族それぞれ申し込みたい人であれば問題ありません。
TカードPrimeの評判
TカードPrimeの評判は良いのでしょうか。実際に使っている人の口コミを見てみましょう。
TカードPrimeは1.5%還元される日曜日に利用している人が多いようです。とくに高額商品は日曜日に購入するとお得ですね。
貯まったポイントをウエル活に使えば、Tポイントの価値が1.5倍にふくらみます。効率よく貯めて賢く使うのがTカードPrimeを最大限活用するポイントといえるでしょう。
新規入会キャンペーンで5,000ポイントが付与されたという声も多数投稿されています。付与されるポイントは利用金額によって異なるのですが、10万円以上のショッピング利用に対し5,000円のポイントがつくのでとてもお得です。
Tポイントの活用方法
TカードPrimeで貯まるTポイントの活用方法をご紹介します。
加盟店で貯める・使う
Tポイントは全国の提携店で貯まる共通ポイントです。もともとはTSUTAYAのサービスとして始まったものですが、今では多くの加盟店で貯めたり使ったりできます。
Tポイントの加盟店を一部ご紹介します。
コンビニ・スーパー | ファミリーマート マルエツ |
ドラッグストア | ウエルシア ウエルシア ダックス コクミンドラッグユタカ |
ファミレス | ガスト バーミヤン ジョナサンゆめ庵しゃぶ葉 |
メガネ・コンタクトレンズ | 眼鏡市場ALOOKコンタクトのアイシティLENS STYLE |
この他にもTポイントが貯まったり使えたりする加盟店はたくさんあるので、あらかじめ加盟店を把握しておきましょう。
ウェル活でTポイントをお得に活用する
ポイ活をしていなくても「ウエル活」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
ウエル活とは、ウエルシア薬局が毎月20日に実施している「お客様感謝デー」でTポイントを活用することを指す言葉です。ウエルシアのお客様感謝デーでTポイントを200ポイント以上利用すると、Tポイントの価値が1.5倍になります。つまり、通常であれば1ポイント=1円のTポイントが、1ポイント=1.5円相当になるのです。
たとえばTポイント1,000ポイントは1,500円分になります。お買い物を全額Tポイントで支払えば、実質33%割引になるのです。そのため普段からコツコツTポイントを貯めておき、毎月20日のウエルシアお客様感謝デーで使うのが賢いTポイント活用術といえます。
お客様感謝デーの対象店舗はウエルシア、ハックドラッグ、ダックス、ハッピー・ドラッグ、マルエドラッグ、金光薬品、よどやドラッグ、B.B.ONです。毎月20日のお客様感謝デーは、お近くの対象店舗でTポイントを上手に使ってはいかがでしょうか。
ポイント投資もできる
Tポイントを使って投資を始めることも可能です。利用できるサービスは、SBI証券の投資信託と、bitFlyerの暗号資産です。
投資は必ず利益が出るわけではないため、興味があってもなかなか手を出せない人は多いのではないでしょうか。しかし、ポイントを使った投資はハードルが低いため、初めての投資におすすめです。
SBI証券の投資信託は100円から可能なので、資金が少なくても始められることがメリットです。Tポイントで金融商品を購入するので、利益が出たら現金で受け取れます。
また、新規口座開設や、預け入れしている資産額に応じてTポイントが貯まります。投資しながらポイントが貯まることもTポイントで投資を始めるメリットです。ただし、SBI証券限定Tポイントなので、投資サービスにのみ利用可能です。
投資信託はプロに運用を任せられるので、投資初心者の人も挑戦しやすいでしょう。しかもTポイントを使った投資であれば、現金よりも心理的な負担が少ないと思われます。
暗号資産は価格変動が大きいため初心者は手を出しづらいですが、ビットコインも100ポイントから交換できるので、気軽に始められます。500円以上のビットコイン決済でTポイントが貯まります。
bitFlyerは各種手数料が無料で、最短即日で取引開始できるため、簡単に始められることがメリットです。
ANAマイルへ交換できる
TポイントはANAマイルへ交換できます。また、ANAマイルをTポイントへ交換することも可能です。TポイントからANAマイル、ANAマイルからTポイントは交換レートや交換先が異なります。
TポイントをANAマイルへ交換するときは、Tサイトで手続きします。Tポイント500ポイントはANA250マイルになり、500ポイント以上から500ポイント単位で交換可能です。
一方、ANAマイルをTポイントに交換したいときは、ANA10,000マイルをTポイント10,000ポイントに交換できます。年間交換累計は20,000マイルまでです。年間30,000マイル以上になった場合、5,000円分のTポイントと交換になります。交換を希望する場合はANAのホームページから申請しましょう。
TカードPrimeとTカードプラスPREMIUMは何が違う?
「TカードPrime」と似たカードに「TカードプラスPREMIUM」があります。どちらに申し込むか悩む人もいるでしょうが、両者にはさまざまな違いがあるので比較してみましょう。
TカードPrime | Tカードプラス PREMIUM | |
発行会社 | ジャックス | アプラス |
申込資格 | 18歳以上(高校生不可) | 18歳以上(高校生不可) |
年会費 | 初年度無料次年度からは年1回以上の利用で年会費無料利用がない場合は1,375円 | 初年度無料次年度からは年1回以上の利用で年会費無料利用がない場合は2,750円 |
国際ブランド | Mastercard | MastarcardJCB |
ポイント還元率 | 1% | 1% |
ボーナスポイント | 日曜日は1.5%還元 | ・TSUTAYA、蔦屋書店、洋服の青山など対象の加盟店では1.5%還元 ・誕生日月は1.5%還元(10,000円以上の利用が対象)・アプラスモール経由でのショッピングで200円につき2〜30ポイント獲得 |
サービス | ・TSUTAYA登録料・更新料が無料・J’sコンシェルが利用できる | ー |
旅行保険 | 海外旅行保険国内旅行保険 | ー |
どちらも貯まるポイントの種類はTポイントで、基本的な還元率は1%です。日曜日に1.5%還元されるのはTカードPrimeのみですが、Tカードプラス PREMIUMはTSUTAYAや蔦屋書店、洋服の青山など特定加盟店で利用するとポイントが0.5%上乗せされ、1.5%還元されます。
日曜日に買い物することが多い人、旅行に行くことが多い人は、TカードPrimeが向いています。一方、TSUTAYAなど1.5%還元される特定加盟店をよく利用する人、国際ブランドにJCBを選びたい人にはTカードプラスPREMIUMが向いているでしょう。
まとめ
本記事ではTカードPrimeのおすすめポイントや、Tポイントの活用法などをご紹介しました。
TカードPrimeのおすすめポイントは以下の7つです。
- ポイント還元率が高い
- 初年度年会費無料
- 提携先ではポイントの二重取りが可能
- 旅行保険が充実
- 全国で優待サービスを利用できる
- TSUTAYAの更新料が無料
- お得な新規入会キャンペーンが多い
TカードPrimeは初年度入会費無料で、2年目からも1年に1回以上利用すれば年会費が必要ありません。実質年会費無料ですが、ポイント還元率が高いことや、提携先でポイントの二重取りが可能なこと、旅行保険が充実していることなど、メリットが多いクレジットカードです。
できるだけ日曜日の買い物に利用して、貯まったポイントをウエル活に使えばさらにお得です。Tカードが貯まるクレジットカードを作りたい人は、TカードPrimeを選んでみてはいかがでしょうか。