ゆうちょ銀行には、不足額を自動的に融資する「口座貸越サービス」があります。

生活費を使いすぎて引き落としが心配な時はもちろん、公共料金やクレジットカード等の自動払い込みの時にも不足分を自動で融資してくれます。

非常に便利なサービスではあるものの、中には「審査に落ちたと聞くけど厳しいの？」「ブラックだと利用できないの？」と心配している方もいるでしょう。

そこで本記事では、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの審査に落ちた理由について解説します。

実際に審査に落ちたと語る人の口コミがないか知恵袋でも調査してみたので、リアルな意見を知りたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービス｜審査落ちたのはブラックリスト入りが原因？

まずは、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの審査に落ちた理由について解説します。

• 年齢が利用対象外だった
• 安定した収入がなかった
• ブラックリスト入りしていた

年齢が利用対象外だった

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの利用条件は、「契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の方（※）」です。

そのため、19歳の方や71歳の方は利用できません。

もし、あなたが年齢を条件に審査落ちしたのであれば、自分の年齢でも利用できるカードローン等を探すようにしてください。

19歳の方であれば、あと1年経過すれば口座貸越サービスを利用できるので、時間に余裕があるなら待ってみるのも良いでしょう。

※参考：ゆうちょ銀行「口座貸越サービス」

安定した収入がなかった

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの、収入に関する利用条件を見てみましょう。

安定した収入があり、継続してお取引が見込まれる方

引用：ゆうちょ銀行「口座貸越サービス」

このように、安定した収入がなければNGとしています。

注目すべきは「安定した」という部分で、例えば昨年の年収が1,000万円と多くても、今年の年収が200万円と少なければ安定しているとは見なされません。

反対に、年収が250万円と少なくても、それが長期間継続していれば、「安定している」と見なされ、口座貸越サービスの審査に通る確率が上がります。

また雇用形態も重要で、リストラがない公務員や会社との繋がりが強い正社員は好評です。

一方アルバイトや個人事業主といった非正規労働者は、仕事がなくなるリスクが高いため、評価としては低くなってしまいます。

このように、年収や雇用形態等を総合的にチェックして可否を決めているので、ゆうちょ銀行が「安定していない」と判断すれば審査落ちとなります。

ブラックリスト入りしていた

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの審査では、信用情報が使われます。

信用情報とは、クレジットカードや各種ローン等の契約内容・支払い状況等の客観的な取引事実を登録した記録です。

全国に3ヶ所ある信用情報機関と呼ばれる場所で一括管理されており、申し込みを受けたゆうちょ銀行が情報照会に使います。

また、過去に滞納や債務整理といった金融事故を起こしていると、その人の情報はブラックリスト入りしてしまいます。

当然、ブラックリスト入りしていると知ったゆうちょ銀行は、貸し倒れのリスクを懸念して融資を見送る判断を下すでしょう。

ちなみに、起こした事故によってブラックリスト入りする年数が異なります。

もし、ブラック入りしている場合は、上記の年数が経過するまでゆうちょ銀行の口座貸越サービスは利用できません。

登録期間が経過するまで待ってから申し込むようにしてください。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスは審査厳しい？知恵袋などの口コミ

続いては、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスは審査が厳しいのか、知恵袋等の口コミを参考に見ていきましょう。

• 5年間使っていなかったからか審査に落ちた
• 専業主婦でも利用できた
• 年金のみの収入でも借りられた

5年間使っていなかったからか審査に落ちた

まずは、「5年間ゆうちょ銀行を使っていなかったからか、口座貸越サービスの審査に落ちた」と語る知恵袋の投稿をご紹介します。

※至急!口座貸越しサービスをゆうちょ銀行から断られました。ui銀行、みずほ銀行はOKでした。なぜゆうちょだけ？

5年くらいずっと使っていなかったからですか?

引用：Yahoo知恵袋

投稿者の方は、ui銀行やみずほ銀行の貸越サービスは審査に通ったようです。

そのため、個人属性や信用情報に問題があったとは考えづらく、審査に落ちた理由は明確にはわかりません。

ただし、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスについて調べると、次のような記述があります。

通常貯金の取引時確認がお済みでない場合、口座貸越サービスはお申し込みいただけません。

引用：ゆうちょ銀行「口座貸越サービス｜インターネットでのお申し込みの流れ」

このように、通常貯金の取引確認が取れていない場合は、口座貸越サービスが利用できないとされています。

投稿者の方は5年間使っていなかったようなので、もしかすると取引の確認が取れずに審査落ちしたのかもしれません。

専業主婦でも利用できた

知恵袋等の口コミを調べてみると、「専業主婦でも利用できた」といった投稿が見つかりました。

確かに、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスの利用条件をみると、次のような文言が記載されています。

年金収入も可、また無職の既婚者の方で配偶者がこの条件に該当する方

引用：ゆうちょ銀行「口座貸越サービス」

このように、配偶者に安定した収入があれば、自身に収入がない無職の方でも利用可能となっています。

つまり、専業主婦の方でも配偶者の収入を証明すれば、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスを使えるというわけです。

ちなみに、消費者金融は自身に安定した収入がないと利用できません。

専業主婦の方にとってゆうちょ銀行の口座貸越サービスは、数少ない受け口になっているというわけですね。

年金のみの収入でも借りられた

ネット上でゆうちょ銀行の口座貸越サービスについて調べてみると、「年金だけの収入でも借りられた」という声が聞かれました。

前述の通り、確かに申し込み条件には「年金収入も可」と記載されています。

このように、年金収入のみの人をOKとしている融資サービスは珍しいので、年金受給者の方にとってもゆうちょ銀行の口座貸越サービスは大きな助けとなってくれるでしょう。

ただし、年齢が70歳を超えると融資を受けられないので、その場合は年齢制限が広い融資を探すようにしてください。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービス審査落ちならセブン銀行カードローン。審査時間短い

