転職エージェントは年収交渉してくれない?タイミング・言い方・オファー面談・内定後など

「転職エージェントって年収交渉してくれない?」

「転職エージェントの年収交渉のタイミングは?」

転職を考えている人に必須のサービスともいえる転職エージェントですが、上記のように年収交渉については疑問点も多いのではないでしょうか。

基本的に、どの転職エージェントでも年収交渉はしてくれます。

しかし年収交渉したからといって必ずしも年収が上がるわけではありません。

そこでこの記事では、転職エージェントが年収交渉してくれない理由やおすすめの年収交渉タイミング、オファー面談での年収交渉の言い方や注意点を解説します。

あわせて年収交渉しやすい転職エージェントサービスも紹介するので、ぜひ参考にして年収アップの転職を目指してください。

転職エージェントが年収交渉してくれない理由。内定後など

冒頭でもお伝えしたとおり、基本的に転職エージェントは年収交渉してくれます。

転職エージェントは事前に希望年収をヒアリングするため、応募企業が提示した年収が希望より低ければその旨を応募企業へ伝えてくれることがほとんどです。

とはいえあくまで「交渉」なので、年収アップは確約されません。

以下からは年収交渉してくれたとしても年収が上がらないケースを3つ解説します。

  • 未経験業界・職種に転職希望したから
  • 業界・職種の相場よりも高い年収を希望したから
  • 内定後に年収交渉をお願いしたから

未経験業界・職種に転職希望したから

転職を希望しているのが未経験業界・職種の場合、年収交渉しても年収を上げるのは難しいでしょう。

そもそも未経験業界・職種で現状よりも年収が上がるケースは多くありません。

今いる業界・職種の年収ベースが希望している業界・職種よりも低ければ別ですが、未経験業界・職種だと新卒と同程度や少し上程度の年収がベースです。

転職エージェントは希望年収を応募企業に伝えてくれるかもしれませんが、未経験の場合は年収相場以上の年収アップを希望しても通らないと思った方がいいでしょう。

業界・職種の相場よりも高い年収を希望したから

どの業界・職種にも年収の相場があり、それ以上の年収を希望しても年収アップは難しいといえます。

本人に能力があったとしても、相場よりも高い年収で採用してくれる企業は少ないでしょう。

たとえば社内に同じポジションの人がいるとすれば、その人と大きく年収の差は付けられません。

完全実力主義の企業なら能力次第ではあるかもしれませんが、1人だけを特別優遇するのは難しいといえるでしょう。

内定後に年収交渉をお願いしたから

最後は年収交渉しない可能性があるケースです。

それは事前にヒアリングしていた希望年収を、内定後にもっと上げてほしいとお願いした場合です。

転職エージェントは書類選考時などのタイミングで希望年収を企業に伝えてくれます。

企業もそれを聞いて年収を提示するわけですから、後から「もっと年収を上げてほしい」と言われたら印象が悪くなってしまう可能性があります。

このように企業に悪い印象を与える可能性がある場合だと、転職エージェントは年収交渉してくれないかもしれません。

転職エージェントに年収交渉をするタイミングはいつがおすすめ?

転職エージェントに年収交渉するタイミングとしては選考を進める前や最中など、内定が出る前がおすすめです。

なぜなら内定は希望年収を考慮して出してくれることがほとんどだからです。

しかし年収交渉といっても、転職エージェントで年収交渉したことがない人には疑問点が多いのではないでしょうか。

そこで以下からは年収交渉について多くの人が疑問に思うことを解説します。

  • 交渉したらどのくらい年収が上がる?
  • その業界未経験でも年収交渉はできる?
  • 内定後に交渉すると取り消しになることはある?

交渉したらどのくらい年収が上がる?

年収交渉して上がるのは現在の年収の105〜120%が相場といわれています。

もちろんそれ以上に上がる人もいますが、決して多くはないのであまり過度に期待しないようにしましょう。

また、年収が上がるのは同業界・職種からの転職であることが前提です。

その業界未経験でも年収交渉はできる?

業界・職種が未経験でも年収交渉自体は可能です。

しかし、その業界・職種が未経験の場合だと年収交渉しても上がる可能性は低いでしょう。

未経験の場合、新卒と同等か少し上程度の年収しか見込めません。

一般的に未経験からの転職では反対に年収が70〜80%まで下がる可能性があるといわれています。

内定後に交渉すると取り消しになることはある?

内定後に年収交渉しただけで内定取り消しになることはほどんどありません。

なぜなら基本的には企業が内定を出した時点で、労働契約が成立したと考えられるからです。

内定取り消しには客観的で合理的な理由が必要であり、それが認められない場合は無効となります。※参照:労働契約法 第十六条

年収を交渉する理由が客観的で合理的なケースは、「病気やケガで就労不可能になった」、「経歴を詐称していた」、「経営が悪化してしまった」などです。

近年はSNSなどへの不適切投稿でも内定取り消しになる場合があるので、その点に注意していればよほどのことがない限り内定は取り消されません。

もし年収交渉のことで内定取り消しになるとすれば、企業と年収交渉しても希望年収まで上がらず、内定者側が納得しない場合になるでしょう。

企業側も提示できる年収は限られていますから、内定者とどうしても折り合いが付かない場合は内定を取り消すしかありません。

オファー面談で年収交渉してもいい?言い方や注意点

オファー面談で年収交渉はしても大丈夫ですが、注意点があります。

年収交渉は伝え方が難しく、言い方に気を付けなければ「年収ばかり考えている」といった悪いイメージを抱かれかねません。

ここではオファー面談で年収交渉する際の言い方や注意点を3つ解説します。

  • 年収アップを粘りすぎない
  • 企業の年収相場を確認しておく
  • 転職エージェントに任せるのが無難

オファー面談での年収交渉は非常に難しいので、特に初めての場合は転職エージェントに任せた方がいいでしょう。

年収アップを粘りすぎない

希望年収が譲れない気持ちは誰にでもあるとは思いますが、年収アップをしつこく粘るのはやめましょう。

そもそも企業側には年収の相場や上限があるため、どれだけ粘っても年収アップできないこともあります。

あまりに粘りすぎると「お金にがめつい人」「お金のことしか考えていない人」といった悪い印象を抱かれかねないので注意が必要です。

入社した場合は今後も付き合いは続くわけですから、年収交渉が難しいと感じたらしつこく粘らずに諦めましょう。

企業の年収相場を確認しておく

オファー面談前に企業の年収相場を確認しておけば、企業が提示できる年収と自分の希望年収のギャップをなくせます。

あまりに企業の年収相場からかけ離れた年収を希望してしまうと、失礼に当たりますし業界についてわかっていない人というマイナスの印象を与えかねません。

そういった失敗をしないためにも「Yahoo!ファイナンス」などの企業情報で平均年収を知っておくことが大事です。

その他にもネット上を探せば情報は出てくるので、事前に年収相場を確認してオファー面談に臨みましょう。

希望年収を聞かれた際の言い方

オファー面談で希望年収を聞かれた際の言い方は、以下のような例文を話の流れにあわせて工夫しながら伝えてみてください。

「可能であれば現在の年収から○○%アップを希望しています」

「御社の求人情報では○○~○○円となっていましたが、○○円の年収を希望しております。どのような活躍をすれば可能でしょうか?」

また、企業によっては賃金テーブルが決まっている場合もあるので、事前に聞いてみてもいいかもしれません。

転職エージェントに任せるのが無難

初めての場合や年収交渉にあまり自信がない場合は、転職エージェントに任せるのが無難です。

転職エージェントは何度も年収交渉しているので、いわば年収交渉のプロです。

自分で年収交渉すると失敗してしまう可能性も大いにありますが、転職エージェントなら上手に交渉してくれるでしょう。

年収交渉しやすい転職エージェントはこちら

ここからは、年収交渉しやすい転職エージェントを3つ紹介します。

転職エージェントと相談しながら、年収アップを目指してください。

  • アクシスコンサルティング:大手ファームの4人に1人が登録
  • type転職エージェント:IT・営業・ハイクラスの転職なら
  • LHH転職エージェント:3人に2人が年収アップしているサービス

アクシスコンサルティング:大手ファームの4人に1人が登録

画像引用:アクシスコンサルティング

現在コンサルタントで転職を希望している人におすすめなのが「アクシスコンサルティング」。

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画像引用:type転職エージェント

「type転職エージェント」はIT・営業・ハイクラスの転職に強みがある転職エージェントサービスです。

サービス開始から25年、豊富な転職ノウハウで34万人以上の転職支援実績を誇ります。

求人数は25,000件以上もあり、転職エージェントからは求人票には記載していない情報がもらえることも。

経験職種別に組織されたアドバイザーが徹底サポートしてくれるため、非常に心強いでしょう。

年収交渉についてもエージェントに任せたら希望年収以上を提示してもらえたという利用者もいるので、年収交渉はお任せするといいかもしれません。

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LHH転職エージェント:3人に2人が年収アップしているサービス

画像引用:LHH転職エージェント

年収アップを目指したいなら登録しておきたいのが「LHH転職エージェント」。

LHH転職エージェントで転職した3人に2人が年収アップしており、その平均額は101万円。さらに10人に1人は年収1,000万円以上での転職に成功しています。※2023年4月LHH転職エージェント調べ

厳選された求人は年収800万円以上のものが豊富に揃っていて、NTTデータや博報堂などの大手・優良企業への紹介実績も多数あります。

紹介している業界・職種の幅も広いので、自分に合った企業を紹介してくれるでしょう。

また、海外での就職も取り扱っているため、外国で働きたい人もまずは登録してほしい転職支援サービスです。

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まとめ

転職エージェントは基本的に登録時、希望年収のヒアリングをしてくれます。

業界や職種によって年収相場は異なりますが、企業から提示された年収が希望より低ければ年収交渉してくれるでしょう。

転職活動を進める中で年収希望を上げたい場合でも、その都度相談してみるのがおすすめです。

この記事で紹介した転職エージェントサービスは年収交渉もしやすいので活用しながら、年収アップの転職を成功させてください。

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この記事を書いた人

ミヅキ

生活に役立つ情報をまとめています。 特にふるさと納税の比較が大好きで、各地の名産品を試してはどれがお得かと徹底検証しています。また趣味である旅行についても情報を公開中! これまでの情報と経験を活かし暮らしに役立つ情報をご紹介します。

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