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスで審査落ちとなったのなら、比較的受け口が広いとされる「セブン銀行カードローン」を利用してみてください。

セブン銀行カードローンは、社会的信用度が低く銀行融資を受けるのが難しいとされる次の属性の方でも申し込みが可能です。

• アルバイトやパート等の非正規雇用
• 自営業や個人事業主、フリーランス
• 自身に収入がない専業主婦（配偶者の収入の証明が必須）

このように受け口が広いため、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスで審査落ちした方でも利用できる見込みがあります。

また、銀行カードローンとしては珍しく、電話による在籍確認が原則ありません。

審査において、原則としてご登録の電話番号および勤務先へご連絡することはありません。当社が必要と判断した場合は、勤務先に在籍されていること、ご本人さまのお申込みであることを確認するため、お客さまの勤務先、携帯電話等にお電話いたします。

なお、審査結果につきましてはメールでお知らせいたします。

引用：セブン銀行「よくあるご質問」

もし、あなたが「職場に電話をかけてきてほしくない」「周囲に内緒でお金を借りたい」と考えているなら、セブン銀行カードローンを利用してみてください。

ちなみに、ゆうちょ銀行の口座貸越サービスは年利14.0％なのに対して、セブン銀行カードローンは最大15.0％と大きな差はありません。

利息の負担もゆうちょ銀行と大差はないので、金利を気にする方にもおすすめです。

※申込の曜日、時間帯次第では翌日以降の対応の場合があります。

【セブン銀行カードローンの詳細はこちらから】

即日融資ならゆうちょ銀行の口座貸越サービスより消費者金融カードローン

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスは、申し込みから審査結果の通知まで10日程度かかります。

インターネットでのお申し込みの審査結果は、お申し込みから10日程度でメールでお知らせします。

引用：ゆうちょ銀行「口座貸越サービス」

そのため、急ぎの方にとっては利用しにくいでしょう。

しかし、世の中には申込当日に融資してくれるサービスがあります。

そこで最後は、最短即日で融資してくれる消費者金融のカードローンを3つご紹介します。

• プロミス
• SMBCモビット
• セントラル

プロミス

「プロミス」は、最短3分（※）という業界最速の審査スピードを誇る大手消費者金融です。

朝一に申し込めば、同日の午後を待たずして現金を手にできるでしょう。

また、審査は平日・土日祝日を問わず9時〜21時の間で審査を実施しているので、仕事が休みの日に申し込んでも即日融資を受けられる可能性があります。

ちなみに、カードレスにも対応しているので自宅への郵送物がなく、家族に内緒でお金を借りたい方にもピッタリです。

過去にプロミスと契約した経験がない方は、30日間の無利息サービスを受けられるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

※1:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

【プロミスの貸付条件の詳細はこちらから】

SMBCモビット

「SMBCモビット」は、WEB完結申込なら原則として電話なしで契約できる大手消費者金融のカードローンです。

電話によるやり取りを省略できる分、他社よりもスピーディーな借り入れができます。

また、家族や同僚・上司にバレずにお金を借りられるので、周囲に内緒で金銭問題を解決したい方にはおすすめです。

そんなSMBCモビットには、他社にはないポイントプログラムがあります。

利息の返済200円ごとに1Vポイントが貯まり、1ポイント1円として返済に充てられるというサービスです。

普段の買い物で貯めたVポイントも使用可能なので、日頃から愛用している方ならお得にお金を借りられるでしょう。

※申込の曜日、時間帯次第では翌日以降の対応の場合があります。

【SMBCモビットの詳細はこちらから】

セントラル

「セントラル」は、創業50年の歴史を誇る老舗の中小消費者金融です。

中小消費者金融は、最初に一括で融資するフリーローンが多い中、セントラルは限度額の範囲内で何度も借りられるカードローンを提供しています。

そのため、細かい借り入れを繰り返したい方にはピッタリのサービスです。

また独自審査を導入しており、大手や銀行が融資を見送るような属性の方に対しても、親身になって相談に乗ってくれます。

そして、最適な借入プランがないか検討・提案してくれます。

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスで審査落ちした方でも、セントラルなら融資してくれる可能性があるので、ぜひ相談してみてください。

ちなみに、セントラルにも初回利用者を対象とした30日間の無利息サービスがあります。

「給料日までの繋ぎ」「ボーナスが入る予定」といった方なら、利息の負担を抑えた借入ができるので、上手に活用してみてください。

※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

【セントラルの詳細はこちらから】

まとめ

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスは、無担保の融資サービスなので厳しい審査があります。

そのため、条件に該当していない方は審査落ちとなる恐れがあります。

特に、以下に該当している方は否決される可能性が高いので、申し込む際は注意が必要です。

• 年齢が利用対象外だった
• 安定した収入がなかった
• ブラックリスト入りしていた

もし、どうしてもゆうちょ銀行の口座貸越サービスの審査に通らない場合は、他の金融機関のサービスを検討してみてください。

今回ご紹介した3つのカードローンなら、ゆうちょ銀行が融資を見送るような人に対しても貸付してくれる見込みがあります。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。